ドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」公開 | park42

ドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」公開

話題のドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」


昨日渋谷ユーロスペースをはじめ全国各地で公開が始まった。


映画「ピュ~ぴる」は、性同一性障害の現代アーティスト「ピュ~ぴる」の


8年間を追いかけたドキュメンタリーである。

朴英二ブログ
監督は、韓国で一度お会いしたことのある松永大司監督。


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※彼は俳優でもあり、ウォーターボーイズにも出演している。


同監督はプロダクションノートで次のように語っている。


2001年、生まれて初めて手にしたビデオカメラで友人のピュ~ぴるを撮影しました。


その当時、この撮影が10年にも渡り撮影し続けるとは考えもしませんでした。


元々友人同士であった僕等は撮る側・撮られる側という立場になっていく中で、


僕にとってピュ~ぴるは、大切な友人でもあり被写体でもあったのですが、


ピュ~ぴるにとって僕は、監督でもカメラマンでもなく、


一人の大切な友人ということだけでした。

それ故、カメラを持っている僕に何のこと躊躇もなく全てをさらけ出してくれました。


そうした時間の中で撮影したテープは600本以上にのぼり


そこにはピュ~ぴるの力強く生きていく姿が鮮明に記録されています。

作品をつくること、人を愛すること、家族とのこと、生きていくこと


これらが詰まった2001年から2008年まで8年間をまとめ、一本の映画にしました。


by 松永大司



日本はヨーロッパと違い、トランスセクシャルに対しての理解も低いし、現代アートと接する機会も少ない。



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映画を観はじめた時…考える事…


映画を観終えた時に…何かが自分の中で弾ける…そんな映画です。


興味のない人ほど…それを強く感じる事でしょう。。。


だからこそ興味ある人にも興味ない人にも観てほしい映画です。


ドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」


朴英二ブログ

理解するという概念から感じるという概念へ


そしてドキュメンタリーがなんたるかを考える機会になることでしょう。