同性愛サッカー選手のつぶやき
昨日の新聞で
ホモセクシャルの元サッカー選手の記事 を読んだ。
マルクス・ウルバン氏(37歳)は
その同性愛志向のために
サッカー選手としての出世を目前に
力尽きた男の1人だ。
DDR時代はエアフルトのクラブで活躍 静かに言葉を選びながらもサッカー界へ痛烈なメッセージを送る
あるアンケートによると
ドイツ人男性の約10%は同性愛者だという。
だったら、サッカー界にだっていたっておかしくないはず・・。
なのに不思議と名乗り出る者がいないのは
サッカー選手・指導者・ファンに至るまで
そういう意味での保守的な姿勢が強く根付いてるせいらしい。
相手選手を罵倒する時
仲間同士でジョークを飛ばす時
ホモに関する下ネタがよく出てくる・・。
同性愛だとカミングアウト又は発覚した結果
クラブから追い出された選手も過去にいたという。
ウルバン氏も
一度だけ勇気をしぼって仲間の1人に告白した。
その彼にとって同性愛なんて想像もつかない
別世界のことだったのだろう、
反応全くなし、聞く耳も持ってくれなかった。
そんな土壌では
特に職業サッカー選手になろうと志す人間は
ひたすら本当の自分を隠しとおすことを強いられる。
実際彼もごく普通にガールフレンドを作り
ホモジョークにも一緒になって笑い・・・
スポーツに使うべきエネルギーが
そんな仮の姿を演じることに消耗され
いつの日かサッカーへの情熱が失せてしまう。
後に別の職業に就き
サッカーはホビーとして楽しむようになる。
そのかたわら、メディアを通して
サッカー界の意識改善を訴えている。
将来有望だった少年時代から続いた
苦難の年月とサッカー界における同性愛をテーマに
最近Versteckspieler - Die Geschichte des schwulen Fussballers
という本を出版したということです。
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話は飛びますが
オーストリアの極右政治家でケルンテン州知事だった
ハイダー氏が先日交通事故死しました。
事故の顛末を調査するうちに
寸前にゲイバーでかなりの量のウォッカを飲んでいたことが発覚。
その状態で時速150キロで車を飛ばながら
携帯で電話&SMS送信までしていたらしい。
(電話会社の記録で分かっちゃうんですね~)
その電話の相手は党の後継者。
ホモや外国人排斥をうたい文句にしてきた裏で
2人は実は内輪では公認の恋人同士だったというのだ。
これまた凄いエピローグ。
手塚治虫の「アドルフに告ぐ」を思い出しちゃった私でした。