舞台写真【ザ・シェルター⑤】
みなさま、こんばんは。
午前中シンクやコンロ掃除だけ・・・と思ったのに、
芋づる式にあちこち掃除してしまったくまはちです。
「もう飽きた」「もう止めたい」そう思っても、途中でやめられずでした![]()
掃除や整理はやるとスッキリするので割と好きです。
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さてさて、舞台写真の続きをご紹介しますね。
(※写真はゲネプロ時に撮影したものです)
劇団どんちょうの会 第72回公演
『ザ・シェルター』
作 /北村想
演出/三浦勝則
【舞台写真⑤】
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【振り返り】
・35年も前に、台風の中乗っていた船が沈んで海に飛び込み、なんとか助かった話を
センジュ―ローはまさに今体験しているかのごとく語ります。
聞いている家族もどんどん引き込まれその世界に入り込んでいます。
・続いてセンタも「エス湾台風」について語ります。
屋根まで逃げたこと、しばらく二階に住んでイカダを作ったり釣りをしたこと、
炊き出しのカレーライスのこと、音が聞こえてきそうな青空のこと、
倒れたバックネットをジャングルジムにして遊んだこと、
神社の大きな松の木が重なるように倒れてターザンごっこをしたこと…。
・「台風の話」を通して家族は一つになっていました。
・それぞれの長台詞は、話す人だけでなく聞く人の反応も含めて
とても丁寧に稽古を重ねていました。
「長台詞の語り手がその時の状況を体感しながら
ゆっくりと間をとって顔を上げたり視線を遠くに向けたり緩急を付けることで
自然と周りも同調してさらに一つになっていくのが面白かったです」とM子ちゃん。
・台風がうまく通り過ぎてくれるか心配する大人たちに対し、
「今は台風なの?」とカノ。そうです、この状況は台風に閉じ込められたわけではなかったのでした。
(10年前に私もサトコを演じた時、すっかり台風のせいだと錯覚していました)
・作品の背景を考察して共有していたことは
◎センタたちが住んでいるのは郊外(千葉、茨城、栃木、埼玉辺り)。
◎センタは若くして4、5年前に家を建てた。
◎エス湾台風(伊勢湾台風)の経験から、センタの実家は名古屋、大阪、横浜辺り?
◎センジュ―ローは数年前に今の家に迎えられた。
(漬物の取り合いでもこの関係性が垣間見える)
・コップに水を汲むため台所へ行ったサトコ。
天井から水が漏っているのを発見して悲鳴をあげます。
・そんな中、カノは疲れたのかお昼寝します。
(表情が次第にぼんやりとして行くM子ちゃんの変化もかわいらしいです)
・様子を見に行ったセンタはずぶ濡れで戻ってきます。
「近所の子どもがイタズラしたせい」「水はすっかり流れ出ていた」
「よい子はここで遊ばないと紙に書いて貼り付ける」とすっかりパニック。
コップに残った貴重な水を4分の1だけ飲みます。
(すかさず残量を確認するセンジュ―ロー!)
・少しでも節約するため、ローソクの灯りを消します。
シェルターの中は再び暗くなってしまいました。
【ザ・シェルター 舞台写真⑥】へ続きます。
それではみなさま、良い一週間をお過ごしください![]()
(くまはち)
舞台写真【ザ・シェルター④】
みなさま、こんばんは![]()
11月も残り一日となりました。
約一カ月後は大晦日だなんて早すぎますね。
年末年始のお休み、多くの企業では
12月27日(土)から1月4日(日)までの9連休となるようです。
私は12月27日(土)はOH夢来’Sさんのミュージカルを観に仙台へ行ってきます。
あとは特に予定もないので、家で駅伝を応援したりひきこもる予定です![]()
12月は小掃除などボチボチやっていきたいと思います。
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さてさて、舞台写真の続きをご紹介しますね。
(※写真はゲネプロ時に撮影したものです)
劇団どんちょうの会 第72回公演
『ザ・シェルター』
作 /北村想
演出/三浦勝則
【舞台写真④】
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【振り返り】
・ラジオから流れる歌謡曲を聞きながら、それぞれがバラバラの方向を向いて
コーヒーやミルクを飲んでいたところ、まるで台風のような音がしました。
(風に飛ばされた瓦が雨戸にあたる音)
・「台風の話をしてよ」とカノ。
そこから「なぜ台風には女性の名前がついているのか」と話題が広がります。
今は発生順に第1号、第2号と名付けられていますが、昔はアメリカのやり方に習って
英語名(女性名)が付けられていたようです。
一生懸命トンチンカンな説明をするサトコに対し、センタが「アホか君は」とツッコミを入れるのが
おもしろかったです。
・センジュ―ローが嵐の海を泳いで助かった話をしようとすると、
センタが横槍を入れて話はストップしてしまいます。
そこで間に挟まれたサトコが恥を忍んで昔の話を始めます。
次第に子どもの頃に返っていき、その時見た光景を生き生きと語るサトコ。
聞いている家族も話の中に入り込み世界を共有しています。
私はYさんの「サトコ」が大好きなのですが、このシーンのサトコはもうなんというかすごかったです。
・センタも感化されて子どもの頃の台風の話をします。
風呂敷マントをして物置の屋根に登り、空を飛べないか試した話。
かなり内容を脚色したようですが、目が生き生きと輝き、
その当時とつながり世界に入り込んでいます。
センジュ―ローもセンタの話に乗ってさらに話を盛り、純真なサトコは信じてしまいます。
・サトコも赤いコーモリ傘で空にフワフワ舞いあがれないかと試した結果、
赤い傘だけが灰色の空にすいこまれるように飛んで行ったことがあるそうです。
・そして、センタがセンジュ―ローに台風の話のバトンを渡しました。
昔あった大きな台風の話を静かに語り始めます。
【ザ・シェルター 舞台写真⑤】へ続きます。
それではみなさま、良い日曜日をお過ごしください![]()
(くまはち)
舞台写真【ザ・シェルター③】
みなさま、こんばんは![]()
公演から1週間が経ちました。
今頃は1公演目の『ザ・シェルター』ラストシーンあたりでしょうか。
稽古も仕込みもない日々が久しぶりです。
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さてさて、舞台写真の続きをご紹介しますね。
(※写真はゲネプロ時に撮影したものです)
劇団どんちょうの会 第72回公演
『ザ・シェルター』
作 /北村想
演出/三浦勝則
【ザ・シェルター 舞台写真③】
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【振り返り】
・停電の原因が分からず戻って来たセンタが目にしたものはローソクでした。
「だって、お前はマッチが借りたいって言ったじゃないか」とセンジュ―ロー。
へそを曲げるセンタにさらに追い打ちをかけるセンジュ―ローとボケるサトコ。
どうやらコンピューターが作動しないとここから出られないようです。
・「ええ、開きまへん」。なぜか関西弁で答えるセンタに笑ってしまいました。
(演出の趣味ですね)
・外見上は少しも異常はないものの、センタはエンジニアではないのでこれ以上は分からないとのこと。
救いは、本来ならばついているはずの空気浄化装置の代わりに単純な通期筒が一本ついており、
空気は機械に関係なく入ってくるそうです。
・バラバラな父と息子、オロオロするサトコ、そんな状況を気にせず質問するカノ。
このバラバラな家族の構図をしっかり描くことで、この後のシーンに繋がります。
・なんとセンジュ―ローはラジオも持参していました。
そこから聞こえてくる天気予報は「大きな台風が近づいている」という内容。
実際にお聴きになられた方は誰の声か分かりましたか?
『煙が目にしみる』ではイタコのおばあちゃん、『おこんじょうるり』のイタコのばばさま、
『広くてすてきな宇宙じゃないか』ではアンドロイドのおばあちゃんを演じたK子さんです!
・センジュ―ローのおなら(!)やラジオの音が、ちゃんと舞台側から聞こえたという感想をいただきました。
その通りです。詳しくは舞台装置紹介の時に!
・N也さん曰くコーヒーを飲むシーンについて
「一家の主であるセンタがカップを取ってから、センジュ―ローも手に取るようにしていた」とのこと。
写真で見ると確かにそうでした!何かにつけてケチをつけながらも息子を見守る父。
役としての細かな動き、目線など深みがありました。
・大きな動きのあるお芝居ではないので、同じような写真が続いているようですが
それぞれ絶妙に変化している表情などを楽しんでいただけると嬉しいです。
【ザ・シェルター 舞台写真④】へ続きます。
それではみなさま、良い週末をお過ごしください![]()
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(くまはち)
舞台写真【ザ・シェルター②】
みなさま、こんばんは![]()
まもなく12月ですね。
来週頭までは気温が二ケタ台の日が続くようですが、
その後は一ケタ台に下がるようです。
雪マークも見かけますので、あたたかくしてお過ごしください![]()
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さてさて、舞台写真の続きをご紹介しますね。
(※写真はゲネプロ時に撮影したものです)
劇団どんちょうの会 第72回公演
『ザ・シェルター』
作 /北村想
演出/三浦勝則
【ザ・シェルター 舞台写真②】
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【振り返り】
・近未来の核戦争に対処すべく開発されたシェルター『SH-1』。
舞台である1980年代は携帯電話も一般的ではなく、
パソコンはごく一部の家庭にあるだけの物珍しい機械でした![]()
(慣れないサトコが電源を入れ忘れたのも無理はありません)
・ついに始まったシェルター生活!外に出ることはできないので
時間を潰そうと祖父と孫は花札、夫婦は毛糸巻きを始めます。
非日常的な環境においても淡々と日常を積み重ねる一家です。
(私なら間違いなくスマホを触っています!)
・◎最後に残った漬物や、マッチをめぐるセンタとセンジュ―ローの攻防
◎センタがセンジュ―ローに水を吹きかけるところ(カノが水遊びをしていると聞き驚いた)
どちらも人気のシーンです![]()
Y也君は水を吹き出す練習をお風呂でがんばったそうです。結果、大成功!
・実験開始早々、なんと停電して閉じ込められてしまいます!
センジュ―ローからマッチを借りて原因を調べに行くセンタ。
すかさずろうそくを取り出し火を灯すセンジュ―ロー。
果たしてコンピューターは再び作動するのでしょうか?
・持参したものにそれぞれの個性が出ていましたね。
センタ → まくら、栄養剤(クロスタビン、カルシウム、ビタミンCとE)
サトコ → スーツケース、よそ行きの服、ブラシ、毛糸セット、タオルケット
カノ → ぬいぐるみ、花火、ぬりえセット、ルービックキューブ
センジュ―ロー → タモ、マッチ、タバコ、ロウソク、新聞紙、花札、???、???
こうして見ると、センジュ―ローはまさかの事態にも備えている人だな、と思います。
ちなみにロウソクは電池式です。本物みたいですね!
【ザ・シェルター 舞台写真③】へ続きます。
それではみなさま、良い一日をお過ごしください![]()
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(くまはち)
舞台装置転換&舞台写真【ザ・シェルター①】
みなさま、こんにちは![]()
食欲増し増しのくまはちです。
野菜、お肉、お魚、お菓子、何を食べてもおいしいです。
来月は健康診断があるのに困ったな…。(モグモグ)
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舞台装置転換の様子からお送りいたします。
写真は転換練習の時のものです。
『晴れの日』が終わり、植木や洗濯かごなどを片側に寄せます。
洗濯物干しはベランダの手すりに紐で固定しています。
転換メンバーがスタンバイ。
お客様視点での転換の様子![]()
『晴れの日』のベランダが回転して現れたのは、
シェルター『SH-1』!
続いて
裏側から見た転換の様子![]()
まずは、ベランダとS-BOX(の乗った台)を移動させます。
(キャスター付き!)
ベランダが少し斜めに移動した後、S-BOXも左に30°振りながら移動します。
次にS-BOXは奥の目印の所まで移動して、ベランダが回転するスペースを空けます。
ベランダをぐーっと回転させます。
今度はS-BOXをベランダの目印のところまで下げます。
台の上からベランダへ、S-BOXを移動します。
設置が完了したら、N也さん→H恵さん→K則さんへ合図を送り、
音響&照明スタッフにキューが出されます。
ちなみに、S-BOXはシェルター『SH-1』の台所スペースとなります。
暗幕がめくれるように調整されていて
段ボールやタオル、コップの受け渡しができるようになっています!
劇団どんちょうの会 第72回公演
『ザ・シェルター』
作 /北村想
演出/三浦勝則
【ザ・シェルター 舞台写真①】
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【振り返り】
・舞台装置転換はお客様にも楽しんでいただけたようです。
N也さんがあらかじめ転換図を作ってくれていたのでイメージしやすかったです。
細かな動きは現場で丁寧に確認しながら指示を出してくれたので、
不安も解消され安心して臨めました。
(表裏、両方のバージョンを記録してくれていたK昭さんありがとうございます)
・小ホールでの上演は初めての『ザ・シェルター』。
過去に3回上演させていただいた際は中田農村環境改善センターの視聴覚室。
舞台は床と壁にパンチカーペットを貼るというシンプルなものでした。
(これがまたいい感じの狭さと観客席との近さ!)
舞台装置に対するN也さんの思い入れは並々ならぬもので、とても楽しそうでした。
・現代の父と娘を描いた『晴れの日』から時がさかのぼり、舞台は1980年代の日本へ。
核シェルターを製造する会社に勤めるセンタは新製品のテストをするため、
妻のサトコ、娘のカノ、父のセンジュ―ローと共に自宅の庭に設置したシェルター『SH1』の中で
3日間生活することになります。
・N也さんは3回目(②センタ→③センジュ―ロー→④センジュ―ロー)
Yさんは3回目(②サトコ→③サトコ→④サトコ)
M子ちゃんは2回目(③カノ→カノ)
Y也君は初めての参戦(センタ)。
セリフ量も膨大で、全員はけることなくほぼ舞台上でやり取りし続けるお芝居。
初参戦のY也君は大変だったと思いますが、過酷になればなるほど楽しそうで生き生きしていました。
【訂正しました】N也さんの回数は4回目ではなく3回目でした!
【ザ・シェルター 舞台写真②】へ続きます。
それではみなさま、良い一日をお過ごしください![]()
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(くまはち)












































































































































































































