インドのダラムサラの主席大臣(首相)官邸に、ペンパ・ツェリン主席大臣を訪ねてきました。
官邸にはロブサン・センゲ前主席大臣時代に何度か来たことがありますが、ペンパ・ツェリン政権になってからは初めてです。ペンパ・ツェリン氏の主席大臣就任がコロナ禍中だったので、なかなか来れませんでした。
部屋のレイアウトが結構変わっていた気がします。
基本的には、
「日本からの支援に感謝する」
「日本人にもっとチベットの現実を知ってほしい。特に、チベットのことにまったく触れたことのない人に、チベット内の深刻な状況に気付いてほしい。」
「チベット亡命政権の人間がチベット内に行って何かをすることはできない。海外の協力が必要だ。」
ということをおっしゃっていました。
それから、石破総理について細かいことを色々聞かれました。結構細かいことを聞かれたので、質問の事前通告がほしかったです(汗)。
また、日本の政界での女性の活躍度についても興味があるようでした。「チベット亡命政権の大臣の4人中3人が女性なので、チベットの方が政治面での女性進出が進んでいる」と答えておきました。
ペンパ・ツェリン主席大臣が日本の人達に知ってもらいたい内容をふんだんに盛り込んだセミナーを開催します。