~アヤ東部、パパグラーナ、龍堂前....

ぞろぞろぞろぞろ・・・・
(と、特徴的な三角屋根のファザードをもつ壮麗な黒い石造りの建造物から礼拝を終えたのであろう竜信者達がこぞって外に出てくる)


コズマ「さぁ」(高齢者達をエスコートしながら)

竜信者「それではまた。シスター・コズマ」へこり


ぞろぞろぞろぞろ・・・(龍堂前エリアからアウトしていく信者達を見送るコズマの後ろ姿)


コズマ「・・・・・・・」(一息つき振り返ると)


んべぇ~~~~~~~~
(逆さ宙吊りになった黒鱗の肌を持つハーフ・ドラゴン女の首が)


コズマ「!!」びくっハッ

テグゾ・テッサ「あはははは。驚いた顔もキュートだね」ブワッサブワッサ(逆さになったまま自前の翼を羽ばたかせて前方回転しながら着地する彼女は頭部以外、「ヌメッとグリーンメタリックなガノスZシリーズ」を身に纏っている)

コズマ「はぁ・・・ずっと見てたんですか?」(腰に手をあてながら)

テグゾ・テッサ「さっきの連中だったら、そんな態度はとらないね。つまり、あんたの信仰はカモフラージュだってこと。霞龍みたいにね」ふぁたふぁた(と両手を霞龍の尻尾みたいに上下に)

コズマ「・・あなたのことも話題にあがっていました。もちろん、「ただの狩人」と説明しておきましたが、彼らが興味を抱いているのは間違いありません。まるで翼が本物みたいだって」やれやれ

テグゾ・テッサ「その本物を間近で見たことが無い連中でも・・って、ここには泡狐竜も白一角竜もいるんだった。時代も変わったねぇ~~」ザッ・・(空いている龍堂の入口を覗き込む)


・・・・・・・・・・・・・
(光が遮断された暗がりの龍堂内部奥に見える祭壇上の壁に飾られている、龍の頭部を象った装飾品の虚無な眼がまっすぐこちらへと向けられている)


テグゾ・テッサ「はいはい。閉めろってんだろ」


バガァ~~~~~ンハッ
(馬鹿力で両開きな扉をおもいっきしのテッサに対し、驚くコズマ)


コズマ「なんてことをガーン」あわわわわ

テグゾ・テッサ「あははははは。罰(ばち)なんてあたりゃしないよ」どさっ(その場であぐらをかき、なにやら足を気にしている)

コズマ「しかしながら、史書には邪龍様のお怒りを買って滅んだという記述がいくつも見られます」

テグゾ・テッサ「見方によるさ。信仰が強いここ(アヤ大陸)じゃ天罰、外の大陸からきたあの連中からしてみれば、ただの龍災」ぼりぼり(つま先を)

コズマ「では、単純に人が竜族を刺激しただけだと?」

テグゾ・テッサ「それがそうとも限らない。あ~もう!爪がむずむずしてしょうがない!脱いでいい?」ぼりぼりぼり

コズマ「お答えしていただけたら。では、理知なき一方的な暴虐とは違い、意図的に災いをもたらすことが可能だと?」スッ(身を屈めて目線をテッサに合わせながら)

テグゾ・テッサ「そうやって誇大に見せかけて、黒幕となった組織に、あんたはいるのさ」むずむずむず(ブーツの中で自前の爪を)

コズマ「・・・彼らの目的とは?」

テグゾ・テッサ「連中こそ、本当の邪龍教徒さ。いつでも殺せる人類を手玉に取って、生贄を捧げ続けるのはなんのためだと思う?」(鮮やかなマゼンダの虹彩に覆われた黒い瞳孔を開きながら)

コズマ「・・・・・・・」(そんな瞳に吸い込まれそうになりながら考え込む)

テグゾ・テッサ「エネルギーを欲しているからさ。人の心に宿る闇を喰らうためにね」ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・・(テッサの邪眼が黒い渦を巻く)

コズマ「・・・・お部屋までご案内します」スッ(テッサの手を取り、共に立ち上がる)

テグゾ・テッサ「あははははは。こわくなった?」(コズマの顔を覗き込む)

コズマ「到底、私には変えられない事なので、実感はありません」

テグゾ・テッサ「そんなことないさ。戦う奴だけが偉いわけじゃないだろ?元凶を断つためには、みんなの力が必要なのさ」

コズマ「・・・・あなたは、そうやっていくつもの命が散っていくのを・・」

テグゾ・テッサ「前に」

コズマ「??」

テグゾ・テッサ「邪龍教徒になった理由を運命の戦いだと言ったけど、どうなのさ?勝てそう?」

コズマ「・・・まだ分かりません。勝ち負けで考えたことも・・・」


ザッザッザッザッ・・(市街地エリアの方よりグランドマスター、ラインハルト&ミサキが)


デヴィマッツォ「おや・・」ザッザッザッ(テッサとコズマの存在に気づき)

コズマ「・・・・・・・・」(遠方の彼を見つめる)

テグゾ・テッサ「仮初めでいなければいけないのは信仰だけかい?たとえ運命に束縛されようとも、時には心に従うことも必要だよ。それは強欲とは呼ばない。自由さ」ぽん(コズマの頭を)


ブスッ(ガノスZアームの指先から爪が突き出る)


テグゾ・テッサ「あっ」

コズマ「ふふっ。縫ってさしあげますわ。さ、どうぞ」

ラインハルト「やぁ~やぁ~。楽しそうで」ザッザッザッ

テグゾ・テッサ「もうこのぴっちぴちの防具を脱ぎたい。で、そっちはどうだったの?」

ラインハルト「ご心配いただき、カッツェ君に代わり、お礼を申し上げます。なぁ~に。ローゼンクロイツお手製の解毒剤のおかげで、寄生虫も撃退できたようです。明日には職場復帰できそうです。ハイモも一緒ですから、入院中も退屈ではないでしょう」うんうん(と隣のミサキが)

テグゾ・テッサ「オトモアイルーだっけ?いいね、オトモダチってのは」やれやれ


ブスッ(もう片方の手からも爪が飛び出る)


テグゾ・テッサ「もぉ~~!あたしの姿が明るみに出る前に、決断はしたのかい?」む~(グランドマスターを)

デヴィマッツォ「その件はラインハルト公に」

コズマ「・・・・・・・」

ラインハルト「騎士団は竜機兵撃退のクエストを請け負いたいのですが・・」

テグゾ・テッサ「UH~~~♪それじゃあ作戦会議といこうか」

ラインハルト「ただ」

テグゾ・テッサ「ただ?」きょとん

ラインハルト「それがあなたにとって、どういうメリットがあるのか。まだまだお聞きしたいことはたくさんあります」

テグゾ・テッサ「その答えは簡単さ」ちら

コズマ「??」

テグゾ・テッサ「どこまで運命に抗えるのか・・・試してみたいだけさ」ちら

コズマ「・・・・・・・・・」


お~、いたいた
(市街地エリアより今度は鮮血のチャチャブーフェイクの大男がインしてくる)


テグゾ・テッサ「あれが街を歩いてるなら、あたしも扮装なんてしなくていい気がするけど・・」お~~い

ゲンス・ゴンス「手紙だぞ~」ふりふり

デヴィマッツォ「どこからです?」

ゲンス・ゴンス「あの太っちょが派遣した使者が帰ってきた」ふりふり

デヴィマッツォ「シャンティ家の・・」(手紙を受け取ろうと手を伸ばす)

ゲンス・ゴンス「残念。あんたにじゃなくて、あんたにだ」(手紙をコズマに)

コズマ「私に?」

ゲンス・ゴンス「ああ。この紋章には見覚えがある。ガリタン家だな」スッ(封蝋を確認しながらコズマに差し出す)

コズマ「・・・・・・・・・・」

デヴィマッツォ「さぁ、皆様、屋敷へ。食事にしましょう」

ラインハルト「では、テグゾ・テッサ。作戦会議もそこで」ささ(とエスコート)

テグゾ・テッサ「UH~~♪お食事もいいけど、やっぱりベッドがある暮らしは悪くないね」ザッザッザッ(歩き出すテッサのアームから突き出ている爪に気づくゲンス)

ゲンス・ゴンス「なぁ。やっぱり尻尾も生えてるのか?」こそっ

テグゾ・テッサ「見てみたい?」シャシャシャシャ(ヘビのようなベロで)





ひええええええええ
「あたちのモンハン日記」

Anthem of a Dying lights






~パパグラーナ、遇俱八卦之会....

ほえ~~!しっかしマジでちいちぇえなぁ~
(町外れ、城塞都市の防護壁に近い広々とした芝生エリアにあるアーチ型の開口部を持つ八角形のガゼボの中心であぐらをかきながら何やら両手を広げているカーブーを覗き込むシオン、ハロルド、ミオンの姿が。肉まん君だけはガゼボの低い塀の上に片膝をついての「スカシ座り」を決め込んでおり、そのすぐ下では蒼きガルクが大人しく伏せている)


ちんまり
(カーブーの両手のひらの上にちんまりと乗っているちいちゃい巨獣ガムート)


ガ・ムータン「ちょっと!ムータンのはなちを聞いてまちゅか!?」ぷんすか

ハロルド「へへ。怒ってやんの」


ミオン「でも、お人形みたいで可愛いミョ♪」


シオン「ねぇ。ちゃんとふさふさしてるし、模様もきれい」ちょんちょん(人差し指で優しく巨獣の毛を)

あたちのモンハン日記
カーブー「本物の上質な毛は「ごうもう」って呼ぶんですよ」へぇ~~

ガ・ムータン「ムータンだって本物でちゅ!!」どすんどすんどすん!!(前脚をあげての踏みつけ連打)

カーブー「はははは。ちゃんと聞いていたよ。君達、7つの義憤がアグダ・マズラーと共に、俺達の仲間と一緒に戦ってくれているんだろ?ありがとう」よしよし(手のひらを少し揺さぶって落ち着かせる)


肉まん君「オクサーヌ・ヴァレノフともな」やれやれ

ガ・ムータン「ムッ。オクシャーヌをよく思っていない「はちゅげん(発言)」でしゅね・・・いいでちゅか?何度も言うように、ムータンは「やろうと思えば」いちゅでも超巨大化できるんでちゅよ」ム~~~

ハロルド「気をつけろ。こいつは嘘をついちゃいねぇ。怒らせたら、この「人気のない観光スポット」ごと、ぺしゃんこだぞ」やれやれ

肉まん君「まさか、都で見た超大型クラスの巨獣が、こんなキュートだったなんてな」ふ~~(と前髪を)

シオン「じゃあ、本当にあなたが砦の門を破壊したのね?」えっへん(と、ちいちゃい巨獣が)

ガ・ムータン「お前達の「おはなち」は、このおねいちゃんに張りちゅいている間に聞かしぇてもらったでちゅ。コジュンダの傭兵めが」ふんっ

肉まん君「それはギルドナイツだ。竜機兵の動向と自分達の状況を仲間に知らせるために、シオンを利用してここまで来たんだろ?だったらお前も、俺達を頼らざる得ない状況だってことを忘れるな」(スカシ座りのまま)

ガ・ムータン「イ~~~ッ!!」どすんどすんどすん!!

カーブー「安心しろ。確かに俺は、コズンダによってここに派遣されたが、もうあいつのもとに戻るつもりはない」

肉まん君「ミューズ・ネロを討伐するために、コズンダを利用したんだとよ。大した男じゃないか」パチパチ

ハロルド「へぇ~~・・目的があってか」じーーー(カーブーを覗こうと見つめた次の瞬間)


カシャーーーン
げふぅ~~~~~

(ドボルヘルムの口元がスライド式に両開きになると同時に「中の人」の激臭ガスが)


ハロルド「おわぁ~~~しみる~~アセアセ」バタバタバタ(たまらずその場で悶絶)

ミオン「シリウスさんの言う通りだミャ。やたらめったら能力を使おうとしない方がいいミャ」こそっ(とハロルドを介抱しながら)

カーブー「ウズメの仇を取ると約束した。俺はそれを果たしたまでだ」パチパチパチ(と肉まん君)

ガ・ムータン「本当におにいちゃん達が・・・」

ハロルド「ここにいる俺以外のメンバーが討伐したんだとよ」いちちち(と目をグリグリしながら)

カーブー「あとはテッサさんだ」

ガ・ムータン「・・・・・・・・・・」

シオン「ねぇ、ムータン」

ガ・ムータン「なんでちゅ?」ぽりぽり(長い鼻で頭を)

シオン「あなたはやろうと思えば、いつでも敵である私を踏み潰すことはできた。でも、それをしなかったのは、どうして?」

ガ・ムータン「・・・・・・・・・」もじもじ

ハロルド「決まってんだろ?シオンがアゲルゾンの連中みたいに威圧的じゃなくて、友好的だからだ。ずっと俺達は、こいつに監視されてたんだよ。ちびっこいから、さすがの俺でも気づかなかった。ちきしょう」グリグリ

シオン「そうなの?」

ガ・ムータン「・・・・・・・・」こくり

シオン「じゃあ、少なからずとも、私を信頼してくれているんだ」にこっ

ガ・ムータン「・・・・・・」なでなで(シオンの指が彼の頭を)

カーブー「シオンさんは戦いを望んでいない。無駄な血が流れる前に、グランデギルドが降伏してくれれば・・・そうお考えのはずです」(シオンを見つめる)

肉まん君「ほぉ~。彼女のことをよく分かっているみたいだな」やれやれ

シオン「やめて、ニッキー。そうよ、彼の言う通り。ここで私達が戦闘になってもお互いに損をするだけ。コズンダ様がカーブー君を最初にここへ派遣したのも、グランデギルドを傘下に置くことが目的だったはず。コズンダ様だって、無傷でここを手に入れたいはずよ」

ハロルド「そのために竜機兵を駐留させて、威嚇してるのさ」やれやれ

カーブー「う~~~ん・・・」

ミオン「どうしたミャ?」

肉まん君「こいつと意見が合うのは嫌だが、コズンダにしては猶予が長過ぎる。そう思っているんだろ?」

カーブー「ウッス。コズンダは、ひょっとしたら、何かを待っているんじゃ・・・」

シオン「なに?」


シュタッ(割って入るようにガゼボを囲う低い塀から飛び降りる肉まん君)


肉まん君「ひとつ確かなのは、すぐにコズンダが竜機兵を動かしたりはしないってことだ。つまり、まだ考える時間もあるってことだ」う~~ん(とカーブーの手のひらの上のちいちゃい巨獣を見下ろす)

ガ・ムータン「でも、いしょがないと、隠れている磨萩比古が見つかっちゃうでちゅ」

カーブー「仲間の牙獣のことか?」えす(とムータン)

肉まん君「地中に潜ってるんだろ?だったらまだしばらく平気なはずだ。アゲルゾンの連中は、人を見つけてハントする技能には長けているが、モンスターハンターじゃない。動かなければ問題はないはずだ」

ガ・ムータン「たちかに・・冬眠モードに入るようなものだから、寝ていればエネルギーも使わぢゅにしゅみましゅが・・・じゃあ、どうするでちゅ?」

肉まん君「お前達の目的は、竜機兵の破壊か?」

ガ・ムータン「アヤの脅威となるならば」フシュ~~~

肉まん君「ああ。だが、最終局面の戦闘となるべきフィールドが、この東部じゃないってことは、コズンダだって百も承知のはず」

ガ・ムータン「ム~~??」

シオン「王墓ね?」

肉まん君「そうだ。コズンダだけじゃなく、各勢力もまた、最後の戦いに備えているはずだ」

ガ・ムータン「ムータン、早くみんなに会いたいでちゅ・・」

ミオン「イ~~!かわいそうミャ!シオン!ニッキー!なんとかしてあげるミャ!」ぷんすか

肉まん君「そこでだ。お前達に手を貸してやってもいい」

ガ・ムータン「え!?」

肉まん君「でも、先にこっちのクエストを受けてからだ」にや

ガ・ムータン「ええ~~??」(つぶらな目でキョトンと見上げながら)



ジークガルム「ふぁ~~~~あ・・・」むにゃむにゃ・・


To Be Continued






みんなの激アツ一票でしっかり応援してほしいミャオ♪

次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」

第417話 「やっぱりスネアが気持ちわりぃな」の巻
9/28(月)0時更新予定

だミョ。そんだらば!次回も見よう!!読も見よう!!ミャお♪

■あたちのモンハン日記てなぁに?
■あたモン目次録