大阪フィルハーモニー交響楽団の楽員による非公式ブログを始めました!このブログを通して大フィルの活動の様子や各楽員の感じている事な大フィルのメンバーのいつもを紹介していきます。
ゴールデンウィーク最終日の今日は、琵琶湖ホールにてドラゴンクエストの演奏会。あいにくの雨模様なのですが、じめじめ空気を吹っ飛ばして、清々しい空気がホールに響きました。今回のドラクエは交響組曲1番からⅪ番までのシリーズの中から良い所取りのプログラム。ドラクエファンには堪らないですねー♪さてさて、舞台スタッフさん達による粋でプリティーな演出がありました!それはスライム君が色んな所に鎮座しているのです!!ここにも!ここにも!ここにも!!!!舞台スタッフのヤス君、ペタペタ貼ってます!この子はティンパニーを見守っています!ハープの上にも!?さて問題です!!舞台にスライム君は何匹いたでしょう?^_^
5月3日は【BOSS金井 × 大フィル × 吹奏楽】大フィルの人気奏者、クラリネットの〝BOSS金井〟さんが指揮者で帰ってきた!吹奏楽を心から愛するBOSS金井さんによる、吹奏楽レパートリーをオーケストラで聴く斬新な企画。気合いの入ったリハーサルが続いています。公演の聴きどころをBOSS金井さんに伺いました。💜【BOSS金井 × 大フィル × 吹奏楽】勝手に語る聴きどころ&来ないと損する理由。⚫︎オープニング[アルメ]は、丸谷先生追悼という事で選ばれました。なんとなんとBOSS金井の渾身のアレンジ!大フィルサウンドを知り尽くしている男が超有名曲をどう料理するのか。⚫︎[大阪俗謡]はこれも「丸ちゃん × 淀工」で有名になったけど、元々は朝比奈先生がベルリンフィルを振る時に大フィルホルン奏者だった大栗さんに書かせたもの。今回は、言わば「本家」の大フィル演奏。⚫︎[第六の宿]は元々はオケの曲だという事を知らない吹奏楽ファンも居るのでは?それもそのはず、実際オケでは滅多にやらないからね。今回聴き逃すと、もう生で聴けるチャンスは一生ないかもよ。⚫︎名曲「風紋」も保科先生自らのスペシャルアレンジですぞ。⚫︎何と言ってもこれでしょ❗️最近話題沸騰の「高昌帥*協奏曲」を作曲家本人のオケアレンジで!! 「オケの響きをイメージして書いた吹奏楽曲」だそうなので、それをオケにしたらどうなる??? 世界初演‼️BOSS金井さんの音楽家としての魅力がつまった特別公演。当日券もございます。是非楽しみください。開催日時:2023.5.3 (水・祝) 16:00会 場:豊中市立文化芸術センター 大ホール指揮:金井信之<曲目>A.リード(金井信之編)/アルメニアン・ダンス パートⅠ(管弦楽版)大栗 裕/大阪俗謡による幻想曲アーノルド/組曲 「第六の幸福をもらたす宿」保科 洋/風紋(作曲者によ管弦楽版)高 昌帥/吹奏楽のための協奏曲(作曲者による管弦楽版)<料金>A 4,900円 B 3,900円 C 2,900円 D 1,900円
マチネ・シンフォニー Vol.29開催日時 : 2023.4.6(木) 14:00会 場:ザ・シンフォニーホール期待の公演、リハーサルが始まりました。井上道義 × 大阪フィルに、大フィル コンサートマスター崔文洙のヴァイオリンソロでショスタコーヴィチ!ヴァイオリン協奏曲から始まったリハーサルは、マエストロも崔さんも音楽の熱さ全開。通常よりも弦楽器編成を少な目の人数にし、全ての奏者がエネルギーを掛けてバランスの取れる編成の工夫はマエストロのアイディアです。井上マエストロは、ソリストをお迎えしての協奏曲よりもコンマスとの協奏曲でオーケストラとの一体感を目指したいとの事。協奏曲後の「黄金時代」では、なんと崔さんがコンマスとしても出演してくれます。バレエ組曲「黄金時代」には協奏曲とは違う趣のヴァイオリンソロがありますよ。井上マエストロは、ショスタコーヴィチ交響曲4番は大フィルとの共演が最高だった!と伺った事があります。旧フェスでの定期、そして首席指揮者就任の定期と演奏してまいりましたが大変思い出深い演奏会でした。我々が最高に信頼するコンサートマスター崔さんは、井上マエストロにとっても長年ご一緒している最高に信頼するコンサートマスター。しかも、どちらも思い入れの強いショスタコーヴィチ・プログラム!さて、ショスタコーヴィチ・プログラムのコンサートとなると、聴くのもしんどそう…と思われるかも知れませんが、バレエ組曲「黄金時代」は、いきなり遊園地の様な音楽で始まります。3曲目のポルカは、楽しい曲として有名。弦楽四重奏でも演奏されますね。ここにハイドンの交響曲が加わるという井上マエストロならではのプログラム。実は春の陽気に誘われて出かけるには、気持ちよく楽しめる相応しいプログラムです。(マエストロの「黄金時代」のスコアは黄金色の表紙!)2024年末で指揮者引退を表明されている井上マエストロですが、それはそれ。集大成として綺麗に纏めることはなく、常に可能性を追い求めるハラハラドキドキのリハーサル。練習が進むにつれて音楽が生き生きとしてきます。期待のコンサート、是非お出かけください。開催日時 : 2023.4.6(木) 14:00会 場:ザ・シンフォニーホール指揮:井上道義独奏:崔文洙●ハイドン/交響曲 第103番 変ホ長調「太鼓連打」Hob Ⅰ: 103●ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77●ショスタコーヴィチ/バレエ組曲「黄金時代」作品22a【1回券】A席:5,100円B席:3,100円※未就学のお子さまはご入場いただけません。<チケット販売所>大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333チケットぴあローソンチケットe+(イープラス)
大フィルファンの皆様へ。今回、初めて演奏させていただいたミューザ川崎シンフォニーホールですがお客様の目から普段は見えないバックステージでの我々奏者の様子を、チラ見せさせていただきます。特に、本番前の各奏者の様子は、、、こちらまでドキドキが伝わってきます!我らがヴィオラ特別トップ奏者。井野邉さん!ダンディズムの塊ですが本番直前に蝶ネクタイを整える超レアショット!トロンボーントップ奏者の福田えりみさん!常に笑顔を絶やすことない素敵な彼女のファン急増中❗️❗️トランペット1番奏者の篠崎さん!舞台裏でのリラックスした表情と舞台上での真剣な眼差しのギャップ萌え❤️舞台裏にはもちろん楽器も所狭しと並べられています!また、我々のコンサートはたくさんの客演奏者の方々にも支えられています。それぞれ、本番前の緊張感が伝わりますでしょうか???普段、あまり見えない我々の裏側ツアーをお届けしました!山田俊介
昨日は大フィルにとって初訪問のミューザ川崎のホールにお邪魔してきました。舞台と客席がこんなに近いんです!お客様と一緒にコンサートを作りあげる感覚が持てるという感じが良いですね!今月いっぱいはオンラインでの配信も聴けるそうです。詳しくはミューザ川崎の方のサイトでご確認ください!\#サマーミューザ 生配信終了/♪#大阪フィルハーモニー交響楽団 ~西に大フィルあり! マエストロの十八番~(8/5)初登場の #大フィル 終演しました!!ご来場&ご視聴の皆様ありがとうございました。アーカイブ配信は8/7(日)正午から。#夏ジャーン #イリヤ・ラシュコフスキー #尾高忠明 pic.twitter.com/U3AejeHkUc— ミューザ川崎シンフォニーホール (@summer_muza) 2022年8月5日
今日まで3日間、定期演奏会のためのリハーサルがありました。☝️休憩中の一コマですが、皆さん汗かいています💦横を見るとこんな状況😅 ☝️何故かというと冷たい空気をこれで送っているのです。あとは脇に挟んだり頭にのせたり…。なぜこんな事になっているかというと練習場の空調が壊れました指揮者も楽団員も汗だくの中でリハーサル💦トレヴィーノさんもカイピリーニャとかビール飲みながら、やらないとと汗だくの中、陽気にリハーサルを進めてくださいました。金、土と2日間、演奏会がありますので是非お越しください!第559回定期演奏会開催日時:2022.6.24(金)19:00会 場:フェスティバルホール指揮:ロバート・トレヴィーノチョウ・ティエン/管弦楽のための協奏曲【日本初演】ブラームス/交響曲 第2番 ニ長調 作品73<料金>A席:6,300円 B席:5,300円 C席:4,200円BOX席:7,400円 学生席:1,000円
5月の公演ではドラクエのコンサートが2回あります。1回目は先日、びわ湖ホールにてドラゴンクエストⅥを開催しましたが、5/15(日) はドラゴンクエストⅪ です。実は指揮者の角田鋼亮さんをはじめ,オーケストラの奏者の中にもドラクエファンはいます。そしてこの☝️スライムも当日皆さんにお会いしたいですよね。現れたりしないのかな〜。
本日14時開演、シンフォニーホールにて、マチネ・シンフォニーvol.27は、日本とアメリカというテーマのプログラムです。指揮:井上道義クラリネット:ダニエル・オッテンザマーガーシュウィン/パリのアメリカ人コープランド/クラリネット協奏曲大栗裕/大阪俗謡による幻想曲伊福部昭/日本組曲より “盆踊”“演伶”“佞武多”A席:5,100円 B席:3,100円<チケット販売所>大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:211-057】ローソンチケット 0570-000-407【Lコード:53294】e+(イープラス)コロナ禍となって以降、なかなか海外からのソリストとの共演が難しかったですが、約2年ぶりにその共演が叶うコンサートとなりました。本日のソリスト、クラリネットのダニエル・オッテンザマー氏は、世界最高峰のオーケストラの1つであるウィーンフィルハーモニー管弦楽団首席奏者。また、弟であるはアンドレアス・オッテンザマー氏はベルリンフィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者、お父様ダニエル・オッテンザマー氏ウィーンフィル元首席奏者という、生粋のクラリネットファミリー。マエストロ井上道義氏は、お父様のダニエルさんと日本で過去に共演されており、その際には井上氏はピアノを演奏されたそうです。ダニエル氏より、公演へ向けたインタビュー動画↓https://youtu.be/8iOTJIMWo90コープランドのクラリネット協奏曲は、冒頭の幻想的かつ甘美で伸びやかなメロディと、カデンツァ(ソリストの独奏)の後に技巧的でリズミカルな部分との、コントラストの大きな作品です。ダニエル氏の丸みを帯びた響き豊かな音色と、自由自在に操る音楽を是非お聴きいただきたいと思います。ガーシュウィンのユーモアとお洒落なハーモニーが詰まったパリのアメリカ人。後半の日本の作品は前半とはガラリと変わって、ザ!日本!!!農民たちが土を耕したり、盆踊りをしたり、古き良き日本の風景が想像されるのではないでしょうか。これほど前半とは後半でコントラストのあるプログラムもなかなかありません^_^是非お越しください♪
先日行われた大フィル3月定期演奏会の際、実はテレビ大阪の取材カメラが入っていました。それはなぜかというと、大フィルのスタッフの一人である「ライブラリアン」の担当、家恵子さんにスポットを当てた取材のためでした。私たちにとっては、演奏する上で大変重要な楽譜、大フィル75年の歴史の積み重ねを楽譜からも至るところから感じています。その大事なものを全て管理、準備等しているライブラリアンという、欠かせないスタッフです。テレビで放送されたものがYouTubeチャンネル「テレビ大阪ニュース」でもご覧いただけますので、こちらでご紹介させていただきます。定期演奏会の演奏の一部、弦楽器のボーイング(弓の上げ下げ、ダウンとアップ)についてをコンサートマスターの須山さんがインタビューにて詳しくお伝えしているなど、とても充実の内容です。是非ご覧ください♪オーケストラを支えるライブラリアンとは…〈LBS×現場探究〉オーケストラの演奏に欠かせないのが楽譜。プロのオーケストラには楽譜を専門に扱う「ライブラリアン」という仕事があることをご存じですか?華麗な演奏を影で支える現場を取材しました。#ライブラリアン #オーケストラ #大阪フィル #フェスティバルホール #LBS #日経新聞 #やさしいニュース #テレビ大阪 #現場探究─...youtu.be
今年度最後の定期演奏会は、小泉和裕マエストロをお迎えしてベートーヴェン・オネゲル・シューマンのプログラムをお届けします。初日のリハーサルから内容の濃い充実した練習でリハーサルの合間にも笑い声が出たりと和やかな感じで3日間の練習を終えました。ゲネプロもサクサクと進み、リハーサル最終日、ある場所でチェロ花崎さんからマエストロにお願いをした箇所がありました。(それは何処でしょう。本番を聴かれた方はお気付きになられるかな?)ゲネプロの最後にマエストロから花崎さんに「いい勉強になったよ!」と仰っていましたがチェロパートだけではなくオケ全体の一体感もうまれて、マエストロとご一緒する本番2回が楽しみになってきました♪このブログを読んで頂いて興味を持って頂けたら是非明日3/5(土) 15:00開演 フェスティバルホール にお越しください。
11月23日、24日は第533回定期演奏会でした。初日が祝日、2日目が平日の珍しい組み合わせの日程での定期演奏会でしたが御来場頂いた皆さま有難うございました。当初出演予定のフルート奏者・エマニュエル・パユ氏の出演が不可となったため、チェロ奏者の横坂源氏をお迎えして開催しました。指揮:尾高忠明チェロ:横坂 源ソプラノ:安井陽子ハイドン/チェロ協奏曲 第2番 ニ長調マーラー/交響曲 第4番ここでゲネプロ1日目と2日目の写真を紹介します。ハイドン のゲネプロです。マーラーとは違い小さい編成でのオケになっています。そして2枚目はゲネプロなのに、みんな衣装を着ています。何故でしょうか?!リハーサル初日に続き、ゲネプロ2日目もクラウド・ファンディングで寄付を頂いたお客様と写真撮影の為に演奏者は本番衣装で、お申し込み頂いた方々には指揮台に上がって頂き写真撮影を楽しみました♪コロナ禍で世の中大変な状況が続きますが、こうやって私たちの活動を支えてくださる方々がいらっしゃる事に感謝を改めて感じた定期演奏会でした。
10月中旬から一気に寒くなり、少しずつ京都の紅葉も彩り鮮やかになりつつあることでしょう♪10月最後の日曜日、京都特別演奏会を開催致します。音楽監督尾高忠明マエストロによるブラームスの交響曲第2番、ピアニスト小山実稚恵さんをお迎えしてベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番【皇帝】、充実のドイツプログラムです。2021年10月31日(日)午後3時開演京都コンサートホール指揮:尾高忠明ピアノ:小山実稚恵ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」ブラームス/交響曲 第2番<料金> S席:5,000円 A席:4,000円 B席:3,000円 学生は各ランク半額 ※未就学のお子さまはご入場いただけません。 ※学生席は、演奏会当日25歳以下の学生の方が対象。学生証の提示が必要です。大阪フィル、エラート、京都コンサートホール、ロームシアター京都のみでの取り扱い。<プレイガイド>大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890エラート音楽事務所 075-751-0617京都コンサートホール 075-711-3231ロームシアター京都 075-746-3201チケットぴあローソンチケット 0570-000-407e+(イープラス)協賛:ローム株式会社【発売日】6月22日(火)<お問合せ>大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890(営業時間:平日10:00~18:00/土曜10:00~13:00/日・祝休)Osaka Philharmonic Orchestrawww.osaka-phil.com尾高マエストロによるブラームス2番の交響曲を演奏は2019年10月初旬ブラームスチクルスの演奏会でした。マエストロは、この作品は南オーストリアの湖が美しい場所で描かれていて、第1楽章の冒頭は自然の風景が目に浮かぶように、終盤では1日の終わり夕焼けの穏やかさを感じさせるように、などと表現されていました。またベートーヴェンからの影響も随所に感じられる作品だとお話されていました。↑今日のリハーサル最初の1時間は、大フィルをいつも応援してくださる正会員の方々に見学いただきました。ベートーヴェンの第5番ピアノ協奏曲【皇帝】は、5つある彼のピアノ協奏曲の最後の作品で、傑作を多く生み出した時期に描かれました。大フィルでも度々演奏する作品ですが、協奏曲はソリストの音色にとても影響されるのでオケのサウンドも毎回違ってきます。穏やかで優しくオケにも微笑んでくださる姿が印象的な小山美稚恵さん。第1楽章から第3楽章まで、まるで魔法のように多彩な音色をとても自然に、心の奥深くから湧き出る温かさを持ち合わせながら、リハーサル時にとても気品高く豊かな時間が流れていました。ピアノという楽器がまるで1つのホールのように喜びを持って響き渡り、それでいてオケと共鳴する部分、オケに引き渡してくださるクレッシェンド(だんだん音が大きくなること)もオケに寄り添いながら素敵に歌い上げていらっしゃいました。言葉では到底語り尽くせない、小山さんがベートーヴェンへ、この作品への深い敬愛の気持ちも感じ取れる演奏です。これは是非生で聴いていただきたいと、とても強く感じました。↑リハーサル後の1枚(左から)コンサートマスター須山氏、小山美稚恵氏、音楽監督尾高忠明氏※撮影時のみマスクを外しています、。ブラームス交響曲、第1番ハ短調とは対照的な性格も持つ第2番ニ長調、小山実稚恵さんの美しく豊かな【皇帝】を是非!京都コンサートホールにてお楽しみください♪※当日券の販売もございます。
10月は、 秋山和慶マエストロと3回の公演でお世話になります。その第一弾が 明日のソワレのコンサート① 2021年10月1日(金)午後7時開演 ] ザ・シンフォニーホール指揮:秋山和慶ピアノ:福間洸太朗シベリウス/交響詩「フィンランディア」作品26グリーグ/ピアノ協奏曲 イ短調 作品16ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」大フィル会館での練習ですソリストの福間さんもリハーサルから気合が入ってます。②アジアオーケストラウィーク2021 大阪フィル2021年 10月4日 (月) 19:00 開演東京オペラシティコンサートホール指揮:秋山和慶 ピアノ:児玉 桃グエン・メイツィ・リン:「穏やかな風」オーケストラのための細川俊夫:月夜の蓮―モーツァルトへのオマージュ―ピアノとオーケストラのためのベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67 「運命」③2021年10月14日(木)午後7時開演2021年10月15日(金)午後7時開演出演者・曲目変更 フェスティバルホール指揮:秋山和慶R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲ブラームス:交響曲 第4番今年80歳のマエストロ。変わらず、パワフルでお元気です。モニターの写真なので画像が悪くてすみません(^◇^;)
定期リハーサル初日後、今回の定期で、当初予定されていたアンガス・ウェブスターさんが政府の入国制限につき来日できなくなったことをうけ、急遽、代役として指揮を務めてくださることになった松本宗利音さんに少しお話を伺いました。⁃ 松本さんは、昨年11月に大阪フィルハーモニー会館で、本番をご一緒させていただいたのが初めての出会いでした。今回、定期演奏会を指揮される。ということですが、大阪フィルの印象はいかがでしょう?松本「いやぁー。良く鳴るなぁーーーー。それが、本当に素直に感じられました。東京のオケなどは現在も最大で14型で定期演奏会をされているところも、多く...私も指揮者としての本格的な活動が始まってすぐ、このコロナの時期にかかってしまったので...16型の響きというものも、またとても新鮮で、大阪フィルの音。というものをまさに肌で体感しています。」⁃ そうですね。昨年11月にご一緒した時はオケは12型でしたので、その時とはまた印象が大分違うかもしれません。松本「あと、やっぱり楽員さんみんなが温かいですね。なにかこちらがアクションをすると必ず返してくれる。というのがとても良いですね。」⁃ 大阪人ですから笑。今回、選曲につきましては元々決められたいたものをそのまま引き継いで。という形になりましたが、いかがでしょう?それぞれの曲についてお話をうかがっても良いでしょうか?松本「そうですね、アーノルドとブリテンについては、私も初めて指揮をします。ですので0からの取り組みとなりました。実は今回元々指揮をされる予定でした英国人のウェブスター氏が、8月後半時点で、もしかしたら入国できるかも。という連絡を受けていたのです。そのことを聞いて、なぁんだ。と思って一度スコアは棚に戻してしまったのですが。やはり、入国制限が厳しく正式に自分が指揮をすることが決定されてから、まぁ集中して勉強しました(笑)」松本「アーノルドの序曲については、大変わかりやすい曲ですよね。とてもとてもシンプルに描かれていますしメロディーもとても美しい。オーバーチュアとして取り上げるのはとても良いと思います。その分、ブリテンのVn協奏曲はとても複雑ですよね。今日はオケだけでのリハーサルでしたが。また、ソリストが入ってくると違ってくると思います。」⁃ 今回、Vnのソリストを務めてくださる辻彩奈さんですが、彼女との演奏経験は今までには?松本「はい、今年の春に。その時はチャイコフスキーをご一緒させていただきました。そして、今回ブリテンの協奏曲をご一緒することになって、都内で事前に打ち合わせをさせていただいたのですが...なんというか憑依したように弾かれるのですよ。このブリテンの、反戦のメッセージだったり最後は眠りについていったり。すごい世界観のある曲なのですが、それを辻さんはとても素晴らしく表現してくださると思いました。」松本「チャイコフスキーについては、日本での演奏回数が多すぎて、指揮者にとってもオケにとっても新しい発見をすることがとても難しいのですが、、、実は私はロシアに行った時にオペラを聴きにいったりもしたのですが...マリインスキー歌劇場で、オケの音はピットからだったのですがすごい音がするなぁ。と思いまして。音量ではなくて、音色が。なのですが。今回、チャイコフスキーの5番も3日もリハーサルができますので、改めてピュアな気持ちでオーケストラの皆様と音作りをできたら。と思います。」⁃ ありがとうございます。最後に、大阪の皆様に一言メッセージをいただけますでしょうか。松本「僕も大阪で育ったので、大阪フィルという存在は昔からとても大きなものでした。朝比奈先生から大植英次氏、井上道義氏。そして尾高先生と、全くカラーの違うマエストロ達と歩んできた大阪フィルの音というのは財産だと思います。その中で、私なりのサウンドを大阪フィルの皆様と作り上げて行けたら。と思います。」ありがとうございました!文:山田俊介
有料公演、配信公演の2つにより行われた大阪クラシック2021も無事終え、今週末には第511回定期演奏会が開催されます。【大阪クラシックフィナーレの様子】※大阪クラシック2021配信公演は、You Tubeの【大阪クラシック2021】チャンネルにて10月31日まで無料でご視聴いただけます。沢山の配信動画がございますので、是非ご覧ください♪Osaka Classic 20212006年から開催している初秋の大阪を彩るクラシック音楽の祭典で、大阪フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者・大植英次の発案により、大阪のメインストリートである御堂筋と水の都大阪を象徴する中之島エリアを中心に、オフィスビルのロビーやカフェ、ホテルなどを主な会場として1週間にわたり開催するイベントとしてスタートしました。 2019年までの14年間で1,122公演、…youtube.com大阪クラシックosaka-classic.jp2021年9月24日(金)午後7時2021年9月25日(土)午後3時出演者変更 フェスティバルホール指揮:松本 宗利音(シュウリヒト)ヴァイオリン:辻 彩奈(当初出演予定の指揮者・アンガス・ウェブスター、ヴァイオリニスト・ベンヤミン・シュミットは新型コロナウィルス感染拡大防止策である外国人入国制限により、来日不可となりました。代わりまして松本宗利音、辻彩奈が出演いたします。曲目変更はございません)アーノルド/序曲「ピータールー」ブリテン/ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー/交響曲 第5番<料金>A席:6,300円 B席:5,300円 C席:4,200円 BOX席:7,400円 学生席:1,000円 ※学生席は25歳以下の学生の方が対象。公演当日学生証の提示が必要です お買い求め方法はこちらをご覧ください。※大人の方がご同伴される場合、2名様まで1枚5,300円にて並びの席をご購入いただけます。※未就学のお子さまはご入場いただけません。<チケット販売所>大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890フェスティバルホール チケットセンター 06-6231-2221チケットぴあ 0570-02-9999【Pコード:未定】e+(イープラス)タワーレコード梅田大阪マルビル店 06-6343-4551(店頭販売のみ)<お問合せ>大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890(営業時間:平日10:00~18:00/土曜10:00~13:00/日・祝休) 20世紀のイギリスを代表する作曲家ベンジャミン・ブリテンが、第二次世界大戦の始まった1939年、26歳の時に作曲したヴァイオリン協奏曲作品15数あるヴァイオリン協奏曲の中でも、とりわけ高度なテクニックが要求されるこの作品を、ヴァイオリニスト辻彩奈さんが演奏してくださいます。今回の演奏にあたって、様々なインタビューを受けられていますので、紹介させていただきます。【SPICEの取材記事↓】大阪フィルハーモニー交響楽団「第551回定期演奏会」で、ブリテンのヴァイオリン協奏曲に挑戦する辻彩奈に聞く | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス大阪フィル「第551回定期演奏会」で、ブリテンのヴァイオリン協奏曲に挑戦する辻彩奈に聞く #辻彩奈 #大阪フィルspice.eplus.jp【ぶらあぼのインタビュー記事↓】INTERVIEW 辻彩奈(ヴァイオリン)高度な技巧が要求されるブリテンの協奏曲に挑む ヴァイオリニストの辻彩奈が、大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏…ebravo.jp【辻彩奈氏×大フィル事務局長福山修氏の対談記事↓】辻彩奈、新たな境地へ“代役“で挑む難曲。大阪フィル、コロナ禍におけるオーケストラの現在 - 辻彩奈 × 福山修(大阪フィルハーモニー交響楽団 事務局長)特別インタビュー対談|KAJIMOTO9/24、9/25 フェスティバルホール チケット好評発売中!www.kajimotomusic.com文・宮田英恵
大阪クラシック2021無料配信第17公演本日、17公演の収録をしてきました!メンバーは、◎オーボエ&イングリッシュホルン:水村一陽◎トランペット&ピッコロトランペット:高見信行◎ピアノ:佐々木有紀です。曲は、J.W.ヘルテル作曲トランペットとオーボエの為の協奏曲 変ホ長調とA.コープランド作曲のクワイエット・シティ〜静かなる都市をお送りします!2018年に大フィルに入団した水村と高見は、普段共にセカンドを吹いていますが、今回は一緒になにかやってみよう!と言うことになりまして、この2曲を選びました!J.W.ヘルテルのトランペットとオーボエの為の二重協奏曲では、水村はオーボエ高見はピッコロトランペットを演奏します。快活なテンポの1.3楽章とゆったりとしたオーボエの独奏による2楽章からなっています。ピッコロトランペットは、1、3楽章のみの演奏ですが、さり気なく?超絶技巧になっておりますので、その辺りも観ていただけたら嬉しいです。A.コープランドのクワイエットシティ〜静かなる都市〜では、水村は、イングリッシュホルン高見は、Es管のトランペットを演奏します。ちなみに余談ですが、水村のイングリッシュホルンは、今年彼が新しく購入した所謂おニューの楽器です。その素敵な音色も聴きどころのひとつです!この曲は、1941年にニューヨークで初演されたそうで、今年は初演から80周年になるそうです。どちらも独奏楽器と弦楽アンサンブルの為の曲ですが、今回は、ピアノで佐々木さんに弾いていただきます。最後に僕らの赤い衣装は、揃えるために二人で買いに行きました。スィーツの好きな僕ら二人は、もちろんそのあとにカフェに行き甘いものもいただきました。笑お楽しみください!
9/14(火) 12:00より公開となっている配信№7大阪市立中央公会堂・中集会室での収録です。サティ/「3つのジムノペディ」より第1番プーランク/チェロソナタチェロ:庄司 拓ピアノ:市川 未来(みき)プーランクのチェロソナタは、世界中から芸術家が集まる活気溢れるパリの雰囲気が色彩豊かに表現されている楽曲で、皆様に聞いて頂きたく思い、選曲しました。しかしながら、チェロ奏者にとっては難曲でもあります。自粛期間などあり、「ゆっくり練習できる」との思いでコツコツ練習してきました。第2楽章「カヴァティーナ」はとても美しい緩徐楽章で単独で演奏られる事もあります。私にとってはかなりの難曲に取り組みまして、お聴き苦しいところもございますが(汗)プーランクがチェロの為に残した作品に触れる機会になれば嬉しいです。(庄司)
左からヴァイオリン 石原優香 ピアノ 藤井快哉 チェロ 石田聖子 ヴィオラ 佐藤まり子9月17日の12:00より、大阪クラシック2021のYoutubeから配信開始予定です。ドヴォルザーク作曲 ピアノ四重奏曲第2番をお届けします♪来年2月にオープン予定の中之島美術館で収録しました!美術館の外観。カッコいいです!収録後にホッとした笑顔の一枚。撮影してくださったスタッフの方々にも入っていただきました📸お聴きいただければ嬉しいです!
9月15日(水)16時開演 有料公演No.13チェロの客演首席奏者の花崎薫が出演する公演。好評で既に完売公演ですが、ご紹介します。昨年の大阪クラシックではソロコンサートマスター崔文洙と共にエドアルテ(ピアノ三重奏)として出演したピアニストの野田清隆さんとの共演です。2019年は東京の文化会館でベートーヴェンチェロソナタ&変奏曲の全曲演奏会を2日に渡り開催したお二人(写真)の演奏がまたお聴き頂けます♪・L.v.ベートーヴェン:チェロとピアノのためのソナタ第4番ハ長調 op.102-1・L.v.ベートーヴェン:チェロとピアノのためのソナタ第5番ニ長調 op.102-2花崎さんからのメッセージです。『古今のチェロソナタの中でも内容と精神性の深さを兼ね備えた、ベートーヴェンの晩年の2曲のソナタをお楽しみください。』今月、ベートーヴェンのチェロソナタ全曲のCD録音を予定されているお二人。2年前のZyklusよりさらに熟成された音楽を味わうことが出来るのが楽しみな公演です。
配信公演第20番は、ヴァイオリン2台とコントラバスによるトリオです。ヴァイオリン 須山暢大、 表ボルンコントラバス サイモン・ポレジャエフ・ルクレール:2つのヴァイオリン のためのソナタホ短調 作品3-5・ベートーヴェン:2つのヴァイオリン とコントラバスの為の6つのメヌエット WoO.9この選曲とメンバーについてコンサートマスターの須山さんは「まずヴァイオリン のボルンとルクレールのデュオ(パールマンとズッカーマンの演奏に憧れて)をやろうという事になりました。二人だと寂しいので、ボルンと同じくパック(兵庫芸術文化センター管弦楽団)から大フィルに入った素晴らしいプレイヤーのコントラバスのサイモンに入ってもらって3人でやる事になりました。ヴァイオリン2台とコントラバス編成の曲がなかなか無くて苦労しましたが、ベートーヴェンの可愛らしいメヌエット集が見つかりました。6曲からなりますが、どの曲もウィットに富んだ素敵な曲です。全員国籍が違いますが🇯🇵🇰🇷🇷🇺、音による対話をお楽しみ頂けたら嬉しいです。」9/18(土) 12:00 より配信されます。無事に収録を終えて安心の笑顔です。