京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記 -7ページ目

11月9日 木津川沿いの史跡 流れ橋や庄屋屋敷見学&米パンづくり&柿狩り体験

今回の地域力体感ツーリズムは、
八幡市と木津川市を訪ねました。


まずは、庄屋屋敷の伊佐家を見学。
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江戸期、幕府直轄領であった周辺の米を管理していたそうです。
ここでは、訳あって、外観だけの見学でしたが、その歴史や特徴を解説していただきました。



伊佐家のお屋敷を見学した後は、すぐそばの名所「ながればし」へ。
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時代劇などでも出てくる橋として有名です。
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日本最長旧の木造橋で、川の水位が上がると、橋板や橋桁が流れ出すという独特の構造。
実際に昨年のこのツアーの次の日に流れたそうです。

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橋を渡っているのは、今回のツアー参加者のみなさんです。
冷たい風が吹きすさぶ中でしたが、みなさん感動されていました。

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近くからはこんな感じです。



「ながればし」見学後は、四季彩館で米パンづくり&お昼ご飯
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米パン作りは実演を踏まえながら先生が各テーブルで丁寧に教えてくれました。

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出来栄えは、お昼ご飯のときに。




パンづくりが一段落ついたら、発酵と焼きの時間の間に、お屋敷見学パート2
やはり、山城の庄屋屋敷、澤井家の見学です。
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こちらは、幕府領ではなく、門跡の寺領の庄屋さんです。
中に入って270年前に立てられた文化財「澤井家」住宅についてお話を伺いました。
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お話のあとは、屋内見学、たくさんの部屋と特徴をひとつひとつ解説いただきました。
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参加者のみなさんも珍しいつくりに沢山写真をとっていました。
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下の写真は、お蔵の鍵。
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この鍵で実際お蔵を開けるのは結構大変なんだそうです。



「澤井家」住宅見学後は、再び四季彩館。
今回の、八幡市でのおもてなしプランを考案してくださった、京・流れ橋食彩の会 谷口さん。
地元の農作物を生かしたお弁当づくりやそばづくりなど、四季彩館での活動のご説明いただきました。
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お楽しみのお昼ご飯も、京・流れ橋食彩の会さんが、地元の野菜を使って作ってくださいました。
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さきほどつくった米パンも、出来上がっていました。
先生の教え方が上手だったので、とってもきれいにできました。
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お弁当のボリュームが多かったので、みなさんパンはお土産にしました。


次は、木津川市へ移動。いよいよ柿山での、柿狩りです。
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ふもとまでは車でいって、最後はちょっと山登り。

一生懸命上った先には鮮やかな色合いの柿山が広がっていました。

おもてなししてくださったのは、やましろ里山の会のみなさん。
里山保全の活動をされています。
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ここは、サンショウウオや大鷹の舞う、自然豊かな里山であり、柿山です。
柿づくりについて、お話に耳を傾けつつも、みなさん柿狩りに必死…。
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袋一杯みなさんお持ち帰りいただきました。


最後は、国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所に立寄ります。
やましろ里山の会さんが、里山保全をする中で、国交省とも関わりをもつに至り、
この事務所を使わせてもらっているそうです。
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災害時に出動する、対策車両が保管されており、普段一般になじみのない、
国交省の設備を見学しました。
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主に水災害に関しての設備で、火災ほど普段水害は起きないので
「事業仕分け」では不要と見なされる設備だそうです。

でも、実際に説明を受けると「こんなん絶対必要やん!」と参加者のみなさんも感じておられました。
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河川レンジャーでもある山村さんと、国交省の担当者さまに解説をしていただきました。
ありがとうございました。
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ツアー最後の締めは、地元のお抹茶と、和菓子です。
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冷たい風で冷えた体をあたためてくれました。

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今回のツアーは、
お弁当に米パン、柿に、抹茶・・・と、しっかり食べて満足しつつ、
その地域でとれたお米、野菜、果物をしっかり味わうことができました。
なおかつ、
それらを活用して地域を盛り上げる地元の活動団体さんのエネルギーに触れることが出来ました。

参加者のみなさんからも、「ながればし」「お屋敷」といった歴史的名所での見学やお話がとても楽しかったことと、その地域ならではの文化や体験に大変満足していただけました。

地域の魅力を伝える地域力体感ツーリズム。
11月はもちろん、12月も魅力溢れるツアーが続くので、ぜひご参加ください。


















10月31日 綾部の手作り市「風土祭」でお買い物&ワークショップ体験ツアー

今日は、綾部市で行われるイベント「風土祭」に参加するツアーです。

実は、このお祭りは、上林地区を中心とした、地元の有志で企画されたもの。

「風土祭」の事務局でもある、きらり上林の齋藤さん。
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ぜひ、多くの方に来て欲しいと、ツアーの実現を望まれました。

きらり上林では地域に移住希望者を受け入れるお手伝いや、耕作放棄地を活用した農業で
地域活性化に取り組んでおられます。
ご夫妻の普段の活動ホームページはこちら


会場の奥上林研修センターはレトロな木造校舎の旧小学校で行われました。
古き良き思い出の校舎を潰すのではなく、地域の貴重な資源として活発に利用しています。
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会場に到着すると「ちんどん隊」がお出迎えしてくださいました。
祭りの雰囲気を盛り上げます。
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校内には、旧教室に分かれて、食ブースや小物販売ブースなどが
80店舗近く出店されていました。

野菜販売。
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雑貨など。
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スイーツ関係。
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おにぎりなど食べ物関係。
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具だくさんの猪肉入りワイン煮込み。
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具の種類の多さがなんともいえません。

地場のしし汁。一杯200円。安い!
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こちらの移動販売車はどこかで見たことあると思ったら、左京区の百万遍でいつも販売されている方。でもなんで綾部のお米で作った米粉ハンバーガーなのかと聞いてみたところ、実家が上林で農家をしており、その米を使っていつもハンバーガーを作っているとのことです。京都府内各地に散らばった上林パワーが結集していることを感じます。
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食べ物だけでなく、黒谷和紙の紙すきなど体験ブースも多く、
地域の伝統も知ることができます。


ツアー参加者には、お買い物だけでなく、
手作り体験もしていただきたいとの思いから
ワークショップ体験チケットをご用意させていただきました。

下記いずれかのワークショップを体験します。


ひとつは、
きらり上林・齋藤さんの野草観察会。

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辺りに生えている雑草でも、野草として食すことが出来ること。
その場合の、食べ方、処理の仕方、効能などについて詳しく解説いただきます。
この季節野草は少ないのですが参加者一同は熱心に耳をかたむけ、
上林の自然を楽しんでいました。

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また、別の方は、よしで作る紙すき体験をされました。

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出来上がりのハガキは、郵送で送られてくるとか。楽しみですね。
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また、麻で作るアクセサリー体験をされた方も。
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きらり上林、齋藤さんのご主人による、醤油造りも実演されました。
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昔ながらの製法に皆さんなつかしそうにされています。
出てくる醤油は琥珀色で香りが良く、なめてみたところ味わい深くてとてもおいしかったです。



体育館では一日中演奏ステージが開催されていて、祭りの雰囲気を盛り上げました。
迫力ある上林太鼓は、地元の有志によって受け継がれています。

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地域のパワーが伝わってくるようでした。

名残を惜しみながら会場を後にします。
お醤油ミニボトルとお米のお土産もいただきました。
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帰りは綾部市街地に立ち寄りグンゼ博物苑を見学。

綾部地方の一大産業であった養蚕業をなんとか振興させたいと、
地域と行政と民間が協力しあった姿が、今日のグンゼの前身です。

昔の蔵を改装し、絹生産について勉強しました。

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京都といえば京都市内の寺社ばかりがスポットされがちですが
綾部上林のように、地方を訪ね、歴史を紐解くのも、楽しいひとときです。

そんな地域の魅力を伝える地域力体感ツーリズムはまだまだ続くので、ぜひご参加ください。


ツアー詳細は、こちらから。
























10月24日 地域力体感ツーリズム「地元イベント「まいてフェスタ」でお買い物&舞鶴市内散策」


10月24日(日)、舞鶴で2回目の地域力体感ツーリズムが催行されました!
【女性の手作り・地元イベント「まいてフェスタ」でお買い物&舞鶴市内散策】
今年で7回目となる「まいてフェスタ」に参加してきました♪

今回の舞鶴ツアー、舞鶴観光ガイドボランティアけやきの会の古橋さんにお出迎えいただき、
ツアーの始まりです。
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「まいてフェスタ」とは、地元の方による手作りのイベントで、地元で活動しておられる方々と触れあうことのできるものです。

まいてフェスタでツアーを出迎えてくださったのは、この方!
舞鶴肉じゃがまつり実行委員会の伊庭さんです。
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まいてフェスタの実行委員長でもあり、ツアー参加者の方にまいてフェスタに関してお話していただきました。

「まいてフェスタ」の“まいて”とは、「みんな寄っておいで」「仲良く一緒に」という意味だそうです。この日も、出展者の方や参加者の方、一緒に楽しんでおられました♪
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まいてフェスタを楽しんだ後は、海軍記念館へ。
ここには、海軍の歴史や海軍の持つ艦船について知ることができます。
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ちなみに実弾が柵として使われていました。
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次に向かったのは、旧東郷平八郎邸に向かいます。ここは現在でも
海上自衛隊によって使われているため見学することができず、外からガイドしていただきました。
見ることができなかったのは残念。
 参加者の方の視線の先に東郷平八郎邸があります。
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海上自衛隊の歴史に触れた後は、近畿の絶景100選第1位に選ばれれた五老ヶ岳に向かいます。五老ヶ岳からは舞鶴の町並みや海を見渡すことがき、天気が良ければ丹後半島・伊根の方まで見ることができます!今回は、お天気が悪く見えませんでしたが、またぜひ舞鶴に足を運んでいただき、この絶景を楽しんでいただきたいと思います。
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ちなみに、晴れた日の、絶景…(10月7日舞鶴ツアーより)
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最後は「とれとれセンター」にてお買い物です。
舞鶴港であげられた魚やかまぼこを参加者の方もたくさん、買われていました!
土曜日・日曜日はたくさんのお客さんでにぎわっています。
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今回のツアーは、まいてフェスタでのお買い物がメインでしたが、
少しでも、海軍の町・舞鶴の姿を知ってもらえるように観光も加えました。

観光地の段取りで、参加者の皆さんにご迷惑をかけた点もありましたが、
地域の方がおもてなしするツアーならではを、ご理解いただけると幸いです。