狂乱物価再来!日本は生き残れるのか?
6/4(水) 6月になって、何が変わった・・・と言ったら、やっぱり物価やろう。。。特に、ガソリンが1リットルあたり元売りレベルで10円もの値上げは、狂乱物価と言われた1960年代でも無かった事なのやないかね。。。株式市場に有った資金が、株価下落を受けて、石油先物市場やら、穀物市場なんかに流入して、実需とは関係ないところで、ありとあらゆるモノの値段が高騰している。。。
よく、今のアメリカの株式市場の体たらくは、サブプライムローンという貧乏な人向けの無理な貸し付けの破綻が原因とされている。。。でも本当は、そんなんやなくて、中国、インドなどの人口の多い国の経済が、爆発的に拡大していて、食料でも石油などの資源などでも、急激な需要拡大が起こっているのが原因なのでないか・・・と、捉えた方が正しいのやないか・・・という意見に、私も賛成である。
ちょっと前まで、一人当たりの年収が、平均で、わずか3万円余りだった中国が30倍以上の年収90万ぐらいになったら、その×(かける)15億もの人たちの生活が改善され、いろいろな分野で、爆発的な需要増が起こる。。。このことが何を意味するか。。。もう、ぼちぼち、そんな資源危機やら食糧危機の予兆めいたものまで出てきているのやね。。。
石油が高値になると、トウモロコシなどの穀物から取れるバイオエタノール燃料の需要が急増する。。。今まで人間や牛、豚などの口に入っていたトウモロコシが、アルコールにされて、車の燃料向けに使われてしまう。。。その結果、どういう事が起こってくるか・・・。経済力が弱く、穀物の輸入やらが出来ない最貧国では、世界食料機構などの援助物資に回される穀物が無くなり、飢餓の危険性が高まっているのである。。。つまり、力のない国から、どんどん食糧危機が拡がっていっているのである。。
先週、福田総理が、マラソン会見したアフリカ各国の首脳たち。。。みんな、何で、日本に来てまでアフリカ各国の会議をするのか。。。これは、資源が欲しい日本と、援助が欲しいアフリカ・・・っていう構図が、もたらした・・という意味があるのやね。。。サミットでアフリカの意見も聞いた・・・という既成事実づくり・・・。国連の常任理事国入りを目指したい日本の票集め・・・という意味合いももちろんあるけどね。。。
昔の世界の先進国と後進国の役割分担では、ECがアフリカを援助し、日本がアジアを援助し、アメリカが南米を援助する・・・っていう構図やった。ところが、アメリカは、中南米の共産国化と反米感情で失敗し、ヨーロッパは、いつまでも植民地的な感覚でアフリカを捉えているから、アラブ系を中心に反発を食らい、うまく行っているのは、日本が東南アジアへの援助をして、この地域の各国が随分、良くなった・・・というところだけなんやね。。。
これは、まだまだ、白人が他の有色人種たちに、施しをする・・・という感覚。。。資源だけを提供させられて、おいしいところは、全部持っていく・・・という白人が他の国の人たちを経済的に搾取する・・という感覚から抜け出せないで居る・・・という点が、失敗の大きな原因になっているのやね。。。実際問題として、石油のメジャーは資源国に進出し、暴利を上げているし、金属、製鐵、流通、などの多くの分野で、世界各地で、白人たちの会社は、ええとこどりをして、現地経済の発展なんていう視点は、全く無いからね。。。
日本式は、日本企業が現地に行って、多くの雇用を創出し、実際にその国の経済の底上げによって、その国を豊かにする・・・というやり方をとっている。日本人にとって安い賃金でも、その国の人からしたら、驚くほど高給・・・っていう待遇で多くの還元を日本方式は、地元にしていることになるからね。。。
つまり、第二次世界大戦後、元日本の植民地やった地域は、どこも、結果として、大きな繁栄を手に入れているし、他の国の植民地やったところは、多くは貧しいまま・・・なんやね。。。何でか・・・それは、教育や。。。日本の植民地やったところは、どこも、日本式の教育制度を持ち込んだ。国民のほとんどが読み書きも出来なかったのに、今では8割以上の人たちが、文字を読めるし書ける。。。
つまり、日本は、人を資源として、ちゃんと扱っていただけ・・・そうとも言えるのや。。。それが人だけが資源やった国・・・日本が取れる最大の武器やったからなんやね。。。この、人を教育して、生産性の高い、仕事をする・・・ということは、長い目で見て、とても大切なことで、実は、その国が豊かになるための、一番の近道やった・・・ということが、証明されたことにもなったのやね。。。
これからの世界は、資源を奪い合うようなカタチになる。ただ、モノだけやなくて、優秀な人という資源をどれだけ生み出せるか、どれだけ集められるかが、その国の価値を決めることになる。。。日本が、22世紀も23世紀も輝き続けられる国であるためには、やっぱり、その国に住む人が、どれだけ頑張れるか・・・にかかっているのやね。。。人という資源を、大事にし、どれだけ磨きをかけられるか。。。これが、その国の存在意義になる。。。そんな気がする。。。