11月20日 地域力体感ツーリズム「北近畿最大のブナ林を歩く・宮津世屋高原の黄葉林トレッキングツ | 京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記

11月20日 地域力体感ツーリズム「北近畿最大のブナ林を歩く・宮津世屋高原の黄葉林トレッキングツ


今回のツアーは日本の里100選にも選ばれている宮津市上世屋集落を訪ねました。

ブナ林を楽しむ今回のツアーですが、登山口は上世屋集落の奥にあるため、稲刈りが終わり冬に向かう集落を一旦通り過ぎて登山口へ向かいます。

軽く準備運動をした後、早速けわしい傾斜を上っていきます。
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今回地域を案内してくださる団体は「宮津市エコツーリズム推進協議会」です。
自分たちの地域を自分たちで案内できるようにしようということで、地元ガイドがツアーを案内してくださいます。
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こちらはシカが角を研いだ跡だそうです。
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このような、大きなこぶが、目につきます。
自然に倒れた後にも、若い芽が成長して、接ぎ木のような形で出来たのだろう、とのこと。
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至る所に自生しているちまきは、シカに食べられたりして減っているため
京都市では貴重になってきています。
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この山は薪を取るために定期的に伐採されてきた里山で、ブナ、ナラなどの広葉樹林が広がっています。クマが食事をした跡など動物たちが生活している様子がうかがえ、自然豊かな里山であると分かりました。
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山頂からの眺めもきれいで、冬の到来を感じる景色です。
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天橋立も少し見ることができました。


山頂でいただいたお弁当は旬の食材がたっぷりでとてもおいしかったです。
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下山後は上世屋集落の「しおぎり荘」で飯尾醸造の果実酢を頂きました。
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はちみつ入り紅芋酢はまろやかで上品な甘さでとてもおいしかったです。

この飯尾醸造は宮津の老舗お酢屋さんで、昔ながらの製法でまろやかなお酢を製造しています。漫画「おいしんぼ」にも紹介されています。そしてこのお酢の原料には上世屋の棚田米が使われているのです。地域企業も加わって地域活性化をしているんですね。

次に向かったのは上世屋集落中心の旧小学校を改装して作られた藤織り伝承館です。
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写真右に一部写っているのが伝承館で、建設中の奥の建物は宿泊施設になるそうです。

今回のツアーで、上世屋には見所がいっぱいで1日では堪能しきれないということが分かったので、こちらが完成したらぜひ泊まり込みでゆっくりしたいですね。

伝承館では館長さんから藤織りについて説明を頂きました。
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堅い藤つるの皮をはぎ、紡いで1本の糸にし、それを織機で編んでいきます。

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参加者の1人がモデルになり藤織りの服を着させていただきました。


他にも伝承館では地域の方々が持ち寄ったキノコ汁、甘酒が振る舞われ、地元の方々のあたたかさを感じました。地元の加工品や野菜も、用意してくださっていました。
買って帰ったパウンドケーキはおいしかったです。
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その後、岩滝温泉に寄って、一休み。
海の幸の買い物も済ませて、帰路につきました。
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ブナ林は、今年は暖冬ぎみのせいか、11月20日の時点では、多くの木が落葉していました。

来年は、もう少し早めの設定で、是非、再チャレンジ!
黄林の風情を楽しみたいと思います。