こんにちは。最新アンチエイジングのDr.ウメジです♪
ホルモン療法の悲惨な事例の続きです。
50年前に、女性をたすけるヒーローとして登場し
たホルモン療法は、試練の時代を迎えます。
登場した10年後から問題点が徐々に明らかに
なり始めました。ガンの副作用があることが
一部の研究で分かったからです。
しかし、しばらくの間は、ガンになる副作用があった
にもかかわらず、いろいろな利点が強調され
ていたため、ホルモン療法は続けられたわけです。
そして2002年の研究で、もう否定しようのない
明確な結果がでてきました。
結果とは、その当時使われていた合成エストロゲン
や合成プロゲステロンは、乳がんを引き起こす
副作用があるという事です。
この発表がおこると、何百万人の女性、
そしてその医師たちは、大混乱に陥ったわけです。
この混乱が、ホルモン療法がとてつもなく、「悪!」と、
結論が下されることにつながっていった訳です。
医師と患者の両方とも、ホルモン療法に抵抗があるのは、
この事件をキッカケに生じたものです。
現在は、
ホルモン製造技術が進み、女性の体でつくられている
ホルモンとまったく同じホルモンが、合成で作られる
ようになりました。
これを、馬の尿からとったホルモンとか、
まったく構造が違う合成ホルモンと区別するため、
ここでは「本物のホルモン」と呼びますね。
このことによって、
50年を経て、待ちに待った、本物のホルモンを
つかったホルモン補充療法が登場してきたわけです。
生体同一型ホルモン補充療法(BHRT)といいます。
それじゃ、もう心配がないハッピーな状況かと
いいますと、そうではありません。
一つは、本物のホルモンが安価に入手できる時代
になったのに、本物のホルモンと勘違いするような
表現をした”ホルモン”が実際に販売されているのです。
「天然型」「自然型」「ナチュラル」といった
あいまいな言葉を使ったものです。
意図的かそうでないにしても、すりかえられ、
混乱する言葉です。
プレマリンは、馬の尿から合成されるので、
「天然型」ホルモンとよばれたりしました。
また、大豆にあるイソフラボンから得た
ホルモンの前駆体(これは効果がありません)
の商品があります。
これを天然型ホルモンと呼んだり、
自然型ホルモンとかナチュラルホルモンと
呼んだりしています。
あなたに、以前このブログで、『「天然」とか
「ナチュラル」とかをつけているホルモンは、
ニセモノと断定してください(きっぱり)。』と
言った意味は、このことです。
そして、もっと注意が必要なのは、ニセモノの商品
などといった程度ではありません。
2002年の事件を事実と認めない
医師、医療関係の人々です。
その人たちは、2002年の研究は間違っていると
信じているわけです。不適切な方法で、かつ結果の
解釈が科学的でないのだとして、いまもって同じ
合成ホルモンをつかっている人たちです。
以上の事実は、50年のホルモン療法が経験した悲惨
さ、そしてこの悲惨を乗り越えた実績とは、まったく
真逆の世界が私たちの身の回りにもあると言う事です。
たとえば、ホルモン療法、ホルモン補充療法を
掲載している最新の女性雑誌を手に取って見てくだ
さるとよくわかります。
著名な医師たち、医療関係者たちが、山のような
データーを出して、女性ホルモンの“最新”の考え方、
とり方を解説しています。
長い解説の前に、使っているホルモンを見てください。
まだ、プレマリンとかプロベラをつかっているのです。
また、薬剤名を見ただけでは、本物のホルモンを使って
いるかどうかわかりません。
プレマリンとかプロベラなどは、すぐ合成ホルモンと
分かりますが、つぎつぎに新製品が出来ますので、
名前だけではわかりません。
成分名を見てもわかりません。
プレマリンの成分名は結合型エストロゲンです。
まるで、本物のエストロゲンのような雰囲気
ですよね。
製品名でもわからない、成分名をみてもわからない。
じゃ、どうすれば良いのでしょうか。
「本物のホルモンのリスト」を持っていれば
良いのです。
これについては、システム的に理解された方が
身につきますので、つぎの
『アンチエイジングを成功させるための
3つのポイント』でお話ししますね。
お楽しみに♪
最新アンチエイジングのDr.ウメジでした。
ホルモン療法の悲惨な事例の続きです。
50年前に、女性をたすけるヒーローとして登場し
たホルモン療法は、試練の時代を迎えます。
登場した10年後から問題点が徐々に明らかに
なり始めました。ガンの副作用があることが
一部の研究で分かったからです。
しかし、しばらくの間は、ガンになる副作用があった
にもかかわらず、いろいろな利点が強調され
ていたため、ホルモン療法は続けられたわけです。
そして2002年の研究で、もう否定しようのない
明確な結果がでてきました。
結果とは、その当時使われていた合成エストロゲン
や合成プロゲステロンは、乳がんを引き起こす
副作用があるという事です。
この発表がおこると、何百万人の女性、
そしてその医師たちは、大混乱に陥ったわけです。
この混乱が、ホルモン療法がとてつもなく、「悪!」と、
結論が下されることにつながっていった訳です。
医師と患者の両方とも、ホルモン療法に抵抗があるのは、
この事件をキッカケに生じたものです。
現在は、
ホルモン製造技術が進み、女性の体でつくられている
ホルモンとまったく同じホルモンが、合成で作られる
ようになりました。
これを、馬の尿からとったホルモンとか、
まったく構造が違う合成ホルモンと区別するため、
ここでは「本物のホルモン」と呼びますね。
このことによって、
50年を経て、待ちに待った、本物のホルモンを
つかったホルモン補充療法が登場してきたわけです。
生体同一型ホルモン補充療法(BHRT)といいます。
それじゃ、もう心配がないハッピーな状況かと
いいますと、そうではありません。
一つは、本物のホルモンが安価に入手できる時代
になったのに、本物のホルモンと勘違いするような
表現をした”ホルモン”が実際に販売されているのです。
「天然型」「自然型」「ナチュラル」といった
あいまいな言葉を使ったものです。
意図的かそうでないにしても、すりかえられ、
混乱する言葉です。
プレマリンは、馬の尿から合成されるので、
「天然型」ホルモンとよばれたりしました。
また、大豆にあるイソフラボンから得た
ホルモンの前駆体(これは効果がありません)
の商品があります。
これを天然型ホルモンと呼んだり、
自然型ホルモンとかナチュラルホルモンと
呼んだりしています。
あなたに、以前このブログで、『「天然」とか
「ナチュラル」とかをつけているホルモンは、
ニセモノと断定してください(きっぱり)。』と
言った意味は、このことです。
そして、もっと注意が必要なのは、ニセモノの商品
などといった程度ではありません。
2002年の事件を事実と認めない
医師、医療関係の人々です。
その人たちは、2002年の研究は間違っていると
信じているわけです。不適切な方法で、かつ結果の
解釈が科学的でないのだとして、いまもって同じ
合成ホルモンをつかっている人たちです。
以上の事実は、50年のホルモン療法が経験した悲惨
さ、そしてこの悲惨を乗り越えた実績とは、まったく
真逆の世界が私たちの身の回りにもあると言う事です。
たとえば、ホルモン療法、ホルモン補充療法を
掲載している最新の女性雑誌を手に取って見てくだ
さるとよくわかります。
著名な医師たち、医療関係者たちが、山のような
データーを出して、女性ホルモンの“最新”の考え方、
とり方を解説しています。
長い解説の前に、使っているホルモンを見てください。
まだ、プレマリンとかプロベラをつかっているのです。
また、薬剤名を見ただけでは、本物のホルモンを使って
いるかどうかわかりません。
プレマリンとかプロベラなどは、すぐ合成ホルモンと
分かりますが、つぎつぎに新製品が出来ますので、
名前だけではわかりません。
成分名を見てもわかりません。
プレマリンの成分名は結合型エストロゲンです。
まるで、本物のエストロゲンのような雰囲気
ですよね。
製品名でもわからない、成分名をみてもわからない。
じゃ、どうすれば良いのでしょうか。
「本物のホルモンのリスト」を持っていれば
良いのです。
これについては、システム的に理解された方が
身につきますので、つぎの
『アンチエイジングを成功させるための
3つのポイント』でお話ししますね。
お楽しみに♪
最新アンチエイジングのDr.ウメジでした。