判断を誤らせるかも?私たちの10の本能
常々私が通販広告を作るうえでベースにしているのは
私たち人間は、どのように物を見て、
判断して、行動するか、ということ。
それがわからなければ、
人にモノやサービスを売ることは難しい。
逆に言えばそれがわかっていれば、
モノやサービスを売ることはたやすいはず。
で、今回は知っておくべき
「私たちが持っている10の本能」について
ハンス・ロスリングという人が『ファクトフルネス』という本の中で紹介している
10の本能とは
(1) 分断本能
(世界は分断されているという思い込み)
(2) ネガティブ本能
(世に中はどんどん悪くなるという思い込み)
(3) 直線本能
(世界の人口はどんどん増えるという思い込み)
(4) 恐怖本能
(危険でないものも恐ろしいと思い込む)
(5) 過大視本能
(目の前の数字・事が一番重要という思い込み)
(6) パターン化本能
(一つの例がすべてに当てはまるという思い込み)
(7) 宿命本能
(すべてはあらかじめ決まっているという思い込み)
(8) 単純化本能
(世界はすべての切り口で理解できるという思い込み)
(9) 犯人捜し本能
(誰かを責めればすべて解決するという思い込み)
(10) 焦り本能
(今すぐ手を打たないと大変なことになるという思い込み)
日常生活の中で10の本能が働いて
なんとなく思い込みで判断したり物事を評価したりしているのではないだろうか?
ただ、この本能は、私たち人間が生存してきた中で
身に着けてきた本能なので、
捨て去ることはなかなか難しい。
だから、そう考えがちだということを心に留めて物事を見る、考える、評価することが大事なのだと思う。
ファクトフルネス ハンス・ロスリング著 刊:日経BP社
その広告でストーリーは生まれるか?
私たちの脳は、物語製造機なのだそうです。
目の前の現実を把握するより早く、
脳が勝手にストーリーを作り出すというのです。
わかりやすく言えば、毎日家を出る時には、
ドアの向こうにはいつもの風景が広がっているはず、
というストーリーを玄関のドアノブを引いた時から
脳はストーリーを作り始めます。
そして、実際にドアを開いて外の風景に
多少の違いがあっても、気づかないか、
多少遅れていつもと何か違うと分かります。
なぜかというと私たちの脳は、
見たものを脳で処理する時間よりも早く
別ルートで、この先のストーリーを
勝手に作りだすから。
こんな脳の習性を踏まえ、広告を作ってみましょう。
広告する商品やサービスが
広告を見た人の脳の中で、
明るい、楽しいストーリーが描けるようにすることです。
広告のコピーはもちろん、
写真やイラストなども、
そこからストーリーが感じられるものを選びましょう。
脳の働きに関して知りたいなら
鈴木祐 著
無(最高の状態) 神経科学と脳科学
(クロスメディアパブリッシング 刊)が
おすすめです。
求めているのはフェアに尽きる
ここ数か月の世の中の政治のドタバタに
嫌気がさしていましたが
とりあえずの新しい首相と内閣もできつつ・・・
今回の新しい首相は、
「話を聞く」「成長と分配の好循環で格差を
是正する」とのことですが、
なんかズレまくってる感じがします。
上辺だけの軽―い内容で本質的なことが
理解されていないのでは、と思います。
確かに前総理はじめ政治家が国民無視で
物事を決めていた事実はあります。
格差が広がり、一部の層が豊かになっているでしょう。
でも今の本質は、
世に中の公正さが失われているということ
ではないでしょうか?
特定の地位にある人が、特別に優遇されたり、
罪を犯してももみ消したり、
不正をしても何の罰も与えられなかったり、
真実を捻じ曲げたり、と。
私たちは単に分配してもらえば嬉しいわあけではなく、
正当に評価され、公正に物事が進められ、
努力や貢献した人が報われて分配されることを
求めているのではないでしょうか?
今、本当に必要な政策は、
フェアな世の中をつくること。
これに尽きます。
ちょっと真面目な話をしてしまいました。
拡大するのではなく 質を高めて豊かになる
コロナ、気候変動による災害、戦争
すべて拡大志向による人類の危機だと思う。
そろそろ拡大による繁栄は
限界に近いという現実に気づくべきだ。
暮らしも事業も、私たちの生き方も、
拡大=豊かさという考え方を
変えていかなくてはならないだろう。
これからは、維持しながら
質を高めて豊かになるということ。
今までは国土や領地、会社の規模など
大きくすることが豊かなことという価値観があったけれど、大きくなればゆたかになれるというのはもはや幻想。
身近な話を例にすると、
会社の規模が2倍になったとして、顧客は2倍のサービスや商品を提供してもらえるのだろうか?
また社員の給与が2倍になるだろうか?
単に社員数が増え、事務所が広くなり、
また仕事が増えただけ。
納税額は増えて社会貢献できたかもしれないが・・・。
もちろん、規模を大きくすることで、
社会に貢献するという事業もある。
ただ、それは自分だけでやらなくてもいい。
他の人と手を組むという方法もある。
自分だけで拡大しよう、とするところに
競争や戦いが起こる。
そんな所にエネルギーを割くより、
質を高める、効率化する、能力を高めるということに
エネルギーを割くべきだと思う。
これからは売り上げが150%になった!顧客数が2倍に!とか自慢することは恥ずかしいことで、
顧客満足の充実や社員教育や福利厚生の充実を自慢するのがイケてる会社になるだろう。
ロシアンルーレットな日々
公開されているだけでも毎日4,000~5,000人ほどの
感染が広がる東京はロシアンルーレットのような日々で、
いつ感染するかわからない。
最大限感染対策していても感染するかしないかは、運まかせのような・・・
政治行政が機能しない中で、感染したらある意味「死」も覚悟しないといけないかな。
今、これからの世に中は、自分の身、暮らしは自分で守るという意識を持って生きなければなりません。
それにしても1年半、国民の暮らしを預かる人たちは
いったい何をしてきたんでしょうかね?
大きな疑問です!
縦組みか 横組みか それが問題だ! (その2)
さぁ前回に引き続き文字の縦組み・横組みの話。
今回は横組みです。
〈横組み〉
今、若い人たちは
ほぼ横組みの文字が当たり前なのかもしれませんね。
携帯やPCなども文字は横組みですから。
横組みは、内容にかかわらず無難なスタイルです。
ただ、説明文のような
ちょっと堅めな印象になりがちなので注意。
(だから絵文字とか入れているのか?)
デザイン面では縦組みより行間や文字間、
1行の長さを、さほどきにせず組みやすい。
ただ、1行の文章量が長すぎると
目を追うのが疲れるので注意が必要です。
縦組み、横組みに関しては、
ベースの目線動線を考えて決めるようにします。
縦組みと横組みが意味なく混在していると
目線が散漫になり、読む人が疲れます。
常に読む人の目線が
スムーズに動きやすいようにしましょう。
文字は柄ではありません。
読者に読んでもらうための大切なメッセージですから、
伝わりやすいようにすることが重要です。
縦組みか 横組みか それが問題だ! (その1)
日本語では、縦組みと横組みで
文を表記できますが、
これ、どっちがいいの?と迷うことありませんか?
この問題はかなり深―い。
新聞や折込チラシなど紙媒体の広告を作るとき、
決断を迫られる。
この組み方の選択が、
全体の構成レイアウトに関わるから。
特に通販広告の場合は、
単なる印象の問題だけではなく
一番重要なレスポンスに関わるので、
よーく考えないといけません。
(感覚だけで判断せず、論理的に考えます)
まず、縦組み横組みそれぞれの
特徴や効果、使い方についてお話しします。
(あくまで私的な解釈ですが・・・)
〈縦組み〉
縦組みは感情を伝えたいときに使います。
心を込めた手紙も横書きより縦書きのほうが
心情が伝わりやすいと思います。
なので、長文の愛用者コメントは縦組みの方がいい、
と思います。
ただ、縦組みは行間と文字間のバランス、一行の長さなど読みやすく組むのがデザイン的にとても難しい。
また、感情がこもった文章なら、
余計に内容に応じた組み方が求められます。
次回は横組みについて
エネルギー配分に注意して
昨日から東京はまたまた緊急事態宣言
といっても、街は普段と変わらず人流も多く。
でも、精神的な制限はかかっていて・・・。
コロナ禍にあってあまりにも頼りない政治と
しっくりこない五輪の在り方で
日々「怒」のエネルギーが湧いてきてしまいます。
私たちは日々どこかにエネルギーを注いで
生活しています。
ここでいうエネルギーというのは、電気のことではなく
生きるパワーみないな感じです。
動く・考える・思う・感じる・笑う・悲しむ・泣く・怒るすべて
エネルギーが必要です。
で、このエネルギーは電池のように容量がありますから、
どこにどれだけのエネルギーを使うかが重要です。
今世の中は、不条理なことや
窮地に追い込まれるようなことが多く
どうしても自然と「怒」の方にエネルギーを
割り当ててしまいがちです。
「怒」のエネルギーは大きく、消耗が激しいので
できれば、もっと生産性の高いものに
エネルギーを使いたいものですね。
何でも使える アイディアの出し方
通販広告の制作だけじゃないけれど
アイディアは重要です。
でもどうやってアイディアを出すか。
簡単なのは、対象を
+・-・×・÷の4則で考えてみることです。
だいたい世の中の新しいものは、
既存のものに何かプラスしたり、引いたり
掛け合わせたり、分解したりして
できているものが多いのです。
また、裏側や反対側から見てみる、
考えてみるということも大事です。
あとは、できるだけ客観的・俯瞰的に
見るということも重要です。

