京都発、言いたい放題!~毎日更新~
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政治とカネは4番目

 自民党を批判して、連立を解消した公明党や、自民批判を続ける立憲民主党などが、しきりに批判するのが政治とカネ問題。

 

 確かに、政治献金の多い業界やら、企業だけが、法人税の優遇を受けられたり、輸出企業が、莫大な輸出戻し税の恩恵を受けられているのは、大問題ではあるね。

 

 でもね。国民が、自民党に投票しなかった理由、また、新しい政権に期待することを聞けば、そんな問題の関心ポイントは、第四位なんやね。

 

 なのに、自民党の敗因を、政治とカネにしておきたい人たちは、しきりと、こればっかり、批判する。

 

 そんなことより、国民皆んなの関心は、所得税の控除が大幅に減らされたことや、異常なほど天引きされている社会保険料の増大の問題が、一番の心配点なんやね。

 

 ある調査によると、税金や社会保険税などを合計した租税負担率が、ついに、5割を超えたのやという。

 

 せっかく少しぐらいお給料が上がっても、それに応じて、払わないといけない所得税、年金掛け金、社会保険料、介護保険利用などが、爆上がりしているのやね。

 

 それに加えて、物価がどんどん上がる。それに、少子化問題につながる人手不足問題。

 

 国民は、身近な生活に不安を感じている。

 

 政治家の人たちの財布の中身なんて、本音では、あまり関心も無いのやね。

 

 自分たちの収入に全く関係が無いから。

 

 つまり、手取りを増やすこと。

 

 物価高を上回る収入増が国民の一番の関心事。

 

 ガソリン・軽油は、早く安くなって欲しいし、景気が上がって、収入が増えて経済が大きくなることを望んでいるのやね。

 

 食料品の消費税非課税も、生活に困っている人には、大助かりやて。

 

 そして、政治献金を、収入として、税務申告制にして、多く集めた人は、政党助成金を減らすとかしたらあかんのかな。

 

 政党がお金を配るからややこしい。

 

 政府が直接、政治のために必要な金を管理するようになったら、裏金なんて無くなるのにね。

タマキンが逃した好機

 それにしても、国民民主党の玉木さんって人は、いざって言う時の決断力の無い人やね。

 

 自ら、総理大臣になる覚悟があると言ってみたり、いろいろなところと協議ばかりして煮え切らない態度。

 

 自民党との連立とまでは行かないまでも、自らの公約である手取りを増やす。

 

 ガソリンの暫定税率の廃止。これだけ約束してくれたら、高市早苗って決選投票で書くと、言えばよかったのに。

 

 もともと、維新は自民と親和性が高いのだから、立憲や国民の誘いに乗ることは無いのは分かっていたはず。

 

 なのに、スケベ心を出して、総理になれるかもという、誘惑に固執し過ぎた。

 

 挙句の果てに、維新に後れを取って、自らの政策を実現することが、遠のくことになっちゃった。

 

 そして、何をとち狂ったのか、自民党と連立を解消した公明党と仲良くすると言っちゃった。あーあ。

 

 せっかく、吹きかけていた風を、台無しにしてしもたのやないかな。

 

 そもそも、連合に応援して貰っている段階で、自民党への支持なんか、許してもらえない。

 

 結局、万年野党の道しか残ってなくて、今度の選挙で票が減るのが、確定してしまったのやないのかな。

 

 健全な中道保守路線が目指していた路線やったのに、また、財務省やら、官僚たちに迎合するポジションになっちゃった。

 

 自分たちが、なぜ、議席数を増やせていたのか、全然、分かってなかったのかな。

 

 民主党を分けた意味がなくなって、万年批判だけする野党の末席を選んでしまう。

 

 この方、所詮、総理の器では無かったとも言えるかもね。

 

 香川の女性問題で、また、叩かれるのやろうね。

 

 榛葉さんに代表代わった方が良いのかもね。

 

 

小党乱立時代

 それにしても、日本もヨーロッパみたいに、小さな政党が多くできて、乱立する時代になってのやね。

 

 もともと、岸田・石破で、自民党の支持率は下がり続けて、一強だったはずの自民党が、池田大作が亡くなって、急激に力が衰えて来た創価学会を背景にした公明党が、連立を離脱した。

 

 どの組み合わせにしても、中々、過半数という、安定多数にならない組み合わせになってしもたのやね。

 

 どの政党にも、目指したい方向性があり、これでは同じ意見だけど、別の暗線では対立することばかり。

 

 大きな連立を組みにくい状況になっているのやね。

 

 そんななか、自民党は久々に保守の本命、高市氏が総裁になったことで、自民党の凋落に歯止めがかかるのではないかと、言われている。

 

 ひょっとしたら、首相が取れたら、早期に衆議院を解散して、落ちた仲間を復活させる手に出るかもね。

 

 公明に振られた自民党は、比較的政策の方向性が似通っている維新と組むのやろうね。

 

 ただ、そうなると、減税やら、積極財政の方向性が近い国民民主とか参政党や、日本保守党などとの親和性が落ちる。

 

 是々非々とは言っても、連立の際の人事に加われないのと、加わるのでは雲泥の差がある。

 

 難しいジグソーパズルに挑戦するような事を、予算審議のたびに強いられることになるから、なかなか大変やね。

敵は誰や?

  石破総理の次の内閣総理大臣は誰だ。

 

 いくらあり得ない連立をしても、自民・公明の連立は崩せないはずやったから、初の女性総理誕生かと思ったのにね。

 

 これを危うくしたのが、急に政治とカネのことを言い出した公明党。

 

 党内部で、不満がたまっていたなんて、言い訳をするけど、本当のところは、自公の交渉直前に会っていた呉中国大使に何か言われたのやないかって、疑いが出ている。

 

 中国に強硬な意見を言う高市さんを、何としてもすんなり総理大臣にさせたくない。

 

 だから、親交の深い公明党を脅して、連立解消をさせたのではないかと、言われている。

 

 それと、高市総理に抵抗しているのが、財務省を中心とする官僚組織や、オールドメディアなんかやね。

 

 高市さんや、国民民主や参政党などが勢いずくと、プライマリーバランスゼロ路線が崩れて、減税させられてしまう。

 

 緊縮財政を守って、増税路線を維持したいがために、何としても、高市総理を邪魔したい。

 

 なんか、ここまでくると、涙ぐましくなってくるわ。

 

 減税の財源が無いから出来ないっていうのは、全く、財務官僚の脳内回路の産物。

 

 苦しい苦しいと、言ってないと死んでしまうのが、彼らの生き方しかできない人達なんやね。

 

 日本の税収は年間約110兆円だけど、本当は400兆円を超える特別会計がある。

 

 ほとんどが国債の借り換えやらやけど、これが国会審議無しに官僚たちが自由に出来るお金が約200兆もあるというのやね。

 

 この特別会計が完全に天下り先の莫大な無駄遣いに消えている。

 

 なんで、この利権を手放させないのやって。

 

 政治とカネの問題も、元をたどれば、政治家だけ、非課税であったりするのやね。

 

 他にも、新聞社だけが消費税安かったり、宗教だけ非課税であったり、特別扱いされている人たちが多い事の方が、大問題やて。

 

 法の下の平等に、政治家、宗教者、一部の既得権益を持つ組織だけ、特別扱いをしてもらっとる。

 

 ここにメスを入れてくれる人に総理になってほしいわ。

 

 それに立ちふさがるのは、中国と官僚組織と、古びた政治システム。

 

 ごたごたしてないで、素早く、次の政権立ち上げて欲しい。

 

 時間がたつほど、得をする人たちを許すべきやないのやね。

引っ込みがつかない

 自民党と公明党の連立離脱が決まった。

 

 もともと斎藤さんは、自民党の代表選挙に首を突っ込んで、高市さんだったら、組まない。

 

 これを言ったら、自民党の総裁には、小泉進次郎さんになるだろうと、思っていたのやろうね。

 

 これ、明らかに、財務省の影が後ろに見えるね。ここまでするかって話や。

 

 自公政権は20年以上も続いていて、まさかこれを割れば、自民党の議員はボロボロ落選するだろうと、タカをくくっているのやね。

 

 まぁ、創価学会の力も衰退気味だし、影響力やら、集票力も落ちてきているし、これ以上落ちれば、影響力を行使できないという打算もあったのやろう。

 

 それにしても、自公連立解消の理由を政治とカネに求めるのって、少し、おかしいわな。

 

 それやったら、岸田さん、石破さんの時に袂を分かたないと、筋が通らない。

 

 今の理由が無いやんか。

 

 政治とカネに国民が嫌気がさしたと言っているのは、オールドメディアと野党さんたちだけやて。

 

 国民と立憲などが、参院選で、爆増した理由が、全然、分析できてないやん。

 

 国民は、増税路線、社会保険料の爆増に嫌気がさして、減税と手取りを増やすと言ってくれている党に、乗り換えただけ。

 

 どこかの企業が、たくさんパーティ券買って、その売り上げを公表してなかったことなんて、そんなに関心ないって。

 

 人の政党の代表選に口を突っ込んで、自分の思う通りの結果にならなかった。

 

 つまり、脅しが利かなかって、引っ込みがつかなくなって、連立解消やて。

 

 何か、恥ずかしい話やで。

 

 そんな、取って付けたような理由で、連立から離れて、公明党は、生きていけるのか。

 

 ええかげんなポリシーしかない党。

 

 宗教色を払拭できない政党は、私は、廃れて行くしかないと思うけどな。

当たり年

 先週から始まった、ノーベルウィーク。

 

 生理学・医学賞の坂口志文氏に続き、化学賞でも、北川進氏が受賞。

 

 坂口さんは阪大所属にはなっているものの、もともと京都大学。

 

 北川さんも、またまた京都大学と、やっぱり、ノーベル賞は京都が強いね。嬉しいわ。

 

 この北川さんの経歴を見ていたら、何と、私の卒業した京都市立塔南高校のご卒業。

 

 私の5年上の先輩に、ノーベル賞受賞者が出るなんて、びっくりしたわ。

 

 ご出身の学校の報道を見ると、京都市立開智小学校~京都市立成徳中学校~京都市立塔南高等学校~京都大学。

 

 普通の公立から京大に入る人は、昔から、ごく少数は居たからね。

 

 成徳中学ではバレーボール部だったそうやから、私はすごく親近感を持ったわ。私も男子バレーやってたし。

 

 この北川さんという方、旭化成のフェローにもなってられて、パラジウムなどの特殊な金属を使って、たくさん穴の開いた金属を使って、そのジャングルジムのような空隙に、物質を吸着させることによって、水を浄化する研究をされていたようやね。

 

 福島原発事故で、問題になっていた、汚染水などから、トリチウムなどを除去する装置などにも使える技術というから、大した技術やね。

 

 人を幸せにするための研究が、やっと世界に認められたということ。ご受賞、誠におめでとうございます。

なぜ禁止しない?

   先日のANA機の中での事故といい、京都のホテルでの小火騒ぎといい、ええかげん、中国産の危険なモバイルバッテリーをなぜ、禁止しないのかと思うね。

 

 日本って、こういう、国民が普段使いする製品に関して、厳しい製品検査をする国やったのにね。

 

 消費者庁って、消費者を守るための省庁なのやろ。

 

 問題の有るモバイルバッテリーが、何のお咎めもなく、日本に輸入されて、それが出回ってしまっていること、これ、大問題やで。

 

 日本の電気製品には、JIS規格というものがある。

 

 中国にも似たような企画があって、GB規格というのがあるはず。

 

 ただ、この規格が、本当に中国国家標準規格という名の通り、国の威信をかけたものかと言えば、とても、ええかげんと言わざるを得ないのやね。

 

 鉄道事故が起きたら、事故原因を調べる前に、列車を地中に埋めてしまうお国やからね。

 

 国家の恥だけは、敏感で、人がいくら死のうがお構いなし。

 

 国のメンツの方が、人の命より大事なお国柄やからね。

 

 こんな国からの危険の高い製品を輸入するには、厳しい検査を是非して欲しいのやね。

 

 発火したり、爆発したりするモバイルバッテリーは、確実に人に危害を与えてしまう可能性の高い電気製品になる。

 

 そんな危ない製品は、日本に持ち込み禁止にしたり、検査にパスしないと、輸入できないようにしてもらわんと、枕元で、おちおち、寝ながら充電なんて、してられへんのやないのかな。

何様やねん

 連合の芳野会長が、国民民主党が、自民党の高市氏に首班指名するのは、受け入れられないなんて言い出している。

 

 そんなことをすると、連合系の議員を離党させるぞという脅し付きや。

 

 もともと、労働組合の連合体である連合。

 

 支持母体ではあるけど、立憲と国民に党が分かれた時点で、支持関係を整理しておくべきやったのに、それを怠ったツケやね。

 

 日本もフランスみたいに、小党が林立して、何もできない政府の状態になってしまうのかもね。

 

 維新も国民も参政も皆が自らの党首に投票したら、比較第一党である自民が総理大臣を出すことにはなるけどね。

 

 ただ、何か法律を通そうとなると、法案が何も通せなくなる可能性がある。

 

 そうなれば、自民は、衆議院を解散して、総選挙に打って出る必要に迫られる。

 

 石破総理でぼろ負けになった参院選だけど、高市氏が総理になると、国民や参政に流れていた岩盤支持層が、少なからず自民に戻る可能性が高くなる。

 

 でも、今の自民に、公明党との連立も解消して、単独過半数なんて取れるはずもなく、状況は、混とんを増すだけになるのかもね。

 

 それにしても、連合に昔のような集票力は無いのに、大きい顔をされることは、国民民主党にとって、少し面白くないはず。

 

 ガラガラボンをして、政界の再編成になる。そんな時代になって来たのかも知れないね。

 

 

ラブホを使った理由

 連日のように、話題になっている前橋市の市長さん。

 

 でも、週刊誌の後追い取材が出てきて、少し様子が違って来たのやね。

 

 単純な色恋の痴話話なのかと思っていたら、どうも、小川晶市長は、はめられたのかも知れないって内容になっている。

 

 ラブホテルに一緒に行った部下の男性の奥さんがストーリーに登場したり、実は小川市長は、ストーカーに追いかけられていて、ラブホテルしか、安全な場所が無かった説まで出てきている。

 

 それが本当なら、この方が、なかなか市長を退任しない理由も、分からんでもないからね。

 

 ゲームチェンジャーになったのは、小川市長の盟友である女性市議が、裏が有るという発言をしたから。

 

 まぁ、週刊誌の記事なんて、話半分、嘘かホントかも分からん事を面白おかしく書いて、本を売るのが目的やしね。

 

 女性市長ということで、少し目立ったから、いろいろなメディアも、乗っかってくる。

 

 まぁ、我々外野が、どうこういう事もなく、前橋市なんて、遠い町のスキャンダルが、我々にはナンの関係もない。

 

 ただ、マスコミに乗せられて、こっちふらふらが、一般人の感覚。

 

 興味本位だけで、見ていてすみませんと、言うしかないのかもね。

キリンの仕業

 先週から、アサヒグループHDが、身代金要求型のランサムウェアによる攻撃で、全社的に機能マヒに陥っていた件。

 

 やっと、10月9日ぐらいから、工場が稼働しだしたみたいやね。

 

 この攻撃をかけたのが、「Qillin(キリン)」という、ロシア系の組織やったらしいから、何やら、キリンVSアサヒみたいになっていて、少しおかしかったわ。

 

 ただ、ビール業界、特に流通関係の方たちの大混乱は、続いていて、迷惑な話やつたんやね。

 

 例えば、アサヒのスーパードライの居酒屋さんなんかで使っている業務用のビールの樽は、実は、キリンの樽には付かない。口が違うのやね。

 

 アサヒが無くなりそうと言っても、すぐにキリンに替えるなんて出来ないのやね。

 

 まして、10月は、まだまだ暑いとはいえ、夏に比べたら、ビールの需要は落ちる時期。

 

 当然、生産量も減らしている時期になる。

 

 ビールの生産は、急に増やすことなんて難しくて、アサヒの穴なんて、サッポロ、サントリーが頑張ったって、そんなに埋められないのやそうな。

 

 だから、他のビールメーカーも、天手古舞。

 

 酒の問屋の在庫は、ひっ迫していたそうな。

 

 サイバーテロを仕掛ける奴らは、企業から顧客情報を盗んで、それを悪用して架空発注をしたり、その情報を公開するぞと脅して、金を要求する。

 

 それにしても、アサヒビールのような大企業が、そんな脆弱な体質やったのが、今回分かってしまったのは、問題やね。

 

 いつでも、同じような攻撃を受ける可能性があるから、他山の石でいられない。

 

 企業にとって、サイバーセキュリティは、コストではなく、投資なんやそうな。

 

 しっかり投資をしてきたところが、守られる。

 

 えらい時代になったものやね。

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