~私は白の契約を受けし者!!私の創り上げた白の同盟はこれにて終焉を告げる!!だが忘れるな!!お前たちに殺された同志諸君の魂は私の血となり肉となり、新たな盟友となって必ず復讐を果たすだろう!!~

Real Name:Oxanne Varenov
Alias(es):Girl in white dress、Messiah Fairy、Guardian Goddess Of Decadence、Clever Sister Of Frozen、Little Frozen、Mako Shiratori
Species:Human
Gender:Female
Born:Akura Region
Affiliation:Ever Winter Nights
Equipment:White Dress
Eye Color:Odd Eye(左目は透き通る様な青、右目は凄惨さすら感じるほど深い紅紫の色)
Unique Skill:Monster Transform
First appearance:デカダンスの守護女神の巻



Biography


~白い羽衣と天使

オクサーヌ・ヴァレノフ。シュレイドの竜人狩りにより、アクラに逃遁してきた竜人族のイヴァン・ヴァレノフと大陸人であるガブリエル・ヴァレノフの間に生まれる。産後、天空より白い羽衣が舞い降りてきた。母ガブリエルはこれを見て、オクサーヌは天使の生まれ変わりだと確信した。


~オクサーヌの初狩猟

極海に広がる銀盤の世界や気候変化の激しいツンドラ地区は、まだ幼きオクサーヌに生き抜く為のサバイバル術を授けていく。三歳のとき、父の目を盗んで持ち出した狩猟ナイフで食料確保の為、ポポを仕留めたのが初めての「ひと狩り」であったという。それからは父のアシスタントとして共に狩猟へ出かけるようになり、ハントに関する知識や狩猟社会における倫理観を父親から教えられる。

~白いドレスの少女

オクサーヌが四才の誕生日を迎えた朝、彼女は白い羽衣をもとに母が裁縫した白いドレスを手渡される。まだ大きくなるかもしれない彼女の為にと少し大きめに仕立てられた母の手作りドレスをオクサーヌはひどく気に入り、袖を垂らし、スカートを引きずったまま白銀の世界を駆けまわった(どういうわけかオクサーヌがこのドレスを纏うと、極寒など物ともしない防寒服になったという)。

その頃にはしっかり自分の足で好きな場所に行けるようになっていた白いドレスの少女は、母の目を盗んでゲルを飛び出すと少し離れたエリアに行ってみた。そこで氷牙竜と遭遇した彼女は父から護身用に渡されていた狩猟ナイフでその氷牙竜を撃退し、琥珀色の牙(その命名を知らない幼女はその戦利品を「おそろしい牙」と呼んでいたそうだ)を引きずりながらゲルまで持って帰り、両親を驚愕させた(また同時にこっぴどく怒られたそうで、それから暫くは父と出かける時、彼女の首に「リード」が付けられたという)。

彼女はこの氷牙竜との狩猟にて、自身が纏っている白いドレスが汚れることもなく、それどころか傷がついたり、破れることもなかったことに気づき、そしてそれは現在も同じであるという。

またこんなこともあった。彼女がいつものようにドレスを纏い、「お手製ランス(「おそろしい牙」を研ぎ、それをそのまま槍身にしたもの)」を背負いながら、父のハンティング・アシスタントをしていたとき、角のように長く発達した鼻先を持つ大型の飛竜種に遭遇した(今ではその飛竜種は暴鋸竜(ぼうきょりゅう)と呼ばれているが、当時「まだちいちゃかった彼女」がそのおそろしい名前を知るわけもなく、彼女は今でも「鼻がトゲトゲした危なげ子」と呼んでいるそうだ)。その謎の飛竜種は娘を庇う父親に襲いかかると腹部に傷を負わせた。それを目の当たりにした少女オクサーヌは激昂し、自前のランスで無意識に突撃すると代わりにその飛竜種の腹部に「おそろしい牙ランス」の尖端を突き刺してやった。するとその飛竜はよほどの激痛だったのだろうか、咆哮をあげると、お腹から血を吹き出しながら慌てて逃げ去っていった。興奮したままオクサーヌはそれを確認するとすぐさま負傷した父のもとに駆け寄ると、彼は娘のドレスに付着していた飛竜の返り血をまじまじと見つめていたという。その視線に気づいたオクサーヌは慌ててドレスについた血を拭おうとしたのだが、白いドレスはまるで撥水撥油加工が施されているコートであるかのように「べっちょり」付着していた血を白い雪の大地へと受け流していったという。その不思議な光景をあんぐりしながら見つめていた父親に対し、オクサーヌは「いいでしょ?これ」と言った。彼女が六歳を過ぎた頃から、父親は我が子のことを「小さな用心棒」と呼ぶようになる(同時にこの頃からリードを付けられることもなくなったそうだ)。父親と一緒に雪山を探索しに行った時、オクサーヌは生まれて初めて雪獅子と遭遇したのだが、見事、彼が投げてくる雪玉を「打ち返し」逆に歯を折ってやったという。その時、父が見せた痛快な笑顔は彼女の脳裏に残る。~Recollection No.2_01


~両親との別れ

七歳のとある日、白いドレスの少女は凍戈竜に襲われている探索隊と遭遇し、見事、凍戈竜を撃退してみせる。一行は命の恩人である少女に、ドンドルマより訪れた生物学者(後の王立書士隊の前身となる学者達。ジョン・アーサーも帯同)だと名乗り、今のオクサーヌの手腕なら、十分に都のモンスターハンターになれると告げる。その時、生まれて初めて聞いたモンスターハンターという言葉に心打たれたオクサーヌは、どうすれば狩人になることが出来るのか無我夢中で質疑すると、調査員の一人が、「我々と一緒に都へ行き、私が直々に大長老に推薦すればその願いは叶うだろう」と答えたという(この少女の淡い憧憬を煽った罪深き人物こそがジョン・アーサーであり、後の回想録で彼女は彼らを殺しておくべきだったと振り返っている)。
~Recollection No.2_02


無垢な少女はそれを聞くと、すぐさま一行を両親がいるゲルに引っ張っていき、今自分にした話をそのまま両親に話して欲しいと告げる。突然のマレビトの来訪に驚く間もなく、少女の両親は自分たちの子供が「予想通り」スカウトされたのだとすぐに気づく。瞳をキラキラさせながら、一緒に都へ行こうと懇願するオクサーヌに戸惑う両親を見た調査員らは「自分たちは三日後にアクラを出るので、それまでによくお父さんとお母さんと話し合いなさい」とだけ少女に告げ、ひとまずBCに帰っていった。その後、両親は興奮してやまない我が子を落ち着かせ、都のある大陸(旧大陸。まだこの頃は旧・新の区分がなかった)には行けない理由を話すのであった(ここでオクサーヌは初めて両親がシュレイドの竜人狩りから逃れる為、アクラに来たことを知らされる)。両親から二人の境遇を聞かされた心優しい少女は、それを理解したのか、落胆する間もなく、「そっか。少し残念だけど、お父さんとお母さんが危ない目にあうのなら、モンスターハンターはあきらめるね」とだけ伝えると、その晩は床に就いた。その少女の気遣いが両親の胸を打ち、次の朝、父は自ら調査員のBCに訪れ、「娘を頼みます」と頭を下げる。狩人として天賦の才能をもった我が子をずっと見守ってきた両親は、遅かれ早かれ、この日が来ることを心の何処かで覚悟していたのだ。調査員と共に何も知らない娘が待つゲルへと戻ってきた父イヴァンは娘に言う。

「さぁ、オクサーヌ。大陸を羽ばたいて来なさい」

こうしてオクサーヌは両親と涙の別れを交わし、一路、希望の都、ドンドルマへと旅立つこととなる。そしてこの時、大好きな両親のもとから離れることを決意した夢見る少女は、その判断が今生の別れとなり、また、人としての生きる道の選択を捨てることになろうとは、夢にも思わなかったであろう・・。

この時、オクサーヌの父は調査員にひとつだけ約束をさせる。それはオクサーヌは間違いなく大陸全土で名を馳せるモンスターハンターになるだろうが、親である自分達の所在だけは明かさない様、願い出たという。この慎重な態度からも、竜人族であるオクサーヌの父イヴァンが、シュレイド崩壊後もデーモン・ロザリーを恐れ続けていたことが分かる。~Recollection No.2_03


~メサイアの妖精、大陸を駈ける

ドンドルマに無事到着したオクサーヌは、白銀の世界であったアクラには決してなかった大都市の文化に触れる。そして調査員の推薦の下、若干七歳にしてハンターズギルドの狩人となるのであった(当時はまだハンターという職業と、ハンターズギルドが結成されて間もなかったのだが、現在もこの記録は更新されていない。このオクサーヌの事例が後のメサイア計画*へと繋がる)。

大長老の期待も受け、オクサーヌは初めてハンターの為に作られた狩猟武器を手にして感激する。だが防具だけは好まず、母が仕立ててくれた白いドレスを着続けた。そして電光石火の速さをもって、その当時、ギルドに依頼されていたクエストを次々と消化していくのであった。間もなくして都市の住民は、少女ならではの清廉性と狩人としての絶対的なインテンシティを兼ね備えたオクサーヌをメサイアの妖精と呼ぶようになり、歓喜と感謝、そして驚愕と興奮をもって、狩猟より帰還する白いドレスの少女を迎え入れた(また名前の由来だが、オクサーヌは狩猟時、常に微笑みを浮かべながら、その小さい体に似つかわしくない狩猟武器をまるでお洒落をする小道具の様に扱いながら、身の丈の何十倍もあろうかというモンスターをいなしてみせたことからきているという)。瞬く間にこの噂は大陸全土を駆け巡り、各地でオクサーヌ伝説がはじまる。またその当時、ギルドで確認されていたモンスターを次々と打ち負かし、ハンターズギルドの名前と勢力圏を次々と広めていくオクサーヌに憧れ、女性ハンターの数も急増。彼女が考案した狩猟武器のアイデアを下に、王立武器工匠ではオクサーヌ専用の狩猟兵器も作られることとなり、後の技術促進にも大きく貢献した。こうしてメサイアの妖精は、その屈託のない笑顔と人を惹きつけてやまないパーソナリティをもって、大陸市民から愛された。彼女が11歳になる頃には、当時ギルドで確認されていたモンスター全てを制し、オクサーヌは名実共にモンスターハンターの称号を手にしたのである。

■メサイア計画
ハンターズギルドが構想したハンター育成プラン。メサイアとは大陸の救世主となる者の意。由来はかつてギルドに在籍した通称「メサイアの妖精」こと、オクサーヌ・ヴァレノフからきており、ギルドが第二のオクサーヌ・ヴァレノフを作り上げようと、世界中からハンターの資質がある子どもたちをスカウトしていたがオクサーヌの生存がその悪名と共に公になったことにより計画は頓挫。理由としてはオクサーヌの存在が子供たちに悪影響を齎しかねないと判断された為(子供ゆえの純真さから彼女同様、ギルドに反旗を翻す存在になってしまうかもしれないという可能性を危惧)。現ギルドナイツに在籍しているハロルド・フェリックスとウル・シュナイダーはこの育成計画に参加していた。
「黄金大剣は衰亡への誘い/PART5」にて、ハロルドが「オクサーヌは母親が竜人、父親が人間のハーフさ。メサイア計画が行われていた頃、教官から教わった」と言及しているが、正確には彼女の父親が竜人であり、これはギルドが彼女の両親には全く関心がなかったことを示しており、最初からギルドが彼女の才能のみを買っていたことも窺え、またオクサーヌに関する資料も不十分であったことも分かる。或いは父イヴァンの懇願を受けたジョン・アーサーがオクサーヌについての記録を他者に委ねたのかもしれない。



~白いドレスの少女とまぼろしの書物

オクサーヌはハンティングだけでなく、優れたトレジャーハンターでもあった。というのも、それまでは危険視されていたフィールドやエリアもオクサーヌの強さをもってすれば庭同然のセキュリティを保つことが出来たからだ。時には観測隊の護衛にもつき、その活動範囲を広げていくのに大きく貢献した(これがきっかけで王立古生物書士隊が正式に結成されることとなる。また同時期、もはや向かう所敵なしとなっていたオクサーヌは、狩猟よりも大陸各地に眠る秘宝を探すことに夢中になっていたことも大きい。ギルドはこの頃に、多くのジェネシスオーパーツを手に入れたという)。やがてオクサーヌはトレジャーハントを重ねていくにつれ、まぼろしの書物という古文書の存在を知ることとなる。これは観測隊をはじめ、ギルドも懸命にその在り処を探している、大陸にとって大変重要な古文書であり、古来より大陸の起源を知ることが出来ると伝えられている「三編の書」から成る書物のことである。オクサーヌは書士隊らの力も借り、大陸各地の情報を集め、見事、まぼろしの書物をすべてを収集する。そして当時の名だたる学者でも解読不明であった三編から成る暗号、隠喩を直感力で紐解き、そこから新たな「祖龍の書」なる文献を読み解くに至る。学者はおろか、ギルドや書士隊よりも早くこれを解読した彼女は、この頃から通常のクエストに全く興味を抱かなくなり、フォンロンに位置する古塔へと身を置き、ドンドルマに帰らなくなってしまう。そしてこれをきっかけに彼女とギルドとの間に大きな溝が生じるのであった。~Recollection No.2_04


~白いドレスの少女と祖なるもの

まぼろしの書物を解読し、古塔の荒廃した頂上へ到着したオクサーヌは、間も無くして天空より降臨してきた巨大な白龍と遭遇する。怯むこと無くこの白龍に「ひと狩り」の挑戦を叩きつけるメサイアの妖精。その日は結局、決着はつかず、白龍は天空へと帰って行ってしまう。オクサーヌは何もない頂上エリアで一夜を過ごすと思惑通り、前日と同時刻きっかりに、また白龍が舞い降りてきた。そしてまたひと狩りを堪能するように白龍は天空へと帰っていく。オクサーヌもまた、持久戦の覚悟で塔を下り、麓で食料等の素材を採取しては、次の日の狩猟に備えるのであった。これが何日続いたのか、オクサーヌ自身も記憶が曖昧いになる程、彼女は白龍との狩猟に無我夢中になり、心から楽しんだという。そしてある狩猟の際、オクサーヌは初めてこの白龍に話しかける。

「あなた、本物じゃないでしょ?本物は何処にいるの?あたしのこと見えてる?」

これを聞くやいなや、白龍は天空へと帰って行き、オクサーヌはまたその日も一人で頂上エリアに取り残される。

あくる日、陽が昇り始めた早朝に、オクサーヌは例の翼音で起こされる。いつもと違う時間の「訪問」に、少女オクサーヌはすぐさま今までとは違う白龍が来たのだと肌で感じ、白龍が頂上に到着すると同時に、白いドレスの裾を両手で持ち上げ、「少女なりの敬礼」をもって彼を快く迎え入れた。

また、以後の白の同盟における宣誓の言葉、「白き盟友よ。かけがえのない世界を守りぬくため、その身を大陸に捧げよ」とは、祖龍が発した言葉をそのまま引用したものであることも分かる。~Recollection No.2_05


~白の契約

祖龍は白いドレスの少女に白の契約を受ける覚悟はあるかと問いかけた。対しオクサーヌが迷いなく決意を固めた次の瞬間、ハンターズギルドよりオクサーヌを説得するよう派遣されてきたギルドナイト(エト・サリバン、イライザ・リュー)の奇襲により、祖龍は額に矢を受けてしまう。その傷口から零れ落ちた血の雫がオクサーヌの顔に降りかかり、彼女の右目を通じてセイクリッドブラッド(知的生命体種古龍の血)が体内に侵入。見事、祖龍の純血と自らの血液を適合してみせたオクサーヌはオリジナルである祖龍の純血を授かったもの、「龍なる者」となる。龍の力を身につけたオクサーヌは、エトより両親の死を見届けたきたことを知らされ憤慨。当時ギルドナイツNo.1のナイトフッドを授かっていたエト・サリバンを一瞬にして葬り去る。同伴していたイライザを見逃し、ギルドに伝言させ、ギルドとの最終戦争に備える。
~Recollection No.2_06


■祖龍の純血とはオリジナルの祖龍の血を指す
■祖龍の純血を受けし者(完全なる龍属性エネルギーとの整合性を認められしもの)=龍なる者(これがオクサーヌにあたる)
■人間が龍に働く無礼に対する、龍の憤りと罰の擬人化=龍使徒
祖龍の血に適合出来る、龍の力にも匹敵する可能性を秘めし者=龍使徒
ジェイソン・ウーの仮説に基づけば、この龍使徒の血を代々受け継ぐ一族がベアトリクス家となる
■以上から「龍使徒と龍なる者は一般的には同義」と捉えていいだろう。
■セイクリッドブラッド:インテルクチュアルエルダードラゴン(知的生命体種古龍)の血の別名。後にギルドはこれを「セイクリッドブラッド」と名付ける。またこれはあたモン世界観における竜機兵の起動に必要な素材でもある。


「こんなものを見せられる為に」の巻
イコール・ドラゴン・ウェポン・マークⅣ「ダレット」を参照



~反逆者オクサーヌ・ヴァレノフ

ハンターズギルドはオクサーヌが反旗を翻したと見做し、百数名のギルドナイトを古塔へ差し向けた。これに対しオクサーヌは祖龍の支援を受け、悉くこれを返り討ちにした(フォンロン古塔のラグナロク)。祖龍と決別したオクサーヌは、彼女と祖龍に対し恭順の意を表したナイト数名と共にフォンロンをあとにする。ハンターズギルドはこのギルドナイツの壊滅的な被害を受け、新たな刺客が募るまでの当面、オクサーヌの所在を見失うことになる。またこの戦いで命からがら生き延びたイライザ・リューもまたギルドナイツから離反。新大陸へと渡り、無限如来衆を結成。以後、邪羅尼と名乗り、一党の棟梁となる。
~Recollection No.2_08
~Recollection No.3/Part2



~聖女の龍使徒誕生

セイクリッドブラッドを受けたオクサーヌは「11歳の姿をした聖女の龍使徒」となる。カーブーがオクサーヌことを不老長寿と例えているが、正確には古龍や竜人族同様の長寿を授かったという意味合いが強い。~「龍なる者」

またオクサーヌは竜人族とのハーフであったが、ベアトリクス家のような龍使徒の血筋を引いてはいないので、白の契約という秘儀を受けることで龍使徒になる必要があったと思われる。


~白の同盟結成

フォンロン古塔のラグナロクでギルドナイツが壊滅し、致命的な打撃を受けたギルドは、攻めの姿勢から一変、守りの体制へとシフトチェンジする。これにより執拗な追跡者の目もなくなり、オクサーヌは従者となったナイトのメンバーと共に旧大陸へ渡り、ヒンメルン山脈の奥地へと身を隠す。これにはきちんとした理由があり、『空へ限りなく近い山』として有名なヒンメルン山脈は非常に標高が高く、険しい山道しか持たず、交通路として殆ど利用されていないこと、そしてこの山脈を挟んで西側は温暖、東側は寒冷地域と、多くの植物、生物が棲息し、それに伴い資源も大変豊富であったこと、下山すれば東西シュレイドのどちらへも簡単に入れることが出来た為である(当時のシュレイド地方は災厄の後で、王国が東西に分裂したこともあり治安が悪く、人混み紛れて情報収集を図るには最適であった)。また、この頃のシュレイドはドンドルマと険悪な関係であった為(デーモン・ロザリー参照)、ハンターをはじめ、ギルド関係者の入植を受けていなかったことも大きな要因である。こうして天然の地と人の利を受け、オクサーヌ一行はヒンメルン山脈に神殿を建築。ここに白の同盟を結成し、ハンターズギルドに代わるモンスターハンターの支部を目指すことになる。

ヒンメルン山脈:「空へ限りなく近い山」と呼ばれる高い峰が連なる山脈。東シュレイド地方からこの山脈を超えると、温帯地域が広がっている。ドンドルマはこの山脈の東に位置する。
以上「復刻 ハンター大全」参照。



~悪夢の歌劇事件

盟主オクサーヌ時代の白雪神殿にて開催された歌劇中に起きた大虐殺事件。オクサーヌはギルドナイツと手を組んだデーモン・ロザリーの奸計により、盟主の座を追われ、盟友達の命と白雪神殿も奪われ、更には一連の冤罪を着せられヒンメルンから逃亡。これに関しては彼女は完全に被害者であり、デーモン・ロザリーに利用されたに過ぎない。よって詳細はデーモン・ロザリーのBiographyにて確認していただきたい。




Unique Skill


彼女はモンスター本体を狩猟武具に変化させるユニークスキルを持つ(この能力は、おそらく彼女が白の契約を受けた際に授かったものと思われるが、同盟時代までの回想録(Recollection No.2)を見る限り、この力を発揮していないことから、おそらく新大陸へ渡ってから覚醒したものと思われる)。

彼女が変化させたモンスター(一部抜粋)

キリン:デカダンスの守護女神の巻

ナナ・テスカトリ:「死人の流布」の巻

オオナズチ:「モノホンの龍使徒」の巻「さぁ跪け」の巻

テオ・テスカトル:「カッコイイぞ!ゼルベっちゃん!!」の巻




以上が彼女の回想録にて判明している禁忌の過去となります。

パーソナリティ及び現在編での彼女の活躍については、また詳細がまとまり次第、追記していきます。





みんなの激アツ一票でしっかり応援してほしいミャオ♪チュー

★次回の登場人物紹介は
「アーロン&アースラのロザリー夫妻」だミャオ!!
11/1(月)0時更新予定だミャ★



■あたちのモンハン日記てなぁに?

■あたモン目次録