京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記
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京都・和束町〜南山城村へ 五感で味わう里山の秋

今年最後の地域力体感ツーリズムは、
京都府相楽郡和束町と南山城村へ訪問しました音譜


いつも、和束雇用促進協議会さん(和束茶カフェ内)が現地の窓口です。!!


毎年同じ茶畑見学では、飽きてしまうかも…ということで、叫び

今年は、関西広域連合ならぬ、「京都・東部広域連合」と題して

和束町のお隣、南山城村も訪ねましょう~チョキというコースをプランニング♪チョキ


隣接した町と合同で観光資源を発掘し、集客を加増させるなど、双方が協力し合う
広域連合のメリットスタイルです。町同士に理解があっての、取組みです。


さて、今日は、和束茶カフェで朝市が行われていました。
月に何度か、日曜日に朝市を行っています。
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ガイドの竹谷さんと合流し、
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まずは、正法寺へ。
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聖武天皇の息子さん安積親王(あさかしんのう)が、
この和束の地で亡くなっており、近くには安積親王陵があります。

その安積親王を弔う意味で、天平年間に創建されたとも伝わる、由緒正しいお寺さんです。


12月初旬の、紅葉です。
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江戸時代には、後水尾上皇と中宮・東福門院の寄進を受けて、諸堂を整備。
和束は、東福門院和子の化粧料地でもありました。

そのため、本堂内には、東福門院のお母さんである、お江の御位牌もあるそうです。



次は、石寺地区にある茶畑を見学。
京都府景観資産第一号認定です。

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毎年見ていますが、やっぱり美しい茶畑です。

和束町は、「通ったことがある」「行った事がある」といっても、
この茶畑の景観を見た事がある人は、どのくらいいるでしょうか?


さて、他の茶畑も散策しつつ、
地元唯一の肉屋さんで猪肉の有名店「木崎食品」さんを訪問しました。
右はオーナー。
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猪肉のかたまり…。鹿カレーなども売っています。
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おすすめは、豚の角煮。これがまたうまい。

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ここで、剥いだ猪の皮を見せてもらいました。
あまり言葉になりません…


さて、昼食です。山の家のシェフに、お話を伺いました。
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「今日は、猪鍋と、お茶のコロッケをご用意しました」とのこと。

先ほどの、木崎食品さんの猪肉を使った、猪鍋ランチです。
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猪肉の食べ方が、もうひとつ分からなかった…少し煮込みすぎたかな?


お昼からは、恋茶グループさんのお茶スイーツをいただきます。
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恋茶グループの代表荒木さんとスタッフさんが、お茶の加工品を作っているお話や、
TVで、自分達で作っているお茶のつくだにが有名になった事などを、お話してくださいました。
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「みなさんのことも教えてください」ということで
参加者さんとの、交流会も…。

和束のツアーに、2度目の参加の方もいらっしゃって、

「こんなお茶の商品を持ってきました」とか
「今年のお茶の具合はどうかと思って」

など、さまざまに、恋茶さんや試飲の係の方と、交流されていました。



宇治茶の約4割が、この和束のお茶です。お茶のお買い物も楽しみました。
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さて、ここからは、バスに乗って、南山城へと向かいます。


最初に、南山城直売所を訪問。地元の農家さんが育てたお野菜などを販売。

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たこ焼きのたこのかわりに、椎茸が入った「しい玉焼き」を戴きました。
なかなか、美味!

さらに、南山城村役場さんと、農産加工グループの女性の方に、
直売所のことなどを伺いました。

なんと「原木栽培のしいたけ」も、2パックずつお土産として頂きました音譜



さて、
途中、太平記に出てくる、後醍醐天皇の御座所(笠置寺)の石碑なども横目で見つつ、
一路高山ダムに向かいます。



管理所の安部さんから、まずはレクチャー。
高山ダムの形状や、どこに水を供給しているかなど、ビデオでお勉強。
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いよいよ、エレベーターで、ダムの地下400mの入り口へ向かいます。

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ミステリーツアー!?
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ダムの放出口内部から、ダムを見上げました。
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参加者さんの中には、ダムに大変興味をもっている方もいて、とても熱心に、お話を聞いて
いらっしゃいました。

和束町と、山城町それぞれの魅力を、地元のみなさんから、お伝えいただきました。

和束雇用促進協議会のみなさま、
恋茶グループのみなさま
和束ガイドの会のみなさま、
和束茶カフェのみなさま、
木崎食品のみなさま
南山城直売所のみなさま、
高山ダムのみなさま


お茶とダムという全く違った面を、紹介してもらいましたが、
また改めて、京都の奥深さをお勉強させていただきました。

本当にありがとうございました。

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今年の域力体感ツーリズムは、以上で終了です。

次年度のツアー情報は、随時サイトにてアップさせていただきます。

4月以降の予定です。

リピーターのみなさま、初参加のみなさま、
ご参加、本当に有り難うございました。

地元団体は、みなさまが、自分達の町に来てくれることを、本当に喜んでいます。

また次年度も、みなさまにお会い出来る事を楽しみにしています。

どうぞ良いお年を… !!


(京都府プラットフォーム 京都コラボ倶楽部)



宮津・福知山 伝説の残る大江山の巡礼古道ウォーク 〜鬼退治伝説、細川ガラシャ縁のお寺まで〜 

今年の秋のツーリズムは、すべて快晴~チョキ
参加者さんパワーでしょうか合格

今回の地域力体感ツーリズムは、京都の宮津市・福知山市にまたがる、大江山連峰を訪ねます。
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大江山には、山中に鬼が住んでいた、鬼退治をしたなどの伝説がたくさんあります。

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丹後は、朝鮮半島やロシアなど、海流の流れの関係で
海外からの影響を受けた(貿易船など)地域のため、

例えば、鬼というのは、青鬼=目の青い人、 赤鬼=髪の赤い人 など、
海外から隠れ住んだ人々、という説もあり、

また、天橋立 籠神社(※元伊勢といわれる由緒正しい丹後一ノ宮)への
巡礼古道ルートだったことから、

旅人を狙った悪い盗賊を、鬼と呼んだ説も、あるようです。


鬼の足跡。
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鬼退治で有名な、源頼光の腰掛け岩や、美多良志(みたらし)荒神。
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旅人達が、鬼の犠牲になったそう。南無阿弥陀仏の石は、死者を弔うようにひっそりと…
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二瀬川渓谷にかかる
吊り橋も渡りました…!!
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亡くなった方の、血のついた着物を洗ったという、血洗い池。
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さて、霧の中を抜け出ると、一転、快晴の空が見えてきました。
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あの頂を越えます、とのこと。標高は約600-700m。
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ふもとから、頂まで、石畳が続きます。丹後を細川家が支配した時代に、作られました。
商団などが京の都へ行きやすくなったそうです。
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遠くに、三角の山、砥石山(といしやま)が見える絶景ポイント。
朝は、雲海が広がるそうです。
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紅葉の色づきも楽しめました。
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紫式部です。
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縁結びの木。
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関所跡。礎石が見えます。
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大杉。
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頂を越えると、丹後の海が見えてきました。
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天橋立も、左側一線にぎりぎり見えます。
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お昼は、大江山スキー場の施設で。
きょうのお弁当は、地元食材を使って、ガイド部会の家族の方の仕出し屋さんが
作ってくれましたナイフとフォーク
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ガラシャの研究をされている、丹後宮津桔梗の会のみなさんとの交流会。
お話をたくさん伺いました。
また、お土産もいただきましたベル
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山を降りたあとは、盛林寺へ。
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この盛林寺はもともと一色家ゆかりの寺だったそうです。

で、細川家と明智家が、一色を滅ぼし丹後を平定した後は、
細川家の保護を受けました。


そのため、光秀が討たれた時は、細川家によって、ガラシャは丹後宮津の山奥(味土野地区)に
幽閉され、宮津城にほど近い、この寺で、父・明智光秀の遺骨を供養したとも伝わります。

明智光秀の首塚です。
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ご住職に、いろいろお話を伺いました。
こういった交流が多いのも、地域力体感ツーリズムの特徴です。
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和菓子とお抹茶を用意してくださっていましたドキドキ
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さて、宮津市内に入って、市内の散策です。

宮津市役所前に再建された、宮津城壁。
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地域力体感ツーリズム、宮津市役所さんもコーディネートしてくれていますので、
市役所の駐車場で降車し、トイレを借りたりと…
いろいろ普通の観光では不可能な未体験ゾーンにも潜入します。

宮津小学校正門。宮津城の城門を移築したとも伝わります。
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藩医小谷氏の住まい、大村邸跡
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宮津キリスト教会さんで、レクチャーを受けたあと、参加者さん全員で記念撮影~
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右側は、ツアーの中身の調整をしてくださる、宮津市役所の西山さん。
現地の地域団体さんの手配や調整をしてくださいます。
いつもいつも、ありがとうございます音譜
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最後は、
まごころ市で、お土産もしっかり購入♪
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宮津は何度もツアーで来ておりますが、
今回も、新しい魅力を発見した気がします。


宮津市エコツーリズム推進協議会のみなさま、
上宮津・杉山ガイド部会のみなさま、
丹後宮津桔梗の会のみなさま、
盛林寺さま、

お世話になりました合格










京北:片波川源流域のおばけ伏条台杉と哀愁漂う八丁廃村跡探訪   地域力体感ツーリズム

今日は、京都市右京区 京北町を訪ねます。

地元の案内人は、京北鉾杉塾の河原林塾長(左)、土田さん(右)、
そして、環境保護活動者の、須原さんです。

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丹波広域基幹林道=片波林道を通り、片波山へ。
ときおり、岩盤地層が見えます。
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1億8000年前の、地層だそうです。
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まずは、ソトバ(卒塔婆)峠へ。
このあたりで、風葬が行われたことに由縁しているそうです。
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ここから、
廃村となった「八丁村」跡へと向かいます。
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つまり、材木や炭で生計を立てた、八丁村の村人が、行商に出るのに使っていた峠道を、
逆にたどる…そんなルートです。
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至るところに、小川があります。
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苔むす、丸太の架け橋、道なき道…???
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こんな立派な苔が生える、水の豊かな、湿度の高い地域です。
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紅葉も綺麗です。
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どんどん奥地へと進みます。
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炭小屋跡。
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途中、お墓を発見。
八丁村の方々の、先祖の方のお墓です。
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ドラム缶温泉…? どなたかが、作られているようです。
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村の手前には、神社が。額に、明治時代の年号が記されていました。
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ここが、八丁廃村跡。約30~40分ほどで到着。
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昭和初期までは、家もあったそうです。

山を持っていると、懐が潤うといわれた良い時代に
材木の販売に関わっておられたため、
お住まいも、みな良い木で作られており、立派だったそうです。
石積みの基礎のサイズが、当時の住まいの大きさを、偲ばせています。
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いまは、杉1本、販売して500円とか。
切り出すだけで原価それくらいかかってしまう、
それをまた山からふもとに下ろすなど、さらにお金がかかり
労力も大変なため、売るにも売れず、放置されてしまうのだそうです。


参加者のみなさんです♪
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さて、ソトバ峠まで戻って来て昼食です。

地元の奥様たちの店、
おーらい黒田屋さん手作りの、山弁当♪
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山菜ご飯、地元野菜の天ぷら、煮物、イタドリきんぴら、だしまき
サツマイモ茶巾しぼり、柿など…

お味噌汁も、用意してくださいました♪
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さて、次は、伏条台杉の群生地へ。
人の手と、大雪の影響で、幹が太く育った杉です。
くわしくはコチラ

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縄文杉は、2500年前から生息する杉ですが、
伏条台杉は、長くて1000年前後くらいとのこと。

太さでいうなら、伏条台杉のほうが幹周りは太いそうで、
そういう意味では、世界最大の太さの杉が、ここにあるということになる、
と、須原さんが説明してくださいました。


山を降りてからは、交流会。
 
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河原林塾長宅を御借りしました。
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温かいぜんざいや、おもちなどをいただきました。
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他にもキクイモの酢の物、昆布とふきの佃煮、柿など…色々♪
鉾杉塾の女性スタッフのみなさんが、いつも用意してくださるんです。
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さらに、地元の羽田酒造さんの社長さんがわざわざお見えになって、
大吟醸などのお酒の試飲まで♪♪
疲れた体に、とっておきのサービスです♪合格


さらに、納豆もちもいただきます。糸で切り分けていただきます。
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きな粉をまぶしたボールで、おもちをこねて、
真ん中に納豆をおいて、餃子のように、包み込んだら出来上がり♪
手作り体験も行いましたチョキ
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京北鉾杉塾のみなさん、
また、いつも、我が家を開放してくれる河原林塾長(片付けが大変ですよね…)
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企画や内容や時間など、細かい事前調整の窓口をしてくれる木下さん

いつも、裏方で、お料理などの準備や接待をしてくれる、林田さん、井川さん、湯浅さん…


本当に、有り難うございました♪♪


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