ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 -63ページ目

今日から秋休み

気がついたらもう11月。

昨夜はハロウィーンの余波も

うちの近所ではほとんどなく静かなもんでした。

今日はAllerheiligen=万聖節=の旗日。

翌2日はAllerseelen=万聖霊の日で、お墓まいりの習慣がある。

それとともに学校は1週間の秋休みに入ります。


お休みが多いドイツでも

バイエルン州は特別ですね。

9月半ばに新学年が開始して

約一ヶ月半でさっそくやってくるお休みに

休み過ぎ~なんて思ったけれど

子供が小学校に入学した年には

なんてありがたい・・・と

親子共々ほぉ~っと一息ついたものです・・・。


そんな秋の1週間も

8年目ともなれば

気分転換の遠出もなく、あっという間に過ぎてしまいそう。

息子には大きな課題もあることだし。


これからどんどん暗くなる季節ですが

今日はフェーン現象のお陰で暖かいお天気。晴れ

犬散歩に近くのPanzerwiese(戦車が原??)に行ってきました。


      

野原には松林・・・ちょっぴり風情あり??                運がよければツークシュピッツェ山まで見える


ここはミュンヘンの北のはずれ

はっきりいって、ただの野原です。

だだっ広いドッグランのよう。

元々はドイツの自衛隊にあたるBundeswehrの演習場だったのが

今では散歩(というかひたすら野原を行進?)やジョギング、サイクリング

風の強い日は凧揚げしたり、雪が積もればクロスカントリーする人もいる。

また放牧地としても利用されて、今日も羊の群れが草を食んでました。


そうそう、ここ近年は犬が野鳥や草花に害を与えると苦情がでて

自然保護区域に指定されたんですよ。

でも相変わらずリードなしで走り回ってるんですけどね~みんな。

うちの犬くらいよ、まったくもって・・・。


       
羊の糞がいっぱい落ちてて幸せ気分?だめぇ~!          道路を挟んで東側にはアリアンツアレーナと風車も。


夜は真っ暗になるので歩いたことないけれど

一度、星空を眺めに来てみたいなぁ。

きっと素晴らしいと思うわ。


散歩から戻ったら

午後のコーヒー(お茶)&ケーキのお時間。

午前中にリンゴタルトリンゴを焼いておいたんだ~。

今日は型に張り付かないよう気をつけましたっ グッド!



大好きタルト生地はキッシュにも使えて便利ね~。







同性愛サッカー選手のつぶやき

昨日の新聞で

ホモセクシャルの元サッカー選手の記事 を読んだ。


マルクス・ウルバン氏(37歳)は

その同性愛志向のために

サッカー選手としての出世を目前に

力尽きた男の1人だ。
     
DDR時代はエアフルトのクラブで活躍     静かに言葉を選びながらもサッカー界へ痛烈なメッセージを送る

あるアンケートによると

ドイツ人男性の約10%は同性愛者だという。

だったら、サッカー界にだっていたっておかしくないはず・・。

なのに不思議と名乗り出る者がいないのは

サッカー選手・指導者・ファンに至るまで

そういう意味での保守的な姿勢が強く根付いてるせいらしい。

相手選手を罵倒する時

仲間同士でジョークを飛ばす時

ホモに関する下ネタがよく出てくる・・。

同性愛だとカミングアウト又は発覚した結果

クラブから追い出された選手も過去にいたという。


ウルバン氏も

一度だけ勇気をしぼって仲間の1人に告白した。

その彼にとって同性愛なんて想像もつかない

別世界のことだったのだろう、

反応全くなし、聞く耳も持ってくれなかった。


そんな土壌では

特に職業サッカー選手になろうと志す人間は

ひたすら本当の自分を隠しとおすことを強いられる。

実際彼もごく普通にガールフレンドを作り

ホモジョークにも一緒になって笑い・・・

スポーツに使うべきエネルギーが

そんな仮の姿を演じることに消耗され

いつの日かサッカーへの情熱が失せてしまう。


後に別の職業に就き

サッカーはホビーとして楽しむようになる。

そのかたわら、メディアを通して

サッカー界の意識改善を訴えている。


将来有望だった少年時代から続いた

苦難の年月とサッカー界における同性愛をテーマに

最近Versteckspieler - Die Geschichte des schwulen Fussballers

という本を出版したということです。


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話は飛びますが

オーストリアの極右政治家でケルンテン州知事だった

ハイダー氏が先日交通事故死しました。

事故の顛末を調査するうちに

寸前にゲイバーでかなりの量のウォッカを飲んでいたことが発覚。

その状態で時速150キロで車を飛ばながら

携帯で電話&SMS送信までしていたらしい。

(電話会社の記録で分かっちゃうんですね~)

その電話の相手は党の後継者。

ホモや外国人排斥をうたい文句にしてきた裏で

2人は実は内輪では公認の恋人同士だったというのだ。

これまた凄いエピローグ。


手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を思い出しちゃった私でした。






Ein fliehendes Pferd 逃亡する馬

レンタルDVDから

Ein fliehendes Pferd(逃亡する馬)が送られてきた。


原作は

お友達に薦められて

ちょっと前に読んだマルティン・ヴァルザーの同名小説。

現代人の複雑な心模様を上手く表現してて

結構好きなタイプの作風でした。

(和訳も出てます:同学社内藤道雄訳・新しいドイツの文学シリーズ¥1386)


      2006年製作・昨年秋に公開               原作はマルティン・ヴァルザーの小説          



何年来もボーデン湖畔の同じ町の同じ宿で休暇を過ごす

マンネリ中年夫婦ヘルムートとサビーネは

彼の昔のクラスメート・クラウスとその若い恋人ヘルにばったり出くわした。

性格のまったく異なる2組の男女が繰り広げる

コメディータッチの軽やかな物語だけど

そこで描かれる人間描写はなかなか鋭い。


同じ生活パターンをこよなく愛する自称悲観論者ヘルムートは

常に行動的で人生謳歌タイプのクラウスが苦手。

夫と全く違う社交的な彼にちょっぴり惹きつけられるサビーネを

昔からあいつは他人の神経逆なでして浮いてたんだぞっとたしなめる。

そういう自分はというと、愛情表現もあっけらかんとした

ヘルが気になったりする・・。


ある日ドライブの途中に出くわした荒馬を手なずけてしまうクラウスの言葉:

Einem fliehenden Pferd kannst du dich nicht in den Weg stellen.

Es muss das Gefühl haben, sein Weg bleibt frei.

Und: ein fliehendes Pferd lässt nicht mit sich reden.

(「逃げる馬を馴らすには、目の前に立ちはだかっちゃだめだ。

自分は縛られない・自分は自由だって馬に思わせるのが肝心。

逃げる馬を言葉で説得しても無駄なんだ」・・・ってところかな?)


逃げる馬なのは果たして

冒険することから逃避するヘルムートのことなのか。

それとも・・・?

最後のどんでん返しとともに

物語のキーポイントとなるシーンです。


風のように自由奔放なカップルに翻弄され動揺し、

自分たちの今を見つめなおすヘルムートとサビーネ。

一緒に湖の向うまで泳いでいくラストは

そんな2人の再スタートを象徴してるのでしょう。。。


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監督:  Rainer Kaufmann 

ヘルムート: Ulrich Noethen

サビーネ: Katja Riemann

クラウス: Ulrich Tukur

ヘル: Petra Schmidt-Schaller


ライナー・カウフマン監督の作品は軽いラブコメも結構多い。


彼のStadtgespräch(巷のうわさ話)やdie Apothekerin(薬剤師)でも

おなじみカチア・リーマンも中年女を演じるようになりました。


ウルリッヒ・ノーテンは平凡な男の役が上手い中堅どころ。


U.トゥクーアは「善き人のためのソナタ」の時と似た様な

多血質だが実は裏のある人間を好演してます。


ヘル役のシュミット・シャラーは初めて見る顔で

無邪気な中にお色気が漂う不思議な魅力だ。


こちらサラコノリー・ファンクラブ

わたくし

自称サラコノリー・ファンクラブ会長Sarahoctavianでございます。

なぁんちゃって・・勝手な独り言にひひ


今朝ネットサーフしてて

最近10月10日付の英・ガーディアン紙

10月16日付のMusicalCritism.com

コノリー様最新インタビュー が載っているのを発見!

(彼女の記事はたまにしか登場しないからこそ、発見したときの喜びが大きいのっ)


なぜインタービューが続いたかというと

目下英国の地方都市リーズのオペラ・ノースで

ベッリーニI Capuleti e i Montecchiに出演中だからでしょう。

もちろん主役のロメオ男の子

オペラ・ノースのホームページではリハーサル中の写真も見られます。

日本の能を意識したという演出らしくシンプルな舞台みたいね。


これらインタビューでコノリー様は

ベッリーニの音楽に秘められた性格描写の素晴らしさを語ってます。

同じベルカント系でも、ロッシーニは装飾技巧が一人歩きしがちなのに対して

ベッリーニは音楽とストーリーの調和を追及し、後年のロマン派に通じるものが・・・。

こういう歌を歌いたいのっという熱意が伝わってきて

私も彼女のロメオが聴いてみたくなりました。

しかし、リーズじゃなぁ。

オペラノースがどのくらいのレベルなのか分かりませんが

地方のオペラハウスにも協力するコノリー様という感じなのかしらん?

とにかく遠い。あ~ロンドンが精一杯です、私は。


リハーサル中のロメオとジュリエット


ロンドンといえば

来春のコヴェントガーデン・デビュー

パーセルのDido and Aeneas)のことにも言及してます。


長いコーラス活動を経てソロとして経験を積み

45歳にして初のロイヤルオペラですからね。

念願かなっての大舞台で緊張しちゃう?とかよく聞かれるんだって。

でも、Didoは言ってみれば彼女の十八番。

きっと素晴らしいラメントを歌ってくれると思います。

来春のmust have ticketになるはず・・なんて書いてある~!

頑張ってゲットしなきゃっ。


Dido and AeneasはCDも録音済み。

それもインディーレーベルChandosからのリリースです。

あちこちにスポンサー依頼に走り回り大変だけど

そのかわり自分のイメージするCDを自分のイメージする

ミュージシャンと作れるし、それだけの価値はあるのだそうです。

有名レーベルがつかない分、苦肉の策だったんでしょうけどね

なんだか自力で頑張る姿が逞しいわ・・・。


そうそう

伝説のグラインドボーン・チェーザレの裏話もちょっと。

元々は2005年版プレミエ時ではなくて

翌年のCTデヴィット・ダニエルス主演のを

DVD化する予定だったんだって。

それが技術上のトラブルで、やむなく2005年版のを

リリースする羽目になったのだそう。んまぁ~何てことぉ?

ダニエルズよりも男らしいチェーザレ

チェーザレはコノリー以外に考えられない・・・とまで

言われたんですからねぇ(私も全くの同感!)。

人生どこでどう転がるか分からないわ。


来年のグラインドボーンでは

そのオリジナルキャスト(どこまでオリジナルか・・

興味津々)でリバイバルされます。

マックヴィカーが直々演出担当するそうだ。

ちょっとは手を加えたりしてね・・

見たい~。テレビで放送してくれないかな~。




リンツァートルテ

クリスマスが近づいてくると

不思議とケーキもスパイスのきいたものが多くなりますね。

どうしてでしょう?食べ過ぎシーズンの消化促進のため?

その最たるものはレープクーヘン!

老いも若きもみんな大好きな季節ものクッキーですが

日本ではあまり受けなかったのは

やっぱりドッチャリ入ってるスパイスのせいなんでしょうね。

実のところ、これがなきゃって夫や息子と違って、私もなくても平気かな~。




ニュールンベルク・シュミット社のレープクーヘンが有名


え~っと、クリスマスの話はとりあえずおいといて、

冬時間に入ってあっという間に暗くなるこの週末

シナモンやクローブの香り高くその上日持ちもするリンツァートルテを焼きました。


リンツァートルテ=Linzer Torteは

その名の通り、オーストリアはリンツが発祥の地と言われる

とてもポピュラーな焼き菓子。


材料(直径26cmタルト型): 

アーモンドパウダー(またですよっ) 300g

小麦粉 200g

バター 200g

卵黄 3個分

砂糖 150g

塩 ひとつまみ

レモンの皮 半個分(すりおろしたもの)

シナモン 小さじ1

クローブ ひとつまみ

カルダモン ひとつまみ

ラズベリー又は赤スグリのジャム 250g


1.ボウルにアーモンド、小麦粉、砂糖、塩、レモン皮、香辛料を入れ

  卵黄と小さく切った冷たいバターを加え手早く混ぜ合わせる。

2.一まとめにしてラップにくるみ冷蔵庫で最低30分冷やす。

3.タルト型にバターを塗り小麦粉をまぶしておく。

4.生地の3分の2を5ミリほどの厚さにのばし、タルト型に敷き込む。

5.ジャムをその上に塗る。

6.残りの生地を2~3ミリの厚さにのばし2センチ幅に切る。

  これをジャムの上に格子模様になるように飾る。

7.160℃オーブン中段で約45分、こんがりと焼き上げます。

  

紅茶にぴったり巨大なクッキー風サクサク食感です。

アルミホイルをかけて1~2日休ませると

生地が落ち着いてさらにグー。



見た目も味もよかったリンツァートルテでしたが・・・


さて、私はというと

一晩置いて

いざ食べましょーっとナイフを入れたら

ケーキが型に張り付いてきれいに取り出せない~っ!
せっかくの格子模様がボロボロと崩れる~!

まぁまぁ、そんな不機嫌にならないでも・・とフォローされつつ

う~む・・・何か忘れた?

型にバター塗ったあと

小麦粉まぶさなかったのがいけなかったのかしらん?

もう一晩置いたらましになるかと期待しましょう・・・。

と1人で納得してる私はどうせ乙女座A型よおとめ座


コホン・・・

アーモンドの香ばしさとラズベリージャムの風味がマッチしております。

これにはやっぱり生クリームがよく合うんだなぁ~。

こんな誘惑が多い冬場はやっぱり危険だ・・・。


エラゴン 3

ドイツでは

今日10月25日にやっとエラゴンの第三巻目

Die Weisheit des Feuers (Brsingr - Inheritance)

が発売になりました。

一時は作者パオリーニがスランプに陥って

出版期日が延び延びになってるとも聞きましたが

とにかく、もったいぶって前宣伝にもたぁ~っぷり時間かけましたね。


なんでも

昨夜は山の方の湖のほとりで

発売記念イベントがあったそうです。

もちろん最新作は真夜中0時に解禁・・・時計



うちの息子はご多分にもれず

ファンタジー物ファンで、その中でも

このエラゴンシリーズは一番好きだそうで・・。

今日のこの日を指折り数えて待っておりましたよ。


お小遣いかき集めて

早速シュバービングの本屋さんにまっしぐら。

おいおい、そんな根詰めて読まなくたって

楽しみは長く続いた方がいいんじゃないの?なんて

余計な口を挟む母。


その私はというと・・どうもこの手のは苦手だ、とやっと自分で気づきました。

だからハリポタも何も読んでませんです。


本 本 本 本 本 本


確か、去年のハリポタ最終巻もこの時期に発売でしたね。

彼は祖父母と旅行に出てたので、現地で調達して

従姉とどっちが早く読み終わるか競争だったとか。

こんな風でもいつかゲーテとかシラーとか読む日も来るのでしょうかねぇ・・・?


そういえば

今夜真夜中はエラゴンじゃなくて

冬時間がやってくる。

日本との時差8時間になります。

朝寝坊ができるってことかな?わ~いニコニコ



Serge Gainsbourg ~ Benjamin Biolay

ジェーン”小森のおばちゃま”バーキンを見てしまったせいで
今日はついでにセルジュ・ゲンズブールがBGMになったりしてる我が家。
夫が好きなんです、象の耳の奇々怪々な容貌が変だ~っとか言いながら・・。

ものすごく古いのは他愛無いシャンソン風に聞こえますが
例えばブリジット・バルドーとのデュエット
ボニー&クライドあたりの感じが好きです。
彼は色んな美女とデュエットしてるのですよね~。
ジェーンやドヌーブやイザベル・アジャーニ・・・
娘シャーロットとのは問題ありあり意味深な内容で物議をかもしたり。

ラ・デカダンス with Jane Birkin


ボニー&クライド with B.B.


長年の喫煙と飲酒が祟って、心筋梗塞で亡くなって早17年になります。
生きてたら80歳。今でもアブナイ老人してたかしら。
そんなアナーキーなゲンズブールの再来と騒がれてるのがBenjamin Biolay
声質似てますね。禁煙ムードもなんのその、タバコも相当吹かしるし左下矢印

ロサンジェルス


プロデューサとしても才能発揮のバンジャマンには可愛い妹がいます。
そのCoralie Clementのアルバムももちろんお兄ちゃん絡み。
デュエットもしてて、これまたちょっぴりアブナイ感じでしたが・・・
いえ、全く健全な関係だそうです。はい。

Un beau jour pour mourir(自殺によい日?)

Jane Birkin - Camille - Sharleen Spiteri

昨夜テレビで女性アーティストばかりを集めた
コンサートRoch in the Cityのライブを放送していた。
少なくともジェーン・バーキンとシャーリー・スピテリとカミーユだけは見なきゃね・・。

つい先日ミュンヘンでもコンサート好評だったカミーユ
裸足でワンワン・ミャウミャウ音譜歌った後に
ジェーン・バーキンが登場。
昔ジュテーム・・・と妖しく囁いてたジェーンは
なんと朗らかに微笑む可愛い年配の女性になっていた・・!
ほら、誰かに似てるんだよね~・・・そうそう、小森のおばちゃま!?
セルジュ・ゲンズブールは生きてたら今年で80歳だったそうです。
2人がどんな関係を続けただろうか・・と思い馳せてしまいました。

     

ジェーンの2曲目はシャーリー・スピテリとデュエットで
トムウェイツのバラード。
おおっ、シャーリーもなんだか貫禄が出てきました。姉御風。
テキサスのリードボーカルのかたわら、最近ソロアルバムもリリースして頑張ってますね。



テキサスといえば、
シャーリーのソウルフルな歌声と中性っぽいルックスが魅力的。
ちょっと前のInner Smileのビデオクリップでエルビスになりきってました~恋の矢
かと思いきや、On Demandではアラン・リックマンとセクシータンゴ踊ってたわよね・・・。



この曲、Bend it like Beckham(邦題:ベッカムに恋して)でもラストで流れてました。
カッコいいナンバーキスマーク

4人のヘンデルアリア集 その2

YouTubeで見つけた中から貼り付けてみました。
全員歌ってるScherza infidaもありましたが
ここでは4者4様の歌いっぷりが聴けるのがいいかな・・と:

Dopo notte by マグダレーナ・コジェナ


Verdi prati by サラ・コノリー


Cara speme by アンゲリカ・キルヒシュラーガー


Con l'ali di constanza by ヴェッセリーナ・カサロヴァ

4人のヘンデルアリア集 その1

ここしばらくというもの

すっかりバロックの・・・ヘンデルの・・・オペラに執着しておりますが

その中でも

女声の、しかもメゾソプラノというパートにやけに色気を感じる私。


ヘンデルアリア集は流行なんでしょうか?いろんな歌い手さんが出してますね。

アルチーナ さんがイアン・ボストリッジ氏のCDについて書かれていらっしゃっいました。

それじゃぁって訳で!

私も未熟ながら4人のメゾソプラニストの作品を超偏見で紹介したいと思います。

全てここ数年にリリースされたもの。


当然のことながら

声の質も解釈の仕方も得意分野もオーケストラもそれぞれ微妙に違って

聴き較べの楽しみがいっぱいでした。


    

一番の若手だけど貫禄のコジェナー               わたくしご贔屓のコノリー様




    sento brillar

キルヒシュラーガーは明朗な歌声                舞台での存在感に圧倒されたカサロヴァ




マグダレーナ・コジェナ Ah! mio cor (M)

 シルクのようになめらかな声も無理なく出る高音も素敵。

 聞くものに息もつかせぬブラボーアリアも

 怨念情念こもる曲もすごい


サラ・コノリー Heroes and Heroines (S)

 スローなアリアの美しさに心を奪われました。

 安定した低音も温かみあるふくよかな声質も。

 地味な第一印象ですが、聴くほどに味が出る一枚だと私は思います。


アンゲリカ・キルヒシュラーガー  Händel Arien (A)
 彼女もどちらかというと音域低めですか?

 明朗な声は彼女の飾らない人柄を感じさせます。

 セスト(ジュリオチェーザレ)のアリアが若々しくて好き。

 

ヴェッセリーナ・カサロヴァ  Sento Brillar (V)

 ミュンヘンのヘンデル作品ではアルチーナ、アリオダンテでお馴染み。 

 ステージ上のカリスマに目を惹きつけられました

 コロラテューラも軽やかで、凄いテクニック。

 このCDはでもちょっと癖が強い感じも・・・個性的ともいえるのかしら?

 

4枚のうちどれか?って聞かれたら

やっぱりコジェナ版になるのかな・・。

苦悩し狂乱し喜び悲しみオールマイティだ。

フォンオッターの後継者でしょうか?

上手すぎて怖い気もしますけど。

演技も上手なのかしら・・・彼女のオペラ観てみたいです。

(前にコンサートでヘンデル数曲歌ってるのテレビで見ました。

その時は表情が青筋立ってて冷たい感じで、えっ?て思いましたがガーンNG


ついでですが

カウンターテノールのアンドレアス・ショルも好きです。

彼の清らかな声は教会音楽にぴったりかな。

宝石赤 宝石緑 宝石ブルー 宝石紫


重なってる曲を上げると:


Ariodante より

 Scherza infida = M S A V


 Dopo notte = M S A (Mが圧倒的)


 Con l'ali di constanza = A V (アップテンポでコロラテューラがよい)


Alcina より

 Mi lusingha il dolce affetto = S V (SのCDで一番素敵)


 Verdi prati = S V


Giulio Cesare より

 Cara speme = M A 


Herkules より

 Where shall I fly? = M S (2人とも狂気してます)


Arianna in Creta より

 Sol ristoro di mortali = A V