美山の草木を使った野草茶手作り体験 〜地域力体感ツーリズム2011秋〜 | 京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記

美山の草木を使った野草茶手作り体験 〜地域力体感ツーリズム2011秋〜

今回の地域力体感ツーリズムは、京都府南丹市美山町の訪問です♪

地元ガイドさんは、美山農産加工グループの渡部さんと、スタッフのみなさん♪
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


まずは地元の、永井さんの野草園へ。
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


珍しいところで、ビワの葉なども採って良いとのことで、
「病気の家族のために」と必死で採取されている方もおられました。
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


ちなみに、ビワの葉は、民間療法で、
ガンなどの病に有効な成分が含まれるとも言われています。

京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


「新しい葉より、古い葉のほうがええよ」
「毛は、咳を呼ぶから、とったほうがええよ」
「殺菌作用もあるから、ペットボトルに一枚葉いれとくと、水が腐りにくい」

と、アドバイスをいただきました。勉強になります。


京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記

他にも、アップルミントなどのハーブ、よもぎなど
さまざまな野草を好きなだけ摘ませてもらいました。


お土産に、茶花のヤマホロシをいただきました♪


さて、美山文化ホールの中にあるカフェレストラン花水木さんへ移動。
実際に、野草茶づくり体験を行います。
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記



野草は、乾燥させておく必要があるので、今日摘んだ分はお土産にして、
用意してくださっていた野草を使用しました。

からすのえんどう、かきどおし、けつめいし、すぎななどなど…
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記

京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


乾燥葉を、ほうじていきます。
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


こちらは、とうもろこしのひげ…これも野草!!
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


焙じた茶で、野草茶をいただきました♪
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記



さて、お食事は、渡部さんらをはじめ、花水木スタッフさん特製のお弁当です。
美山の食材にこだわった、お弁当です。
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


ゆばは、京都市内の一流の料亭さんでも使われる、「ゆう豆」ブランドです。
こちらは、ゆばふわスイーツ。冷やしてあって、ふわ~りとろ~り美味しい♪
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記



ゆう豆の若いスタッフさんが来てくださり、ゆばの生産活動の説明を受けました。
(左。右は渡部さん)
わざわざ来て、交流していただき、有り難うございます♪
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記




お昼からは、かやぶき北村の里へ。
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記

里で実際に暮らしている、地元ガイドさんに、案内していただきました♪


最後は、南丹市にある「京都新光悦村」へ。
「井筒八ツ橋 園部工場」があります。

現・津田社長の甥っこさん、若き工場長津田さんに、「益壽糖」について話を伺いました。
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


益壽糖は、和漢薬を加えた銘菓で、滋養菓子として、江戸時代に存在していた菓子です。
京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


この滋養菓子を、角倉了以のご子孫である角倉十六代目当主の角倉平治さん、
茶屋四郎次郎の御子孫である、茶屋本家十六代目ご当主茶屋武郎さん、
井筒屋の六代目当主(現名誉会長)津田佐兵衛さんの
3名が、現代に復活させようという話から、この商品が作られることになりました。

京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記




ちなみに、この「益壽糖」
作れる職人は二人しかいてません とのこと。

工場長と、もう一人が、一子相伝に近い形で継承されているそうです。

京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


「法事用のお菓子にええわあ~」ということで、用意してもらった分は完売。大人気でした。


地域との関わりは…というと、

「津田さんに、いつも、こんなん作りたいと相談したら、
いろんなことを教えてくれはるんです」(渡部さん)。

「いえいえ、ぼくらこそ、食材の調達などで大変お世話になっていて…」(津田さん)

と、老舗と、地元の農産加工のメンバーとの間ならではの、協力関係があるようでした☆

京都コラボ倶楽部 カフェ活動日記


渡部さん、津田さん、おもてなし有り難うございました♪(事務局長 二宮)