お仕事道具である
台所道具のお手入れは日々欠かせません。
包丁もその一つ。
台所仕事になくてはならない包丁は、
その切れ味が料理の味を左右することもある重要な道具です。
【マクロビ×温活】ごはんで食べるほどキレイに!
茨城県土浦市の
マクロビオティック料理教室の小川原智子です。
イエローハーモニーサロンの包丁。
めっちゃ切れると評判なの。
実は、
夫が包丁を定期的に砥いでくれています。
以前は私が砥いでいましたが、
最近は夫にお任せしています。
剣術をたしなんでおりますので、
私より刃物使いは断然上手(笑)
包丁砥ぎも修行の一環の感覚のようで
楽しくて仕方がないようです。
砥ぎたての包丁。
野菜に刃を置いただけで、
切れ味が違うのがわかるほど。
よく切れる包丁だと
料理がストレスフリーに。
すっと引くだけで切れるので、
余計な力かからないの。
料理もぐんと楽しくなります。
それに、
包丁がよく切れると、
お野菜をキレイに切ることができるの。
もう、スパっとね。
余計な力がかからずに、
お野菜にも負担が最小限になるかな、と。
命をいただくお野菜を想うと、
切れない包丁で切るなんて・・・。
ちょっと考えられないです。
よく切れる包丁で切ったお野菜は、
断面がつややか。
切れ味の悪い包丁で切ったお野菜は、
繊維がつぶれてしまいます。
同じお野菜でも、
包丁の切れ味によって、
見た目だけではなく、
舌触りや味も違ってしまうほど。
また包丁を使うときも
丁寧に接するように心がけています。
叩き付けるように切るのはよくありません。
刃物は滑らせるとよく切れますので、
食材に対して滑らせるようにしてスッと引くように切ると、
刃先がまな板にあたる衝撃も少なくなって、
刃へのダメージを減らすことができます。
イエローハーモニーの
マクロビオティック玄米菜食美人教室では、
包丁の持ち方や姿勢、
食材との向き合い方、切り方もお伝えしています。
包丁砥ぎの講座もリクエストをいただいています。
いつか企画しますね。
プロとしての道具を大事にするーというと、
イチローが浮かびます。
「手入れしたグラブで練習したことは、
体に、かならず残ります。記憶が体に残ってゆきます。」
( 『夢をつかむイチロー262のメッセージ』より)
イチローは、四球などで出塁する際にも、
他の選手のようにバットを放り投げたりしないで、
優しくバットを横たえていたといます。
打てない時にも怒りに任せて、
バットに八つ当たりすることも絶対にしなかったそうです。
イチローの言葉をご紹介しますね。
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バットの木は、自然が何十年も掛けて育てています。
僕のバットは、この自然の木から手作りで作られています。
グローブも手作りの製品です。
一度バットを投げた時、非常に嫌な気持ちになりました。
自然を大切にし、作ってくれた人の気持ちを考えて、
僕はバットを投げることも、地面に叩きつけることもしません。
プロとして道具を大事に扱うのは当然のことです。 (イチロー)
土浦・つくば
体温を上げるマクロビオティック料理教室
イエローハーモニー小川原智子(おがわらともこ)
© Atsushi Osakabe