4人のヘンデルアリア集 その1 | ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

4人のヘンデルアリア集 その1

ここしばらくというもの

すっかりバロックの・・・ヘンデルの・・・オペラに執着しておりますが

その中でも

女声の、しかもメゾソプラノというパートにやけに色気を感じる私。


ヘンデルアリア集は流行なんでしょうか?いろんな歌い手さんが出してますね。

アルチーナ さんがイアン・ボストリッジ氏のCDについて書かれていらっしゃっいました。

それじゃぁって訳で!

私も未熟ながら4人のメゾソプラニストの作品を超偏見で紹介したいと思います。

全てここ数年にリリースされたもの。


当然のことながら

声の質も解釈の仕方も得意分野もオーケストラもそれぞれ微妙に違って

聴き較べの楽しみがいっぱいでした。


    

一番の若手だけど貫禄のコジェナー               わたくしご贔屓のコノリー様




    sento brillar

キルヒシュラーガーは明朗な歌声                舞台での存在感に圧倒されたカサロヴァ




マグダレーナ・コジェナ Ah! mio cor (M)

 シルクのようになめらかな声も無理なく出る高音も素敵。

 聞くものに息もつかせぬブラボーアリアも

 怨念情念こもる曲もすごい


サラ・コノリー Heroes and Heroines (S)

 スローなアリアの美しさに心を奪われました。

 安定した低音も温かみあるふくよかな声質も。

 地味な第一印象ですが、聴くほどに味が出る一枚だと私は思います。


アンゲリカ・キルヒシュラーガー  Händel Arien (A)
 彼女もどちらかというと音域低めですか?

 明朗な声は彼女の飾らない人柄を感じさせます。

 セスト(ジュリオチェーザレ)のアリアが若々しくて好き。

 

ヴェッセリーナ・カサロヴァ  Sento Brillar (V)

 ミュンヘンのヘンデル作品ではアルチーナ、アリオダンテでお馴染み。 

 ステージ上のカリスマに目を惹きつけられました

 コロラテューラも軽やかで、凄いテクニック。

 このCDはでもちょっと癖が強い感じも・・・個性的ともいえるのかしら?

 

4枚のうちどれか?って聞かれたら

やっぱりコジェナ版になるのかな・・。

苦悩し狂乱し喜び悲しみオールマイティだ。

フォンオッターの後継者でしょうか?

上手すぎて怖い気もしますけど。

演技も上手なのかしら・・・彼女のオペラ観てみたいです。

(前にコンサートでヘンデル数曲歌ってるのテレビで見ました。

その時は表情が青筋立ってて冷たい感じで、えっ?て思いましたがガーンNG


ついでですが

カウンターテノールのアンドレアス・ショルも好きです。

彼の清らかな声は教会音楽にぴったりかな。

宝石赤 宝石緑 宝石ブルー 宝石紫


重なってる曲を上げると:


Ariodante より

 Scherza infida = M S A V


 Dopo notte = M S A (Mが圧倒的)


 Con l'ali di constanza = A V (アップテンポでコロラテューラがよい)


Alcina より

 Mi lusingha il dolce affetto = S V (SのCDで一番素敵)


 Verdi prati = S V


Giulio Cesare より

 Cara speme = M A 


Herkules より

 Where shall I fly? = M S (2人とも狂気してます)


Arianna in Creta より

 Sol ristoro di mortali = A V