舞台裏

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公演総括【イーハトーボの劇列車】

みなさま、こんばんは。


昨日一昨日とこの記事を3分の2書き進めていたのですが、

保存していなかったことに気が付いたのが今日の昼過ぎ。

 

無気力無気力無気力無気力無気力オエー

 

同じような経験のある方、ファイト…。

 

 

 

* * * * * * *


 


さてさて、舞台写真のご紹介が終わったところで

7月15日(水)の公演総括の様子をご紹介しますねニコニコ

 

 

 

 

久々の稽古場。

まずは、それぞれがいただいた感想などを共有しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

・2時間があっという間だった

・この場所が広場なんだと思った

・観終わった後頭がいっぱいになった家族が知恵熱を出した

・家族が宮沢賢治の本を古本屋さんで買い漁っている

・もう一度宮沢賢治の作品を読みたいと思った

・賢治の世界を三次元で観られてよかった

・井上ひさし作品が好きで楽しめた

・みんなが同じ列車に乗ているように見えた

・どんちょうの会の熱さを感じた

・演劇のチカラを感じた

・公演後の夜、気持ちのこもった感想の電話を頂いた

・岩手に近い役者の発する言葉がリアルで説得力があった

・落語を見ているようだった

・それぞれのキャラクターに共感するところがあった

・転換がきれいだった

・ラストの照明がきれいだった

・思い残し切符が少し分かりにくかった

・宗教など少し難しかった

 

などなど。

 

 

 

続いて宮沢賢治役を務めたH夢くんの総括です。

 

 

・10年前はクオリティーの安定を目指し、方言や難しい言語など

 「観る人が理解できる間を取った話し方」を重視していた

  今回は

  ◎前回やったことと逆をやろう

  ◎難しいものは分からなくてもいい

  ◎難しいけれど音で伝わる

  ◎この作品の深さは観る人それぞれが感じるもの

  ◎演技も深くまで決めず生の感情で生きることを意識し、相手役の呼吸に合わせた

  ◎その時感じた生の感情をお客さんにも届けることができた

 

・10年間色々なところで経験して来たことは、ちゃんと生きた経験として

 今回の公演にもつなげることができたと思う

 

などなど。

 

 

 

 

 

 

 

 

・賢治役を徹底して演じ切り、私たちを引っ張ってくれた

・小道具や衣装の管理も自分なりに考え工夫していた

・ネイティブな方言で聞きやすく、言葉の意味が伝わった

・地元で浮いていたであろう部分も出せていた

・10年前は役の形を必死に追いかけるところからスタートしたが

 今回は、前回の役作りをベースにさらに年齢の厚みも加算され、

 自分なりの賢治像を考え乗せてくれた

・台詞量が誰よりも多いのに、誰よりも早くよどみなく台詞がスラスラと出てきた

・テーマに沿ったポイントとなる台詞についてはアドバイスしたが、

 今回ほかの誰よりも演出的に手をかけておらず、安心して観ていられた

・この芝居にとっての賢治像を外さずキッチリと演じてくれ素晴らしかった

・歳は離れているもののその時々の真剣勝負、演じあえる喜びを感じ、手加減せず演り合えた

・演じながら遊び心を感じた

・最後の「デクノボーでええ」はとても心に迫った

・稽古の時から安定していた

 

などなど。

 

 

 

伊藤儀一郎役を務めたITOさんの総括です。

 

 

・10年前と同じ役だが、いろいろと環境も変わりより役に近い立場になった

・賢治を追い込むと同時に、説得するという役割も持っているので

 「賢治を理解しようとする気持ち」もあったと思う。

・「手を引きなさい」は前回とは言い方を少し変えたつもり

・考えすぎて感情が乗らなかったので、いったん置いて感情のままに演じてみた

・湧きあがった感情を声に乗せるのが難しかった

・昔の百姓はもっと切羽詰まっていて、理想を語る賢治との距離を今以上に感じていたと思う

 童話作家や聖人のような賢治だけでなく、井上ひさしが描きたかった生きた賢治像でもあると思う

・観客席の方まで思いが届き、こちらも観客の思いを感じられた気がする

・カーテンコールで「ここが広場」と言おうと思っていたが、胸がいっぱいになり言えなかった

・1公演目のN也さんの演技で火が付いた

 

などなど。

 

 

 

 

 

 

・伊藤儀一郎は、賢治のもう一面をきちんと表現するために

 井上ひさしが用意したキャラだったと思う

・今まさに背負っていることから発せられる言葉にリアリティーがあった

・「伊藤」としてきっちり存在し、井上ひさしが描きたかったテーマを演じ切ってくれた

・声がすごくよかった

・空気が違った

・「ごしっぱらのやける」が大好きだった

・「こまつ座」では政次郎と儀一郎を同じ俳優が演じている

・「つまらんものです」とするどい視線を向けられた時、空気が変わるのを感じた

・真剣勝負の中でも「ITOさんと遊ぼう」と思った

・思い残し切符のところも心から思いを伝えていたのが感じ取れた

 

などなど。

 

 

 

福地ケイ子と八幡館の女中ふさを演じたくまはちの総括です。

 

 

・ケイ子は「お嬢様」としてその場で感じたこと受け取ったことに対して

 素直に言葉や表情に出したと思う。集中を切らさないようにした

・声をかわいく出すよう意識して、お兄さんと息を合わせた演技を心掛けた

・今回はネグリジェ着用でお嬢様スイッチが入りやすかった

・ふさはM貴ちゃんとのWキャスト。短い登場時間ではあるものの

 3段階で変わる反応(お金への執着)の表現などM貴ちゃんと二人三脚で取り組んだ

・第一郎のカツラのインパクトがすごかった

・着物の着付けなどM貴ちゃんにたくさん助けてもらった

・手作りのナイトキャップや半襟を付けたりなど、Y子さんやK子さんにお世話になった

・両方の役とも主導する人ではなく「受け取る人」なので、「反応」を大事にした

・その場の空気や相手の感情を感じるものの理解しすぎないようにした

・プロローグとエピローグも好きだった。客席と想いを共有できた気がした

 

 

などなど。

 

 

 

 

・ステーキを食べさせるところ、もう一ひねりしたかった

・独特の雰囲気が好きだった

・どこから出はけして、どこで笑えばいいのかなど一緒に悩んだ

・ケイ子が「牛」に反応する顔が好きだった

・稽古中、顔で語っていた

・表情の変化が面白かった

・ケイ子の顔ばかり写真で撮った

・M貴ちゃんのふさの時いつも舞台の袖から見守っていた

・ナイトキャップが似合っていた

・M貴ちゃんとのWキャスト、演出からの要求に二人で答えてくれた

・ブログがんばれー!

 

などなど。

 

 

 

続いて、『おはなしでてこい』について

H恵さんからお話がありました。

 

 

 

 

この日祝祭劇場さんにて、他の参加団体さんと打ち合わせを行いました。

演出を務めるH恵さんからキャスト&スタッフ発表があり、

さっそく稽古が始まります。

 

「他の団体の皆様と一緒に楽しみましょうラブラブ」とH恵さん。

 

詳細は↓こちらをご覧ください。

 

 

 

* * * * * * *

 

 

登米祝祭劇場 水の里ホール・Abebisouさんの

イベントのお知らせですキラキラ

 

(画像お借りしています)

 

おはなしでてこい

 ~音と光で楽しむちょっとふしぎでこわい世界~

 

夏休みに親子で物語の世界に触れてみませんか?

絵本や紙芝居、パネルシアターに合わせて「音」や「光」で演出します音符

 

■開催日時■ 令和8年8月2日(日)13:00開演(12:30開場)

■  会 場  ■ 水の里ホール・Abebisou(登米祝祭劇場) 小ホール

■  入場料  ■ 全席自由 前売り500円(当日600円) 高校生以下無料(要整理券)

 

出演は、

図書館ボランティア「だっこ・ラッコ」さん、

読み聞かせサークル「おおきな木」さん、

そして「劇団どんちょうの会」です音符

 

チケットのお申し込みなど詳しくはこちら → 

お誘いあわせの上、ぜひご来場くださいニコニコ

 

H@!FMさん「ございん水の里」にて、

出演団体からのコメントを流してくださるそうです。

どんちょうの会は7月22日(水)10:30~です。

 

ぜひお聴きください!


 

 

それではみなさま、良い一日をお過ごしください。

 

 

(こまめに「保存」することを誓うくまはち)

舞台写真⑤【イーハトーボの劇列車】

みなさま、こんにちは。

 

学生さんたちは夏休みが始まりますね。

 

お出かけする方、お家で過ごす方、お仕事の方、

遊びや勉強など充実した時間が過ごせますように。

 

舞台写真は今回が最終回となります。

 

今後は『おはなしでてこい』の稽古の様子も併せて

公演総括やいただいたアンケート、

仕込みの様子などご紹介していきます!

 

しばらくはゆっくり更新になるかと思いますニコニコアセアセ

(9月までかかりそうな予感…)

 

 

 

* * * * * * *

 

 

 

 

劇団どんちょうの会 第73回演劇公演

劇団創立40周年記念公演~

『イーハトーボの劇列車』


作 /井上ひさし
演出/三浦勝則

 

 

【舞台写真⑤】

 

出演 宮沢賢治 

    赤い帽子の車掌

 

 

【エピローグ】

 

〈思い残し切符〉

 

出演 女車掌ネリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-----幕------

 

 

 

* * * * * * *

 

 

 

【振り返り】

 

・昭和八年(1933年)二十一日午後一時半、宮沢賢治永眠。三十七歳の若さでした。

 死去する間際、父 政次郎は「お前もなかなかえらい」と言ったそうです。

 それを聞いた賢治はその場にいた弟 清六に「俺もとうとうお父さんにほめられたもな」

 とうれしそうに微笑んだそうです。

 政次郎は戦後の1951年、かつての賢治の望みに応える形で

 宮沢家を浄土真宗から日蓮宗に改宗しました。

 

・旅立つ人たちが「最後の仕事として」始めた劇も終わり、

 演じ終えた農民たちが立って終詞を語ります。

 「たぶん、わたしたちがこれから行くところは、みなさんがいまいらっしゃるところのような

  明るい、たのしいところではないでしょう。じめじめして暗い、こわいところだろうと思います。

  そのこわいところへ、わたしたちを連れていってくれる長距離列車がもうやってきました。

  そこで、生の世界から死の世界へ住所を移すあいだの短い時間を利用して、

  みなさんにおみせした劇はこれでおしまいです。」

  女車掌ネリに、農民たちはそれぞれの思い残し切符を渡して、思い残す言葉を伝えます。

 

・農民達が終詞を語るところは

 「表情は柔らかく無機質にならないように」

 「いよいよその時が来た」

 「ある意味達観している」

 「次の誰かに思い残し切符を託して旅立つ」

 という思いで立ってほしい、とK則さんより話がありました。

 プロローグと同じく、やはりお客様を目の前にすると思いが強まった気がします。

 

・賢治に扮した農民は

  「ひろばがあればなあ。どこの村にもひろばがあればなあ。」

  「村の人びとが祭りをしたり、神楽や鹿踊りをたのしんだり、とにかく

   村の中心となるひろばがあればどんなにいいかしれやしない」

  と語ります。

  女車掌ネリは

  「ずっと先にも同じことを思い残して行った人がいたわ」

   あなたの思いをまたきっとだれかが引きつぐんじゃないかしら」

  と答えます。(「ネリ」は『グスコーブドリの伝記』に登場する「ブドリ」の妹です)

 

・「広場」は、第三場の冒頭の歌でも

 「ひかりやさしき あさのひろば」という歌詞で登場しています。

 その時は作詞した第一郎に向かって

 「日本の村さ『広場』なんて今まであったべが」

 「広場のある村などユートピアの中さしかねえべ」

 「ずいぶん能天気な文句だごた」と毒づいていました。

 第八場では「花巻にまずその『ひろば』をつくろうと努力しましたが、

 ぼくの力不足でだめでした」と語っています。

 

・いただいた感想に「この場所が広場なんだ」という素敵なメッセージがありました。

 ITOさんも2ステージ目の挨拶で「ここ登米祝祭劇場もまた『広場』なのです」

 と話そうとしていたようです。(泣けて言えませんでした)

 その土地に住む人々が中心となり、神楽や舞踊、合唱や演劇、絵画展などが開催される場所。

 思えば、今の日本にはあちこちにそんな場所があります。

 誰かが誰かの想いを引き継ぎ、今につながっているのですね。

 

・女車掌ネリは両手いっぱいの思い残し切符を、赤い帽子の車掌に渡します。

 列車が動き出し、赤い帽子の車掌は万感の思いを込めて、

 「思い残し切符」を客席めがけて、力一杯、撒きます。

 

・車掌が思い残し切符を撒くところ、乗客が客席の方へ視線へ向け

 列車の光がさっと交差するところ、星球が輝くところ、

 客席の皆さんと想いを共有し、舞台も客席も一体になっているのを感じました。

 

 

※ 参考文献:井上ひさし(1995年).宮澤賢治に聞く.ネスコ発行 文芸春秋発売

 

 

舞台写真、今回が最終回です。

たくさんの写真と長い文章にお付き合いいただきありがとうございますスター

 

イノマタさん、H夢くんのお友達、K則さん、

素晴らしい写真をたくさん撮ってくださり改めてありがとうございました!

 

次回は公演総括①の様子をご紹介したいと思います。

 

 

 

* * * * * * *

 

 

 

登米祝祭劇場 水の里ホール・Abebisouさんの

イベントのお知らせですキラキラ

 

 

(画像お借りしています)

 

おはなしでてこい

 ~音と光で楽しむちょっとふしぎでこわい世界

 

夏休みに親子で物語の世界に触れてみませんか?

絵本や紙芝居、パネルシアターに合わせて「音」や「光」で演出します音符

 

■開催日時■ 令和8年8月2日(日)13:00開演(12:30開場)

■  会 場  ■ 水の里ホール・Abebisou(登米祝祭劇場) 小ホール

■  入場料  ■ 全席自由 前売り500円(当日600円) 高校生以下無料(要整理券)

 

出演は、

図書館ボランティア「だっこ・ラッコ」さん、

読み聞かせサークル「おおきな木」さん、

そして「劇団どんちょうの会」です音符

 

チケットのお申し込みなど詳しくはこちら → 

お誘いあわせの上、ぜひご来場くださいニコニコ

 

H@!FMさん「ございん水の里」にて、出演団体からのコメントを流してくださるそうです。

どんちょうの会は7月22日(水)10:30~です。

 

ぜひお聴きください!


 

 

それではみなさま、良い一日をお過ごしください。

 

 

(くまはち)

舞台写真④【イーハトーボの劇列車】

みなさま、こんにちは。

 

数日前の明け方、寝ている時に足がつり「ぐおおおお」となりました驚き

水分補給と、試しにマグネシウム&カルシウムのサプリを飲んでみたところ

効果がありました。

 

マグネシウムを多く含む食品はアーモンドやホウレンソウ、ナッツ類、豆類。

カルシウムを多く含む食品は乳製品、小魚、ブロッコリーなどだそうです。

 

意識して食べて行きたいと思いますスプーンフォーク

 

 

 

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劇団どんちょうの会 第73回演劇公演

劇団創立40周年記念公演~

『イーハトーボの劇列車』


作 /井上ひさし
演出/三浦勝則

 

 

【舞台写真④】

 

出演 宮沢賢治 

    赤い帽子の車掌

 

 

【第七場】

 

〈下宿旅館「上州屋」〉

大正十五年十二月十五日

(賢治三十歳)

 

出演 伊藤儀一郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【第八場】

 

〈旅館「八幡館」〉

昭和六年九月二十五日

(賢治三十五歳)

 

出演 福地第一郎

    ふさ(Wキャスト)

    前田六介

 

 

 

 

 

 

 

〈ふさ 1公演目バージョン くまはち〉

 

 

 

 

 

 

〈ふさ 2・3公演目バージョン M貴ちゃん〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【振り返り】

 

・今回は七回目の上京です。花巻をユートピアにするためにはさまざまな知識がいる、

 そこで上京してエスペラントやセロを勉強する。これが中期の上京でした。

 下宿旅館「上州屋」の二階六畳にて、列車で一緒になった鳥打ち帽をかぶった男 伊藤儀一郎に

 エスペラント語を教えている賢治。「キウ・ヴィ・エスタス?(あなたは何者ですか?)」と問います。

 (伊藤はうまく発音できず色々な言い方をしますが、シリアスなシーンの最中、

  密かにH夢くんは「今日は何回言ってもらおう?」と楽しんでいたとかいないとか笑い泣き

 

・賢治は男が自分を尾行してきた花巻警察署の刑事であることを見抜きます。

 

・「どの村もみなそれぞれ『中心』であり、世界の農民とエスペラント語で語り合い、

  農民オペレッタを上演する」夢を語ります。このユートピアの核が芸術と法華経なのだと。

  刑事・伊藤儀一郎は農民と手を切れと迫りますが、

  賢治は「ぼく自身がすでにもうすでに農民なんです」と反論。

  伊藤は

  「あんたは百姓だと自分でおっしゃっとるが、百姓仕事でゴハンをたべてますか」

  「三十歳になってもまだ親がかりでしょうが。今年の春、農学校をやめてからはなおさらそうだ。

  なにからなにまで親がかり。そんな百姓がどこにいます。百姓をあまりばかにせんでもらいたい」

  「ばがの行き止り」「ごしっぱらのやける」「この舶来かぶれ」と訛り全開で爆発します。

  (伊藤は農家の出身のようです)

  対する賢治の言い訳がなんとも控えめでクスッと笑ってしまいました。

  「共通語」に戻った伊藤は

  「あんまりお父さんに心配かけるものじゃない」

  「あんたがただの水呑百姓の倅なら、労働農民党の事務所の保証人というだけでとうの昔に捕まっていた」

  「機会があればあんたを説得せよ、とも言いつかってきた」

  と言います。

 

・花巻市と同じくここ登米市も農村地帯ということもあり、お客様の中にも農業を営む方や

 畑で野菜を作られている方が大勢いらっしゃるかと思います(劇団員も!)。

 このシーンは思い入れを持ってご覧になられた方が多い印象でした。

 「花巻をユートピアにしろ」という父の言葉を胸に奔走してきましたが、またしても論破される賢治。

 途方に暮れる賢治の元に、赤い帽子の車掌がまたも現れ「思い残し切符」を手渡します。

 

・脚本では賢治を「ヒーロー」「聖人」としてではなく

 「ごく普通の人」としてわりと辛辣な描き方をしています。

 罵倒されながらも純粋に理想を追い求める賢治の姿や生き方を井上ひさしは肯定&評価しており、

 甘さも含めて人間味あふれる描き方をしています。

 

・そして昭和六年九月、九回目最後の上京のシーンです。

 東北は凶作続き。一番困っているのは農民なので自分のできる手助けをしようと

 東北砕石工場の石灰肥料の技師、セールスマン(!)になります。

 炭酸石灰販売のため、連日県内・県外を問わず精力的に歩き回りますが

 病魔は賢治を確実にむしばんでいました。

 

・賢治は学生の頃より大阪から北海道まで日本中を歩き回っていたようですが、

 昭和六年だけを見ても角館・大曲・横手・築館・小牛田・古川・水戸・神田・大島とあります。

 

・石灰を固めた化粧煉瓦をセールスするため、大きいトランクに入れて仙台に行き、

 それから東京へ出かけていって、着いたとたんに高熱を出しました。

 悪夢にうなされる賢治は「雨ニモマケズ」の詩をつぶやきます。

 

・旅館「八幡館」で寝込んでいる賢治の元へ現れたのは山男のように変装した福地第一郎です。

 (インパクトが大きすぎます)

 実に十二年ぶりの再会。第一郎は妹のケイ子を騙した小説家の前田六介を探しにやって来ました。

 ケイ子は前田に裏切られ通しで睡眠薬自殺を図り、永楽病院で眠り続けているそうです。

 

・ふと思った疑問。男性キャラクターの名前に「郎」が付く方が多いのは偶然でしょうか?

 (政次郎、第一郎、三十郎、儀一郎)

 

・八幡館の女中ふさは、M貴ちゃんと私のダブルキャストでした。

 お互いの演技を見て参考にしたり、出はけや転換の確認を一緒にでき心強かったです。

 着物の着付けでは毎回お世話になりましたニコニコ

 賢治の部屋まで案内する役ですが、お札を一枚、二枚と手渡されるうち

 第一郎に対する態度がだんだん丁寧になっていきます。

 ちなみにこのお札、H恵さんがネットで購入してくれた「日本政府紙幣 五拾銭札」!

 今の価値にざっくり計算すると7,500円くらいだそうです。ふさ、ホクホクですね。

 

・第一郎が前田六介を撃つつもりで手にしていた拳銃を目にして賢治は驚きます。

 獅子のような強い日蓮聖人を支持する第一郎に対し想いを語ります。

 「おれは日蓮大聖人を偉大なデクノボーだと思っています」

 「俺はこの歳になってもまだ親がかりです。デクノボーの中のデクノボーです」

 「ついに父ちゃをこえることができなかった」

 「だから日蓮のデクノボーたる部分に惹かれたのだと思います」

 「一人くらいデクノボーの日蓮を好きになってもいいのではないですか」

 賢治の日蓮聖人への想いは、そのまま井上ひさしが宮沢賢治に抱いた想いにも通じる気がしました。

 

・突然現れた赤い帽子の車掌が「思い残し切符」をまだ意識が回復していないケイ子の兄 第一郎に預けます。

 「思い残し切符」を受け取った人間は、すくなくとも三年か四年はけっして死ぬことはありません。

 これまで三枚受け取ってきた賢治に「あなたにはありません」、

 第一郎にも「こちらにもありません」と言って車掌が立ち去ってしまったこと、

 賢治がかすかに笑って「わがってる」と答えたことが悲しかったです。

 ケイ子はきっと目を覚ましますが、第一郎も賢治と同様長くは生きられないのかと驚きました。

 

・ケイ子が眠る永楽病院へ向かう第一郎がかつらを忘れたことに気が付き戻ってきました。

 差し入れのリンゴを手に、賢治の見舞いにきた前田六介は危うく回避。

 慌てて賢治はかつらをかぶりますが、まるでその姿は山男でした。

 「山男のような頑丈なからだがあれば百姓でもなんでもやって父ちゃから自立できたと思うども、

 そうなっと、強い日蓮ば信じたかも知らね。」

 「おれ、デクノボーでええ」

 死を前にして新たに目覚めたような賢治の表情が印象的でした。

 

 

※ 参考文献:井上ひさし(1995年).宮澤賢治に聞く.ネスコ発行 文芸春秋発売

 

 

花オマケ花

 

↑ 福地第一郎が再登場したふさを

・うまくかわせたとき(写真左)

・かわせなかったとき(写真右)

 

 

【舞台写真⑤】へ続きます。

 

 

 

* * * * * * *

 

 

 

登米祝祭劇場 水の里ホール・Abebisouさんの

イベントのお知らせですキラキラ

 

(画像お借りしています)

 

おはなしでてこい

 ~音と光で楽しむちょっとふしぎでこわい世界

 

夏休みに親子で物語の世界に触れてみませんか?

絵本や紙芝居、パネルシアターに合わせて「音」や「光」で演出します音符

 

■開催日時■ 令和8年8月2日(日)13:00開演(12:30開場)

■  会 場  ■ 水の里ホール・Abebisou(登米祝祭劇場) 小ホール

■  入場料  ■ 全席自由 前売り500円(当日600円) 高校生以下無料(要整理券)

 

出演は、

図書館ボランティア「だっこ・ラッコ」さん、

読み聞かせサークル「おおきな木」さん、

そして「劇団どんちょうの会」です音符

 

チケットのお申し込みなど詳しくはこちら → 

お誘いあわせの上、ぜひご来場くださいニコニコ

 

 

H@!FMさん「ございん水の里」にて、出演団体からのコメントを流してくださるそうです。

どんちょうの会は7月22日(水)10:30~です。

 

ぜひお聴きください!

 

 

それではみなさま、良い一日をお過ごしください。

 

 

(くまはち)

舞台写真③【イーハトーボの劇列車】

みなさま、おはようございます。

 

8月2日(日)に登米祝祭劇場さんにて開催される

「おはなしでてこい~音と光で楽しむちょっとふしぎで こわい世界~」に

どんちょうの会も参加させていただきますオーナメント

(詳細はブログの最後をご覧ください)

 

第73回公演の総括を行いつつ、「おはなしでてこい」の稽古が始まります。

ブログの時系列があっちこっちに飛びそうですが、

よろしければお付き合いくださいニコニコ

 

 

 

* * * * * * *

 

 

 

 

劇団どんちょうの会 第73回演劇公演

劇団創立40周年記念公演~

『イーハトーボの劇列車』


作 /井上ひさし
演出/三浦勝則

 

 

【舞台写真③】

 

出演 宮沢賢治 

    赤い帽子の車掌

 

 

【第五場】

 

〈東京での間借り先・稲垣方〉

大正十年四月二日

(賢治二十五歳)

 

出演 稲垣未亡人

    宮沢政次郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【第六場】

 

〈上野行き上り普通二〇八列車〉

大正十五年十二月二日

(賢治三十歳)

 

出演 神野仁吉 

    山男

    淵沢三十郎

    少年

    男

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* * * * * * *

 

 

 

【振り返り】

 

・節目と言われる第5回目の上京。賢治は父から自立すべく奔走します。

 午前中は東大赤門前の小さな印刷所でガリ版切をしつつ生活費を稼ぎ、

 午後は日蓮宗系の新興在家団体「国柱会」の信行員として布教に専念し、

 暇をみては上野図書館に通い、夜は童話を書いていました。

 

・父 政次郎が再び登場です。稲垣夫人への「冗談」が度を越していましたね。

 「待て!」に稲垣夫人が反応したり、審判としてお手玉を置いたり取り上げたり、

 K田さんとK子さんの掛け合いは漫才のようでアンケートでも人気のシーンです。

 稽古の序盤から完成度が高く、さらに加速していました。

 (「K田さんの動きが早くて追えない」と言っていたカメラマンの方もいました。)

 

・稲垣夫人は実在する人物でお手玉づくりの内職をされていたそうです。

 稲垣家も実在し戦火から逃れたようですが、老朽化が激しく取り壊されたそうです。

 

・賢治の信仰する日蓮宗は「生きている今を変えていく(現世)」、「他の仏教宗派を

 絶対に認めない」、宮沢家の信仰する浄土真宗は「死後幸せにする(あの世)」と

 いう宗教観。父と子の対立軸を明確にするため、この違いを特に意識しました。

 この宗教論争にハエが加わり、父は邪魔ものとしてハエを叩き潰そうとします。

 (賢治の宗教観を論破することに通じます)

 一方、賢治はいかにハエを逃がしてやるか様子を伺っています。

 (賢治の生き方の照射)

 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、

 おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことは

 あくまでゆかいに」という井上ひさしの言葉を実感するシーンでした。

 

・前期5回の上京は、東京こそが賢治の憧れの地でした。

 中期になると「ユートピアは花巻に」という意識の逆転があります。

 政次郎に「日蓮を信仰しているかぎり、他の場所にユートピアを求めてはならん」

 「岩手を、花巻を、川口町の宮沢家をユートピアにせねばならぬ」

 と、ぐうの音も出ないほど論破される賢治なのでした。

 

・東京で自分の生きる道を見つけようとした賢治でしたが、政次郎からの電報

 「トシビョウキスグカエレ」により花巻へ帰ります。

 こうして二百十二日間の逃走は、ある意味では負け試合になってしまったのです。

 

・大正十年  花巻に帰り、しばらくは職も持たず売れない詩や童話ばかり書く。

         花巻農学校の先生となる。(一緒に考え、一緒に働く先生だった)

 大正十一年 妹トシ、25歳で肺結核のため亡くなる。

 大正十五年 花巻農学校を退職。羅須地人協会を発足。

         本当の百姓になろうとして宮沢家の離れに住み、

         北上川の河岸あたりを開墾しながら自分で作物を作る。

         農業指導のためあちこち走り回ったり、肥料設計と土壌設計を行う。

 

・「花巻を浄土にしよう」「ここが世界で一番いい場所にしよう」

 「どこかだめなところがあれば、そこに声援を送り手助けしよう」

 賢治はそういうことを本当に願って頑張った人でした。

 

・上野行き列車に乗る賢治に家出志願の少年がついてきます。そして神野曲馬団も

 再々登場。すっかり標準語を話す山男と淵沢三十郎の姿がありました。

 山男と娘による「曲芸餅つき」がなんとも気になります。ちなみに三十郎は

 前回登場時、仙台の射撃大会に出場し結果はビリだったとのこと。帰りの汽車賃が

 なく途方に暮れていたところを団長に救ってもらった(?)そうです。

 「たまには白いご飯が食べたい」と二人でシュンと落ち込む様子が可愛らしかった

 です。

 

・少年に夢や理想を語り、家出をあきらめさせようとする賢治。

 これまでにない「自信」を感じられますが、少年の想いとは別のところで

 何やら空回りしてしている印象でした。

 そして少年は出発前に降りたのにもかかわらず、再び列車に乗り込んでいました。

 「疲れづまったのす」「もう百姓はやんだ」と必死に訴える少年をじっと見つめるのは神野仁吉。

 賢治が車掌に気を取られているうちに、少年は神野曲馬団に隠されてしまいます。

 風の又三郎らしき少年も山男と三十郎と同じ道をたどってしまうのでしょうか。

 

・この列車には鳥打ち帽をかぶった男も乗り込み、賢治の前の席に座ったのでした。

 なぜか賢治の名前や行先を知っていて、「イーハトーボ」や「エスペラント語」に

 強く反応します。少年が急にいなくなったことに驚ききょろきょろしている賢治を

 男は鳥打帽の下から鋭い目つきで見ています。

 

・娘と少年を演じたのは今回初めて参加してくれたSちゃんニコニコ

 独特の存在感で、賢治とのやり取りの中に切なさを感じました。

 

 

※ 参考文献:井上ひさし(1995年).宮澤賢治に聞く.ネスコ発行 文芸春秋発売

 

 

 

【舞台写真④】へ続きます。

 

 

 

* * * * * * *

 

 

 

登米祝祭劇場 水の里ホール・Abebisouさんの

イベントのお知らせですキラキラ

 

(画像お借りしています)

 

おはなしでてこい

 ~音と光で楽しむちょっとふしぎでこわい世界~

 

夏休みに親子で物語の世界に触れてみませんか?

絵本や紙芝居、パネルシアターに合わせて「音」や「光」で演出します音符

 

■開催日時■令和8年8月2日(日)13:00開演(12:30開場)

■  会 場  ■水の里ホール・Abebisou(登米祝祭劇場) 小ホール

■  入場料  ■全席自由 前売り500円(当日600円) 高校生以下無料(要整理券)

 

出演は、

図書館ボランティア「だっこ・ラッコ」さん、

読み聞かせサークル「おおきな木」さん、

そして「劇団どんちょうの会」ですおばけ

 

チケットのお申し込みなど詳しくはこちら → 

 

お誘いあわせの上、ぜひご来場くださいニコニコ

 

 

 

それではみなさま、良い一日をお過ごしください。

 

 

 

(くまはち)

舞台写真②【イーハトーボの劇列車】

みなさま、こんばんは。

 

一週間前のこの時間、まもなく開演する千穐楽公演に向け楽屋にいました。

会場からはお客様の声やスタッフの案内する声が聞こえ、

気持ちが引き締まりました。

 

公演中、地震もなくお天気にも恵まれたこと

本当にありがたく思います。

 

 

 

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劇団どんちょうの会 第73回演劇公演

劇団創立40周年記念公演~

『イーハトーボの劇列車』


作 /井上ひさし
演出/三浦勝則

 

 

【舞台写真②】

 

出演 宮沢賢治 

    赤い帽子の車掌

 

 

【第三場】

 

〈「永楽病院」内科病棟〉

大正八年二月二日

(賢治二十三歳)

 

出演 福地第一郎

    福地ケイ子

    宮沢とし子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【第四場】

 

〈上野行き上り普通二〇八列車〉

大正十年一月二十三日

(賢治二十五歳)

 

出演 淵沢三十郎

    山男

    神野仁吉

    娘

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【振り返り】

 

・第二場→第三場への転換が一番の難関でした。

 (列車の椅子を片付け、パネルの後ろからベッドを出す)

 M子ちゃんと私ももんぺの下に着物やネグリジェを着こみ、

 転換の間に着替えてタータルステーキと楽譜を手にベッドへ向かったのでした。

 ケイ子のナイトキャップはY子さんの手作りですピンク薔薇

 

・歌から始まる第三場。プロローグの歌も第三場の『ひかりやさしき』も

 ピアノ伴奏は以前客演してくださったMりちゃんです音譜

 

・三菱社員の福地第一郎、登場です。流れるような長台詞で賢治を圧倒します。

 父は米の仲買い商で、米騒動の時には日本橋の会社と自宅との往復に

 剣道五段の用心棒を連れて歩いていたとか。

 田園調布の自宅で父と喧嘩しつつ(すぐ周りのものを投げそう)、

 ちょっと変わったところのある妹のケイ子と仲良く暮らしていたことでしょう。

 ケイ子は世間知らずで惚れっぽいので心配です。

 

・このお芝居には賢治の作品に登場する人物たちが次々と現れるのですが、

 「福地第一郎」も似た名前の登場人物がいるみたいです。

 「剣道五段の用心棒」も何かの作品にいたりして…!

 

・法華経信者で生き物を食べることをやめている賢治と第一郎は価値観の違いで激しく対立。

 牛の気持ちを代弁する賢治は迫力がありました!

 

・賢治の一番の理解者であり伴走者である、妹のとし子。

 東京の日本女子大学校に在学中の大変な才女です

 兄 賢治と会話したり「うんうん」と頷く様子が微笑ましかったです。

 第一郎に反論するとき、思わず早口で真顔になる様子が

 兄への強い想いや狂気を感じ大変良かったです。

 

・第三場でふいに登場する赤い帽子の車掌、そして「思い残し切符」。

 そして第四場では賢治が信仰している「日蓮宗」が登場します。

 どちらもこのお芝居の大切なキーワードです。

 

・家業の質屋が嫌いな賢治としては、跡を継がず東京で一人で生きて行きたい。

 何とかして父を乗り越えたいがあらゆる面でかないません。

 乗り越えられるとすればそれは信仰だけ。

 賢治の夢や苦悩が第一郎や三十郎との会話の中から見えてきます。

 

・賢治は37年の短い生涯の中で9回上京しています。

 第1回目 修学旅行(大正5年3月)

 第2回目 ドイツ語の講習会(大正5年7月)

 第3回目 政次郎の代わりに商用(大正6年1月)

 第4回目 在京中の妹トシの看病(大正7年12月)

 第5回目 家出(大正10年1月)

 第6回目 トシの分骨の途中で弟を訪問(大正12年1月)

 第7回目 農民文化活動のため(大正15年12月)

 第8回目 水産物調査(昭和3年6月)

 第9回目 最後の上京 東北砕石工場の技師として販売促進のため(昭和6年9月)

 最初の5回は憧れの地として「東京」へ行っていますが、

 途中から「花巻」をユートピアにするために上京しています。

 後期の上京は自虐的ですらありました。

 第5回目の上京は一種の節目だといわれています。

 

・三十郎は「兄と熊への想い」「痛み分けへのもどかしさ」

 「世の中の不条理さ・虚しさ」など熱を入れて語ります。

 それは宮沢賢治と井上ひさしの想いでもあり、

 作品のテーマを語る大事なシーンだと

 稽古の際、演出のK則さんからお話がありました。

 

・小道具の銃の扱い方についてK則さんから撃ち方や持ち方を教わり、

 稽古のたびに生き生きとしていくのが観ていて楽しかったです。

 

・人買いの神野仁吉と山男と娘が「神野曲馬団」と記した旗を持って再登場します。

 なんとサーカスの団員になって次の興行地へ向かっていたのです。

 山男はひどく疲れた様子で共通語を話していました。

 神野仁吉はじっと淵沢三十郎を観察しています。(逃げてー!)

 

・賢治の唱える「ナムナムミョウホウナムレンゲキョウ」と

 列車の走行音「ドッデデドデデドデデデドデスコ」が拮抗しながら

 二〇八列車は南を指して走り続けます。

 

 

 

【舞台写真③】へ続きます。

 

 

 

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登米祝祭劇場 水の里ホール・Abebisouさんの

イベントのお知らせですキラキラ

 

 

 

(画像お借りしています)

 

おはなしでてこい

 ~音と光で楽しむちょっとふしぎでこわい世界~

 

夏休みに親子で物語の世界に触れてみませんか?

絵本や紙芝居、パネルシアターに合わせて「音」や「光」で演出します音符

 

■開催日時■令和8年8月2日(日)13:00開演(12:30開場)

■  会 場  ■水の里ホール・Abebisou(登米祝祭劇場) 小ホール

■  入場料  ■全席自由 前売り500円(当日600円) 高校生以下無料(要整理券)

 

出演は、

図書館ボランティア「だっこ・ラッコ」さん、

読み聞かせサークル「おおきな木」さん、

そして「劇団どんちょうの会」ですおばけ

 

チケットのお申し込みなど詳しくはこちら → 

 

お誘いあわせの上、ぜひご来場くださいニコニコ

 

 

 

それではみなさま、よい週末をお過ごしください!

 

 

 

(今回も長くなってすみませんのくまはち)

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