≪お断り≫
『昔の話』というシリーズの中で元夫の家族に関する事を色々書いていますが
その際、元夫の名称が「夫」になっていたり、元姑・元舅の名称が「姑・舅・義母・義父」となっている事があると思いますが全て同一人物です。
こちらの話しの続きです。
姑が言った「T子が怖い」という発言が気になって仕方なかった私は
T子夫婦と会う前、思い切って元夫に聞いてみることにしたんです。
T子夫婦と会う前、思い切って元夫に聞いてみることにしたんです。
え？おふくろそんな事言ったの？
うん。
全く、何でそんな余計なこと言うのかなぁ
こういうこと本当は聞きたくないんだけど
もしかしてT子さんと付き合っていたっていうことある？
ないないない！それは絶対ない！
誰に聞いてもらってもいいよ！
誰に聞いてもらってもいいよ！
でもT子さんに「結婚して」って言われたんでしょ？
T子さんのご両親からも「もらってやって欲しい」って懇願されたって聞いたけど。
T子さんのご両親からも「もらってやって欲しい」って懇願されたって聞いたけど。
うん。それは言われた。
でもキッパリ断った。
でもキッパリ断った。
どうして？
会えば分かると思うけどさ
チョ～気が強くてチョ～我がままでチョ～高飛車なんだよアイツ。
そ、そうなんだ？
しかもだよ？
ガタイがデカくてゴツくて男みたいなんだよ
そ、そうなんだ？
その上、男以上の剛毛でさ！
その剛毛を隠すためにいつも黒いストッキング履いてるんだけど
俺初めは黒いグルグル模様がついてるストッキングだと思ってたんだよ。
でもよく見たら黒いストッキングの中ですね毛が渦巻いてるんだよ！
ええっ！？
怖いだろ！？
確かに・・・
考えてみ？
もし自分が男だとしてさ
チョ～気が強くてチョ～我がままでチョ～高飛車で
デカくてゴツくてすね毛が渦巻いてる女と結婚したいと思うか？
ちょっと思わないかも・・・
だろ！？
でもお義母さん、どうしてTさんのこと怖いって言ったのかしら・・・
いやいや、
だって本当に怖いから！あの女！
あ、単純に「怖い人」っていうことなのね。
といった感じで一応納得した私でしたが、
実際にT子を知ってからは
「納得するには早かった」と気づいたのです。
待ち合わせ場所のレストランに到着すると、もうすでに来ていたT子夫婦。
夫：お待たせしちゃって申し訳ない。こちらが婚約者のアキです。
私：はじめまして、アキと申します。
これから色々とお世話になると思いますがどうぞよろしくお願いします。
これから色々とお世話になると思いますがどうぞよろしくお願いします。
K：はじめましてアキさん、T子の夫のKと申します。
T：夫君の幼なじみのT子です。
K：いや～～～！！ビックリした！
すごいキレイ！
こんな事言ったら失礼かもしれないけど
ちょっと日本人には見えない！
夫君、よくこんな美人捕まえられたね！
すごいキレイ！
こんな事言ったら失礼かもしれないけど
ちょっと日本人には見えない！
夫君、よくこんな美人捕まえられたね！
私：苦笑(顔ひきつる)
夫：そうなんですよ！
仲間内からも僻まれちゃって
仲間内からも僻まれちゃって
大変なんです！(高笑い)
K：そりゃそうだよ！
こんなに美しい人が奥さんになるなんて
誰でも僻むって！
こんなに美しい人が奥さんになるなんて
誰でも僻むって！
夫：ですよね～～！！
人前でこういう褒め方をされるのが死ぬほど苦手な私は
それだけで言葉にならないほど嫌な気持ちになったのですが
もっと嫌だったのはそれをT子の目の前で言われたことです。
(ちょっとやめてよ！何でT子の前でそういう事言うの！？)
と思いつつT子を見てみたら・・・
ホント綺麗よねー
まるでお人形さんみたい
私昔からお人形さん遊びが
大好きだったのよねー
頭とか手とか足とか全部もいでよく遊んでたわー
これが十数年の長きに渡る戦いの始まりでした。
つづく。
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