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今後の予定
 
2016
July1,4,6,9,12,14Handel《Il Trionfo del Tempo e del Disinganno》Aix
Sep.16,19,21,25,27,29, Oct.2,5,7,11,13,15Cavalli《Eliogabalo》 Opéra National de Paris

2017
Feb.3,5Handel《Il Trionfo del Tempo e del Disinganno》Caen
Feb.12Handel,Porpora et al Prinzregententheater
Mar.3.22Concert w/Il Pomo d'OroTeatro Real
May 2,4,7,9,11Rossini《Semiramide》 (Arsace)Opéra national de Lorraine
July3Concert w/La ScintillaOpernhaus Zurich
Sep.12-Oct.4Handel《Tamerlano》(Andronico) Teatro all Scala

CD&DVD発売予定
Hasse 《Artaserse》 (Arbace)Dynamic CD&DVD(日本語字幕付き)
Handel 《Rodelinda》 (Bertarido) Dynamic CD
Pergolesi 《Adriano in Siria》(Farnaspe) DECCA CD


and hopefully
Jommelli 《Isacco, figura del Redentore》


受賞歴
2003 Neue Stimmen 優勝 (カウンターテナー初優勝)
2009 ドイツ Opernwelt誌 年間最優秀歌手(男声部門)ノミネート
2010 ドイツ Opernwelt誌 年間最優秀歌手(男声部門)ノミネート
アリオダンテ@カールスルーエ
2011 アッビアーティ賞 イタリア音楽批評家協会 年間最優秀歌手(男声部門)受賞 
(カウンターテナー初受賞)
2011 イタリア l'Opera誌 OPERA AWRD2011 年間最優秀歌手(カウンターテナー部門)受賞
2011 Bacco dei Borboni賞 受賞
2011 ドイツ Opernwelt誌 年間最優秀歌手(男声部門)ノミネート 
ポッペアの戴冠@ケルン,ドレスデン 
2013 ECHO Klassik OPERA RECORDING OF THE YEAR (17TH/18TH CENTURY OPERA)
VINCI “Artaserse”
2014 ECHO Klassik DVD of the Year Vinci "Arataserse"
2014 Grammy nomination Vinci "Artaserse"
2015 Opera awards nomination "Porpora—il maestro"
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フランコ・ファジョーリ スカラ座に登場!

2016-05-20 10:05:49 Theme: Franco Fagioli

来シーズンのオペラハウスのスケジュールが少しづつ発表になっておりますが、

フランコ・ファジョーリはミラノのスカラ座に登場する事が発表されました。

http://www.teatroallascala.org/it/stagione/2016-2017/opera/tamerlano.html

 

演目はヘンデル「タメルラーノ」

 

指揮 ディエゴ・ファゾリス

演奏 ミラノスカラ座のバロックオケ

演出 Davide Livermore

 

Irene

Marianne Crebassa

TamerlanoBejun Mehta
BajazetPlácido Domingo/Kresimir Spicer
AndronicoFranco Fagioli
Asteria

Maria Grazia Schiavo

 

です。

アンドローニコは題名役ではありませんが、当時セネジーノが歌った

プリモ・ウオーモの役です。

 

又、明日5/21 19:30(CEST)日本時間翌2:30より

ザルツブルク精霊降臨祭音楽祭での公演

ツィンガレッリ「ジュリエッタとロメオ」が放送されます

http://oe1.orf.at/programm/437364

ツィンガレッリは1752年生まれ、モーツァルトより4年早く生まれ、

ベッリーニやメルカダンテの師でもあったようです。

多分1週間のオンデマンドになると思いますので、よろしければ是非!

 

 

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ハッセ「アルタセルセ」DVD 2012年 於マルティナ・フランカ

2016-03-09 12:53:56 Theme: Franco Fagioli
マルティナ・フランカでのイトリア渓谷音楽祭2012年の公演
ハッセ「アルタセルセ」がついに!発売されました。
それも嬉しい日本語字幕付き!クラッカー
ヴィンチの「アルタセルセ」公演と同年の夏の公演です。



歴史的には
ヴィンチの「アルタセルセ」が1730年2月4日にローマで第1カストラート役のアルバーチェをカレスティーニで初演され、その後すぐにメタスタージオの台本にジョヴァンニ・ボルドーニが手を加え、ハッセが曲をつけ、同年ヴェニスに於いて第1カストラート役ファリネッリによって初演されました。

今回のDVDはその1730年のヴェニス版であり、映画「ファリネッリ」で使われたSon qual nave che agitataは収録されておりません。

翻って2012年
フランコ・ファジョーリ
イタリア、マルティナ・フランカ(7月)でハッセの
フランス、ナンシーでヴィンチの(11月)でヴィンチの
「アルタセルセ」のアルバーチェ役を歌いました。

メタスタージオ研究家の方によると
「アルタセルセ」は第2幕の裁判シーンが見どころとの事なのですが
ヴィンチの「アルタセルセ」ではあまりそれを感じる事が出来ませんでしたが、
今回のハッセの「アルタセルセ」ではそれを痛感しました。

それは日本語の字幕が付いていたから、なのかもしれませんが、
演出や曲、レチタティーボのどこをカットしたのか逆に残したのかという部分も
大きいのではないかと思いました。

さて、その裁判シーン
特にアルタセルセ、アルタバーノ、アルバーチェの3人が気の毒で見ていられない程なのです。そしてそこで歌われる心情の吐露。

カストラートの人気というのは今まで音域や技巧によって人気があったのだろうと思っていたのですが、こういったドラマによって心情的にも聴衆を惹き付けた部分が大きかったのではないか?と。
メタスタージオの脚本家としての力量(まるでオペラ脚本家版近松門左衛門のよう)を考えてみると、逆にメタスタージオの台本を使用していないヘンデルのオペラは、曲は良くても、そのあたりのドラマ性に関しては弱いのかもしれません。

兎に角日本語字幕が付いているというのは大変貴重ですし、
当時のオペラを知る上で欠かせない「アルタセルセ」というオペラを知っていただくためにも、そして私自身これを見て、イタリアバロックオペラやカストラートに対する認識が新たになった事もあり、是非見ていただきたいDVDだと思いました。

~裁判シーンに関して簡単なストーリーと共に~
アルバーチェの父アルタバーノが息子への侮辱を晴らすため、又王座を狙ってペルシャの王セルセを暗殺する。その際使用した刀を息子に預けたため、アルバーチェが犯人と疑われ逮捕される。アルバーチェは子としての義務として真犯人が父親だとは口を割らず無実だとだけ主張している。王子アルタセルセは裁かなければならない立場でありながら親友であるアルバーチェを裁く事ができず、「自分を欺いて良いから」アルバーチェを裁く事をアルタバーノに委ねる。アルタバーノは正義を示さないと示しがつかないと息子に死刑を命じる。
ここでアルバーチェの恋人であり、亡き王の娘であるマンダーネから
「私はセルセの娘としてアルバーチェに死刑を求めたが、あなたアルバーチェは父としての義務を果たすべき(息子を救うべき)だった」と言われ崩折れるアルタバーノ。

この一連のシーンで
アルバーチェはPer questo dolce amplesso
アルタバーノはPallido il sole をそれぞれ歌います。

アルバーチェのアリアは死刑を受け入れて父に別れを告げるもの。父との甘い抱擁、最後の別れ、愛する人を頼むと歌い、悲しみを誘います。

アルタバーノのアリアは一種の狂乱のアリア。
レチタティーボ・ア・コンパニャートで息子の処刑シーンの幻覚を、そしてアリアでは自分の犯した罪のために息子が死刑になるという後悔で目の前が真っ暗という情景を歌っています。

その後3幕でアルタセルセがアルバーチェを救いに来るシーンでも、アルバーチェは逃げるべきかどうか?自分が逃げたら父の運命はどうなる?と逡巡するところが、涙を誘います。
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イェスティン・デイヴィス カウンターテナー・リサイタル

2016-02-08 16:15:28 Theme: コンサート 観劇 映画
イェスティン・デイヴィス カウンターテナー・リサイタル
    リュート: トーマス・ダンフォード
    2016年2月4日 武蔵野市民文化会館 小ホール

プログラム
ロバート・ジョンソン:あなたは見たか、晴れやかに咲く百合を?
Robert Johnson: Have you seen the bright lily grow?
トーマス・キャンピオン:あんな女どもには用は無い
Thomas Campion: I care not for these ladies
ロバート・ジョンソン:安らぎをもたらす眠りよ
Robert Johnson: Care-charming sleep
ジョン・ダウランド:前奏曲ー夢ーファンシー (リュートソロ)
John Dowland: Preludium- A Dream - A Fancy
ジョン・ダウランド:見よ、この奇跡を
John Dowland: Behold a wonder here
ジョン・ダウランド:流れよ、水晶のような涙よ
John Dowland: Go, crystal tears
ジョン・ダウランド:デンマーク王のガリヤード (リュートソロ)
John Dowland: King of Denmark's Galliard
ジョン・ダウランド:わたしの過ちを許してくれようか?
John Dowland: Can she excuse my wrongs?
ジョン・ダウランド:暗闇に住ませておくれ
John Dowland: In darkness let me dwell

~休憩~

ジョン・ダウランド:戻っておいて、甘い愛
John Dowland: Come again, sweet love doth now invite
ジョン・ダウランド:流れよ、わが涙
John Dowland: Flow my tears
ジョン・ダウランド:ダウランドはつねに悲しむ(リュートソロ)
John Dowland: Semper dolen semper Dowland
ジョン・ダニエル:悲しげな音の響き
John Danyel: Can doelful notes
トーマス・キャンピオン
Thomas Campion: Never weather beaten sail
ジョン・ダウランド:ラクリメ(涙)(リュートソロ)
John Dowland: Lachrimae
ジョン・ダウランド:悲しみよ、とどまれ
John Dowland: Sorrow stay, lend true repentant tears
ジョン・ダウランド:今こそ別れの時(リュートソロ 蛙のガリヤードとともに)
John Dowland: Now, O now I need must part (with lute solo, The Frog Galliard)

~アンコール~
本プログラム最終曲に続けて
エリック・クラプトン:ティアーズ・イン・ヘヴン と
ヘンデル「サウル」より:「おお主よ、あなたの慈しみは限りなく」



素晴らしいコンサートでした。
今まで余り徹底したノンヴィブラートの歌を聴いた事が無かったのですが、
今回のプログラムにはこのような歌い方がとても合いますね。
イタリアン・バロックとは全く異なる歌唱法・スタイル。

イタリアン・バロック=ベルカント、というのは声を器楽的に扱っているというか、所謂自律的な音楽という感じですが、英国のリュートソングスというのはもっと言葉に依った歌という感じ。

イェスティン・デイヴィスの歌にはとってもそれが良く現れていて素晴らしい時間を過ごしました。特に印象的だった瞬間は前半、休憩前のダウランド《暗闇に住ませておくれ》とプログラム最後の曲から続けて歌ったクラプトンの《ティアーズ・イン・ヘブン》両方の曲で魅せてくれた一番最後の音のピアニッシモ
ダウランドの方ではノンヴィブラートの弱音を全くぶれなく聴かせてくれ、時が止まったかと思うような感じでした。
対してクラプトンの曲の最後のピアニッシモは柔らかくふわっとした感じ。

そしてアンコールにヘンデルのアリア。
こちらは本プログラムとは歌い方を変えてヴィブラートも加えて色気のある歌を聴かせてくれ、うっとり。

今まで英国のリュート・ソングスなどは好んでは聴いてきませんでしたが、
今後聴いてみたいと思いました。

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イェスティン・デイヴィス 公開声楽マスタークラス

2016-02-03 12:09:26 Theme: コンサート 観劇 映画
イェスティン・デイヴィス 公開声楽マスタークラス
2016年2月2日 19時 武蔵野市民文化会館 小ホール

受講生・受講曲
① 新田壮人 (にったまさと)
  ヘンデル 歌劇「ロデリンダ」より
  死の空虚な壮麗さよ
  愛しい人よ、あなたはどこへ
  Dove sei, amato bene

② 村松稔之 (むらまつとしゆき)
  ヘンデル カンタータ「心はときめく」HWV132c
  Mi palpita il cor,


日本の若いカウンターテナー2人がカウンターテナーからマスタークラスを受ける様子を聴講出来るという、大変珍しい機会!
マスタークラスという物自体聴講したのは初めてでしたが、
大変面白かったです。

受講生のお二方はとても素敵なアリアを聴かせてくれました。
新田さんがオペラで村松さんがコロラトゥーラを散りばめたカンタータという
違うタイプの曲だったのも、聴講する側としては嬉しかったです。

以下、興味深かった事をいくつか。。。
( )内は私の感想です。しかしマスタークラスの中での言葉も
若干私の主観が混じっているかと思われます。。。


①の新田さんの「ロデリンダ」について
レチタティーボ始まる前のオケの部分をいきなりピアノで弾きながら状況を説明しだすイェスティン・デイヴィス。これはヒーロー登場の新たな序曲。ロデリンダを探しに来たら自分の墓があった。酷い、私は死んでない!!ここで、「一つ一つの言葉に色を塗るよう表情付けをする。」というアドバイス。
「自分の墓碑銘を読んでいるところはオペラティックに歌うよりも、墓碑銘を読んでいるように歌う、そしてその次のPace al cener mio? Astri tiranni!で怒りを表現」
(墓碑銘の最後「・・遺骸に平和を」「遺骸に平和を??!!ドンッ」)
ロデリンダが自分の事を死んでいると思っているのなら、何故墓前にいない?Dove sei? 「繰り返し Dove sei? どこにいるのか?と出てくるが、毎回表情を変えて。空に向かって言葉を投げかける、自分に向かって(独白?)、ロデリンダに向かって 等」
ダ・カーポ部分での装飾音について、「装飾音を付けるのか、付けないのか、付けるとしたら何故?それによって、感情の表現(歌い方)も変わる筈。例えばこのアリアの場合、よりロデリンダに会いたいという感情が高ぶっているのか、若しくは会いたい(来てvieni)と言いつつ、もう会えないと諦めて歌っているのか、それは歌手それぞれの解釈」「違うテンポで歌ってみるのも良い」


②の村松さんのカンタータについて
こちらはオペラではない事と、コロラトゥーラが沢山散りばめられているタイプの曲であるという違いのためか、感情表現というよりも技術的な細かい話が興味深かったです。
まず、「コロラトゥーラを喉や胸でやらずに身体(お腹)でやるように。若いうちは喉や胸でもやれるけれど、喉をダメにする。」ゆっくり一つづつスタッカートをつけながらやってみる。喉が動いているのが分からないように。→音2つづつまとめて歌う→付点を付けて歌ってみる→逆付点にして歌ってみる→音3つまとめて歌ってみる」「マシンガン」(と言いながら動作で表現してました。)「横隔膜を使って」
「バロックで重要なのはリズム感」「リズムを崩す程音を伸ばさない方が良い」
レチタティーボについて
「実際に喋っているように。休符があっても(喋り方としてその方がナチュラルなら)休まない方が良い」
(高音から始まる箇所について?)
「鼻から息を吸ってそのまま止めずに声を出す(頭の天辺から?)」「息の流れに声を乗せる」
「細かいパッセージで遅れたら、その次の箇所を早目にして埋め合わせをする。」
「美しく歌おうと思わないで良い。感情が胸に刺さっているように歌う。」



(そういえば、二人とも音の伸ばしすぎを指摘されていました。ここは感情表現としては別の方法でする方が良いという事なのだろうか?例えば音量の変化とか)

・・と取り留めなくマスタークラスの様子を纏めてみました。
新田さんは初めて聴いたのですが、声量もあり、オペラティックに歌える方で今後も楽しみです。今度はブラヴーラアリアも聴いてみたい!
村松さんは以前2度聴いているのですが、初オペラとコンクールというちょっと緊張するような状況下でしたので、今回又聴く事が出来て良かったです。以前録音を聴いた時にはアジリタが得意そう、と思っていたのですが、今回もまたそのように思いました。素晴らしい。

一人あたり45分という時間だったのですが、あっという間の合わせて90分。本当に聴く方も興味深かったですし、受講生にとっても大変勉強になったのだろうと思います。
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Franco Fagioli 新譜のご案内

2016-02-01 13:52:45 Theme: Franco Fagioli
ようやく!!!
2012年のマルティナ・フランカ音楽祭での
ハッセ「アルタセルセ」(アルバーチェ役)の
DVD(嬉しい日本語字幕付き♪)とCDがDynamicレーベルより発売になります。
2/26が発売予定のようですが日本での発売はいつになるかしら?

トレイラー


同年に公演したレオナルド・ヴィンチの「アルタセルセ」では
第一カストラート役のアルバーチェを創唱したのは
カレスティーニでしたが、
ハッセの「アルタセルセ」ではファリネッリです。

ソニア・プリーナ演じているアルタバーノの創唱歌手はセネジーノで、ハッセの「アルタセルセ」の方は当時はファリネッリとセネジーノの2大スター公演という趣だったのでしょうね。

日本語字幕付きは嬉しいのですが、
ハッセの「アルタセルセ」はだいぶメタスタージオの台本を
いじくっているので、ヴィンチの物とは歌詞がかなり異なっていると思われます。

又、今回発売される版は1730年のヴェニス版ですので
有名なSon qual nave che agitataは入っておりません。


又、DECCAより、
ペルゴレージ「シリアのアドリアーノ」(ファルナスペ役)
のCDもヨーロッパでは3/4に発売されるようです。
こちらも日本ではいつかしらん??


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