通販広告心理学 通販広告は奥が深いなぁ~ -14ページ目

もしも、あなたの会社の市場に大手企業が参入してきたら(その1)

中小企業が商品やサービスをもって

ある程度の市場を創ると、

大手企業が同じような商品やサービス、

広告手法をもって参入してきます。

その時どうするか?先行の中小企業にとって、

企業の存続にかかわるくらいビビりそうな問題。

 

昔、ある市場でかなりのシェアを持ち

売り上げも倍々成長にあった会社がありました。

しかし、ナショナルブランドを誇る企業が、

ある企業と類似する商品を販売することになりました。

経営者は焦り、新しい商品を

急ピッチで開発し始めたのです。

そんな状況になると、知名度がある

ナショナルブランドに負けてしまうんじゃないか?と

社内は浮足立ってザワザワします。

経営者としては、大手企業は発売する前に、

その先を行く商品を開発して大手に負けないようにしたかったのだと思います。

しかし、新商品もにわか作りですから、

あまり上手くいきません。

 

このように、大手企業しかも知名度や

信頼感が高い大手企業の市場参入は

脅威に感じられるものです。

 

で、こんな状況になったらどうするか?

結論はジタバタしない、です。

 

先の例で言うと、ジタバタした中小会社は体力が弱まり

縮小。参入した大手はその後数年で撤退したのでした。

 

だいたい大手があなたの市場に参入するにしてもそれほど本気モードではないのです。

大企業からすれば数多くある事業の中のほんの1つ。

適当に担当社員が受け持ち事業展開するわけです。

商品への情熱と長年経験を培ってきた中小企業は負けるわけがないのです。

ただし、その商品やサービスへの自信と自負を持っていればですが・・・。

 

次回へ続く

 

 

 

 

 

日本人は実証が嫌い?

今イギリスでは、コロナ対策の成果がでてきている中、

大規模な音楽イベントなどをマスクなしで

密の状態でやるそうです。

これは、感染対策の実証実験として政府が行うものだそう。

実証主義のイギリスならではのやり方で、一定の条件の元大規模なイベントを実施した場合どんな影響がでるのか、を実際に実験して、その結果をもとに次の対策へいかすということです。

仮説を立て、実行し、次へ活かすという

科学的論理的なやり方です。

 

日本で、こんなイベント実験を提唱したら倫理やモラルの問題があるとされて批判殺到して中止に追い込まれるでしょう。

日本のビジネスの中では、PDCAがうんぬんと言う割には、ほとんど検証などしない。上司の意見や会社の決まりが優先されるという不可解なやり方です。日本人はだぶん実証するということが嫌いなのかもしれません。

 

私としては、イギリスのようにちゃんと実験をして、そのエビデンスを元に物事に対処していくほうに賛成です。そうしないといつまでも感情論で、有耶無耶な対処しかできないからです。ちゃんとエビデンスをもって感染対策をしていけば納得できるし、予測もしやすいはずです。しかし、今エビデンスもないから、対策に疑問も生じるし、収束の予測もつかないのです。緊急事態宣言解除の期間だってご都合主義です。

 

話は変わりますが、通販広告もちゃんと仮説を立てて実施し、結果を検証しないと、次の施策が見えず、いつまでもうろうろしてしまうものです。

 

科学が進化している今、少しは実証主義をとり入れ、人間関係や立場にばかり左右されず、もう少し理性的な判断をしていくようにしないと

どんどん道を誤っていくようにも思いますが、

いかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

誰かに話したくなる『漫画サピエンス全史』その2

私が人類の歴史に関心があるのは

人の脳の習性が長い歴史の中で

培われてきたと思うからです。

 

昔々ホモ・サピエンスは長い長い年月

狩猟採集して食料を得ていた。

その狩猟採集の中で、

赤い物・新しい物に目が行く

また、馴染みある物は、

その他多くの中にあってもすぐに探し出せる

という習性が身に付いたのではないか、と思う訳です。

 

赤い物は、栄養のあるものとしてとらえ、

新しい物は、従来の食料以外の

新しい種類の食料や生き延びるための情報。

馴染みあるものの判別能力も

馴染みの食料や仲間を

すぐに見つけるために身に付けてきた

習性ではないでしょうか?

 

そして今も私たちは

赤い物に目が行きやすく、新しいものに関心を持つ、

馴染みのものを探し出すことが得意なのです。

 

通販広告も、

私たちホモ・サピエンスの

脳の習性は無視できません。

 

 

 

絶対 誰かに話したくなる『漫画サピエンス全史』

 

偶然 本屋さんで見つけて即買いした本

『漫画サピエンス全史 人類誕生編』

最近注目されている歴史学者の

ユヴァル・ノア・ハラリさん原案の本で、

世界で1600万部も売れているサピエンス全史を元に

なぜ私たちホモサピエンスが生き残ってこれたのかを

わかりやすく漫画で教えてくれている本です。

 

歴史や人類に関する興味のまったくない方には

面白くないかもしれませんが、

今の時代コロナ禍のパンデミック・米中問題・環境問題などを抱えた人類はどうなっていくのか、ということの根本を考える上でも大変参考になる気がします。

 

内容をかいつまんでいうと、

昔々人類というのは6種類ほどいて

その中に今の人類ホモ・サピエンスがいた。

ホモ・サピエンスは30万年前からいて

現在に生きているが

他の人類たちは、3万年前までには絶滅しています。

では、なぜホモ・サピエンスだけが生き残ってこれたのか?というのが本書のテーマ

 

で、ここからネタばらしになりますが

ホモ・サピエンスの特徴はコミュニケーション力。

このコミュニケーション力があったおかげで、

集団で連携し生き延びられてきたそう。

 

さらに、興味深いのは

ホモ・サピエンスは集団を維持するために、

フィクション(虚構)をつくってきたということ。

神・宗教はその最たるもの。

国や文化などもフィクションによってつくられている。

そして、今本来集団を維持するために作り上げた

フィクションのために、

互いに殺し合い、コミュニケーションを

拒絶しているのです。

 

こう考えるとバカバカしい話ですよね。

実体のない作り話のために闘い、

殺し合いをするなんて。

 

この今の状況は私たちホモ・サピエンスにとって

相当な危機でもあるように思うのですが・・・。

 

因みにホモ・サピエンスといは

賢い人という意味だそうです。

これから先、我々ホモ・サピエンスは

本来の「賢さ」で生き残っていけるのでしょうか?

 

ところでこの話 誰かに話したくなったでしょ??

 

河出書房新社 刊 

 

 

 

世の中を生き抜くルール

前回のブログの「この人は凄かった」に続いて

世の中を生き抜くルールについてお話しします。

 

私たちの毎日の暮らしは、なんらかのルールの中で行われています。仕事なら、勤めている会社のルールやお客さんのルールに合わせていると思います。

家庭で過ごす場合は家庭のルールみたいなものがあります。私たちはそのルールに沿って生きなければなりません。ルールがあなたに不利なものなら形勢は厳しくなり、

追い込まれています。ルールがあなたに有利なら、

あなたは優勢になります。

コロナ禍で飲食店は時短や酒類の販売停止など厳しいルールが課せられ厳しい状況になっています。このように、私たちの仕事や暮らしには、他から与えられるルールがあり、それが私たちの人生を大きく左右しているということです。

 

では、どうしたらいいのか?

それは、究極、他から与えられるルールに沿うのではなく、自分でルールを作り、そのルールで生きることです。

どこで、どう暮らすか、何をして、何をしないか、仕事の内容・やり方も自らルールを決めるのです。自分で考え、決めたルールなら不利にはならないはずですし、心豊かに暮らせるはずです。ただ、これが簡単にできるなら皆そうしている訳で・・・。

でも、自分でルールを決められるような立場になればいいし、交渉して自分のルールを認めさせることも不可能ではありません。会社の社長になれば、会社のルールは決められる(法律に違反しない範囲で)。社員でも会社への貢献度が大きければ、給与や待遇など自ら交渉できる。他にはない優良な商品やサービスを提供していれば、お客様はその会社のルールで取引してくれるわけです。

 

他人が決めたルールで生きるほうがラクではありますが、理不尽なことや不利な状況になることも覚悟しないといけません。

とにかく働かないといけないと言って、ブラックな職場で、いくら残業しても賃金を支払われないような理不尽なルールを受け入れながら働いていても決して豊かになることはできません。自分でルールが作れるような状況へ転換し、そういう場を求めていくのがいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

この人は凄かった!

先日創業22年とお知らせしましたが、

私が創業してから数多く出会った方で、

この人は凄かったという人のことを紹介したいと思います。お名前はK氏としておきます。

 

K氏は私より10歳ほど年下。関西で学生時代からビジネスを始めて、そのビジネスに飽きて違うビジネスを企画しようと東京に1人で出てきていました。

私は、当時顧客なし、売り上げなしで会社を作ってしまったので、仕事がありません。そこで、事務所のビルのエレベーターに会社の広告を貼ってもらいました。その広告を見て声をかけてくれたのが、K氏でした。K氏は、それまでにない斬新なアイディアを持っていて、その事業化を私に相談してきたのでした。

 

そのアイディアにはとても面白く、世の中の問題点をうまくつかんでいるな、と思いお手伝いをすることにしました。

ただ、具体的なものはなく、K氏はなんとかしてよ、という感じ。私は細かいところを詰めて、ある広告を作り、ある雑誌に広告を打ちました。その広告は驚くほどの反響で、世の中に求められているものなんだ、と再確認したのです。

決して私の作った広告が良かったという話ではなく、K氏の世の中の問題点を探し、それをビジネスに仕立てるセンスというか発想力が凄かったのです。この後K氏は、わずか数年で大手商社に株を売り、億万長者になりました。そして海外へ。

 

K氏が言っていたのは、世の中にはスポーツやゲームと同じようにルールがあって、そのルールを熟知すれば、勝てる方法がわかる。普通の人は、世の中のルールを知らず、学ばず、。ここで言う世の中のルールというのは、一般常識とか、まじめに仕事するとか、約束は守るとか、ではなく、今の世の中の仕組みや制度などがどうなっているかを知り、どう、その仕組みや制度を活用するか。また、そのためにどんな問題が起きているのか、を知ってプレイするということ。スポーツもゲームもルールを知らずにプレイはできません。今、この世に中で生きる上でもルールを知らないとダメということ。

たぶんそういう意味だと私は理解しましたが・・・私はまだ、実践できていません。

 

 

 

 

本日 創業記念日

1999年4月20日 ダイレクトビジョン株式会社創業

あれから丸22年…おかげ様です。

 

今後も、反響第一、売れる通販広告の制作に

精進していきたいと思います。

 

宜しくお願い申し上げます。

 

https://directvision.jp/

 

通販クリエイティブとバッティング

野球も開幕しましたね。

私の大好きな大谷選手も

今打撃は調子がいいみたいで嬉しいです。

彼の凄い所は、調子がいい時も悪い時も

あれこれ迷わないで、自分の野球スタイルと

信念を持ってやっている感じがするところです。

もちろん彼なりの基本ファームがあり、

その上で微調整を加えて試行しながら

進化させている感じがします。

 

通販広告もレスポンスが好調な時と不調な時があります。そんな時、基本ができていない人は右往左往しがちで、

余計に傷を深め、自滅していきます。

もうどうしたらレスポンスがとれるのか、わからなくなり、

根拠もなく、仮説も立てず突飛なことをし始めます。

 

不調の時は、周囲の状況の変化(競合や社会環境・消費ムードなど)を検証し、今までやってきた広告との違いなどを詳細に検証しましょう。

 

今、コロナ禍という非常に不安定な状況なので、日々消費行動や消費者心理が変化しています。

どんな変化球が来ても打てるように進化させていくためには、やはり基本をしっかり身に着け、社会の変化に対応させていくことが必要ではないでしょうか?

 

 

 

 

 

その判断は

私たちが日々仕事や日常生活をしている中で、

常にいろいろなことを判断して、行動にうつしていますが、

その判断はどういうことからなさされているのかと考えてみると、決して論理的な根拠でなく、都合や立場、好き嫌いなど心情的なものが大きく影響しています。論理的に説明しても、判断は心情的なことを優先します。

 

福島原発の処理水の海洋放水についても様々な意見がります。科学的に安全で自然環境や人体に影響のないから大丈夫という論理的な意見もありますが、人の判断は論理的なものだけで判断されません。心情的な側面を変えない限り判断は変わらない。その心情的なものを変えるためにいくら論理的なことを訴求しつづけてもなかなか判断は変わりません。

 

たとえば、処理水はこんなに安全ですよ、と科学的データを宣伝されても、余計に福島沖の海産物は敬遠されてしまいそうです。人間とはそういうもの。

 

私たちの判断を変えさせるためには、心情的なアプローチが必要。相手の都合や立場を変えてもらう、好意をもってもらう、相手が驚くほどの熱意での働きかけが必要なのです。

麻生副総理が、処理水は飲んでもだいじょうぶなレベルと発言されたようなので、言いますが、

政権幹部の皆さんが毎日処理水を「うーん美味しい」と飲んで、自ら安全性を実証してみたら、漁業関係者も日本国民も隣国も納得するかもしれませんが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

通販クリエイティブの流行り廃りについて(その2)

前回のブログで、

今までの通販広告クリエイティブの流れを書きましたが、

今回は、「これからどーなる?」

という話をしたいと思います。

 

今の私たちの生活の中は情報だらけ。

10年前と比べても、

10倍以上違うのではないでしょうか?

それに伴い広告量も。

情報に触れようとすると必ず

広告に接するようになっています。

 

この膨大な広告の中で、

人はどれだけ広告は見られているのでしょう?

あなたは10分前に見た広告を覚えていますか?

たぶんほとんど忘れているのはないでしょうか?

 

今のような情報過多の中では、

見てもらいたい人の目を集め、目を留めさせるということが非常に重要になってきます。

「なんだ????これ!」というくらいのインパクトで目を留めさせないと。

 

今まで通販広告のクリエイティブは、

いかに説得し、納得させるか、を追求してきましたが、

そもそもその広告が目にされなければ、

説得も納得もないのです。

 

広告・マーケティングの基本に「AIDMA(アイドマ)の法則」というものがあります。

Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の段階を踏んで、広告販促するというセオリーです。

 

店舗で販売する商品の広告は、

Memoryの部分を重視しますが、

通販商品の場合はその他に部分で、

特にAction(購入行動)を促すことが求められます。

 

これからの通販広告クリエイティブでは、

「AIDMA」の最初のAttentionを、より強めていかないと

世の中に存在しないものになります。

なので、Attentionの前に

Impact(衝撃)という文字をさらに加えて、

Impact(衝撃)→Attention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)となります。

「アイドマ」から「IAIDMA:イーアイドマ」へ、です。