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お笑い芸人「千鳥」の2人がMCを務める
AmebaTVの「チャンスの時間」
この日のゲストは整形を公表したことで
大きな話題になっている有村藍里さんでした。
※架純じゃなくて藍里でした
ご指摘ありがとうございました。
「最近やっと外に出られるようになった」
という有村さんに対して千鳥の大悟が
「やっぱ空は前より青い?」
と聞いたところ有村さんが
「メッチャ青く見えます!」
と答えたのを聞いた瞬間、
数年前の出来事が急に頭に浮かんできました。
もう10年近く前になるでしょうか。
ある日の夜中、
自分の体に起こっていた大きな異変に突然気付いた私。
あまりのショックと恐怖で
頭の中は自分の心臓の音が激しく響いていました。
そしてこう思ったんです。
落ち着いて
今は自分がどうしたらいいのか考えないと
まず朝になったら病院に電話をしよう
電話をしたら緊急であることを伝えて
必ず今日中に診察を受けさせて貰えるように頼まなきゃ
娘には何と言って出かければいい?
ちょっと出かけてくる?それとも
正直にちゃんと言った方がいいのかな?
でも出勤前に不安にさせるのは良くないから
「ホームセンターに行ってくる」とか適当に言っておこう
そうだ、保険証を絶対忘れないようにしないと
だけど、どうしてこんな事になったんだろう
何でこんな風になるまで気が付かなかったんだろう
バカじゃないの?アタシ
これじゃもう手遅れって言われたって全然不思議じゃないじゃん
もしかして・・・・・死ぬ?
アタシ死ぬのかな?
今まで精一杯生きてきたから
自分の人生に後悔みたいなものは全然ないけど
苦労続きの人生で、やっと楽しい人生を
送れる様になってきたばっかりだから
今死ぬのはやっぱり悔しすぎる・・・
せめてあと10年は生きたい・・・・
と思いつつ、死ぬ気満々で病院に向かった私。
というのも
「もう自分は死ぬんだ」という構えで臨んだ方が
本当にそう言われた時
「ええええっ!!!!」ではなく
「やっぱりな!」
「自分が思った通りやないかいっ!」となるからです。
早い話、少しでもショックを和らげたいわけです(苦笑)
そして検査の結果は・・・
どこも全く異常なし
健康体そのもの
自分で発見した大きな異常は
私のただの勘違いだったのでした。
会計を済ませて病院を出た時、私が思わず
え?・・・
と呟いたのは、目に映る景色が
本当にキラキラとバラ色に輝いて見えたからです。
「バラ色に見える」って本当の事だったんだ・・・
そう思いながら嬉し涙を流したことを
急に思い出してしまいました。
昔から「バラ色の人生」なんていう言葉がありますが
「バラ色の人生」って、大豪邸に住んでいるとか
金銀財宝を持っているとか
使い切れないほどお金があるとか
地位や名誉や財産があるとかではなく
幸福感と希望に満ち溢れた人生のことなんだと
あらためて思ってしまった私です。