GO!GO!7188 - 魚磔
- アーティスト: GO!GO!7188, 浜田亜紀子
- タイトル: 魚磔
自称おしゃれブサイクの鹿児島出身のガールズバンド(といってもドラムは男)、GO!GO!7188。Vo&Gが髪の長いユウ、Bass&Voが前歯の出てるアッコ、Drが小太りなターキーの3ピースバンド。出てきた当初はGSパンクだのなんか変なジャンル分けされていたが最近はもうそのあまり類を見ないオリジナリティが確立されてきた。でも歌謡ロックとかは言われているかも。好き嫌いがはっきり分かれそうなバンドではある。僕は普通に好きです。
確かにGO!GO!のサウンドは男のバンドに負けないくらいの激しいギターチューンから、歌謡曲のように歌う曲や、よく意味わかんない事いってるバカみたいな曲、真面目に聞かせるバラードなど様々だ。そして今までだした4枚のオリジナルアルバムはどれもなかなかのできである。その中でも最も激しいと思われるこの2ndアルバム「魚磔」が僕は一番好きだ。なんとなくアルバム全体のカラーがいい。また、よくメロコアバンドにある英語の曲ばかりでしかも似たり寄ったりの曲で全然曲名が覚えられないなんて心配はこのGO!GO!には皆無なのだ。なんてったって一つ一つの曲名にインパクトあるし歌もコミカルに変わった歌詞を歌い上げたりするので自然と頭に残ってしまったりするのだ。
#1「文具」#10「とかげ3号」はスピード感あふれる激しいロックナンバー、#3「あぁ青春」#4「A.M.7:30」では歌謡曲っぽい部分を見せ、#8「恋の毒薬」#9「めみみはなくち」はきいていておもしろい。女の子の日常のついてないことを静と動で表現した#7「ドタン場でキャンセル」。そしてこの中で一番好きなのが#2「C7」。確かサビの最初のコードがC7だから「C7」という名前というすごい適当な名前の付け方だが曲はとてもいい。ちょっと感情的でそこがまたいい。
GO!GO!は超名曲バラードシングル「こいのうた」がオリコンランキング50位~100位前後をずっとさまよってたこともありそれで知ってる人は多いと思う。コレは知ってるけど他は知らないなんて人はぜひ聞いてみてくださいな。ただしGO!GO!のアルバムはたまーに聞くのがいい。何回も聞くとけっこうはやく飽きてしまう。
最近の音楽シーンにおいて、GO!GO!のこのポジションだけは似たような人たちがいないと思う。あえて言うならば椎名林檎、東京事変ぐらいか。それもちょっと違う気がする。
☆これらのアーティストが好きな人はこの作品も必ず気に入る!・・・はず
◎椎名林檎
○・・・・
△・・・
JAPAN CIRCUIT Vol.23 ライブレポ②!
さてさてJAPAN CIRCUIT Vol.23ライブレポ後半です。
locofrank、DOPING PANDAに続いて登場するのは10-FEET。こちらはうってかわって一番攻撃的で
男臭いサウンド。メンバーの登場と共に人が一気に後ろから押し寄せた。そして予想通り最初の曲は「2%」。この曲は歌詞をほとんど知っていたので熱唱しながら飛び跳ねる。10-FEETはライブがうまいという話を何回か聞いたことがあるがそれは本当の話だった。何より客の心をつかむのがうまい。
関西弁と男くさい顔、可愛らしい笑顔を駆使したMCはおもしろいの一言に尽きる。しかも必ず話にオチをつくるからすごい。客とのコール&レスポンスもしっかりしていてよかった。そしていくつかインフォメーションを発表し、5月にでるというアルバムから2曲ぐらいやった。これらは二つともピースフルな歌詞だったと思う。
最期の曲はやっぱり「RIVER」!みんな待ってましたとばかりに暴れ熱唱。「母は泣いた、ただただ泣いた~!」いやーよかった。
10-FEETが最高の盛り上がりで終わり次のELLEGARDENが始まるまで小休止・・・と思ったら、今まで各バンドのステージの合間は少しスペースにゆとりがもてのほほんと休んでいたのが10-FEETが終わった途端に後ろから人の波が押し寄せぎゅうぎゅうに。(まだ音あわせもはじまってないねんぞっ!)
コレが今のエルレの力なのだろうか。いやはや恐ろしい。
そしてついにエルレ登場。場内に歓声が巻き起こる。一曲目は「Super Nova」。登場のSEも「Super Nova」のような感じだった。基本的にエルレの曲は英語でも歌詞を覚えやすいので常にみんなで大合唱。ぎゅうぎゅうで横に動けるスペースはほとんどなかったのでだいたいはたてに飛び跳ねるか熱唱するか。次は「スターフィッシュ」と「Pizza Man」。「何を話そう~とか!」「ペッパロニ~クアットロ~!」これがみんなで合唱できてよかった。3rdだけじゃなく2ndの曲もいくつかやり、さらには「Misiing」、「The Autumn Song」。これはやばかった。特に「Missing」は心のそこから叫びました、いや、ほんとに。そして「Make A Wish」で終わり、アンコールでなんと「風の日」!「風の日」か「月」どっちかがいいなと期待してたんですごいうれしかった。
エルレのライブは何より本人たちがとても楽しそうだ。楽しそうにプレイしてる人たちを見るとこちらも楽しくなってくる。そして今エルレの人気はほんとにすごい!飛ぶ鳥、いや飛ぶ飛行船ぐらいは落とす勢いを持っている。locofrankが主役はあんたたちだ(観客)、DOPING PANDAが主役は俺だ、といっていたが間違いなく今日の主役は彼ら、ELLEGARDENであった。新曲もかっこよかったし次のアルバムの雰囲気しだいによっては1ヶ月、少なくとも今年中には巷でエルレを知らない人はいなくなると僕は信じてやまない。残念な気も少々するが、逆にこいつは売れなきゃだめだろ!っていう感情もある。
とにかくいいイベントだった。実はライブ寸前まで体調を崩してエスタックイブを飲んでの参戦で最初は気持ち悪かったのだが途中から完全に忘れて騒いでいた。風邪をも吹き飛ばすこのパワー、これで発電とかどーすかね笑?
JAPAN CIRCUIT Vol.23 ライブレポ!
いやー行ってきましたJAPAN CIRCUIT Vol.23。めちゃくちゃ楽しかったけどその分めちゃくちゃつかれました。出演アーティストはlocofrank、DOPING PANDA、10-FEET、ELLEGARDENの豪華メンツ。すべて見るのは初めてです。出演者やROCK IN JAPAN FES、 COUNTDOWN JAPAN FESなどのTシャツがほとんどの中、一人サマソニTシャツを着て参戦しました。
会場は渋谷AX。女の子がとても多く半分か半分以上かそれぐらいいました。セットリストとかはほとんど覚えていないので特に印象に残った部分などを中心に勝手言わしてもらいたいと思います。
初陣を飾るのはlocofrank。一番最初から僕の一番好きな曲「START」。まさかいきなりコレがくるとは思わなかった。会場は一気にヒートアップ。禁止とされていたダイブもちらほらと見られた。そして「Mountain Range」、「No All Others」、「My Sweet」、「Coconuts Fine」や新曲らしきミディアムテンポのナンバーを含み何曲かやった後、僕の二番目に好きな「It's Over」。locofrankではこれが一番盛り上がったと思う。最初は「Voyage」で最期に「START」で燃え尽きるってのを想定していたんだけどな。
locofrankは曲はかっこいいがMCとアクト(振る舞い、盛り上げ方)がもう一つだったかな。まだリリース数も少ないのでこれからに期待大っす。
続いてDOPING PANDA。これはかなり期待していた。打ち込みやギターの軽快なデジタルサウンドが個人的にはかなりツボ。でも今ひとつさえないルックスのせいか(すいません!)、ドーパンのサウンドが踊る音であって暴れる音でないためか今日のメンツでは一番盛り上がりにかけたかな。後ろからガーっと押されるのがなく一定のポジションをキープできたのはいいけどドーパン好きな僕としては少し寂しかった。
曲は新曲を何曲かやったのと僕がフルアルバム「WE IN MUSIC」を聞いてないため知らない曲もあった。
だが知ってる曲は必要以上にぴょんぴょん飛び跳ねていてとても楽しかった。「GO THE DISTANCE」、「Transient Happiness」、「Tabloid Pub Rock」を聞けたのがほんと嬉しかった!でもどーせなら「Under The Sea」と「Don't Stop Your Melodies」も聞きたかったな、なんて。
Vo.スターはかなりの変人ぷりを発揮しその細い体で何度も横蹴りをかましたり、「俺ぜんそくが・・・」といいいったんステージ裏にいきスーパーマンの衣装を着て戻ってくるなどはちゃめちゃなエンターテイナーであった。ギターソロなども多く演奏がうまく音もオリジナリティあふれているのでやっぱり僕は彼らが好きだ。
そんなこんなでとりあえず今日はここまでにして後半は明日書きます。後半はついに10-FEETとELLEGARDENが登場します!
Lily Chou Chou - 呼吸
- アーティスト: Lily Chou-Chou, Shunji Iwai, Miho Omasu, Takeshi Kobayashi
- タイトル: 呼吸
このCDは岩井俊二監督の脆く悲しい少年たちをつづった映画「リリィ・シュシュのすべて」に出てくるリリィ・シュシュというアーティストのアルバムである。現在はSalyuという名前で活動している彼女がリリィ・シュシュという名義で出したわけである。ある意味サントラなのでまずは映画を見てから聞くといいと思う。
映画はいじめ、レイプ、援助交際、自殺がでてくるなどかなり暗い話で見終わった後ものすごい虚無感に襲われるが、映像と音楽はとてもきれいで、見終わった後もしばらく印象に残り考えさせられるいい映画なのでぜひまだ見たことない人は見てほしい。
そしてこのCDだがリリィ・シュシュというアーティストは今ではSalyuとしてテレビでも雑誌でも見ることができるが少し前まではまったくどんな人かもわからず、映画の中でエーテルを感じる超歌姫というような位置づけでUAかと思うような声でとても神秘的であった。プロデュースはミスチルなどを手がける小林武史なのでやはり曲のクオリティはどれも高く映画にとてもマッチした神秘的な曲ばかりである。映画を見た人ならどの曲を聞いてもあのきれいな野原の風景がうかぶのではないだろうか。なおかつ落ち着いた気分になり癒されもする。おすすめは#5「回復する傷」#6「飽和」だろうか。とてもきれいではかなげな曲である。
映画に出てきたエーテルというのは正直よくわからないがリリィ・シュシュには他のアーティストにはない特別なひきつける力を感じる。できればSalyuにはずっとリリィ・シュシュという名前で活動し神秘的な存在であり続けてほしかった。だがもうそれは無理な話。これからのSalyuの活動に普通に期待している。
また、この映画はクラシックのドビュッシーの音楽を使っていてそれがとても綺麗なので映画を見ればドビュッシーにもはまるであろう。
☆リリィ・シュシュはHMVのページで試聴できます↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=980777
☆これらのアーティストが好きな人はこの作品を気に入る!・・・はず
◎UA
○Yen Town Band
△Chara
The Get Up Kids - Something To Write Home About
- アーティスト: The Get Up Kids
- タイトル: Something to Write Home About
エモを語る上でかかせないのがこのバンド、The Get Up Kids。その極上のメロディーとポップセンスで多くの人を魅了してきたバンドである。そして彼らの名作がコレ!
いやー切ない切ない。バラードでなくても切なく感じる声とメロディー。普段洋楽を聴かない人でもこれは気に入るんじゃないかと思う。何といっても#1、#2「Holiday」「Action&Action」を聞けばすぐに彼らの良さがわかるはず!あと、#4「Red Letter Day」も欠かせない。ゆっくりめな曲が多い中、これらはいい感じの疾走感をもっていて自転車でもこぎながら大きな口で歌いたいかんじの曲である(笑)。
そのほかにも#8、#9、#11と聞き所は満載。というよりどの曲もいい曲なので聞く人それぞれによって好きな曲が分かれやすいであろうアルバム。エモの入門盤としても、洋楽ロックの入門盤としても聞け、なおかつ色あせることなく何十年と聞けるアルバムであろう。
そしてなんとそのThe Get Up Kidsが2005年7月に故郷カンザスでのライブを最期に解散することが決まったらしい。。。好きなバンドの解散というのは悲しいものだが、バンドの終わりと考えるのでなくこれから各メンバーの活動によってまた新たないいバンドが増えるのだという希望を持ってとりあえずバンドの一幕にお礼をいいたいと思う。
☆これらのアーティストが好きな人はこの作品を気に入る!・・・はず
●Weezer
●Jimmy Eat World
●Going Under Ground
伊坂幸太郎 - アヒルと鴨のコインロッカー
- 著者: 伊坂 幸太郎
- タイトル: アヒルと鴨のコインロッカー
僕が伊坂幸太郎を読むのはこれで3冊目。ここまででこの人の作品には全くはずれがない。というよりも全部あたり。相当打率高いよー、この人は。はまるはまる。あらすじを少し紹介します。
大学入学のため一人暮らしを始めた主人公・僕は隣の住人で変わった美青年・川崎になぜか書店強盗を手伝わさせられる。それからも僕はこの川崎にふりまわされ川崎のかわった行動に興味を持ち始め彼のストーリーに首を突っ込み始める。
そしてその二年前、とあるペットショップで働く琴美はブータン人の恋人・ドルジと共に近頃頻繁に起こっているペット殺しの犯人達と思われるグループに遭遇する。そして琴美の元恋人・川崎も登場しペット殺しの犯人を追う。
このまったく関係のないような二つの話が交互に進められていき、突然ひとつの話に重なり合う。このミステリーの醍醐味ともいえる瞬間を作り出すのが伊坂幸太郎は本当にうまい。さらにどんでん返しもあり、僕は「まじか!そうだったのか!」と思うほどいっぱいくわされた。そして最後は少し悲しい話になってしんみり・・・。でも、とってもおもしろかった!
早くこの人のほかの作品が読みたいのだがなにせこの人の作品は「オーデュボンの祈り」以外文庫が出ていない。基本的に通学の電車の中で本を読む僕には単行本を持ち歩くのはちょっとつらい。お願いだから文庫ででて!「チルドレン」!「重力ピエロ」!
追伸:実はこれでこの記事を書いたのは三回目。がんばってかいたとおもい保存ボタンを押すと、システムエラー。一瞬にして今までの努力が消える。なんなのさ、これ。しかもどうやら同じように腹立ってる人たちは複数いる模様。まったく、リニューアルしなくてよかったよ、アメブロ。
The Used - The Used
アーティスト: The Used タイトル: The Used (Enhanced)
邦楽ばかりだったのでたまには洋楽を。The Used、彼らは洋楽はもっぱらミクスチャー、ヘヴィロックが好きだった僕をスクリーモの世界にはまらせた。
スクリーモというのが明確なジャンルではないしあまりこの言葉を好まない人が多いみたいだがつまりはミクスチャーばりの激しいサウンド+エモーショナルな歌、シャウトという感じ。元々エモーショナルな曲が大好きな僕は簡単にはまっていった。
デビュー前からOZZ FEST、WARPED TOURなどで活躍していたThe Usedの最大な武器はVo.バートの歌声+シャウト。とてもきれいな声で激しく叫ぶ。これがたまらなくかっこいいのだ。
その激しさは#1「Maybe Memories」の始まりのシャウトから全開!そして少しゆっくりながらもメロディアスな#2「The Taste Of Ink」、思わず自分も叫んでしまう#3「Bulimic」と序盤からいい曲ぞろい。
個人的に最初のほうにいい曲が多いアルバムは好きになる確立高いです。といってもこのアルバムは全体的なクオリティが非常に高い。そして一番飛びぬけてかっこいいのが#8「Blue And Yellow」。静と動、静かな怒りのようなシャウト。そしてこの泣きメロ。これは名曲です!!
これらのアーティストが好きな人はこの作品も気に入る!・・・はず。
●Finch
●Linkin Park
●Yellowcard
追伸:アメブロがリニューアルしてものすごーく書きにくくなったのは僕だけだろうか。Enter押すと必ず行間開くし、左端に寄せれないしとにかくやりずらい。と思ったら表示される時は普通。逆に行間を空けれなくなった。なんなんだよ、いったい。
ELLEGARDEN - BOOTLEGⅡ
セカンドアルバム「BRING YOUR BOARD」主体のツアーですが、かなりいいです。なんといっても本人たちがとても楽しんでいる。曲の合間合間にあるVo.細美さんの絶妙な(!?)空回りトークも会場の雰囲気を盛り上げる。
そしてファーストアルバムが一番好きな僕にとってはたまにやってくれるファーストの曲が大好きだ。
おすすめは#5「風の日」、MCからの流れがかっこいい#7「サンタクロース」やはりこの曲、この一体感に鳥肌が立つ#8「月」、セカンドアルバムからの#9「Surfrider Association」、#12「ジターバグ」#13「金星」#14「So Sad」そしてボーナストラックでの演奏ミスと客のブーイングはいかにもライブならではという感じで楽しい。他にもサードアルバムのレコーディングやジャケット撮影シーンなどもみれて非常にお勧め。
僕もだいぶ迷って買ったが買って損はなかった。ただ欲を言えば最後はもう少し激しい曲でバカ騒ぎして終わりたかったのと客の盛り上がりっぷりをもう少しうつしてほしかったと思う。
4月9日には渋谷AXで行われるELLEGARDEN、locofrank、DOPING PANDA、10-feetが出演する「JAPAN CIRCUIT」に行ってくるので今からめちゃくちゃ楽しみです。早く暴れたい!!!
修行してました。。。
なぜかというと、この1週間とある事情で山ごもりというか(そこまで山じゃないけど)とにかくシャバから離れとある修行をしてたという訳です。
そして今日無事帰ってこれたんでこれからは今までどおり、できるだけ頻繁に
更新していきたいと思いますんでよろしくお願いしまする。
そしてこのブログの画像システムのことなんですが自分がのせたいやつがいつもサイズが大きい、ファイル形式が違うでのせられません。デジカメでとったやつを小さくしたりファイル形式を変えたりするいいフリーソフトなんかありましたら教えてほしい次第であります。
世にも奇妙な物語
自分のブログ
http://dig3.ameblo.jp/
問題のブログ
http://itsumiyu.ameblo.jp/
アドレスもちゃんと違う・・・なんか恐い。