こんにちは。最新アンチエイジングのDr.ウメジです♪

今回は、“本物”のプロゲステロン・クリームが
肌から吸収される様子をご案内します。

こんな事を知ったからって、効果には関係ないの
ですが、吸収される様子を、あたかも目に浮かぶ
ようにイメージすることは、
とっても大切な事なのです。

とりあえず様子を見て行きましょう。

プロゲステロン・クリームをあなたの顔に塗りますね。
塗る時刻は、お風呂に入り、すべての用事をすませて、
寝るしばし前の、鏡の前です。

クリームをほんのわずか手のひらに取って、
両手でのばし、頬に優しくぬります。

すると、頬にぬられたプロゲステロンは、
皮膚の中に入っていきます。
プロゲステロンは脂に溶けやすいので、
皮膚の表面から入っていって、皮下の脂肪層に
入ります。

プロゲステロンは、ここでしばらくとどまります。
必要に応じて、脂肪の中に張り巡らされている
毛細管をゆっくり通って、血液の中に入っていきます。

大部分のプロゲステロンは、まわりにある脂肪成分
や赤血球にくっついて血液中をまわります。
そして目的の場所にくると、ホルモンとして働きます。

しかし、途中で、ある種のタンパク質
(性ホルモン結合グロブリンSHBGなど)と出くわすと、
プロゲステロンは身動きできないくらいに
ガンジガラメにされます。

そして、とらわれの身となったまま体全体に
進んでいきます。プロゲステロンの作用は封じら
れたまま、なんの働きもできません。
ホルモンとして不活性なものとなっているのです。

あなたの体の中に活性なプロゲステロンがどれくらい
あるかどうかは、唾液検査で調べられます。
唾液検査は、活性のあるプロゲステロンのみを
測定します。

一方、血液検査は、活性のあるプロゲステロンが
くっついている赤血球を全部除いて行いますので、
プロゲステロンは存在しないと判断してしまいます。
あたかも、吸収されていないかのように判断されます。

昔は、皮膚に塗ったプロゲステロンが、血液検査で
検出されないので、皮膚に塗るのは効果がないと
判断された時代がありました。
今から考えると、とんでもない話なのですが・・・。

いかがでしたか。
皮膚に塗ったプロゲステロンが吸収されて、
血液に入り、体全体に広がっていく様子が
イメージできたでしょうか。

なぜ、このような吸収の様子を知ることが
大切なのでしょうか。

一つは、皮膚からの吸収をイメージしていると、
実際のやり方までが納得づくで身につきますね。

たとえば、吸収の良い皮膚を選ぶようになります。
顔、首、腕、手のひらなどなど。
そして、脂肪層に一時的にとどまりますので、
毎日同じ場所に塗っても、先がつかえていますので
吸収が悪くなることもわかります。
なので、毎日違う場所に塗るようになるわけですよね。

二つ目は、女性ホルモンに関しては、血液検査は意味が
ないことがわかります。なので、あなたは、はっきりと
唾液検査をしてくださいと言えるようになります。

いかがですか。
吸収の様子をイメージすることって、役にたつでしょ。

あっ、もう一つ言い忘れていました。
そんなに重要な事では無いかもしれませんが、
ぜひ、あなたの頭の隅にでも置いて頂きたい事が
あります。

女性ホルモンは、「小さい」と言う事です。
次回、ご説明しますね.
お楽しみに。

最新アンチエイジングのDr.ウメジでした。