なやみごと。。。
この画像がなんなのかというと、実は400近くいるMDたち。
僕が音楽を聞く時というのは、基本的に高校1年の時から片道1時間半、往復3時間の通学時間であって
そこで聞くにはCDウォークマンではなくポケットに入るサイズのMDウォークマンがちょうどいいんです。
よってCDを聞く習慣がなくMDを聞く習慣ばかりがついてしまったわけです。
CDを買ってもMDにとってそればかり聞いてCDは貸すだけ、見たいな存在。
さらに高校時代&現在もバイトもろくにしてない金欠生活なのでもっぱらCDは借りるばっか。
最近は月15枚~20枚ツタヤで借りてるかも。。。金をかけずにいろんな音楽を楽しむための苦肉の策です。まぁなんかMDがすごいたくさんあるっていいことといえばいいことなんですが、悩みもある。
それは、
1.これからの時代にどう対応するか。
今やipodなどMP3プレイヤーが主流になり音楽はデータで持ち歩く時代。僕もここ1,2年はパソコンに音楽を入れることを始めたんですが昔のやつはMDにしか入ってない。だからipodを買ったらそれらを聞くことができない。それになによりMDたちの存在価値がうすまってしまう。あいつらを見過ごすことはできないのでどうしようか迷ってます・・・。
2.ディスプレイしにくい。
CDとかレコードがたくさんある部屋はかっこいい。雑誌にもたくさん収納術がのってる。それを見ていつも思う。「MDの場合はどうすれば・・・?」常に全部の中から聞くのを選びたいのでいくつかを奥にしまうとかはしたくない。全部前面に出していたいから奥行きはいらないけどスペースはいる。うーん、むつかしい。
3.朝悩む
これだけあると毎朝何を持ってくか超迷います。毎日5枚程度もって行くんですがなかなかきまらずそのせいで遅刻することもしばしば。夜決めとけよって思うかもしれませんが夜と朝じゃ聞きたい音楽が違うんですよ!
4.聞きたいものがレンタルしてない
これは買えって話ですよね、すいません。でもほしいもんたくさんありすぎて何を買って何をあきらめるか決めれません。
とまぁ勝手な愚痴をダラダラといわせてもらいました。たまには、いいかなと思って。
でもやつらは僕の宝です。
THE BACK HORN - 人間プログラム
- アーティスト: THE BACK HORN
- タイトル: 人間プログラム
エモーショナル、エモーショナル、なんていわれるだいぶ前から強烈な形相と歌声で叫びまくっていたTHE BACK HORNのメジャー1stアルバム。
THE BACK HORNのアルバムはこれと3rdアルバム「イキルサイノウ」しか聞いていないがこの作品がやはり一番勢いがあってパワフル。いわゆる最近人気のエモサウンドというより絶叫や悲痛の叫びに近い。スクリーモというジャンルに近いかもしれない。彼らは、最近とかの作品はかなりそうだがだんだんグロテスクでネガティブな世界観を構築しつつある(笑)。とにかく感情むき出しで難しい言葉や変な言葉をよくつかう彼らの世界観はオンリーワン。
イントロから爆音をかきならす#1「幾千光年の孤独」はこのアルバムの一発目にふさわしい。タイトルもまた印象的。暗いなぁ。メジャーファーストシングルである#3「サニー」。ギターのリフとVo.山田将司のシャウトがとてもかっこいい。
一転してかわいげなリズムと爆音を融合させる#4「8月の秘密」は個人的にかなりツボ。アルバムのいいアクセントしても彼らの音楽の幅の広さを表すにしてもいい曲になっている。
そしてこの中でも一番好きなセカンドシングルの#10「空、星、海の夜」。僕好みの静と動の激しい曲。
外国の流行サウンドを真似したとかではなく、彼ら独自の日本産サウンドって感じでとてもよい。
そしてボーナストラック的な#11「夕焼けマーチ」。その名のとおりマーチのリズムでかわいく歌う。
最後にはランララランラン♪なんて今までのネガティブ雰囲気はどうしちゃったの?ってぐらいあかぬけてる。でもかわいい曲なんで好き。やっぱり明るくはないけど(笑)。。。
音とかサウンドも暗い感じなので毎日とか一日何回とか聞くには重たいけどたまに聞くと、「あーTHE BACK HORNいいなー!」って思う作品であること間違いなし。でも歌ってる時の顔怖い。
☆これらのアーティストが好きな人はこの作品も気に入る!・・・はず。
◎eastern youth
○syrup16g
△Number Girl
KOOLOGI - 篝火 - マティダ ブルース -
- アーティスト: KOOLOGI, 米田アキオ, こざこ剛, SONNY CURTIS
- タイトル: 篝火-マティダブルース-
元SNAIL RAMPのAKIOのソロプロジェクト、KOOLOGI。
僕はSNAIL RAMPではタケムラより男臭いだみ声のアキオ派だったので、けっこう期待してた。
KOOLOGIのサウンドは、SNAIL RAMPとは全然違って、ロカビリーやサイコビリーちっくなロック。
ただこのロカビリーやサイコビリーってのが今いちどんなものか僕はわかってない。知ってるのはTHE BRAIAN SETZER ORCHESTRAがロカビリーってことぐらい。なんというか、
リズムでいうと、ドカッドカッドカッドカッっていう感じでウッドベースやアコギなんかも使いブルースのような
しぶーいロックなのだ。色でいうと茶色って感じかな。
そしてその出来はというと、かっこいい曲はかっこいいけど退屈な曲は退屈だという感じ。
#1「Fujiyama Already」は勢いあって重低音がドカドカドカドカそんであのアキオの野太い声。これが彼らの良さを全部出した一番かっこいい曲だと思う。始まりにもぴったし。ポイントはKOOLOGIをコオロギではなく「クーロギーYEAH!!」と叫ぶところ。
#5にはCMでもお馴染みのTHE CLASHのカバー「I fought the low」。ブルースぽい感じでいいんだけど長いしちょっとだるい。
#9「Guilty Way」この曲も#1同様激しい曲。こーいう曲はすこぶるかっこいい。
全体的にファンキーな曲が多い。中にはゆったりなブルースっぽい曲がいくつかあるがちょっとだれるので僕としては全部#1、#9のようなパワフルな曲のほうがよかった。こういう感じのバンドはあまり知らないのでオリジナリティはあるし、すごいよくなる可能性は十分だ。
全曲試聴はココ から。急げ!
☆これらのアーティストが好きな人はこの作品も気に入る!・・・はず。
◎SNAIL RAMP
○10-FEET
△Tokyo Skunx
ELLEGARDEN - RIOT ON THE GRILL & PV特集レビュー
- アーティスト: ELLEGARDEN
- タイトル: RIOT ON THE GRILL
- タイミング的にはちょっと遅れた感がありますが、このバカ売れCDのレビューをしたいと思います。
- 前作から約1年、シングル「Missing」も売れどこのレコード店も大プッシュと爆発する準備は万端であった。
- そして実際オリコンデイリーランキングで2位とその熱の暑さをみせつけたこのアルバム。
- 前作がかなりの傑作だっただけに彼らにかかる期待とプレッシャーは相当のはず。
初めて聞いたとき時の感想は・・・「え!もう終わり!?」
聞きやすいというよりは、あっさりしすぎ。前作と収録時間は大して変わらないのだが、なぜかきいていると
いつの間にか終わってしまう、そんな印象は何回も聞いた今もあまり変わっていない。
決して悪い作品ではない。いつもどおりの彼らで、疾走感とパワーをかねそろえた楽曲は相変わらずいい。
#1「Red Hot」・・・ご存知RED HOT CHILI PEPPERSからきている曲名でプロモにもなり発売前からライブやテレビで聴くことができた。最初の静かな歌いだしから急に暴れだすといった感じで普通にかっこいい曲だ。
#2「モンスター」・・・この曲は日本語詞じゃなくて英語詞のほうがあってたんじゃないかと思う。エルレの日本語曲はアルバムのいいアクセントとなるのであまり多すぎないほうがいいというのが勝手な自論である。
#5「Missing」・・・僕がすごい好きなだけかもしれないが、やはりこの曲が光っている。この曲のような哀愁さが今回のアルバムには少なかったことがもしかしたらあっさりとした一番の原因かもしれない。僕はエモーショナルな曲がだいっすきなもんで。
#6「Bored of Everything」・・・ネットでいろんな人のレビューをみてるとこの曲が何気にすごい人気なのがわかる。そこまで好きってほどではないけどまぁいい曲だと思う。
#7「TV Maniacs」・・・シングル「Missing」のカップリング曲でこの曲はかなり勢いがあっていい。サビのフレーズがやたらと耳に残る。
#9「I Hate It」で終わりそうな雰囲気だが最期に#10「BBQ Riot Song」で暴動を起こして帰る、エルレらしいやり方だ。この2曲もいい曲だがやはりちょっとあっさり。
全体的に見るとまぁやはりいいアルバムではある。どっか知らない人たちがいきなりコレを出したら「何だ、こいつらは、ヤバイ!」ってなるかもしれないがやはりそこはエルレなので求められるレベルもかなり高い。
3000円でいいから14曲45分ぐらいのアルバムがよかったなと思った。
まぁなんにせよ対バンツアーは楽しみ!
そしてここからは昨日MUSIC ON TV!「In Focus」でやっていたELLEGARDEN PV特集のご紹介。やっていた曲は
「Bare Foot」
「(Can't Remember)How We Used To Be」
「ジターバグ」
「バタフライ」
「Missing」
「Red Hot」
の6曲。初めて見るPVもいくつかあった。
「Bare Foot」・・・結構前なのでメンバー全員なんか違う。ドラムの高橋さんにかぎってはロン毛をふりまくってたしね(笑)。
「(Can't Remember)How We Used To Be」・・・この細見さんは金髪マッシュルームカット。でもこのPVすごい好きかも。
「Missing」・・・この細見さんはなんかすごいやせている。この曲のサビに入る前のドラムのドカドカドカドカってとこがめっちゃ好き。
エルレのプロモは「バタフライ」と「Red Hot」以外はみんな基本ライブ映像っぽい感じであんまり変わらない。「バタフライ」は廃倉庫みたいな中でスケボーをしている少年たちと足元がちょっと水につかった状態で演奏するエルレといった感じ。
「Red Hot」は演奏してるところにすごい風でいろんなものが飛んでくるといったこの曲の疾走感をうまく表現しているプロモ、といえるが・・・このプロモを見てなにかを思い出した人はいないだろうか。
そう、Bump Of Chickenの「Sailng Day」のプロモに酷似しているのだ。アングルが違うだけで完全にかぶってるよねーと思ってしまった。ま、いっか。
RELAX BOYZ 2!!
Relax Boyzがかえってきたー!って何の話かというとおしゃれーなフィギュアの話です。しかもガチャポン。
このRelax Boyzはもともと雑誌relaxのキャラクターであったものがフィギュア化されたもの・・・らしい。
詳しくは知らないけど、コレは第2弾で第1弾が出た時、その見た目のかわいさとセンスフルなできに惚れ惚れして、すごい欲しかったのだが買おう買おうと思っているうちにあっさり完売。すごい人気で30万個を超える大ヒットになったらしい。
そして今回待望の第2弾シリーズ!いちおキャラクターにはそれぞれ設定があって、メインキャラのリラックスボーイは前回中学生だったのが今回は高校生に。そして友達も危ないやつらに変わったそうです。
なにがいいかっておしゃれなんですよねーみんな。だってX‐LARGEとかMILKFED.のTシャツ着たりKANGOLのハットかぶったりしてるんですよ。
ガチャポンで一個300円と高く感じるかもしれませんが、ベアブリックとかキューブリックに比べたら相当安いでしょ!種類は6種類(プラスシークレットが2種類あるらしい)で全国のビレッジバンガードやおもちゃ屋、雑貨屋で売っているらしい。
もちろん全部集めたいのですが、一人でやるには少々危険すぎる。絶対同じのいっぱいでてくるだろうし、周りに5人くらい集めてる人がいればいいんですがなー。ちなみに今のとこ4回やって上の3種類。一個かぶったとこでやめときました。最低でもリラックスボーイはほしい!
だからこのガチャポン、学校の生協の前とかに置いてくれないですかね、そしたら誰かしらは集めるだろうし。・・・無理ですか、そうですよね。
Relax Boyzをデザインしたデザイナーさんのページ 。ここで前作のも見れます。ちなみにこのHPは3人 のデザイナーさんのHpらしいのですがそのうちの一人はなんとNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDやS-WORDのCDジャケットをデザインしてるじゃありませんか。ありゃまー。
Hi-STANDARDについて語る
- アーティスト: Hi-STANDARD, 難波章浩, 横山健
- タイトル: メイキング・ザ・ロード
- アーティスト: Hi-STANDARD, 難波章浩, 横山健
- タイトル: ANGRY FIST
- 以前ELLEGARDENの「DON'T TRUST ANYONE BUT US」のレビューを書いたときにHi-STANDARDは日本のインディーズロック界においてあまりにも有名なので書きたい衝動は抑えるとかいていたが、先日久々に聞いてみてその衝動を抑えることができなくなったので書くことにした(笑)。
Hi-STANDARD、VO.&Ba.難波章浩・Gi.&Co.横山健・Dr.恒岡章からなる三人組。彼らが日本のメロコア市場を開拓したということは間違いないだろう。名盤中の名盤「MAKING THE ROAD」のかわいいイラストのジャケットは少しでも音楽をたしなむ人なら見たことない人はいないはず。
ハイスタ、と聞くと中学や高校の青春時代を思い出しギター片手にコピーしてたなーなんて懐かしむ人も少なくないはず。こういう僕もその一人(僕はベースでしたが)。
僕とハイスタとの出会いは確か中2の時、その時は「MAKING THE ROAD」がでたばっかだったらしくケーブルテレビで「STAY GOLD」のプロモが流れてた。それを見た瞬間、僕は彼らに目と耳を奪われた。ビビビッてこういう感じかな。それから、今までチャートにある曲ばかり聞いていた僕が(といってもアイドル系は避けてたけど)自分の好みで音楽をどんどん求めるようになった。この出会いはとてつもなく大きい。
自分の音楽人生年表を作るとしたら小3くらいにチャゲアスに出会い音楽をたくさん聴き始めたのと同じぐらいでかい人生のターニングポイントだった(笑)。
ということで僕は「MAKING THE ROAD」から入った口なんですが、とにかくこのアルバムは最高すぎる!どれもが疾走感と巧みなメロディーセンス、何年たっても色あせないそのサウンド。何万回と聞いたかわからない。
そしてこの前の作品「ANGRY FIST」こちらも超ド名盤!「GROWING UP」「LAST OF SUNNY DAY」などももちろんめちゃめちゃいいアルバムですがこの2作がアルバム全体のカラーが統一されていてよくできたアルバムだといえるだろう。
1曲1曲の良さを説明してたら年が明けるので、それはやめて個人的ライブで聴きたい曲ベスト5を書くことにします。
第5位:「The Sound OF Secret Minds」・・・「ANGRY FIST」収録。少しセンチなメロディがたまらない。
第4位:「Starry Night」・・・「MAKING THE ROAD」収録。この疾走感がいい!
第3位:「My Heart Feels So Free」・・・「ANGRY FIST」収録。ゆったりとしたベースから急に速くなるところが最高にかっこいい。叫びたい。
第2位:「Mosh Under The Rainbow」・・・「MAKING THE ROAD」収録。みんなでこれを聞きながらこの曲
のとおり虹の下でモッシュしたら一生の思い出になること間違いなし!
第1位:「Stay Gold」・・・「MAKING THE ROAD」収録。やはりこの曲。もはや言葉はいらない。
とまぁ、熱い思いを語ったわけですが、なぜライブで聴きたい曲をというと、これもみんな知ってると思うけどハイスタに一時脱退していた難波さんが帰ってきたのだ!それですぐさま再活動というわけにはいかないらしいが、ライブで暴れるハイスタの姿が見られる日はそう遠くないだろう。といってもチケットなんかとれないだろうけど。「AIR JAM」が開催されていたころ、まだ中坊でライブに行く勇気などなくビデオを見て感動しと同時に悔しい思いをした僕にとっては彼らのライブにせめて一回ぐらいは行ってみたい。
だが、再始動ということには多少の不安もある。変わっていたらどうしよう、やはり昔のハイスタとは違う、前のような化学反応はおきないのか、最高な形で終わっていたほうがよかったのではないか・・・・など絶対比較してしまうと思う。だから今僕は彼らに何度となくもらった「Stay Gold」という言葉を今度は彼らに送りたい。
ROCK IN JAPAN&RISING SUN第一弾アーティスト発表!
ついに今日ROCK IN JAPANとRISING SUNの第一弾アーティストが発表されました。
最初は全部書いていたんですが1時間半ぐらいかかってがんばったものが一つの操作ミスによって
全て消えてしまったのでもうかけません。
詳しくは↓↓
☆個人的見解
けっこうかぶってるねー。エルレ、ドーパン、ビークル、民生、銀杏・・・まさに今人気のある人たちが勢ぞろいって感じですかね。
ROCK IN JAPANは二度ほどいったことあるんですが場所的にも日程的にもけっこういいんですよねー、自然多いし近いし。ROCK IN JAPANは出そうだなって人がほとんど出てて意外性はちょっと低い。でも横山健とHOLSTEINあたりは驚いた!そして普通に見たいアーティストいっぱいいる。けっこう均等に見たい人ばらけてるけども。
もしもいったらELLEGARDEN、DOPING PANDA、ACIDMAN、ライムスター、locofrank、横山健、the band apart、ストレイテナー、マボロシ、HOLSTEINなどははずせない。
THE MAD CAPSULE MARKETS、BRAHMAN、山嵐あたりがでたら確実に行くんだけどな。
ハイスタ復活はまだかな・・・。
☆これから出ると思われるアーティスト
◎Def Tech・レミオロメン・GOING UNDER GROUND・スネオヘアー
○RIZE・ASIAN KUNG-FU GENERATION・SMORGAS・Syrup16g
△LOW IQ 01・FRONTIER BACKYARD・キャプテンストライダム・MOOMIN
Story Of The Year - Page Avenue
今日は洋楽を。セントルイス出身のバンドStory Of The Year。ジャンルはエモ、スクリーモ。The Usedと同じプロデューサーだけあってその楽曲はメロディアスでドラマチック。
ある日MTVで「Until The Day I Die」のプロモを見て一発で惚れました。そして去年はかなりはまって聞きまくっていた一枚。HMVやAmazoneのページではすごいいい!って意見とありきたりだっていう意見にけっこう分かれてるが僕はだんぜんかっこいいと思う。普通の歌声の声もいいしそしてシャウトとの切り替えが実にスムーズでうまいと思う。
ちょっとでも興味を持っている人なら#2「Until The Day I Die」だけでもいいから聞いてほしい。この曲はけっこう万人受けするかっこよさだと思う。ライブで一緒に叫んでみたい。絶対歌えないけどカラオケに入ることを熱望。
そしてやはりアルバム全体を通してもいい曲が多い。
アルバム最初の曲にぴったりな勢いのある#1「And The Hero Will Drown」、ミディアムテンポの#3「Anthem of Ourdying Day」、情緒あふれるVoがいい感じの#6「Swallow The Knife」、泣きメロの#9「Sidewalks」そして#10「David And Conquer」からラストまでは疾走感あふれるナンバーで走り抜けるといった感じ。
まだこれが1stなのでよくある「一作目が一番いいバンド」におさまらずこれからもいい作品を出してほしいと思う。サマソニとかこないかなー・・・。
Amazoneのページ(ココ)で試聴できます↓
☆これらのアーティストが好きな人はこの作品も気に入る!・・・はず
◎The Used
○Finch
△Jimmy Eat World
石田衣良 - うつくしい子ども
- 著者: 石田 衣良
- タイトル: うつくしい子ども
今をときめく人気作家石田衣良。僕は「池袋ウエストゲートパーク」はあんまり好きじゃないんですがこの作品はよかった。
●ストーリー
ある街で小学生の女の子が殺害される事件が起こった。その犯人はなんと主人公(僕)の弟だという。
その日を境に、幸せだった彼の家庭は崩壊する。犯人の弟は補導され、毎日記者が家の周りをうろうろし両親は離婚を余儀なくされ、家も引越しして主人公はアパートに母親と妹との暮らすことに。
妹は小学校を変わったが主人公は同じ中学校に残り、弟がなぜそんな事件を起こしたかの真相を探り始める・・・。
とまぁ、あいかわらずわかりにくいストーリーですいません。この作品のすごい所は殺人事件の被害者ではなく殺人犯の犯人の兄に着眼点を置いたところ。彼は弟の犯罪のせいで家庭も崩壊し彼自身の人生も真っ暗になった。「殺人犯の兄」という肩書きは一生消すことができない。「もし自分だったら・・・」なんて考えたくなく目を背けてしまうようなことを書き綴った石田衣良はすごい。
この作品を通じて感じたことは犯人の家族、彼らもまた被害者なのだということ。もちろん責任問題もある。
だが、そういう理論以前にやりきれない思いでいっぱいになる。
この事件を通じて立派に成長する主人公、そして衝撃のラストと後半はとりつかれたように読み続けた。
重い話だが、必ず何かを考えさせられるとても印象深い作品であった。
GUN DOG - Humanity
惜しくも先日活動を停止した五人組のヘヴィロックバンド、GUN DOGの8曲いりミニアルバム。洋楽に負けないような重いサウンドとシャウトをもつ日本人ぽくない日本人バンド。日本人でここまでの音を出すバンドはあまり聞いたことなく、すごいかっこいいのだが逆に極端に洋楽の音に似すぎている。特に初めて聞く人は「これ、Linkin Park?」と絶対思わせるほどLinkn Parkぽい。
でもまぁLinkin Park好きな僕にとっては似てるとか云々、単純にかっこいいのだ。影響はされているだろうけど別にパクってるわけじゃないしいいと思う。というより日本にこういうバンドが他にいないから洋楽っぽいといわれるのであって他にいくつかいたら認知度もあがり認められると思う。
#1「Lost generation」で機械的な音からドラマチックな旋律が流れたと思うと、そのまま#2「Power of the sun」の重いドラム音が響き渡る。この曲のつなぎは相当かっこいい。そしてVo.Kも相当歌がうまいと思う。きれいで攻撃的なシャウトをする。この声こそが一番日本人離れしているかも。少し似たような曲が多いのだが8曲という曲数のせいか、まったくきつく感じることもなくどの曲もかっこいいなと思わせるいい感じのボリュームになっている。
そしてこのミニアルバムの後に出したシングル「Chair」ではさらなる成長ぶりがうかがえ、GUN DOGこれからだ!と思ってたところに活動停止発表。せめてフルアルバム1枚だけでも・・・、GUN DOGの真価を問うアルバムを1枚だけでもと思っていたのに非常に残念でならない。各々の活動に期待するよりない。
試聴はこちらから↓
☆これらのアーティストが好きな人はこの作品も気に入る!・・・はず。
◎Linkin Park
○Limp bizkit
△ILL NINO