いままで5回にわたり、サブバッテリーに関して書いてきた。
過去のブログは下のリンクからどうぞ
第1回 キャンピングカーのサブバッテリーは満充電になってるの? パルス充電って効果あるの?
第2回 キャンピングカーのサブバッテリーは走行充電で満充電になっているのか?
第3回 キャンピングカーのサブバッテリーはソーラーからの充電なら満充電に出来る?
第4回 キャンピングカーのサブバッテリーは外部充電で満充電出来るか?
第5回 キャンピングカーのサブバッテリーは外部充電をつなぎっぱなしで大丈夫?破裂寸前になってしまう理由
我が家のキャンピングカー(日本特種ボディー NTB サクラ)では、徹底的に過充電をさせない安全方向としつつ、実用上問題のない程度にほぼ満充電にできる様に各種充電器の設定が行われているようです。
しかし、サブバッテリーの寿命を延ばしたいとを考えると、出来る限り満充電にしておきたいとも思う。
現状の充電状態とホントの満充電でどれだけ寿命に差があるのか、わからないが・・・(^_^;)
そこで、我が家の使い方に合わせて、極力サブバッテリーを満充電に保つ方法を考えてみる。
(1)サブバッテリーをひとつづつ充電する
サブバッテリーの端子を外して、あたまの良さそうな充電器でひとつづつ補充電を行う事、これが過充電の可能性が低くかつ一番満充電に出来る方法だと思う。
振り出しに戻っちゃった感じ(^_^;)
しかし、2直2並のサブバッテリーの端子をいちいち外してひとつづつ充電するのは時間がかかるし(充電器を複数用意すれば解決するが・・・)なによりも面倒くさい(>_<)
なので、この方法は年に何回か余裕のある時に行っていこうと思う。
他に満充電にする方法を考えてみる。
(2)走行充電器の充電電圧を上げる
まず、走行充電に関しては、電圧を上げたりするのは困難だろう。
オルタネーターの電圧アップなどの改造もあるが、弊害が大きそう。
また、最近「CTEK」の充電器が昇圧することでしっかり満充電ができるとして評判が良いが、ウチのキャンピングカーは24Vシステムなので使用することは出来ない。
ソーラーコントローラーと外部充電器はそれぞれディップSWで変更することが出来る。
充電電圧に関しても両方とも、パワーソニックの求める28.8V(12V相当では14.4V)に設定できる。
両方とも電圧あげちゃうか!
と安易に考えそうになるが、ちょっと待て!
ひとつづつ考えてみよう。
(3)ソーラーコントローラーの充電電圧を上げる
ソーラーに関しては、効率良く発電できるのは日中の3~5時間くらいだろうから長時間の過充電の恐れが無いような気がする。
しかし、外に駐車している場合には、満充電にもかかわらず毎日(晴れればだが・・・)バルク充電が行われるのは意味がないどころかサブバッテリーに良くないきがする。
さらに、走行充電での充電電圧との関係性がよくわからない。
もしかしたら、うまく作動するための電圧設定なのかもしれない(NTBに聞いてみないと本当のところはわからない)。
などと考えていくと、とりあえずはいじらずそのままにしとくのが良いかな~と逃げ腰^_^;。
以前書いたブログでいただいたコメントを読むと、ソーラーコントローラーで温度センサーを使用していれば、充電電圧を上げても大丈夫そうです。
また、NTBの他の車両ではソーラーでの充電電圧が28.8Vに設定されているクルマもある様です。
車両側の制御やサブバッテリーは基本的に同じだと思うので、28.8Vに設定しても大丈夫な気がする。
今後確認し再検討したいと思います。
で、残ったのは外部充電器
(4)外部充電器の充電電圧を上げる
外部充電器(すぐれもの充電器 CH2415GTP)ではディップSWにより、バルク電圧を27.8Vか28.8V(12V相当では13.9Vか14.4V)に設定できる。
フロート電圧に関してはどちらに設定しても26.8V(12V相当で13.4V)で変わらず。
「キャンピングカーのサブバッテリーは外部充電をつなぎっぱなしで大丈夫?破裂寸前になってしまう理由」
での結果から、繋ぎっぱなしでの過充電によるバッテリー破裂寸前の可能性が見えてきたが、メインSWオフの状態で接続時間を制限することで試してみたいと思う。
試した結果は
続く~