10月中旬から一気に寒くなり、少しずつ京都の紅葉も彩り鮮やかになりつつあることでしょう♪


10月最後の日曜日、京都特別演奏会を開催致します。


音楽監督尾高忠明マエストロによるブラームスの交響曲第2番、ピアニスト小山実稚恵さんをお迎えしてベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番【皇帝】、充実のドイツプログラムです。




2021年10月31日(日)午後3時開演


京都コンサートホール

指揮:尾高忠明
ピアノ:小山実稚恵

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」
ブラームス/交響曲 第2番 
<料金>
 S席:5,000円
 A席:4,000円
 B席:3,000円
 学生は各ランク半額

 
 ※未就学のお子さまはご入場いただけません。
 ※学生席は、演奏会当日25歳以下の学生の方が対象。学生証の提示が必要です。大阪フィル、エラート、京都コンサートホール、ロームシアター京都のみでの取り扱い。

<プレイガイド>
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
エラート音楽事務所 075-751-0617

京都コンサートホール 075-711-3231
ロームシアター京都 075-746-3201
チケットぴあ
ローソンチケット 0570-000-407
e+(イープラス)

協賛:ローム株式会社

【発売日】6月22日(火)
<お問合せ>
大阪フィル・チケットセンター 06-6656-4890
(営業時間:平日10:00~18:00/土曜10:00~13:00/日・祝休)


Osaka Philharmonic Orchestraリンクwww.osaka-phil.com






尾高マエストロによるブラームス2番の交響曲を演奏は2019年10月初旬ブラームスチクルスの演奏会でした。



マエストロは、この作品は南オーストリアの湖が美しい場所で描かれていて、第1楽章の冒頭は自然の風景が目に浮かぶように、終盤では1日の終わり夕焼けの穏やかさを感じさせるように、などと表現されていました。

またベートーヴェンからの影響も随所に感じられる作品だとお話されていました。





↑今日のリハーサル最初の1時間は、大フィルをいつも応援してくださる正会員の方々に見学いただきました。


ベートーヴェンの第5番ピアノ協奏曲【皇帝】は、5つある彼のピアノ協奏曲の最後の作品で、傑作を多く生み出した時期に描かれました。


大フィルでも度々演奏する作品ですが、協奏曲はソリストの音色にとても影響されるのでオケのサウンドも毎回違ってきます。


穏やかで優しくオケにも微笑んでくださる姿が印象的な小山美稚恵さん。

第1楽章から第3楽章まで、まるで魔法のように多彩な音色をとても自然に、心の奥深くから湧き出る温かさを持ち合わせながら、リハーサル時にとても気品高く豊かな時間が流れていました。


ピアノという楽器がまるで1つのホールのように喜びを持って響き渡り、それでいてオケと共鳴する部分、オケに引き渡してくださるクレッシェンド(だんだん音が大きくなること)もオケに寄り添いながら素敵に歌い上げていらっしゃいました。


言葉では到底語り尽くせない、小山さんがベートーヴェンへ、この作品への深い敬愛の気持ちも感じ取れる演奏です。


これは是非生で聴いていただきたいと、とても強く感じました。






リハーサル後の1枚

(左から)コンサートマスター須山氏、小山美稚恵氏、音楽監督尾高忠明氏

※撮影時のみマスクを外しています、。




ブラームス交響曲、第1番ハ短調とは対照的な性格も持つ第2番ニ長調、小山実稚恵さんの美しく豊かな【皇帝】を是非!京都コンサートホールにてお楽しみください♪

※当日券の販売もございます。