京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記 -5ページ目

いよいよ、2011年 地域力体感ツーリズム 春ツアーはじまりました!

いままで、秋10~12月に行っていた地域力体感ツーリズムですが、
2011年度より、春にも行うこととなりました♪音譜

パンフレットです。春の5-6月で、4地域5ツアーを催行します。
入手は、コラボのホームページからダウンロードまたは事務局までメールにて。


京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記
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12月7日「和束茶フルコース!景観資産和束茶源郷を訪ねる&煎茶鍋と茶団子づくり体験!」

今年の、京都府の地域力体感ツーリズムの締めくくりは、京都府相楽郡和束町です。

「宇治茶」として売られる茶葉の6割は、ここ和束町で生産されており、
知る人ぞ知る、お茶の名産地です。

宇治市よりも南に位置し、三重県との境に存在しています。
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今日は、茶畑が一面に広がる和束町で、
たっぷりお茶ざんまいの一日を過ごししました。

京都駅からマイクロバスに1時間半程度揺られ、
最初の目的地である「古民家 中尾邸」に到着。
外観 こんな感じです!
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ここで、インストラクターによる「美味しいお茶の煎れ方」を学びます。
教えてくださるのは「NPO法人和束茶ティーフレンズの4名の皆さん。

そのうちのお一人、松石さんです。
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お茶の煎れ方や和束茶のことについて
とてもていねいにお話いただきました。

一人ずつ、和束産の茶葉とお茶セットが用意されていました。
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良い品質の日本茶をおいしく飲むには、人肌程度の温度で飲むのがポイント。

まずは、少量のぬるめのお湯で、ゆっくりと注ぎ、一番茶をいただきます。
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「甘くて美味しい~」。
煎茶の本当の美味しさに、みんなびっくりです。
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2番茶、3番茶になるにつれ、「普段飲んでいるお茶の味」に近づきます。

煎れ方で、こうも味が違うのかと、学びました。
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最後の出涸らしも、お醤油をかけて佃煮にして食べます。
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これまた美味しい…。

学びつつも、
ほっこり、お茶の旨み成分「テアニン」で癒されるひとときでした。



名残惜しいまま、次の見学ポイント「白栖・石寺の茶畑」を見学。
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とても素敵な景色です。ロケ地として撮影に利用されたこともあるそうです。


その後、皇子の墓陵を囲うように出来ている「釜束の茶畑」を見学。
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和束町雇用促進協議会の竹谷さん(右)が、ガイドとして、歴史や由縁を語ってくれました。
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見学後、昼食会場である和束青少年山の家に移動。
昼食前に、和束町雇用促進協議会の木村さん(写真奥)に、和束茶を活用した町の取組についてお話を伺いました。
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お話の後は、いよいよ参加者皆さんお待ちかねの昼食タイム。


昼食前に、ご準備いただいた、和束恋茶グループさんから、煎茶鍋の説明を受けました。
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和束茶(煎茶)のダシ、具材は地元で取れた野菜等の食材をふんだんに使った煎茶鍋とのことです。
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お鍋の具材です 。 量がたくさんで大満足!
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食事のあとは、スイーツタイムです。
ほうじ茶&煎茶を練り込んだクッキーや羊羹などを、いただきました。
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昼食後、少し時間もあるので、近くにある正法寺を見学しました。
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尼門跡(天皇の縁戚関係)の御関係の、由緒あるお寺とのこと。

さて、いよいよ、茶だんごづくり体験です。
地域の皆さんの指導のもと、皆さん、真剣ながらも楽しく作業を行いました。
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レシピを聞いたので、家でも作ってみようかなと思います。
おだんごは、しばらく蒸されるため、食べるまで、しばらくガマン。

その間、地元のガイドさんの案内で京都府指定天然記念物の八坂の大杉を見学しました。
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こんな立派な杉です。なぜ、比較的温暖な和束で植えられたのか不思議とのこと。

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近くから見ることが出来た和束の自然です。


そして、いよいよ最後の立寄先、「和束茶カフェ」へ。
ここで、お買い物を楽しみます。

先程つくった団子が蒸し上がり、カフェに届けられていました。
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参加者のみんなで作ったことも加わって、とてもおいしかったです。

カフェには、和束で生産されているいろんな種類のお茶が販売されており、試飲もできます。

どのお茶を買おうか迷い中・・・
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和束茶カフェをあとにし、最後に車窓から恭仁京跡を見学しました。
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今年の締めくくりとなる今回のツアー、お茶と和束の自然が持つ癒し効果のおかげもあり、
とてもアットホームな雰囲気でした。

最後に今回のツアーの特別参加者???をご紹介!

なんと赤ちゃんも参加!
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みんなのアイドルでした。


さて、今年のツアーはこれで終了。
11本を催行し、感じた事があります。


「面白いと聞いたので」と赤ちゃん連れで参加してくださった若いママ。

「京都の事をもっと知りたいから」と今期4回以上参加してくださったFさん。

「宇治のお茶は口に合わないと思っていたけど、勘違いだった」

と言ってくださったリピーターさま。

文化人の目線で、地域の事を考え、厳しいご意見をおっしゃってくださった奥様。


みなさん、
年齢層も生活バックボーンも全く違えど、
京都府の、知られざる魅力と地域力に、非常に、期待と興味をもっていただいていました。


私たちは、それに応えられるよう、これからも、
山城国、丹波国、丹後国という三つの地域が合わさってできた京都府の
知られざる魅力を、

地域の人のおもてなしと、ふれあいを、
体験&体感していただくツアーを通して、
お伝えしていきたいと思っています。



参加してくださった皆様、

地域の関係団体みなさま、

本当に有り難うございました。






12月5日 地域力体感ツーリズム  常吉村営百貨店「14周年感謝祭」&冬の日本海ウォッチツアー

地域力体感ツーリズムも残り2本となりました。
今回は京丹後市にある「常吉村営百貨店」の13周年感謝祭に訪れるツアーです。




常吉村営百貨店とは・・・





こんな感じです!
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※ちなみにテントは感謝祭のために設置されたもので普段はありません。※


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「百貨店」とありますが、それは建物の大きさやレベルとは関係なく、
ここにくれば、生活品が何でも揃っている、「なんでもあるから」百貨店です。

今日は、感謝祭なので、店舗の外にもお野菜などが並んでいます。

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さて、今回は、ただお祭りを楽しむだけではなく、
なんと・・・イベントのお手伝いをします!!

 まずは、今日の作業内容のお話・・。
天ぷら班やうどん班など、4班に分かれて、お祭りを手伝ってもらいます、とのこと。
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真ん中で、黄色のトレーナーを着て話しているのが、常吉村営百貨店の社長である大木さんです!
通称「みっちゃん」!

村営百貨店のスタッフの方はみなさん、ネームプレートにニックネームを書いておられます。
この名札もお店にアットホームな空間を作り出しています。


さあ、いよいよ、スタッフとしてお手伝い!
  

天ぷら班は、天ぷらをパックに積める作業や盛りつける作業を手伝いました。
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かに班は、今回お土産として用意していただいた、こっぺがにを湯がきます。
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うどん班は、うどんをゆがいて、盛りつけます。
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売り込み班は、販売のお手伝いです。
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「作業しないとお昼ごはんが食べられない」というので(!?)、
皆さん、しっかりとお手伝いしていただき、自分達で作ったおうどんと天ぷらを
お昼ご飯に、いただきました。
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ちなみに、この右にある写真の上にある赤いものは「唐辛子粉」で、辛いけどおいしい!
手作りで、この赤よりもさらに辛い黄色の唐辛子粉もあるんです。常吉百貨店の隠れた?逸品です♪


お手伝いをした後は、お買い物♪
常吉で採れた野菜、お漬け物、みかんなどたくさんお買い物をされていました。


そして、ツアーの目玉?!
こっぺがにをなんと2杯もお持ち帰り用でいただきました~♪
松葉がにの、メスです。みそも、卵もたっぷりです。
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生からゆでるところもお手伝い出来て、おいしさは何倍にもなったことと思います。

ツアー参加者の方も
「お手伝いができるのは他のツアーになくて良かった」
「楽しかった」という声もいただき、地域の方と触れあっていただくこともできて、
いままでにない経験だったのでは、ないかなと思います。



そして、お昼からは、日本海へ出発です!

途中、京都府内最大の、平地地蔵を見学。5メートルもある大きさに、
参加者のみなさんもびっくり!
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この時期は、村民の手によって、雪よけみのを着用しています。


道中、京丹後でボランティア地域ガイドをされている
末次さんに乗車していただきました。
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丹後王国や丹後七姫のお話など、丹後地方ならではの、色々な歴史のお話を聞きながら、
「立岩」そして「琴引浜」を目指します。


まず向かったのはジオパーク「立岩」!
見た時に「おぉ~!」と声がでるほどの珍しい景色です。
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表面はまるで岩が隆起しているようになっていて、高さは約20メートルもあります。
鬼退治の地であったとの伝説もある岩で、京丹後の伝説に浸ることができる場所でした。

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立岩を後にして、次に向かったのが「琴引浜」です。
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「鳴き砂」で有名な琴引浜ですが、ツアーで訪れた日の前日に、雨の悪天候の影響で、
砂は鳴かず・・・。

ちょっと残念でしたが、日本海ならではの、波の迫力や景色を満喫することができました♪
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立岩と琴引浜で日本海を満喫したあとは、お買い物を楽しみました♪
   
★丹後ひもの屋さん★ 蟹や、魚のお菓子などの加工品。
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★丹後地域地場産業振興センター★ 丹後のお酒やちりめん小物、雑穀など。
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お買い物をした後は、最後の立寄先、「金比羅神社」に参拝します。

四国の金比羅宮から分霊されたもので、この地を治めた京極氏の強い願いによって
(元々四国が所領だった)
分霊された神社です。
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金比羅さんらしい階段ですが、本場より格段に短いので、無理なく登れ、ほっ。


ここには、日本でも唯一と言われる「狛猫」があります。
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ちなみに子猫も一緒にいます。

ここが「狛猫」なのは、ここにまつられている養蚕の守り神であり、
昔から蚕の天敵がネズミであったことから狛犬ではなく、狛猫が養蚕家から奉納されたとのことです。




さて、今回は、京丹後の魅力を詰め込んだツアーになりました。
道中、山や場所を示しながら、
ガイドさんによって、細川ガラシャ、小野小町、間人皇后など、早々たる歴史の女性達の
足跡が残ることも、勉強させてもらいました。

京丹後は奥の深い場所です。


ほぼ京都府の最北端にあたる、この地。
このツアーをきっかけにして、また改めて、京丹後に足を運んで欲しいなと思います!

次回のツアーは、京都府南部、相楽郡和束町です。