舞台裏 -130ページ目

仕込みの様子②

みなさま、こんにちはふらわっち


曇り空が広がり、いくらか過ごしやすいですね。


しばらくは、くもり雨マークが続き、

最高気温が30℃まで上がらないようです。


宮城はまだ梅雨が明けていないんでしたね。




* * * * * * *




さてさて、「仕込みの様子②」をお伝えしますね。


6月21日(木)仕込み2日目の様子です。




  
「病院の通路」部分にパンチカーペットが貼られ、

「病院の壁」が設置されていきます。




  
ここで登場「レーザーロボ21」くん。

(Sさんの秘密兵器!)



  
レーザーを照射して、垂直を見ることができる優れものです レーザービームレーザービームレーザービームロボ





赤いレーザーの線が見えるでしょうか?




レーザーロボのおかげでバランスよく設置されていきます。




ここで休憩。

K子さん差し入れのあたたかいルイボスティーが人気でしたお茶


アンチエイジング・美肌・むくみ・冷え・ダイエットなど

女性にとってうれしい効能がたくさんですキラキラ




 
K子さん、今回は稽古期間中から

花柄(マーガレット柄?)の服が多かったような気がしますまーがれっと




H恵さんの軍手はお馴染みのフルーツ柄。

これでもかとバナナが主張していますバナナキラキラ


今回のお芝居にも「バナナ」の話題が出ていましたね。




  

  
少し早目のお昼ご飯を食べに、「大番」さんへ。

毎公演、仕込み中の楽しみなのです。




  

  
とあるお方のご厚意で、ステキな植木をお借りすることができました木


水を張ったバケツにザブンと漬けて水分補給雨




作業再開です。




  

補強を兼ねた「手すり」も設置して行きます。



上が「大人用」、下が「子ども用」。

それぞれの垂木の向きを変えてあるのは、N也さんのこだわりです。




Sさん&Yさん、「階段」を設置中。



「スロープ」を設置する、Nさん。





H恵さん&M貴ちゃん、

ペンキ&綿棒で何やら作業中。




  
黒いネジの頭が目立つので、グレーのペンキを塗っていたのでした。

こんな小さい部分でも、客席から見るとけっこう目立つのです。





  
男性陣や「植物娘」達の手により、

本物の植物達が舞台上へ。



  

みんなでバランスを見ます。



パネルの補強をするSさん。




Yさん、照明操作金具棒を使って、灯体の角度などを調整します。

かっこいい…。




  

スライドの調整も行われました。




私のお気に入りのショット。




「扉」の取り付けも完了。




  

 「マーガレット砲」を取り付け、

客席から見えないよう黒い布で隠します。


 


Y子さん&M貴ちゃん、

仕掛けで使う黒いヒモをきれいに巻き直しています。

(お縄ではありません)




音響のマイクを設置するM子ちゃん。

(ここでも舞台技術講座が活きています!)


  

こちらは本物の「苔」。


花壇のすき間や周りに「苔」をアレンジすると、

より「中庭」らしさがアップ!




夜はあかり合わせが行われました。

一緒に仕掛けも試してみました。




  
「マーガレットが咲いたみたいだね」と言いつつ、回収。






きれい…。

K子さん、「目をつむっているので見られない」と残念そうでした。


2種類の「花びら」を落とし、落ち方を見ました。




シーンごとに、あかり合わせが進みます。




  
N也さんに灯りが残り、そして暗転するシーン。




手がゲッツになっていましたゲッツ

(M香ちゃん激写)




あかり合わせの後は、音合わせも行われました。




指示を出す演出のK則さん、

演技を頭に浮かべながら見守る役者達、

「花びら」を作るY子さんとK子さん。




  
Yさんは今回、役者を兼ねつつ

照明のプラン作りや仕込みに臨みました。


そしてAくんは「お芝居をこれまで観たことがない」という中、

初音響に臨みました。


プレッシャーがある中、それぞれの意気込みは

現場の士気を上げてくれていたと思います。


そして登米祝祭劇場の職員の方々が

仕込みの段階から支えて下さり心強かったです。



仕込みの様子③へ続きます。




(くまはち)

仕込みの様子①

みなさま、こんにちはこざるっち


今朝は寝不足の方も多いのではないでしょうか?


サッカーワールドカップ、結果は残念でしたが

監督や選手のみなさん、本当にお疲れ様でしたサッカー


ベルギーのことも応援したいなと思います!




* * * * * * *




さてさて、時はさかのぼり、

仕込みの様子をお伝えしますね。

6月21日 のブログと並行する内容となります。




   

6月20日、登米祝祭劇場小ホールにて、

昼過ぎから照明の仕込みから始まりました。

(今年1月に受講した舞台技術講座が活きています!)




その後、某所にて積み込みが行われました。




  

山台・舞台装置・木材・パンチカーペット・

衣装ケース・制作ケースなどなど、

トラックに乗せて会場を目指します。




夕飯タイム。




沢山の人が駆けつけてくれたおかげで、

あっという間にせり舞台が組まれました。




  

パンチカーペットを貼って行きます。




そして休憩。

「ベンチ」が活用されていますね。


大きな舞台装置が見えます。




  
「病院の壁」がどーん。




手前には「花壇」がどーん。





今回はH恵さんの「ウォンバッド」は登場せず。

(注:ぬいぐるみです)




  

「病院の通路」部分が設置されていきます。




パンチカーペットが貼られ…




「スロープ」を仮置き。



H夢くんが「インパクトデビュー」したのでしたキラキラ




  
N元さん考案の『マーガレット砲』どーん。




いよいよデビューです。




お芝居のラストを彩る大事な役割があります。




ストローを使って一工夫するN元さん。




「マーガレット」を仕込みます。





バトンがアップして行きます。

がんばれー。




マーガレットの花がヒラヒラと舞い落ちてきます。





試験は大成功!

ここからさらに改良されて行くのでした。



仕込みの様子②へ続きます。




(くまはち)

公演アンケートのご紹介

みなさま、こんにちはいちごっち


7月になりました。

「え、8月じゃないの?!」と思うくらいの暑さですね。


水分&塩分をこまめに摂って、体調管理にご留意ください水




* * * * * * *






今回は「公演アンケート」について、ご紹介したいと思います。



公演後、お客様に書いていただいたA4アンケートの方で


「あなたの好きな花は何ですか?」


…というご質問をさせていただいたところ、

多くの方からご回答をいただきました。

こちらでご紹介させていただきますねえんぴつ

(順不同)



・山ゆり

 

・日々草

 

・ひまわり

 

・コスモス

 

・モクレン

 

・チューリップ

 

・アマドコロ

 

・藤

 

・ボタン

 

・ラベンダー

 

・アジサイ

 

・バラ(赤・白・ピンク)

 

・ブルガリアンローズ

 

・どんな花も好き

 

・桜

 

・ガーベラ

 

・梅

 

・カシワバ

 

・フリージア

 

・白いお花

 

・ボタン

 

・ナデシコ

 

・マーガレット

 

・すみれ

 

・芍薬

 

・きょうちくとう

 

・サルビア

 

・蓮の花

 

・金木犀

 

・カラー

 

・スノードロップ

 

・福寿草

 

・カサブランカ

 

・野に咲く小さな花

 

・名も知らない花

 

・菊(野菊)

 

・ベコニア

 

・ドクダミ

 

・クチナシ

 

・すずらん

 

・ピオニー

 

・シロツメクサ

 

・ダリア

 

・わすれな草

 

・かすみ草

 

・ゆり

 

・カワラナデシコ

 

・コピー

 

・花桃

 

・水仙

 

・レモン

 

・ヒヤシンス

 

・ヘビイチゴ

 

・ハナミズキ

 

・ヤマボウシ

 

・スイートピー

 

・やまぶき

 

・桔梗

 

・これから探します



人気は「桜」「ひまわり」「バラ」でした。

初めて聞く花の名前もあり、勉強になりますキラキラ


好きになった理由や、花にまつわるエピソードを

書いて下さった方もいらっしゃいました。


みなさまの好きな花を教えて下さり、ありがとうございましたビックリマーク


そして…


お芝居の感想やご意見の一部も

ご紹介させていただきますね。


・奥さんが一人でみかんを食べるシーンで泣いた


・進藤先生がサイレントで飯尾を追い詰めるところがツボだった


・もっとお芝居を観ていたかった


・祝☆ゴールデンコンビ復活


・生きること、命の重さ、命のもろさをテーマに、良くできた劇だった


・随所に沁みるセリフがあった


・マーガレットが落ちて来た時、何とも言えない余韻に浸った


・「生きるとはどういうことか」、お芝居を通して改めて考えさせられた


・日々の悩みが吹っ切れたような気がした


・確かに、生まれた時、そしてたぶん死の床についた時、

 愛する人たちに自分の顔を見てもらうのでしょうね。

 演劇を創るものとして、役者は顔を見てもらえる幸せな時間を

 過ごせるということですね。がんばります。


・私も自分が目を閉じる直前まで、希望を持って行きたいと思う


・笑える場面と感動する場面がバランス良くあって、観やすかった


・人生を楽しく生きようと思う


・それぞれの人間ドラマに引き込まれ、大切な人を思い浮かべることができた


・死があるから今をよく行きたいと思う


・舞台の木々がステキだった


・劇中劇が楽しかった


・こんな病院があったらいいな


・舞台美術、照明効果も良かった


・入院した時のことを思い出した


・明日からがんばろうと思えた


・私も看護師。久々に人の気持ちについて考えさせられた


・ラストが印象的で美しかった


・「己の人生は己だけが生きられる」と認識することが大事だと思えた


・「家族」「生きること」など大切なものがつまっていて、観れてよかった


・一緒に中庭にいた


・「死」をテーマにした内容だったが、必要以上に落ち込むことなく

 普通に受け入れながら楽しむことができた


・失敗ばかりでも明るく生き抜きたいと感じた


・人それぞれの生き方があり、それを乗り越えて行くことが大切。

 人の力をたくさん借りて、自分なりの生き方をと強く思った。


・まさに笑って泣けるハートフルコメディだった


・今小学生の子に、数年後観せたい


・ひげの感じがツボだった


・涙腺崩壊した


・人を笑わせながら生きたいと思った


・西岡夫妻、俺を泣かせるな


・観る側と演じる側の一体感を感じた


・進藤先生の台詞にジーンときた


・遠く離れた家族に会いたくなった


・また観に来ます



たくさんの「声」をお寄せいただき、本当にありがとうございました!


いただいたメッセージの1つ1つが

私たちの何よりのエネルギー源です金h肉

総括(公演の振り返り)や、今後のお芝居づくりに活かして行きます虹




(くまはち)

舞台写真その4

みなさま、こんばんはしんちゃん。


昨日に続き今日も、夕方の雷雨はこわかったですね。

一瞬電気が止まり焦りました。



そして、昨日29日放送の「クレヨンしんちゃん」で、

主人公の「しんちゃん」を26年も演じて来られた

矢島晶子さんが降板されましたね。


長年楽しませていただき、ありがとうございました!


さみしい気持ちがありますが、

新たな「しんちゃん」も楽しみにしたいと思います。




* * * * * * *



さてさて、舞台写真をご紹介しますねまーがれっと

いよいよ今回がラストです。


舞台写真その1はコチラ→ 

舞台写真その2はコチラ→ 

舞台写真その3はこちら→ 



 
劇団どんちょうの会 第61回公演

 
『見果てぬ夢』



【舞台写真その4】










  



  

  

   


  

  

 








  

  

   

  



  


  





  

  


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【振り返り】



・不思議なおばあさん「宗政」の影響で、奇跡を信じることにした妻「京子」。

 序盤でみかんを一人食べていた時とは表情が違います。


・Yさん&N氏コンビもいいなぁ♪


・M貴ちゃん演じる「看護師長」さんが、「京子」を労わるやり取りが好きです。

 優しい方なんだなと伝わります。


・セクハラ大魔王こと「郷田」のお尻トーク、「看護師長」さんの「じゃあどうぞ」のくだりは

 お客様に毎回ウケていました♪

 普段のK田さんとかけ離れたキャラで驚かれた方も多そう。


・M子ちゃん演じるホワイトエンジェル(=看護師さん)が

 杖をマイクに熱く語るところ、ここも大好きです。

 周囲の人たちの苦笑いの表情も見ていて楽しかったです。


・序盤であんなに伝えることが苦手だったN氏演じる「主治医」、

 「語らずにいられない想い」があふれ、自分の言葉で必死に伝えます。


・「問題は結果ではありません。どう闘ったかです。どう生きたかです。」

 「希望とは、よりよく生きようとする意志の事です。」

 「進藤先生」、すごい…。


・「西岡夫妻」のやり取り、言葉数は少ないものの

 一つ一つの「うん。」「うん。」に様々な想いが込められいます。


・演劇カップル「飯尾」「羽生田」と「進藤」がもめているところで、

 N氏が「飯尾君!」「飯尾君!」となぜか名前を連呼。密かに目が離せませんでした。


・絵描き「杉」がアーティスト生命をかけて描いた「子どもの絵」の、まさかの顛末。

 でも、「西岡夫妻」に作品を見てもらえて、僕はサティスファクションでした。


・「郷田」が再登場。やはり「セクハラ大魔王」は健在でした。そしてN氏…。

 これまでバトルを繰り広げてきた「親子」関係も、うまく行っていることが伝わります。


・声が出せなくなった「西岡」&周囲の人々とのやり取りも好きでした。

 声に出せない分、一言一言に想いが込められているのだろうなと思います。


・眠る「宗政」と舞い降りるマーガレットの花。

 ラストシーンはとても印象的でした。

 



* * * * * * *


【振り返り、の振り返り】



・相変わらず写真多すぎ&文章長すぎですみませんあせる

 お付き合いいただきありがとうございました。


・この舞台写真はゲネプロの写真をお届けしています。


 「ゲネプロ」というのは、本番同様に舞台上で行う最終リハーサルのことです。

 舞台に身体を馴染ませつつ、転換、着替え、出はけなどを行います。 

 照明が加わるのも大きな特徴です。

 2日間で3公演行いますが、ゲネプロを入れると実は4公演なのでした。

 いや、実は4.5公演だったかも…。


・舞台写真をご紹介するにあたって、写真数をかなりしぼりましたが

 アルバムに収めるにはまだまだ多いです。選ぶどー!

 



次回からは

公演アンケート、「公演総括」の様子や、

仕込み、公演中のアレコレ、打ち上げ、なども

ご紹介していきたいと思います。


もうしばらくお付き合いいただければうれしいです。

よろしくお願いします音譜




(くまはち)

舞台写真 その3

みなさま、こんにちはにょろっち


昨夜のポーランド戦、ご覧になられましたか?

寝不足気味の方も多いのではないでしょうか。


そしてサムライジャパン、決勝トーナメント進出おめでとうございますサッカー




* * * * * * *



さてさて、舞台写真をご紹介しますねまーがれっと


舞台写真その1はコチラ→ 

舞台写真その2はコチラ→ 



 
劇団どんちょうの会 第61回公演

 
『見果てぬ夢』



【舞台写真その3】




  

  

  

  





  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  


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【振り返り】




・再びN氏&M貴ちゃんコンビ登場。

 「告知のレッスン」第二弾です。

 N氏がM貴ちゃんに「一刀両断」されていく様はおもしろかった胸が痛みました。


・スマホを手に登場したH恵さんが、K田さん演じる「父」の容体を語ります。

 「郷田」は糖尿病でしかも症状が進んできている…、

 H恵さんの表情、声色で深刻さが伝わります。

 ところで、電話の相手の名前は「山崎」と言います。

 郷田親子から電話越しに怒鳴りつけられる「会社の部下」で、

 名前だけ度々登場します。


 

・「セクハラ大魔王」の話題が出た時、「西岡」達3人が微妙に笑い合うシーン。

 一瞬の間の後、視線を合わせ微妙に笑い合うのですが、

 演出のK則さんこだわりのシーンの一つです。


・若いカップルが何やらケンカをしながら登場。

 「飯尾」やその彼女「羽生田」の辛さが伝わるシーンです。

 思いがすれ違い、彼氏である「飯尾」は頭に血が上っています。

 

 「山崎」と同様、カップルが所属する「劇団」のみなさんも

 そのうち登場するのではないかと期待する私でした。


 たぶんこの人達が登場したら、今回の公演は1時間40分どころか

 3時間くらいになっていたと思います。


・「西岡」の、「人生に、代役はいないんだ。」というセリフがとても響きました。


・「西岡夫妻」の子どもを描くシーン。

 私はこのシーンがとても大切でした。

 ゲネプロ後、演出からもらった言葉で、脚本のとある数行の解釈が膨らみストンと落ちました。

 お芝居は会場入りした後も進化し続けるんだなと体感。

 

・3公演目、このシーンの後で涙が止まらないN也さんが袖にはけると

 近くにいたM貴ちゃんがティッシュをそっと差し出してくれたそうです。

 「看護師長」さん、グッジョブ!





舞台写真その4へ続きます。



(くまはち)