日本の官僚はシンクタンクだ!
5/28(水) 先日、日曜のテレビ番組を見ていたら、中曽根元首相が、ええことを言っていた。役人の天下りとか無駄遣いとかで、国民からいろいろな批判が出ているけど、これは、政治家が、官僚たちを使いこなせてない証拠や・・・という趣旨やった。
中曽根氏に言わすと、日本の高級官僚・・・っていうシステムは、実は、官僚自身がシンクタンク的な意義があり、優秀な人材を集めて、国家の行く末を考える・・・そんな崇高な理想がある・・・というのである。確かにそうやね。。。高級官僚たちは、日本一の大学から厳しい国家試験を経て選りすぐられた人材である。そんな人たちが、国家の行く末を真剣になって考える。。。そう言われりゃそうや。。。
ところが、このシステムは、高度成長期の日本、特に戦後40年間ほどは、とても有効に作用したのやね。。。ところが、役人達が国家行く末のことより、自分たちの行く末を最優先に考えるようになった。。。つまり、政治家が役人になめられるようになってしもたんやね。。。有る意味、力関係が逆転してしもた・・・というところやろう。。。
そら、官僚達は、行政に関しては、プロ中のプロ。政治家は、選挙で勝って来てはいるものの、行政では、素人な部分が多い。選挙で続けて勝っているうちはええが、国民の支持が無くなればその地位をあっさり失ってしまう。。。つまり、役人側からしたら、いつも、ド素人にものを教え込んで、何とか大臣さんの体裁を繕っているのは、我々や・・・という感覚になりよるのやね。。。これも無理は無い。。。
そんななかで、やっぱり問題は、国会議員や大臣さんたちに威厳が無くなってきた。。。これやと思うんやね。。昔の役人達は、大物政治家たちにピリピリしていた。。。役人達も政治家を尊敬し、立てるところは立てる・・・ということをした。。。これが薄れてしまってきているのやね。。。これは、国民にとって不幸なことや。。。杉村タイゾウ先生のようなお若い代議士さんが50過ぎの次官級の人たちをあごで使うなんていのは無理なことやけど、でも、我々は国民の意見を代弁している・・・という意識だけは忘れないで欲しいね。。。そうしたら、自然と威厳は出てくるのやないのかね。。。
かつての政治家っていうのは、偉そばっている・・・というイメージが強かった。でも、これって、有る意味、必要悪なんやね。。。政治家が偉くそばってないと、役人達に力関係を知らしめる・・・っていう意味があるのやね。。。ところが、今は腰の低い「良い人」役人にもやさしい人・・・が代議士になっとる・・・。ここらが致命傷なのかね。。。
役人達をしっかり働かせるためには、政治家の先生方がもっと、重厚感が無いとあかんし、若いマスコミ記者がタメ口で記者会見に臨んでいる態度に、もっと威圧するような、人間的な厚みがないとあかんと思うんや。。。そのためには、もっともっと代議士は勉強をせんとあかん・・・。政治家が目先の票欲しさのために、ヘコヘコしてばっかりいて、政策の勉強を怠っている人が多いから、薄っぺらな発言しか出てこないし、そんな人を尊敬せえと、言う方に無理がある。
何事にも前向きに進んでいる人は強いし、勢いがある。そんな努力を怠っているような人は、停滞するし、人心も離れていく。議員の先生方は、いつも、多くの人の心を惹き付けるものがなければだめだし、魅力的な人でなければならない。それが我々国民の代表である・・・という意識につながっていくのやからね。。。