~凍土

ヒュオオオオオオオオオオオオオオ


$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「にゃー!(サミュエル!また吹雪いてきたぞ!!)」


$あたちのモンハン日記
サムソン「ほむ!ゼノンよ、この凄まじいブリザードの歓迎は、永久凍土に到着したと考えていいのか!?」


$あたちのモンハン日記
ゼノン「そういうこった!氷雪の宴はまだ始まったばかりだぜ!!しっかり踏ん張れよ、おやっさん!」


ヒュオオオオオオオオオオオオオオ



永久凍土・・凍土の奥地にあるとされ、決して土壌が顔を出すことのない氷雪で大地は覆われ、一年中止むことのない激しい吹雪が訪れる者の視界を遮る絶対零度と評される超低温領域である。当然、生物が生息出来る環境にはあらず、ハンターズギルドの調査員をもってしても長期間によるこの極寒の地の調査研究は不可能とされ、低音物理学者の間では「エヴァーウィンター」と称される今だ未開拓の地域でもある。サムソンらはこの永久凍土に拠点を置くといわれる「エヴァーウィンターナイツ」という犯罪組織の調査をするため、この永久凍土に来ていた。



ゼノン「しかしよ、おやっさん!本当にこんな人っ子一人いない所に本拠を置く連中がいるってぇのかい!?姐さん(UBU)も老体に鞭打つほど諜報活動に首は突っ込んでねぇだろう!?」

サムソン「私の判断だ!近頃の若いもんは自分の目で確かめるということを知らん!やれ効率化だのなんだの屁理屈を並べてな!だからこの私が直々に調べてやろうと・・・・・へーっくしょい!!

ゲルハルト「にゃいーむぅ(きったねぇな。それにお前、髭、凍ってるぞ)」

サムソン「ほえ・・?」←(いまいち猫語が分からない)


ヒュオオオオオオオオオオオオオオ風


ゼノン「俺もここからは先に進んだことはねぇ!何が起きても保証はできねぇぜ!?せいぜいパンツのゴムを引き締めなおすこった!」

サムソン「ほむ・・」ごそりごそりはぁ(←ほんとにそうしてる)

ゲルハルト「にゃにゃいむぅ(サミュエル、それより体温は平気か?この永久凍土では普通のホットドリンクでは対応出来ないんだろ?)」

サムソン「それなら心配ご無用だぞい。ほれ」じゃじゃーんくすり

ゼノン「なんでぃ?その妙な薬は」

サムソン「麻生博士オリジナル錬金調合アイテム・・
その名も「ゴッドドラゴンカプセルG2000」!!」

ゲルハルト「にゃんにゃいむぅ(いいから早く飲めよ)」

サムソン「ほむ・・あーん」ごくり

ゼノン「どうなんでぃ?寒くなくなったかい?」

サムソン「おげええええええええええええええええメラメラ

ゼノン「おお、すげぇな。人間が口から火ぃ吹いたぜ。まるで火竜そのものだな」

ゲルハルト「にゃ~むぅ(老後は火竜になって過ごすか?)」

ゼノン「まぁこれなら平気そうだな。それよりゲルハルトの旦那。このとおりハンターのおやっさんでも対応できないこんな辺境に、誰かいるのかねぇ」

ゲルハルト「にゃにゃんむぅ(さぁな。なんでもこの永久凍土には、あの暗黒商会に匹敵する武力を誇るマフィアが居座っている・・という噂話しを逸脱しきれてねぇんだ。それを軍のご大老が自ら暴いてやろうとしてるんだ。それだけでも十分、軍内の士気は上がるってもんだろ?)」

ゼノン「なるほどねぇ・・それでその「まふぃあ」の連中ってぇのは、具体的には何やってんだい?」

ゲルハルト「にゃんにゃー(暗黒街の話しじゃ、闇市場のブローカーから手を広げ、主な活動は恐喝、売春などを主に行い、更には、国営企業や民間企業の乗っ取り、薬物売買、マネーロンダリング(資金洗浄。犯罪によって得られた収益金の出所などを隠蔽して、一般市場で使っても身元がばれないようにする行為)、武器の密輸なども行う巨大犯罪組織って噂だ。もちろん、一番の商売敵は俺らと同じ、暗黒商会ってわけさ)」

ゼノン「かぁ~っ!世の中悪い奴しかいねぇのかい?それでその連中も叩き潰そうっていうのか?姐さんは。血気盛んなこった。もっとてめぇの幸せを考えりゃいいのにねぇ~。ま、そこが姐さんの侠ってもんで、俺はそこに惹かれたんだけどねぇ」

ゲルハルト「にゃにゃい(今回はその暗黒商会を共通の敵とする、そのマフィア共の事前調査ってわけさ。交渉出来そうな連中であれば、奴らにブラックガーディアンに関する情報を売ってもらいたい・・そういうことさ)」

ゼノン「ケッ、仕方ねぇか。戦ってのは情報戦だもんな。常日頃、姐さんからそう教えられてるよ。その為の俺の存在って道理よ。それにこうして余命も僅かな死にぞこないのおやっさんが、命を掛けて凍土を越え、更なる極寒の地を調査する。それを聞いた薔薇十字の他の連中にも火がつき、軍全体が少しでも引き締まれば万事よし。この調査は来ただけで意味を成す・・そういうことか」

サムソン「こりゃー!誰が余命僅かで死にかかっておるのだぁ!?私はまだハンター保険の年金すら貰ってないんだぞ!無駄死にする気はない!」ズンズン

ゼノン「まだまだ現役だって?雪で足が太ももまで沈んでるのに・・よくまぁ元気なもんだ。それより道が分かるのか?おやっさん」

サムソン「知らん!」ズンズン

ゲルハルト「にゃにゃーいにゃいむぅ(要するに物事はポジティブに。そういうことさ・・ん・・なんだあれは!?)」

ゼノン「どうした!?」

ゲルハルト「にゃんにゃん(あの氷壁の上だ!!)」







$あたちのモンハン日記
ヒュウウウウウウウウウウウウ風




ゼノン「白馬・・違う・・・なんだい?あれは」

ゲルハルト「にゃにん(キリン・・だ)


サムソン「おーい、何をしておるぅ~!先に行っちゃうぞぉ~!!」

ゼノン「バカ野郎あせるでけぇ声出すんじゃねぇ!!」

サムソン「どうしたんだ?」ズンズン

ゲルハルト「みゃあむぅ」スッ肉球 茶トラ(指差す)

サムソン「あれは・・・キリン・・だと!?」

ゼノン「なんなんだよ?そのキリンってよ。ただのユニコーンじゃねぇのか?羽のない」

サムソン「ファンタジーの話しをしてるんじゃない・・あれでも古龍種だ」

ゼノン「なっ・・!?」

ゲルハルト「にゃにゃ(通称「幻獣」「雷獣」と呼ばれる古龍種、幻獣亜目・キリン科のモンスターだよ)」

サムソン「しかし・・なぜキリンがこの地に・・まさか旧大陸から渡って来たとでも・・それともこの永久凍土に元から生息する・・・ん?」



「どうしたの・・リリエンタール」



サムソン「他にも人間がいるようだ!
ゲルハルト!身を伏せろ!ゼノン、おぬしは姿を消せ!!」ガバッ

ゼノン「おっしゃ!!」スーーーーーーーーン・・・・

ゲルハルト「・・・・・」ちらっ



「何か・・・いたの?」




ゲルハルト「・・・・・(長い白髪に・・白いドレスの・・・少女・・)」

サムソン「・・・・・・(あの姿・・まさか!?)」



「ふふ・・まさかねぇ・・こんな辺境に・・」ファッはぁ




ゲルハルト「!!(キリンに跨った!あのガキ・・古龍を手懐けてやがるのか!?)」

サムソン「・・・・・(間違いない・・・「白いドレスの少女」!!)」



「さぁ・・行きましょう、リリエンタール」ザッ



ゲルハルト「・・・・・・(何者だ・・まさかあんな子供が俺たちの探してる連中な訳・・・どちらにしても妙な存在だ・・)」

サムソン「・・・・・・・二人とも・・」

ゼノン「・・・・・・・」

ゲルハルト「にゃ・・(なんだ?)」

サムシン「息を潜め、最大限に気配を消し、この場から去るぞ」



カツカツ・・カツカツ・・・・




ゼノン「・・・・(去っていくぜ・・?)」

サムソン「よし・・今のうちだ・・・ゆっくり・・ゆっくり・・後退するぞ」






カツカツ・・カツカツ・・・・・・







ゲルハルト「・・・・・・」ス・・スス・・・

サムソン「はぁはぁ・・・・・」スス・・ス・・・・・












なぁんちゃって













サムソン「!?」







あたしね、あなたたち「凡ハンター」と違って、モンスターの気配は自マキなんて無くっても、その存在と場所が分かるの。例えそれが・・姿を消せる特異体種であっても・・ね





ゼノン「!!」

サムソン「なっ・・!?」

ゲルハルト「!!(最初から俺たちの存在に気づいてやがったのか!!)」




「ふふ・・出ていらっしゃい。可愛い毒怪竜さん」




ゲルハルト「!!(種族も特定しやがっただと!?)」

ゼノン「腹くくれ!!二人ともぉぉぉぉぉぉぉ!!バッ煙

サムソン「よせぇぇぇぇ!!ゼノーーーーーン!!」




「まぁすごいラブラブ本当に自由自在に姿を消したり出来るのね」



ゼノン「嬢ちゃん!!何者か知らねぇが俺に気づいたのは褒めてやるぜ!!ギルドナイトでも気づかなかったのが俺の自慢だったんだがな!!バレちゃ仕方がねぇ!!」

サムソン「よすのだ!!ゼノン!!そいつだけはまずい!!」



「やだぁ・・・ギルドナイトだなんてふん
あたしね・・・・・あいつら大っ嫌いなの」



ゲルハルト「にゃー!(サミュエル!どういうことだ!?あのガキは何者なんだ!?)」

サムソン「逃げるぞ」


「挨拶くらいしたら?だって・・あなたたちの方よ?あたしたち、エヴァーナイツウィンターの領域(エリア)に無断で入ってきたのは・・ね?」


ゲルハルト「にゃあ!?(あのガキ・・エヴァーウィンターナイツの!?)」


はじめまして。あたしがエヴァーウィンターナイツの棟梁オクサーヌ・ヴァレノフよ。以後お見知りおきを・・ねっ、ユクモの皆さん・・・」ゾゾゾゾ・・・・


サムソン「逃げるぞ・・逃げるぞ!!逃げるぞぉぉぉぉぉぉ!!」ダッ煙(ゲルハルトを抱える)

ゼノン「おい!?待てよ、おやっさん!!」ドスンドスンsss



「うふふふ音譜逃がさないわよ・・・・・・・・・絶対」




ダッダッダッダッダッダッダッダッダ煙

サムソン「うおおおおおおっとっとあせる下り坂とはラッキーだわい!!」ドドドドド(加速がつく)

ゲルハルト「にゃー!!(サミュエル!!)」

サムソン「まさかな・・!まさかあの逸話は真実だったというのか!!」

ゲルハルト「にゃー!(どういうことだ!?訳を聞かせろ!!)」


ゼノン「待てよ!おやっさん!!うおっと!転げ落ちちまうよあせる」ドスンドスンドスン

サムソン「おぬしも騎士団時代に聞いたことがあるであろう!?
フォンロンのラグナロク!!それに、ヒンメルン山脈での悪夢の歌劇事件!!」ダッダッダッダ

ゲルハルト「にゃー!(ああ!凄腕のハンターとギルドナイツとの抗争事件だろう!?その昔話しがどうした!?)」

サムソン「およそ60年前、ギルドナイトを片っ端から殺戮し、ハンターズギルドを壊滅近くまで追い込んだ、たった一人の天才少女ハンター・・それが彼女だ!!」ダッダッダッダッダ煙




ヒヒーーーーーーーーン




ゲルハルト「!!」

ゼノン「おい!待てって!あの白いドレスの嬢ちゃん、ユニコーンに乗って優雅に追っかけてきやがるぞ!?一体なんだってんだ!?まさかあいつらが探してた連中だってぇのかよ!?」ドスンドスンドスンドスン煙

サムソン「そのまさかだ!!エヴァーウィンターナイツの棟梁が、あのデカダンスの守護女神だったとは・・!UBUよ!!今度ばかりは相手が悪すぎるぞ!!」ダッダッダッダッダッダ煙



パカラッsssパカラッsss


「うふふふ・・なんだか面白そうな人達ね音譜




ゼノン「おやっさん!!敵ならやっちまおうぜ!?たかがちびの嬢ちゃんじゃねぇか!?」ドスンドスンドスン煙

サムソン「外見はな!!だが、その自慢の「おそろしい口」を掻っ切られたくなければ走れ!!」ダッダッダッダッダッダ煙

ゼノン「ああ!?」ドスンドスンドスン煙



ゴゴゴゴ・・・・ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・



ゲルハルト「にゃ!?(おい!?なんの地響き音だ!?これは!!)」

サムソン「走れぇぇぇぇぇぇ!!」←全然聞いてない



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!



ゲルハルト「はっびっくり

サムソン「どりゃあああああああああ!!」ダッダッダッダッダッダ

ゲルハルト「にゃー!!(後ろを見ろ!!サミュエル!!)」ガリッキズ(おもいっきし引っ掻いた)

サムソン「おぎゃあああああああああああ!!」くるっ



ドドドドドドドドドド!!



サムソン「雪崩!?おわーーーーーー!!」ダッダッダッダッダ

ゼノン「雪崩だと!?なんでだ!?」ドスンドスンドスン煙

ゲルハルト「にゃー!!(お前のその凄い「足音」のせいだよ!!)」



ドドドドドドドドドド!!



「あら大変・・雪崩が起きてるわ」ちら

「ヒヒーーーン!!」



ドドドドドドドドドド!!


ゲルハルト「にゅうう(あのガキ・・キリンと何か話しをしてやがるように見えるが・・あのままじゃ先に雪崩にのまれちまうのは連中の方が先だぜ・・普通ならな・・!!)」



「うふふふ。ありがとう、リリエンタール。あなたを「使わせてくれる」のね?」

ヒヒーーーーーン!!」バッ煙



ゲルハルト「にゃ!?(なんだ!?キリンが飛び上がって・・・)」



ジャキーーーーンキラキラ



ゲルハルト「にゃあああああ!!(あのキリン・・!?変化しやがった!!
ランスに化けやがった!!)」



ヒュルルルルルルルランス


「よっと音譜」パシッびっくり(幻雷槍【雷光】を片手でキャッチ)


スタッ煙


「雪と氷ばかりのこの永久凍土で、せっかくの来客だったのに。
残念だけど・・仕方ないわねはぁ」ガシャーンドキッ(抜刀状態にチェンジ)



ドドドドドドドドドド!!



サムソン「はぁ~しれぇ~!!」ダッダッダッダッダッダ

ゲルハルト「にゃああああ!!(サミュエル!!やつら一体なんなんだ!?あのキリン、武器に変化しやがったぞ!?あんなもの見たことがねぇ!!)」

サムソン「逃げろぉぉぉぉぉぉぉ!!」←見てなかった

ゼノン「おやっさん!!まずいぞ!!」

サムソン「今度はなんだあ!?」

ゼノン「この先、崖だぞ!!」

サムソン「なんですとぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」



ドドドドドドドドド!!



「それに・・長生きできるって言っても、結構退屈なのよね。
こんな雪崩じゃ・・・退屈しのぎにもならないけど・・」ガッシーンドキッ(ガードの構え)



ドドドドドドドドドドド!!


「いいわ。今回は助けてあげる。じゃ、突進と行きましょうか音譜




ズシャアアアアアアアア!!




サムソン「後ろで何が起きてる!?」

ゲルハルト「にゃ・・(嘘だろ・・嘘だろ!?あのガキ、キリンが化けやがったランスで雪崩に突進して、真っ二つに道を切り開いてやがる!!)」



ドドドドドドドドドドド!!


ゼノン「うおおおおおおあせる俺たちの左右を雪崩が通り越していくぜぇぇぇぇ!?どうなってんだぁ!?」ドスンドスンドスン

ゲルハルト「にゃー!!(理由は分からん!!だが、あのガキが俺たちを救ってくれたことには違いない!!おい!なんか解説はねぇのか、サミュエル!?)」

サムソン「飛ぶぞ!!」

ゲルハルト「にゃーい!?(WHY)」

サムソン「崖だ!!飛ぶぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!










ダンッ煙















サムソン「うおおおおおおおおおおお!!」

ゲルハルト「にゃあああああああああガクブル



ゴオオオオオオオオオオ!!



サムソン「おわあああああああああああ」←口に空気が入ってダルダル状態

ゲルハルト「わにゃあああああああああガクブル



ぽよんはぁ


サムソン「むっ・・?ぽよん・・とな?」ちらっ




バッサバッサ・・バッサバッサ天使の羽



ゼノン「忘れたか!?俺たち(毒怪竜)だって立派に飛べるんだぜ!?

サムソン「ほむ。礼を言おう、ゼノンよ」(背中に乗ってる)

ゲルハルト「にゃー!(で、どうすんだ!?)」

サムソン「十分な情報は得た・・・帰還だよ。ユクモにな」ちらっ




バッサバッサ・・バッサバッサ天使の羽









「あ~あ。行っちゃっ・・た」

ザッザッザッザ・・・

「ん?」

「ヒヒーン」

「・・・・・そうね・・そうよね、リリエンタール。
お楽しみはこれからだものね。今のは序幕・・そう、長い戦いの・・ね音譜












「あたちのモンハン日記」
~3rd Stage
















$あたちのモンハン日記
~カーブーんち



あたちのモンハン日記
まさ子「さぁ、たくさん食べてね」


$あたちのモンハン日記
ニャ太郎「かたじけない。奥方殿」


あたちのモンハン日記
玄竜「気にするでないぞ!革命の英雄である忍び猫たちよ!!
ほれ、食え!!食えって!!おい!!」


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影丸「これは珍しい・・女帝エビのエビチリですな」

まさ子「そう!あんたよっくわかったわね。モガの村にいるっていう凄腕のアイルーシェフがいるでしょう?あの人のレシピが載ってる料理本がね、商店街の本屋さんであったのよ。それを早速真似てみたのよ。どうぞ、召し上がれ音譜


$あたちのモンハン日記
ロージー「きゃっラブラブお母様ったらすっごーい!!うちのシェフたちでも、こんなに美味しそうなエビチリを作れないわぁ~」

まさ子「まぁロージーちゃんったら!さ、あなたもたくさん食べてね」

ロージー「はぁ~い音譜


$あたちのモンハン日記
ニャーク「どうした?カーブー。食べないのか」


$あたちのモンハン日記
カーブー「ん、ああ・・なぁ、ニャ太郎さん。君たちは革命後、ずっと大陸調査に出ていたんだろ?」

ロージー「はぁ~い音譜お兄ちゃん、あーん」ぐいっ(カーブーが喋った隙にスプーンに乗せたエビチリを口に放り込む)

カーブー「くっちゃくっちゃ・・・うん、美味い。ところで、ニャ太郎さん・・」

ロージー「はい次音譜」ぽいっ

カーブー「うん・・くっちゃくっちゃ・・・・美味い。それで、君たちの調査だが・・」

玄竜「母さん!!醤油はどこだ!?」ガバッ

ニャーク「父上、ここにあるぞ」さっ(カーブーの目の前で醤油を渡す)

カーブー「・・・・・・」

玄竜「おお!すまんなニャーク君!!しっかし、なぜ我が家の食卓はすぐに醤油がどこぞに消えるのかな!!ああ、可笑しい!!ぶわははははははは!!」ご飯粒がカーブーに飛ぶ

カーブー「・・・・・・・むかっ

ニャ太郎「どうした?川村殿」ぱくぱく

影丸「しかし奥方殿は大変に料理が得意でござるな!玄竜殿も幸せなお方だ!」ぱくぱく

まさ子「まぁ~忍びっていうのは口もお上手なのねぇ~」ぺっしーんびっくり(照れて目の前のカーブーの頭をひっぱたく。特に意味はない)

カーブー「・・・・・・・むかっむかっ

ロージー「お兄ちゃん!はい、粗茶ですが!!」ぐいっ(熱々の湯呑をカーブーの顔にくっつける)

カーブー「あちぃ!!」

影丸「ほう、「はい、粗茶ですが!!」は、ユクモでも販売されてるのですな」

まさ子「そうよ。私は断然、「お~い、粗茶」よりこっちの方が好きよ」

玄竜「なんにしても沢山の人数で食べる飯は美味い!!なぁ、息子よ!!」

ぷすっ血(フォークでカーブーの肩を刺す。特に意味はない)

カーブー「うぎゃああああああああああああ」

ニャ太郎「うむ。実に愉快な食事会だ。こんな安らぎは久しぶりだな」

影丸「そうですな・・」

カーブー「ごちそうさま!!」ガターンびっくり


タッタッタッタッタッタッタ・・


ロージー「ふぁ・・お兄ちゃん、もうお腹いっぱいなのかなぽ~

まさ子「バカなのよ。放っておきなさい、ロージーちゃん。ところで、あなたたち、今日はもう疲れたでしょ?UBUちゃんちに行くのは明日にして、今晩はうちに泊まりなさいな。来客部屋はたくさんあるのよ、うちは。唯一の自慢かも」

ニャ太郎「うーむ・・」

ロージー「きゃっラブラブそうしてそうしてぇ~、ねぇいいでしょう~いいでしょう~!それで三人で床につきながら、渓流で見せてくれた「にんぽう」っていうのをあたしにも教えて教えて~ダイスキッッ!!」すりすり(ニャ太郎の顔にすりすりしてる)

まさ子「まぁいいわね。修学旅行みたいじゃない」

ニャ太郎「うーむ。どうしたものか」

影丸「よいではありませぬか。どちらにしても今日はもうこのようなお時間。丞相様もすでにお休みになられているかもしれませぬ」

ニャ太郎「そうだな。せっかくの川村殿のご両親のご好意。受けねばバチが当たるな」

ロージー「きゃああラブラブじゃあ決まりねぇ~ぽけ~やっほー!にんぽう、にんぽう~
ザ・にんぽう~!!







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~渓流、旧集落エリア


ブツブツ・・ブツブツ・・
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カーブー「まったくなんて居心地の悪い家なんだ。元からそうなのに、あの押しかけ妹が来てからというもの更に我が家は狂ってしまった。これは一刻も早く家を出ないといけないな・・それにはあの「ワケあり物件」の「ワケあり」を早いとこ解明して、大丈夫なようなら引っ越しをしないとな・・それに昼間の出来事・・」



カーブー「むっ!?誰だ!!」


ダッダッダッダッダッダッダッダ


カーブー「なんだ!?(暗くてよく見えない!)」


ドーーーーーーンびっくり


カーブー「いてえ!!」すてーん(尻もちついた)


タッタッタッタッタッタッタ・・・・・





カーブー「あれは確かに何者かがこの家に居た証拠だ。しかし、あれは幽霊なんかじゃなく、確実に「人間」だった。幽霊の正体・・それは、密かに空家に居座ってる人間に違いない!!」バーーーンドキッ


しーーーーーーん



カーブー「フフフフ・・・我ながらキマったな。まるで某有名、少年探偵団のあの子みたいにな。特殊な靴を履くとサッカーボールをすごい勢いで蹴れるあの子みたいな・・フフフ・・おかしい。さて・・本日二度目のご訪問と行きますか」


キ~~~~~・・・・ドア



カーブー「ウッス、すいません失礼しまぁ~ッス」←少し恐いからすごく早口



しーーーーーーーーーーーん



カーブー「出たな・・この感じ・・・暗闇の静けさの中に潜む「魔」・・。そう・・それは危険な「間」・・。フフフ・・・おかしい・・・今日の俺はフリートークが絶好調じゃないか」


ガターーンドキッ


カーブー「うおっとあせるなんだ!?」


カサカサ・・カサカサ・・


カーブー「むむ・・誰かいるのは分かっているんだぞ!!大人しく出ていき、二度とこの家に近づかないというのなら不動産の人に内緒にしてやってもいいぞ!?さぁ、どうする!?」


「ひょっひょっひょっひょっひょっひょ・・・・」



カーブー「むう!?なんて気味の悪い笑い声・・!(しかも・・女か!?)」


「出て行くのは・・・・」



カーブー「むむ・・!?」


お前だよ~!!


ブンキズ

カーブー「はっびっくり

ゴチーーーンびっくり

カーブー「いてえ!!」


「ひょっひょっひょっひょっひょっひょ。ああ、おかちい」


カーブー「ん!?そのいやらしい人を完全に見下した幼稚な笑い声は!?」



$あたちのモンハン日記
カーブー「UBUさん!!」


UBU「こらぷんぷん誰が幼稚だ、このコソ泥め」

カーブー「いちちち・・・そうか、大剣の「柄」の部分で俺を殴ったんですね?まったく・・本当に悪い人だ・・いててて」

UBU「あら。大剣の柄の部分って、人の頭を殴る為にあるんじゃないの?それより、なんであんたがここにいるのさ?」

カーブー「それはこっちの台詞です!!分かった・・さては、昼間もここに居たのはUBUさんでしょう!?」

UBU「ほえ・・お昼・・?お昼はお家でアイルーの顔の「じくそーぱずる」というのをやっていたよぽ~だからここには来てないよ」

カーブー「嘘おっしゃい!!おおかた、俺の「一人暮らし案」をどこかで聞きつけ、邪魔しようってんでしょ!?ええ!?」

UBU「なによ、それドキドキずいぶん「冷やかし甲斐」がありそうなプランだけど、残念ながら別件よ」

カーブー「なんすか別件って?」

UBU「軍の機密事項だからダメダイスキッッ!!

カーブー「・・俺もその軍の一員なんですけど」

UBU「知らない。教えないダイスキッッ!!

カーブー「この野郎!!いつもそうやって俺をないがしろにして楽しいか!?教えろ!」

UBU「きゃあああああダイスキッッ!!

カーブー「なんだこの野郎!!そうやって女性の武器を使って逃げようってんだな!?どうせならケムリ玉かモドリ玉でも使って消え失せろ!!ええ!?」

UBU「違う違うダイスキッッ!!後ろ、後ろ」

カーブー「ああ!?そうやってごまかして!!俺が隙をついた瞬間に大剣でひっぱたこうってんだろ!?それともあれか!?樽爆か!?樽爆Gで俺をやるか!?ええ!?」


「大人しくしろ」


カーブー「ああん!?うるせえな!!俺は今、仮にもハンターの先輩である女性に説教してんだ!!あんたは黙っててくれ!!・・・・って・・誰!?はっびっくり


ゴチーーーーンドキッ



カーブー「いてえ!!またいてえ!!」ずでーん転ぶ

UBU「バカね・・だから言ったでしょうがドキドキ

カーブー「いちちち・・・誰だ!?」


「貴様ら・・ここで何をしている」

ガシャーーーーーーーンぎくっ


カーブー「錫杖(しゃくじょう)!?」

UBU「錫杖とは、修行僧とかが持ってる杖みたいなあれのことよポイント。」ワンポイント豆知識


「何をしていた・・!?」ガシャーンびっくり

カーブー「坊主!!ほ、本当だったのかぁぁぁぁぁ!!坊主の幽霊!!
ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!」

UBU「うるせえなドキドキ落ち着きなさいな。ちゃんと足があるじゃない」

カーブー「ひいいいいいいいいい」ガクガクガクガク

UBU「でも・・まだあんたのいうお化けの方が良かったかもね」

カーブー「へ・・・」


「大人しくしろ。家の周りは我が同志が完全に包囲した」ザッ


UBU「だってふん

カーブー「ひええええええええええええええええええええ」


To Be Continuedsss









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