リビアで起こっている事について独り言 | park42

リビアで起こっている事について独り言

リビアでは、米英仏による空爆が続いています。


※まずはじめに、僕は政治ジャーナリストではないので、詳しい情報をもっているわけではありません。
  独り言と思って頂ければ幸いです。


政府側と反体制派の内戦は

「狂った独裁者カダフィー大佐」VS「自由を求める市民」

ととらえている人達が多いのではないでしょうか?

僕はその単純すぎる図式に違和感を感じずにはいわれません。

なぜそう思うのか?

①リビアはアフリカ屈指の裕福な国です。

 国民の生活レベルは、あのエジプトの4倍とされています。

②反体制派は「市民」と表現するよりも武装勢力です。

 反体制派によるリビア国内の黒人殺戮などがアフリカのメディアでは報道されているそうです。



かといって反体制派に空爆を行うカダフィ政権の暴挙も断じて許すわけにはいけません。

しかし、反体制派も武装勢力なわけですから、反体制派の攻撃によって多くの人々が犠牲になっているのは簡単に想像できます。

しかし、その情報は、なかなか入ってこないわけです。

そうすると、上記のような「単純すぎる図式」を思い浮かべてしまうのです。

そして、米英仏の多国籍軍は「リビアの自由を求める人たちを助ける正義の味方」という事になるわけです。

アラブ連盟は、米英仏による空爆を非難しています。



現在リビアで起こっている事は、リビアの歴史をまず知らなければ、なにも語れないと思います。