朝鮮学校の子供たちは人質ですか?
大阪府や千葉、埼玉で
助成金の打ち切りや見送り…
いまどういう事態がおこっているのだろうか。。。
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本質的にいうと
朝鮮学校の子供たちは人質化されたし、日本にとっての外交カードにされたと言えるでしょう。
国からの補助がない朝鮮学校は、県や市からの助成金すらなくなってしまったら、つぶれてしまいます。
財務状況をを明確にしろとか、朝鮮総連との関係性を明らかにしろ。などとしていますが、
調べる事があれば一定の期間を設けて調べるのが普通じゃないでしょか?
それをいきなり打ち切りとか見送りとか、つぶそうとしているのが明らかです。
それだったら…
「朝鮮学校に制裁を加えます。」
「朝鮮学校を外交カードとして使います。」
「朝鮮学校を潰しますからみんな日本人になりなさい。」
と言ってみたらどうですか?
子供の教育を受ける権利は、思想,信条,宗教を抜きにして、国際的に認められているわけですから
いまやっていること自体アウトなんですが、上記のような発言をしたら
国際的に非難ごうごうで大変なことになってしまうので言えるはずもないんですが…
※ちなみにヨンビョン島事件と朝鮮学校の関連性を、語れる人がいるとすれば聞いてみたいですね。
僕は朝鮮問題を少しはわかっているつもりですが、なんの関係なのか正直さっぱりです。
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政治家や知事らの強みは世論というものです。
北朝鮮と関連付けてしまえば、どんなことだってできるのが現状です。
例えば、日本と朝鮮,韓国の子供たちの絵画展を主催している団体があったりしますが、その主催者は北朝鮮と裏でつながってるとか噂を立てれば一発でノックアウトすることだって可能なのが現状です。
それに、政治家も完全にビビってますね。
人気が落ちたら終わりなんで。。。
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良識ある人々に、自らの目でしっかりと見てほしいと願うばかりです。
29日には、大阪府の方針を撤回し補助金支給を求める全国の大学教授ら356人分の署名が
大阪府に提出されました。
その中では「府の方針は、マイノリティーの子供の権利を尊重する子供の権利条約に逆行する」など指摘されています。
有識者の多くは上記のような見解を持っています。
大阪府知事は、ツイッターで「わずか一人か二人かの学者…」とつぶやいてましたね。
最低でも356人です。
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といっても…朝鮮学校がどんなところかわからないし…
と思われる方がいらっしゃれば、情報の開示もしてますし
朝鮮学校で行われるイベントなどにも参加できますので
是非、確かめてから判断してみてください。
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朝鮮学校の卒業生たちは日本社会の発展のためありとあらゆる分野で活躍しています。
今回の大震災でも助け合いの精神がいたるところで発揮されています。
いま必要なのは、本当の意味での市民の声だと思うんです。
TwitterとFacebook
今日はツイッターとフェイスブックについてのお話*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
アメブロを利用している人は比較的利用している人が多いのではないでしょうか?
「魅力が全くわからない」ヽ(`Д´)ノと書いた事があります。
なぜかというと
ツイッターでつぶやかれている内容は基本どうでもいい内容だったりするんです。
でもやっていると自分が知りたい情報を発信してくれるフレンドが出てきます。
そうすると情報の伝達速度は他のツールとは比べ物になりません。
とくに今回の大震災に関しては、このツイッターがかなり役にたったのもご存じのはず。
最初の支援物資を集めているという情報を手に入れたのも、僕はツイッターでした。
現地の状況が逐一アップされているのもツイッターからの情報のおかげです。
ある日、福島の地域で困っている方がいるという内容がつぶやかれたんですが…
次の日にはその方の自宅に支援物資が届きました。
誰に相談すればいいかわからない…どのように伝えればいいかわからない…
ツイッターはつぶやくだけで瞬時に広まるので、動きが早いんです。
「○○について知ってる人いますか?」のつぶやきですぐその答えは見つかります。
目の前にPCがない時にも情報を簡単に仕入れる事ができるんです。
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続いてフェイスブックについて
僕はもともとmixiをやっていたので、普段身近にいない友人とのyりとりはmixiを利用していました。
もうかれこれ6年くらいになるでしょうか?
mixiでの友人は大体100名くらいです。
昨年9月朝鮮を訪問した時、アメリカから来たコリアンにフェイスブックを進められたのがきっかけでした。
で、そのあと韓国で知り合った友人ともフェイスブックでやりとりをしていました。
いわゆる、mixiは日本国内の友人とフェイスブックは海外の友人とという具合でした。
皆さんもご存じの通り、フェイスブックは実名登録が基本です。
フェイスブックには20人くらいの友人がいるだけでした。
mixiはハンドルネームでやりますので、基本はリアルな世界での知り合いがほとんどですが、
全く会ったこともない人もマイミクには存在するわけです。
それが今年に入って、とくにここ1ヶ月急激にフェイスブック人口が増えてきています。
一番は、映画の影響でしょうか。。。
フェイスブックは波がくれば広がりはmixiのそれとは比べ物になりません。
いままで、mixiもgreeもやっていなかった人たちがフェイスブックに登録しています。
1ヶ月の間に、フェイスブックの友人の数は130を越えました。
mixiは6年やってて100そこそこなのにです。
海外のユーザーは、友人500人とか1000人とかざらです。
なぜならリアルな友人,知り合いのほとんどがフェイスブックをやっているから自然に増えるわけです。
僕の例でいうと、15年ぶりに同級生とつながったり…関西の友人とつながったり…
最近どうしてる?とかどんな仕事してるの?こんど仕事お願いするよ。
というように実生活でその力が発揮されていますヾ(@°▽°@)ノ
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なんかツイッターとフェイスブックの宣伝マン(・・。)ゞみたいになってしまいましたが、
やっている人とやっていない人では情報量が違ってくると思うんで
これから始めようかな~と思う人は是非やってみてください。
むっちゃ簡単に出来る仕組みになっていますんで。。。
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とはいうものの、僕のつぶやきのくだらなさといったら、半端ないんでご了承ください( ̄ー ̄;
われわれが理解しないことは制御しがたい。
「われわれが理解しないことは制御しがたい。」
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの言葉だ。
まるで今回の福島原発の事を指して言っているようにも聞こえる。
これは僕の勝手な解釈だが、興味深い点がある。
ゲーテは「われわれが理解できないこと」とは言わず「われわれが理解しない」としている点である。
人類は、原発そのものを理解できていない。
それは、理解しようとしなかった結果なのかも知れないという事である。
なぜ理解しようとしなかったのか?
それは、不都合な事実がそこにあるからである。
しかし不都合な事実は明かされさえすれば乗り越える事が可能であるにも関わらず、
その時の不都合を理由に、明かそうとしなかった。
これが「理解しない」という言葉にあてはまる。
これは非常に簡単な話で
子供が実は掛け算が少し理解できていないのに、それをいうと点数が下がってしまうと思い隠すのと似ている。
そして今回の原発は割り算にぶち当たってしまったという事だ。
今回の地震と津波は天災である。しかし福島原発問題は人災であると言える。
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宮崎駿は、この度の東日本大震災を受けて
「いまだ埋葬できずにいる多くの人を抱え、国土の一部を失いつつあるこの国で、
アニメを作っている自覚をもって仕事を続けている。
文明の模索と向き合う時期を迎えたが、今は軽々しく文明論を語る時期ではない」と語った。
風の谷のナウシカ…天空の城ラピュタ…もののけ姫…
人間の欲が欲を生み増幅し環境を破壊し…祟りを受ける…
そのようなテーマの作品をいままで作ってきた宮崎駿氏だからこそ今言いたいことは沢山あるのだろう。
しかし…今は軽々しく文明論を語る時期ではない…のである。
※一見、石原都知事の天罰発言と似てるような錯覚に陥るが言っている事は全く異なる。
もう一度ゲーテの言葉を繰り返してみる。
「われわれが理解しないことは制御しがたい。」
そして思う。
われわれが制御しなければならないのは、われわれであり、
すなわち、われわれが理解しなければならないのは、われわれなのである。
ドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」公開
話題のドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」が
昨日渋谷ユーロスペースをはじめ全国各地で公開が始まった。
映画「ピュ~ぴる」は、性同一性障害の現代アーティスト「ピュ~ぴる」の
8年間を追いかけたドキュメンタリーである。
※彼は俳優でもあり、ウォーターボーイズにも出演している。
同監督はプロダクションノートで次のように語っている。
2001年、生まれて初めて手にしたビデオカメラで友人のピュ~ぴるを撮影しました。
その当時、この撮影が10年にも渡り撮影し続けるとは考えもしませんでした。
元々友人同士であった僕等は撮る側・撮られる側という立場になっていく中で、
僕にとってピュ~ぴるは、大切な友人でもあり被写体でもあったのですが、
ピュ~ぴるにとって僕は、監督でもカメラマンでもなく、
一人の大切な友人ということだけでした。
それ故、カメラを持っている僕に何のこと躊躇もなく全てをさらけ出してくれました。
そうした時間の中で撮影したテープは600本以上にのぼり
そこにはピュ~ぴるの力強く生きていく姿が鮮明に記録されています。
作品をつくること、人を愛すること、家族とのこと、生きていくこと
これらが詰まった2001年から2008年まで8年間をまとめ、一本の映画にしました。
by 松永大司
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日本はヨーロッパと違い、トランスセクシャルに対しての理解も低いし、現代アートと接する機会も少ない。
映画を観はじめた時…考える事…
映画を観終えた時に…何かが自分の中で弾ける…そんな映画です。
興味のない人ほど…それを強く感じる事でしょう。。。
だからこそ興味ある人にも興味ない人にも観てほしい映画です。
理解するという概念から感じるという概念へ
そしてドキュメンタリーがなんたるかを考える機会になることでしょう。
広がる支援の輪
今日は東京での仕事の後、御茶ノ水で映像作家アンさんとお会いしました。
アンさんは、いままで朝鮮学校の問題や在日問題を長年取材してきた方で、
昨年末、枝川の朝鮮学校で行われたアーティスト・アクションの立役者でもあります。
明日東北ハッキョの取材に行くとのことで、現在の支援活動などについて知っている限りではあるが、
いろいろお話もさせて頂きました。
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韓国で朝鮮学校が広く知られるようになったのは、ここ数年のことです。
もちろんその前にも韓国の民主活動家の人たちを中心に朝鮮学校問題に関心のあった人たちはいました。
しかしながら当時は、国家保案法により、いわゆる総聯系とかかわりをもつ事それ自体が
法律で禁じられていたので、おおやけに接触すること自体許されていなかったのです。
実際、日本への留学生や日本で働く人達は、渡日する前に「朝総聯」とは接触するな
と言われていた事もあり、僕たちですら日本に来ている留学生と友達になることもままなりませんでした。
金大中政権になったのち、
徐々に緩和され金剛山歌劇団の韓国公演や朝鮮籍の人たちの故郷訪問なども
実現される事になり、人と人と交流も次第に盛んになっていきました。
特に、キンミョンジュン監督の映画「ウリハッキョ」が公開された後
韓国でも多くの一般の人々が朝鮮学校に関心を寄せるようになりました。
前にも紹介したかもしれないが、独立系の映画ではそれまでには
考えられなかった10万人という観客を動員した作品となり、
多くの人々が、日本に住んでいても民族の言葉と文化歴史を学ぶ学生たちの姿に感動しました。
朝鮮学校に韓国留学生が訪問するケースも今では珍しいことではなくなりました。
韓国の人たちの中では、それまでに何もしらなった自責の念からか、
韓国でアイデンティティが失われつつある現状を危惧してか、
その発言の中には
「異国の地で民族性を守ってくれてありがとう…」
「私たちが手をさしのべてあげる…」
的な言葉が目立ったのも事実です。
朝鮮学校や総聯同胞からすれば、
「ありがとうと言われる筋合いはない。」
「いままでもそうだったように、これからも自分たちの手で…」
それまで、朝鮮学校を無視し妨害すらしてきたと言っても過言ではない韓国政府と
目の前にいる朝鮮学校を応援したいという韓国人が同じではないことはわかっていても、
違和感を感じずにはいられない数十年の溝がそこにはあったのかも知れません。
また、あからさまに支援するから教育内容に口を出させろ的な提案もあったとされています。
1世、2世、3世…多くの同胞の血と汗と涙の結晶と
朝鮮から送られてきた教育援助費により運営してきたのが、朝鮮学校です。
それは、単純に金額で換算できるものではない。
だからこそ教育内容や運営方針に口を出すような支援は断って当然だと思います。
…
今回の大地震で東北朝鮮学校は使用できないほどのダメージを受けました。
「なんとしてでも東北ハッキョを建て直さなければ…」
すでに多くの同胞から聞こえてきています。
そして、韓国の朝鮮学校を応援する人たちの中からもこの声が上がっていると聞きました。
それは、前述したような、政治的意図のある支援ではなく、心の底から応援したいという純粋な声だと思います。
なぜそう感じるのか?
それは、その中心人物の面々を見れば明らかです。
すでにツイッターでもつぶやかれているが、
歌手のアンチファン氏,同じく歌手のイチサン氏,俳優のクォンヘヒョ氏が呼びかけ人となり…
そしてキンミョンジュン監督が執行委員長を務めると聞きました。
地震の直後から、支援活動に関して、学校の問題、またまた日本の人たちと協力している話などが
ツイッター上でつぶやかれています。
これらの発信源はもちろん在日同胞です。
しかし驚かされる事は、そのつぶやきが瞬時にウリマルに翻訳され
韓国のツイッターにも情報が行きかうようになっています。
僕にも韓国の人たちから応援のメッセージやRTがたくさん届いています。
これは明らかに、民衆レベルの支援の輪であることを実感しているわけです。
まだ具体的な事は、わからないが、これから、どんな形になっていくか楽しみ!!
昨日嬉しい知らせが届きまいした。
朝鮮民主主義人民共和国金正日国防委員長名義で在日同胞へ50万ドルの慰問金が送られ
同時に朝鮮赤十字社から日本赤十字社にも10万ドルの慰問金が送られました。
…
このようにいろんな支援の形に接することで感じることがあります。
それは、僕たち在日は、地震がおきたからと言って、今すぐに帰るところがあるわけではないけど、
決して根なし草ではないということです。
今回の大震災は、国籍や国境,民族そのすべてを乗り越えて助け合うべき姿を教えてくれているとともに、
それでも、国籍や国境,民族とはきっても切り離せない…そんな関係性を教えてくれています。
福島からの便り24日25日
「福島からの便り24日25日」
金宗仁さんのツイッターより
【災害画像①】災害にあった分会長宅の近所はすさまじいものです。
【災害画像②】久ノ浜地区は津波の後、火災に。。。
【災害画像③】幼稚園だけが何とか形を保っていました。
【福島支援物資】
こんな厳しい状況のなか、皆様からいただいた支援物資は
避難所生活のみなさまへ大きな勇気となります。
24日には新潟県本部から肉、野菜、米をたくさんいただきました。
【福島支援物資】
25日お昼ごろ、群馬より支援物資が届きました。
【福島支援物資】
群馬ハッキョの学生からは手書きのメッセージボードも。
【福島支援物資】
25日、群馬に続き栃木からも救援物資が届きました。
群馬トンポ達からの手書きの激励メッセージは避難所だけではなく、県内トンポたちにも伝えていきます。
【福島支援物資】
25日午後、群馬、栃木につづき、
遠く広島からも救援物資をトラックに積みウリハッキョへと遠路はるばる届けてくれました。
商工会副会長、歌舞団団長。カムサハムニダ!
避難生活も2週間が経ちました。
実は今日、ここ避難所には誕生日を迎える方がいらっしゃいます。
84歳のおじいちゃん、原発が近い大熊町からいらっしゃった方。
また地震の次の日、6歳になったピリョン君。
誕生日パーティーをささやかに。。。
…以上ツイッターより…
…
誕生日を迎えられた84歳のおじいちゃん。
おめでとうございます!!!
そして6歳のピリョン君。
おめでとう!!
全国各地でたくさんの人たちが応援しています!!!
福島ハッキョから23日,24日
福島ハッキョから
(金宗仁さんツイッターより)
…
23日
遠く愛知から救援物資が沢山届いたそうです。
愛知県トンポのアツい気持ちは、食堂に収まりきれません。
2トントラック2台分の救援物資、これから県内トンポはもとより、被災地の友人たちに届けます。
夜には、青商会焼肉塾のみなさんが、お肉とお米等、貴重な食材を届けてくれました。
上野から仙台(被災地にて炊き出し)、そしてここ福島ハッキョに届けてくれました。
24日
リアルとバーチャル
被災地への支援物資を届ける活動は今も継続して行われています。
16日に第一陣が到着した後、兵庫、中央対策委員会、神奈川、東京、愛知、焼肉塾(若手同胞飲食店経営者の会)などなど…
全国各地から福島、宮城、茨城、岩手へ支援物資が届けられています。
ご存じのとおり
届けられた物資は被災した在日同胞に届けられているばかりか
近隣の日本人を対象にした炊き出しに使用されています。
八木山中学校での炊き出しの様子
焼肉塾の物資で行われた石巻での炊き出しの様子
また、同胞宅に届けられた物資を近所の人で分けあったり…
保育所で避難生活している同胞に届けた物資を保育所の所長に渡すなど…
福島の朝鮮学校では日本人と在日が助け合いながら一緒に避難生活をしている。
在日,日本人ともに助け合って困難を乗り越えようとする姿にとてもとても勇気付けられるわけです。
しかし残念なことに
これに対してのネットでの書き込みというと
「毒がはいってんじゃね~か」
「俺はたとえ飢え死にしてもこいつらだけには物をもらわん」
「よけいなことしねぇでさっさと帰れ」
その書き込み数と言えば半端ない…本当に残念だ。。。
これは日本だけの問題でもない。。。
今回地震後下記の書き込みもあった。
「韓日戦同点ゴールよりうれしい。うっとりする」
「久しぶりに温かい便りだ。さっぱりする」
なんなんだ…この得体の知れない不気味な存在は…
潜在的な差別意識なのか?教育なのか?
ネット上の問題だから…と無視できる問題でもない。
「言論の自由?」
ふざけるな!!
それがネット上であれなんであれ…このような誹謗中傷や発言は徹底的に取り締まるべき!!
普段私たちの目の前にいる人達は、何人であれ良い人達ばかりです。
この震災を乗り越えた後…
本当の意味での美しい世の中になってほしいし、そんな世の中になるために頑張りたいと思います。
※気分を害するコメントを掲載したことお詫びいたします。
リビアで起こっている事について独り言
…
※まずはじめに、僕は政治ジャーナリストではないので、詳しい情報をもっているわけではありません。
独り言と思って頂ければ幸いです。
…
政府側と反体制派の内戦は
「狂った独裁者カダフィー大佐」VS「自由を求める市民」
ととらえている人達が多いのではないでしょうか?
僕はその単純すぎる図式に違和感を感じずにはいわれません。
なぜそう思うのか?
①リビアはアフリカ屈指の裕福な国です。
国民の生活レベルは、あのエジプトの4倍とされています。
②反体制派は「市民」と表現するよりも武装勢力です。
反体制派によるリビア国内の黒人殺戮などがアフリカのメディアでは報道されているそうです。
…
かといって反体制派に空爆を行うカダフィ政権の暴挙も断じて許すわけにはいけません。
しかし、反体制派も武装勢力なわけですから、反体制派の攻撃によって多くの人々が犠牲になっているのは簡単に想像できます。
しかし、その情報は、なかなか入ってこないわけです。
そうすると、上記のような「単純すぎる図式」を思い浮かべてしまうのです。
そして、米英仏の多国籍軍は「リビアの自由を求める人たちを助ける正義の味方」という事になるわけです。
アラブ連盟は、米英仏による空爆を非難しています。
…
現在リビアで起こっている事は、リビアの歴史をまず知らなければ、なにも語れないと思います。
福島ハッキョ22日の活動状況
22日の活動内容
今日一日、各地のウリ組織より救援物資を届ける旨の連絡を複数いただきました。
遠くは名古屋からトラック二台で出発。明日の午前にウリハッキョへと到着予定です。
全国からの支援、心から感謝いたします。
本日は、皆さんからいただいた貴重な支援物資を中通り地域のトンポ達に届けました。他の被災地より比較的軽度で済んだと思われますが、高齢で独り暮らしのトンポ達にとっては震災後も苦労の毎日です。車社会の田舎ではガソリンなしでは行動が制限されるうえに、スーパーへいったところで満足には…
救急通行車両の認定を受け、ワゴン二台で救援物資を積み出発。郡山市12戸、福島市11戸、白河市7戸。それぞれ水や食料を届ける事ができました。
これも全国からの救援物資、また自分の苦労もかえりみずガソリンを確保してくれたウリトンポ達のおかげです。カムサハムニダ。
一方、ここウリハッキョにいらっしゃる「仲間」達は、日頃のストレスを解消しようと、午後に温泉ツアー(?)を組みひと時の安息を。
「避難所にいるって事、忘れちゃうね」
どーぞ、心も体もゆっくりと(^-^)/
本日、一組の家族が茨城へと疎開しました。久ノ浜という海辺の町は、今はもうありません。帰る場所を失った心情は、正直私には想像できない。なのにここウリハッキョにいる間、常に笑い、率先して炊事と掃除も行い、みんなの雰囲気を和ませてくれました。
お昼前、皆で見送り。
軽自動車に積めるだけ荷物を。
別れ際「一年後、みんなでここで同窓会しようね!」と。
最後まで笑顔でした。