キャンピングカーのサブバッテリーは外部充電で満充電出来るか? | 空飛ぶわんこ

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キャンピングカーのサブバッテリーは〇〇〇シリーズ

すでに第4回となります~

過去のブログは下のリンクからどうぞ

 

第1回 キャンピングカーのサブバッテリーは満充電になってるの? パルス充電って効果あるの?

第2回 キャンピングカーのサブバッテリーは走行充電で満充電になっているのか?

第3回 キャンピングカーのサブバッテリーはソーラーからの充電なら満充電に出来る?

 

 

ウチのキャンピングカー(日本特種ボディー NTB サクラ)は強力な走行充電とたくさん載せたソーラーパネルからの充電により、外部電源に頼らずに自立して電気を一杯使えますよ~ってのが大きな売りの1つ

 

実際今まで2年半ほどの使用において、外に駐車しておけば、メイン電源は入れっぱなしで、冷蔵庫を常時on、maxファンはオートで日中動かしていても、日中のソーラーパネルでの充電によりサブバッテリーは常にほぼ満タン状態。

1週間から10日ほどのお出かけでも、走行充電とソーラー充電による充電量は多く、そんなに節電を気にせずとも電力不足に陥ることはほとんどありませんでした。

お出かけ先で外部充電のお世話になった事はありません(*^_^*)

 

その様に電力に余裕があったので、充電の状態などに無頓着で2年ほど経過しましたが、2年を過ぎてサブバッテリー延命のためにいろいろ調べてみると、意外と完全には満充電になっていない疑惑が浮かんでまいりました。

(そのことを書いたのが第1回から第3回までの内容となります)

 

前置きが長くなりました(^_^;)

 

そこで今更な感もありますが、今回は

<外部AC充電システム>

に関して考察してみたいと思います。

 

うちのキャンピングカーで使用している充電器は

未来舎のCH-2415GTP

一般的に「すぐれもの充電器」と呼ばれ多くのキャンピングカーで用いられている充電器ですね~

ほとんどのキャンピングカーのサブバッテリーは12Vシステムですが、NTBのキャンピングカーでは24Vシステムとなっているのでこちらの24V用となっています。

充電は24V15Aとなっています。

 

メーカーのホームページでは「すぐれもの充電器」とは書かれていないけど、だれがその様に呼び始めたのでしょう?

どっかのビルダーさんなのかな?

 

この充電器には標準品仕様と高電圧品仕様があり、またそれぞれ2つのブースト電圧を設定できます。

こちらの充電器ではブースト電圧となっていますが一般的にはバルク電圧と呼ばれる電圧と同じ意味の様です。

以下、ブースト電圧の事はバルク電圧と記載していきます。

 

標準品仕様:バルク電圧 27.8V / 28.8V(標準品)、フロート電圧 26.8V
高電圧品仕様:バルク電圧29.6V / 31.0V(高電圧品)、フロート電圧 27.0V

 

さて、うちのキャンピングカーがどうなっているか確認すると

標準品で設定は バルク電圧が27.8V(12V相当で13.9V)、フロート電圧は26.8V(12V相当で13.4V)となっています。

 

あれれ~?

28.8V設定じゃないですねぇ

 

★結論

外部AC充電によるバルク電圧の設定27.8V程度(12V相当では13.9V)ではパワーソニックを満充電するのに求められる電圧28.8V(12V相当では14.4V)に足りておらず、満充電まで充電できるとは言えない様である。

 

しかしフロート充電(トリクル充電)による維持充電に必要な電圧26.8V~27.4V(12V相当では13.4V~13.7V)の上限は超えているのでほぼほぼ満充電に近いといえる状態だと思われる。

 

またまた、いままでと同じ結論となりました~(^_^;)

 

ただし、次に書きますが、この充電器はメインSWをONにしている時は強制的にフロートモードとなるようにしている。

フロート電圧は26.8V(12V相当で13.4V)なので、メインSWを入れっぱなしでの充電では満充電出来ないこととなります。

 

ソーラーコントローラーでの新たな疑問度同様に

バルク電圧の設定を28.8Vではなく、27.8Vにしているのか?という疑問がありますが。


そちらは、またまた続く~

 

 

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