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10月18日 貸し切り!お座敷列車「北近畿タンゴ鉄道」で巡るタンゴの旅

今日のツアーは、京都の丹後地域・宮津を訪問します。


KTR(北近畿タンゴ鉄道)のお座敷列車を借り切って、
丹後ちりめん着物や天橋立、由良川橋梁などを、楽しみます。


京都駅からバスで西舞鶴駅に到着。
ここから、KTRに乗り換えます。駅構内にアナウンスが入り、お座敷列車が到着!!
車両も素晴らしいデザインがされていて、車内の畳のへりにはKTRの文字と
電車がデザインされている畳がありました。
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社内では、
京都コラボ倶楽部代表 山内や、今日のホスト(おもてなし)役である
平成きもの維新代表 松浦さんから、ご挨拶。
地域の方々がおまねき、おもてなしするツアーのスタートです。
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そしていよいよ、車内で着物ショーがスタート♪
元タカラジェンヌのみなさんによる、優雅な踊りです。
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参加者の目の前で、踊りながら、帯び結びも実演。
着物って、帯って、難しくないよ、という印象を与えます。
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太鼓結びなど、いろんな結び目を披露…。
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電車の中で着物のショーを楽しんでいると電車は天橋立駅に到着。


駅構内で宮津駅から積み込まれた「宮津鰺バーガー」と「蕪村弁当」をいただきました。
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「蕪村弁当」は、玄米のおにぎりとお漬け物と魚(今回はかます)の素朴なお弁当ですが、
この素朴さが良いと参加者からお声をいただきました。

宮津の鰺バーガーは鰺のフライが挟まっていて、参加者の方にも好評なB級グルメです。


昼食をいただきながら、
語り部の方から日本の成り立ちについて話をしていただき、
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文殊知恩寺や知恵の輪を案内していただきました。
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文殊知恩寺前では、丹波ならぬ丹後?のまつたけも!一盛り1000円から1万円まで。
「安いのは、3日前のや」と価格の仕組みを教えてもらいました。
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知恵の餅の試食も。
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その後、天橋立を散策。
お天気も良かったので海も非常にきれいに見えます。
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天橋立を後にして次に向かったのは「丹後由良駅」。

ここでは、NPO法人音楽のまちづくりによるマリンバの演奏とハクレイ酒造のお酒を楽しみました。

マリンバは木琴を大きくしたようなもので、1人の人が4本のバチを使って演奏されていて
美しい音色と迫力が魅力です。
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音楽を楽しみつつ、
ハクレイ酒造さんの梅酒や清酒等もいただきます。
梅酒や清酒、柚子酒など、みなさん味の違いを楽しまれていました。
ハクレイ酒造の専務直々に、ご準備いただきました。
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さらにハクレイ酒造の日本酒の風味があるケーキとマドレーヌを、お土産でご用意。
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由良駅を後にして、ツアーのクライマックスである由良川橋梁に向かいます。
ここは、今日の、地域代表のおもてなし役である、
NPO法人平成きもの維新の松浦末子さんイチオシの眺め。

今回は特別に由良川橋梁を徐行します。
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ローカル路線ならではの、海沿いの景色や線路です。
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何も遮るものがない絶景を、参加者にもご堪能いただけましたでしょうか。


さらにお土産として、
「宮津ちくわ」と「ちりめんを使ったコサージュもしくはくまのストラップ」を
いただきました。


今日は、
昼食場所の段取りがうまくいかなかったり、参加者の皆さんにご迷惑をかけた面もありますが
普通の観光とひと味違い、地域の方々自身がおもてなしするという点でご理解をいただければ
と存じます。

地域の方々のおもてなしで、お座敷列車や史跡や着物文化など
さまざまな面で丹後の魅力に触れた一日でした。

10月10日 現地イベント「綿つみと相楽木綿・機織体験」

今回のツアーは、けいはんな記念公園で相楽木綿の機織りと綿つみ体験です。
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けいはんな記念公園の中にある水景園の地下に「相楽木綿伝承館」があります。
伝承館の、館長でもある、福岡さんから、レクチャーを受けます。
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相楽木綿は、明治初期から昭和10年代にかけて、京都府南部の相楽村(現木津川市相楽)を中心に生産されていたもので糸に「かすり」があり、それをうまく組み合わせて織られているものです。藍と色糸のデザインがとても素敵な布地でもあります。
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相楽木綿で織られた、小物。
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今回は午前中に相楽木綿のお話と実際の体験、午後からは綿つみの体験というメニュー。
実際に機織りの体験をさせていただきました。
体験できたのは、「大和機」「チョンコ機」「タカ機」の3種類の織り機と糸紡ぎです。

大和機 
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チョンコ機
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タカ機

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この中で大和機が織り機としての原型であり、チョンコ機はその改良型で「杼」を自動で送ることができ、扱いやすくなっていて、タカ機も同様に初心者でも簡単に操作することができます。大和機が3機の中で一番難しく、大和機で織ることができればチョンコ機もタカ機も扱いやすい織り機でした。


糸紡ぎは、綿から細く糸を出していくのが難しく、今回初めて体験したのですが出てくる綿が多くなり糸が太くなってしまいました。私は機織りよりも糸紡ぎの方が難しく感じました。糸車を回す速度と綿を引く早さを合わせることがポイントだそうです。
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スタッフの方に見本を見せてもらうのですが、なかなか難しい・・・!
参加者の方も昼食が早く終わると糸車に向かっておられました。
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午後からは綿つみです!まずは、和綿に関してのレクチャー。
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前々日は天候が悪く、雨も降ったので綿もあまり白く吹いていませんでした。綿は日光が当たらないと白く吹かないそうで、天候によって採れる量がこんなにも変わるとは驚きでした。
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今回のツアーでは普段できないことが体験出来たということで、
参加者の方も喜ばれていて、皆さん熱心にスタッフの方に質問をされていました。

地域で頑張っておられる方と参加者の方がこのように交流されるのもこのツアーの魅力だと思いました。
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10月7日 地域力体感ツーリズム「引き揚げの町・舞鶴の歴史と海を知るツアー」

今日は、

今年のツーリズム第一弾、
「引き揚げの町、舞鶴の歴史と海を知るツアー ~舞鶴かまぼこ&元祖肉じゃが体験~」
催行日です。

今回のツアーは、読売ファミリーさん催行。
大阪や奈良からの参加者も多く、25名でほどで、舞鶴までやってきました。
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京都府プラットフォーム 京都コラボ倶楽部 事務局長 二宮久美香より参加者に、ご挨拶。
地域の方がおもてなしする、バスツアーという趣旨と、
舞鶴の場所などを、簡単にご説明させていただきました。
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インター下車後、
地元「けやきの会」ガイド 出口さん&坪内さんと合流。
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昼食場所ふるるファームへとやってきました。
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家付きの畑がレンタルできる、レンタルファームとしての一面もあります。
月に5万円くらいのため、人気で、利用者は、空き待ち状態。
大阪周辺の方も多いとか。
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真っ青な海や冠島も望めます。
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ランチは、地元野菜のビュッフェ。スイーツもドリンクの食べ飲み放題。
堪能いただけましたでしょうか…。

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ふたたびバスに乗り込み、舞鶴の町と歴史の見学です。


関西電力発電所。関西エリアへの電力はここでまかなわれています。
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ここは、昔の海軍、いまの海上自衛隊訓練地。船舶での火災の再現を、この建物で行うそうです。
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自衛隊の戦艦です。
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赤煉瓦記念館。
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舞鶴の町は、こういった大手企業や海軍によって成り立っているという
出口さんのガイドは、とても興味深く、飽きさせません。
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五老スカイタワーへやってきました
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展望台からの日本海の眺めを堪能…
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引き揚げ記念館。
記念館の案内ガイドは、当時小学生で、出迎えを行ったそうです。
また、ツアー参加者の中には、ご両親やご自身が引き揚げ関係者だったという方もおられ、
真剣に耳を傾けられていました。
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引き揚げは昭和33年まで続いていたそうです。
シベリアでの過酷な労働、日本へ帰ってくる時の様子など、戦争がもたらした悲劇を伝えていました
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見学だけでなく、お勉強も行います。

バスの中では「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」の伊庭節子さんから
肉じゃが発祥についてお話いただきました。

舞鶴では海軍で使われていた料理本が発見され、
そこに「甘煮」という料理が記載されてあったそうです。
それが今日の肉じゃがのレシピとそっくりな事から
舞鶴を「肉じゃが発祥の地」として盛り上げていこうと、決めたとか。

それが、呉や佐世保など他の海軍基地も巻き込んで、
地域の活性に結びついたということです。
伊庭さんは、活動の中心者で、八島商店街にある「ほっとハウス」では、
肉じゃがコロッケやかまぼこドックなど住民の方々で
考案された商品が置いてあります。


さらに、
舞鶴かまぼこ組合さんに立寄り、舞鶴かまぼこの製造や、他とどう違うかのお話を伺いました。
国内の新鮮な練り魚が50%使われているとのこと。
安いかまぼこは、外国の冷凍物なので、新鮮さが違うとのことです。
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そのあと、お土産屋さんで、かまぼこの試食&お買い物タイム。
歯ごたえがあって、美味しい。
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日本海の幸もたくさんでした。
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舞鶴の海と歴史をしっかり知る事の出来た、一日でした。