ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 -47ページ目

オオヤマネ又は7人の居眠りさんの日

昨日6月27日はSiebenschläferの日でした。
この日の天気が7週間続くというBauernregeln(農事格言があります。

ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

Siebenschläfer(オオヤマネ)はネズミとリスの中間みたいな夜行性動物。
(といっても私は実物を見たことはない)
七ヶ月(Sieben Monate)にも及ぶくらい長々と冬眠(schlafen=眠る)することからの命名ですが
名前の日との関連は別のところからきているらしいビックリマーク

時計 時計 時計 時計 時計 時計

キリスト教信者が迫害された古代ローマ時代のこと
ある7人の若き信者たちはエフェソスに近い山奥の洞穴に身を隠したが
間もなく居場所を突き止めたローマ側に生きたままその穴に封じ込められた。
195年後の6月27日に再び発見されるまで生き延びたという
7人の居眠りさんの伝説(え~それは長生きだ叫び

時計 時計 時計 時計 時計 時計

さてさて、その6月27日のお天気が夏の長期天気図のバロメータになるというのも
まんざら根拠のない話ではないんです。
(昔の人って凄いな~~)
6月下旬~7月上旬にかけてジェット気流が一定の位置に落ち着く時期がある。
その位置が北ヨーロッパ上空であれば、その後の中南欧の天気は高気圧にみまわれ好天に、
逆に南ヨーロッパ上空であれば低気圧の影響で雨が多くなるという。
7週間ということは2ヶ月足らず=ヨーロッパの短い夏の間中。
お日様に飢えてるドイツの人たちにとっては大問題です。
したがってSiebenschläferのお天気には何となく注目してしまうのであった。

もっともこの日付は宗教改革以前の暦上なので
10日ほどのズレが生じた今日のカレンダーでは7月7日頃が正しいとも言われます。
とにかく、大体今頃の天気と思っていれば間違いはないでしょうね。

で、その「今頃の天気」ですがっ・・・
当地はまるで日本の梅雨のような雨の多いモワッとした毎日汗
ザ~っと雨が降ったかと思うと、ちょこっとお日様が顔を出すといきなり蒸し暑くなるという
何でもござれ。全体的には雲の多い不安定なお天気です。
これは天気予報のオネエサンにとっては都合がいい(んだかどうだか?)。

7日間で国内旅行 飛騨高山

飛騨高山を訪れるのは
学生時代以来だから、かれこれン十年ぶり。

高山ではまず古い町屋が並ぶさんまち付近を散策しなければ始まらない。
駅前でパスを降りたら、例によって目の前のビジネスホテルに荷物を預ける。
(お、ホテルの隣はファミリーマートだ!これは便利)

ここから宮川に掛かかる橋を渡ってさんまち地区までは約10分ってところです。
ちょうど午後のお茶の時間。喫茶店で一服しましょう。

日曜日のこの日
観光中心部の混雑振りといったら・・・白川郷なんてまだ可愛いものでした。
情緒ある通りのはずが、やけにがやがや賑やかい。
それにも動じずにおっとりと佇む町並みはやはり必見ですね。

私たちが入った喫茶店は上三之町
橋を渡って2本目の道にある喫茶去 かつて

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昔ながらの町屋を上手に利用した和モダンな空間に
ジャズが静かに流れてホッとする思いだ。
1階2階の座敷は満席ですが・・・と言われたけれど
私は通りに面した格子戸に沿ったカウンターで文句なし。
外からは奥が窺えなかった格子戸も、中からだと行きかう人々がよぉく見える。

お品書きの方も和洋いろいろ取り混ぜ。
抹茶ラテ・コーヒー・紅茶に小ぶりで上品なケーキ(ベリージャパニ~ズ)を頂きました。

ふと店内を見回すと
似顔絵ギャラリーでもあることに気が付く。
週間朝日最終ページ山藤章二の似顔絵塾で常連さんだという
飛騨高山在住イラストレーターの作品の数々を観賞できます。

一休みした後は喧騒から離れ
町外れの高台にある東山遊歩道を歩いてみた。
この地区にはお寺さんが数多く
それぞれをつなぐために施された石畳の小道です。
秋には紅葉の名所でもあるそう。
お寺の境内から中心街を眺めおろすと、又違った印象の高山でありました。

あ~もう十分歩いたので
一旦ホテルに戻りチェックインしてから夕方もう一度外出することにしましょう。
夕飯はやっぱり飛騨牛おうし座が食べたいので
お肉屋さん直営のお食事処丸明へ繰り出す。

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霜降り肉3種とキャベツや人参・玉ねぎなど野菜もついた
焼き肉2~3人分を一皿注文してみる。
これで足りるかな?足りなきゃ追加しよう・・と思ったのもつかの間
舌の上でとろけるようなお肉はもちろん大変美味でしたが
脂っこさですでに満腹状態。
流石霜降り和牛です、はい。

翌朝は
有名な宮川朝市はパスして
9時半発の高山本線で名古屋に向かう。
途中線路と平行して流れる飛騨川の渓谷がとても美しかったな~。
もう一度ここに来たいと思った。

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名古屋が近づいてきたら、日本の田舎ともしばしのお別れ。
お天気良いはずだったのに
新幹線からは富士山すら拝めずガッカリでした。
ジャパンレールパスの旅も残すところあと2日半。
東京ではガイドの仕事からちょっとは解放させていただいて
友達との再会が楽しみなワタシでした。

7日間で国内旅行 のどかな白川郷

2泊お世話になったホテルを後に
歩いてすぐの金沢駅東口バスターミナルへ向かいます。

金沢から飛騨高山までは
昨年全線開通したという東海北陸自動車道のお陰で
2時間ちょっとのアクセスが可能になりました。
ただし、ノンストップで高山までならば3300円なのに
途中白川郷で数時間観光する場合(ほとんどの人がそうでしょう)
いちいち金沢~白川郷1800円、白川郷~高山2400円の
乗車券を購入しなければならないって
ケチ臭いじゃありませんかえっ

まぁ文句言っても始まらない。
お天気も最高のドライブ日和だし晴れ
緑まぶしい大自然の中、バスの旅を楽しむことにしましょう。

世界文化遺産白川郷に到着したのが10時。
ここでは見学と昼食で約3時間とみる。
荷物をコインロッカーに入れたら
まずはバス停目の前の合掌造り民家園に入ります。

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はっきり言って
あまりにも有名な白川郷に関しては「ザ・日本人の心の故郷」的イメージと裏腹の
ひどく騒がしい観光地なのかな~とある種の危惧感を抱いてた私。
でも意外や良かったんですよ、これがグッド!

大量の観光客が(まだ)見当たらない民家園は
この近辺の合掌造りの家屋を集めた野外博物館。
小川がせせらぎ波、かえるのケロケロ鳴く声が聞えカエル
蕎麦畑や涼しげな林の合間に立つ家々
とどめにてっぺんにまだ雪が残る山が後方に見えたりして
なんとものどかな風景です。

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3階建てのガッシリ立派な家の内部も見学できます。
唯一の畳部屋は上客用、あとは広々とした板の間の1階部分や
ハシゴ階段で上ると屋根裏の寝床等々。
こんな家に昔は親子兄弟親戚30人くらいの人間が一緒に生活していたんだそうだ。
裏から涼しい風が通って、夏は特に気持ち良さそう。
冬になると人々は囲炉裏端で体を寄せ合って夜な夜な昔話を語り・・・
おおっと、すっかりその世界に入り込んでしまいました。

心洗われる思いで民家園を出たら、つり橋を渡って本来の村落部分へ行ってみる。
こちらは細い畦道のあちこちに点在する民家が
みやげ物店でありお食事処であり民宿でもあり。
もちろん観光客がそぞろ歩いて賑やかいのですが
それでも許せる程度のキッチュさ。

こういう田舎に来たら、昼食は必然的にお蕎麦になりますね。
添乗員のワタクシが選んだ手打ち蕎麦処乃むら
人気の店らしく店頭に行列を成してたけど
回転が良く間もなくしてカウンターに座れました。
汗ばむ陽気に、そばの黒い粒粒が見える素朴なざる蕎麦をツルツルと食す。

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ところで、ドイツへのお便りをそろそろ出さないと・・とずっと探していたのですが
やっとここで絵葉書を見つける。
欧州ならば一枚ものが必ず手に入るのに、日本ではあっても10枚セットばかり。
それもこんなに苦労するとは思わなかった。
今は絵葉書よりメールの時代なんだぜって息子の言葉もまんざら間違ってないか?
ただし観光案内所のオジサンがドイツ向け切手は70円って即座に出してくれたのには感心合格

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今となってはレトロなポストからも、3日でドイツに届けてくれました!

白川郷を十分楽しんだところで
バスの時間にはまだ30分以上もあるので
近くの河原の土手に寝そべって時間つぶしする。

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観光バスが並ぶ駐車場やつり橋を渡る観光客の列を眺めながら
こんな山奥の寒村に世界中の人々がやってくるなんて
100年前の住民は想像もしなかっただろうなぁ・・などと考えるかたわら
飛騨高山に着いたらあの辺の通りで午後のお茶しようと
すでに次の計画立てる私でありました。
(次回に続く・・・)

ダッハウ名誉挽回散歩コース

金沢記事に精を出してしまってちょっとお疲れ気味。
気分転換に犬散歩リポートなど・・・・

ミュンヘンの北西に位置するダッハウ(Dachau)へは
我が家からだと20キロ足らず・車で15分程なので時々散歩に行きますわんわん

ダッハウはナチ時代の強制収容所(Konzentrationslager・通称KZ=カーツェット)の存在ばかりが
クローズアップされてしまうお気の毒な町しょぼん

中心部からやや離れたところにある強制収容所へは私も渡独当初もちろん訪れましたが
有刺鉄線が張り巡らされた殺風景な敷地に冷風が吹きすさんで
当時の囚人たちの悲惨な運命と相まって
異様な雰囲気だったのを憶えてます。

そんな背筋の寒くなるイメージも
後年高台の旧市街を知って以来ずいぶん汚名挽回。
本来のダッハウは坂道と狭い路地が多く中世の面影がなかなかロマンチックなんです。
その中心をなすのはダッハウ宮とその庭園だ。

私たちのお決まりの散歩コースは
町のふもとに駐車して
アンパー川沿いの遊歩道を少し歩いてから森の中を上り詰め
花壇や果樹園や緑のトンネルなどが施された庭園に入る。
ここから南方への眺めが素晴らしく
ミュンヘンはもちろんのこと、空気の澄んだ日にはアルプスまでに及ぶ大パノラマ。

6月のこの日は
薔薇を始めとしてその他にもありとあらゆる花が咲き乱れなんとも美しい。
嗚呼、歴史の茶色い染みが拭いきれない悲しさよ。

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庭園の門を入るとこの辺はまだ鬱蒼とした木立で

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今の時期は菩提樹(Lindenbaum)の花が甘い香りを放っています。

しばらく先に進むと宮殿前の花壇とリンゴの木のある明るいお庭に出る。
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薔薇の縁取りの塀の向うには
深い木立と点在する赤茶色の屋根が眼下に広がり、ドイツ~って感じですね。
緑トンネルは毎度のことながら、ついくぐってみたくなるのであった。

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そうそう、忘れちゃあいけません。
クラシックコンサートも定期的に催される宮殿の
一階部分はカフェ・レストランになってまして
ここのケーキは美味しいので有名なのですよケーキ
お天気の良い時にはお庭を見下ろすテラスに陣取って
カフェ&クーヘンは如何でしょうか?

7日間で国内旅行 金沢は見所味所満載その三

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市内中心部にあたる香林坊から裏手に入ったところが
長町の武家屋敷街
土塀と路地の間を用水が流れる空間に立つと、ふと何百年も時代を遡った錯覚に陥ります。
その一角のお屋敷を改造した九谷ミュウジアムを覗いてみた。

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玄関で靴を脱ぎ上がると、畳のお部屋に華麗な九谷焼の数々が展示販売されています。
中庭に面した窓際の喫茶スペースもいい感じ。
私は素朴な焼き物の方が好きだけど、せっかくだから・・・蕎麦猪口を購入する。
色はともかくあんまり九谷っぽくなかったですね~。

この後再びにし茶屋街に戻り
絶対行きたかった甘納豆かわむらで実家と自分用に菓子折りを数点直送してもらう。
ドイツに戻ってから一人でこっそり午後のお茶受けに楽しんでおります。
上品でやさしい甘さが二重丸。

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ようやく妙立時=別名・忍者寺見学の時間になった。
忍者寺とはいいますが、忍者とは全く関係がなく
加賀藩主前田家の祈願所であることからはじまって
政治的密会・隠れ家的役割も果たしたため、さまざまなからくりが施されたそうです。

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かくし戸、落とし穴、明り取り階段、お城に通じる井戸・・・・等
外から見ると二階建てだが、実は四階七層の不思議なお寺さん。
元々子供向けにと訪れてみたけど、大人もほほぉ~と興味持っての見学でした。

これで金沢の主要観光地はざっと一通り制覇。
一日ずっと動き回って結構疲れたので
一旦ホテルに戻り、シャワーしてお茶飲みうだうだしてから
夕飯を食べに近江町市場に繰り出しました。

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目的地は美味しい回転すし店と評判の廻る近江町市場寿し
いくら回転のいい回転とはいっても(おっと駄洒落で失礼~)
直接注文する方が新鮮で美味しいに決まってますよね。
とりあえずウワサの海鮮丼(あら汁付きで1680円)を食べた後
数種類追加して3人で7000円也。
ブリブリの海老や脂ののったシコシコ魚が~~~合格

金曜日の夜とあってまだまだ賑わう繁華街を
デザートの抹茶アイスを味わいながら歩きました。

明朝は高速バスに乗って白川郷~飛騨高山へと向かいます。

7日間で国内旅行 金沢は見所味所満載その二

一夜明けた今日は
市内を一日かけてぐるっと観光してみましょう。

当初レンタサイクルも考えたのですけれど自転車
オバチャリはいやだ~と言う夫の声がうるさくて
バスの一日券を購入する。
(普通の自転車だってレンタできたのかもしれないけど
街角で見かけるものが全てこのタイプだったので怖気づく彼であった)

北陸鉄道が出してる城下まち金沢周遊バス
観光向けのこんなレトロな感じのバスで
500円の一日券があれば、普通の市内路線バスも乗り放題という便利チケット。

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このバスは20分毎に一方方向だけの運行で
へたすると観光するのに市内を何周もせざるをえなくなります。
もっとも、その場合は路線バスを駆使すれば問題はないのですが
とにかく私たちはバスルートに沿って東から西へと一日の順路を決めました。

まずは浅野川向うのひがし茶屋街へ。

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江戸時代の面影を残す茶屋町の町並みは
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているという。
今でも料亭はもちろんのこと、レトロなカフェやお洒落なお店が
派手な看板のない建物の格子戸の向うに潜んでます。

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ここでは箔座ひかり蔵という金箔のお店に立ち寄る。
城下町金沢の伝統工芸でもある金箔。
金箔そのものはもちろんのこと
器から小物・アクセサリーまでありとあらゆる創作品が並んでいます。
金をアクセントにした上品な黒塗りの木皿も素敵だし
中庭の金づくしの土蔵にも目を見張る。
私はお土産に花いちみ(食用金箔)と金入りの金平糖だけにとどまったけど
心までキラキラとときめいて目の保養目をさせてもらいました。

茶屋界隈を散策した後
川沿いの小ぶりな茶屋街・主計町(かずえちょう)から横に入るとくらがり坂
この坂道を下って昔の旦那衆は花街へ足繁く通ったのだそうです。
ここでまた大通りに戻り、しばらく歩くとやっと兼六園下に出た。

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徽軫灯籠(ことじとうろう)をお決まりのアングルで写しちゃう

日本三大庭園のひとつ・兼六園
この週末は前記の百万石祭りのおかげで無料解放されててラッキ~ビックリマーク
道路を挟んで隣り合わせの金沢城公園と兼六園からは
城下町を見下ろすいい眺めです。
修学旅行の学生さんやらオバサンの集団やら中国人グループなどと一緒に
起伏のある園内をブラリと歩きます。

・・・と、そろそろお腹が空いて不機嫌な息子がトゲトゲ爆弾してきた。
夜はお寿司と決めていたので、お昼は軽く麺物が良いという夫。
そんなお客さんの希望を叶えようとガイドブックを検索する添乗員の私。
(ほ~んと大変なんだからね~っ)

午後の3時に忍者寺見学の予約を入れてあるので
そこから程近いにし茶屋街のお蕎麦屋さん蕎麦桐やへ向かう。
落ち着いた店内でとっても美味しいお蕎麦を頂きました。
私たちが食べてる間にも、観光客だけでなく近くの会社員たちがどんどん入ってきて大繁盛。

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これは豪華な定食・・・私たちは前方の天蕎麦のみよ

お腹が満たされたところですが
忍者寺見学までまだ時間がありすぎ。
予定変更で武家屋敷エリアを先に訪れてみることにする。
長くなりました。続きはその三にて。。。。

7日間で国内旅行 金沢は見所味所満載その一

というわけで金沢に到着~ベル
2014年に新幹線が開通したら東京まで2時間半という
金沢の駅近辺は押せ押せムード。
ガラスと木で作られた巨大な屋根付き駅前広場も圧倒的ですね。

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さて、汽車の旅なのを考慮に入れると、宿は駅前であることが重要ポイント。
ここでも駅東口から徒歩5分足らずのドーミーイン金沢に2泊する。

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清潔かつ機能的な上級ビジネスホテルという感じで気にいってしまった。
私たちが予約した3~4人用の和洋室(25㎡・1泊一部屋1万5000円)は
シャワーとトイレもユニットでなくゆったりしてるし
小さいシステムキッチンもついてて住み心地すこぶる快適でありました。
朝食は和洋食バイキング、そしてこのテのホテルには珍しく大温泉も完備。
フロントの一角にビジネスコーナーを見つけた息子はパソコンに飛びついてましたっけ。
(かく言うワタシも・・・そろそろPC禁断症状か?)

ビジネスマンから観光客まで老若男女で賑わう館内は
昨日の閑散とした温泉と大違い。
この週末は金沢市で百万石祭りなる大きなイベントがあるせいかも?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まずは15時のチェックインまでお荷物を預かってもらい
ぶらぶら散歩してみよう。
城址と兼六園を軸に繁華街が広がっています。
10分ほど歩いて近江町市場に到着。

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市民の台所・観光名所のひとつでもある市場は必見ですね。
ドイツにいる時にもすでにガイドブック片手に日夜夢を見ていたんだから~。
とりあえずは市場内をざっと見るだけで通過し金沢城公園に向かう。
賑やかい市場の活気からそう遠くないのに、しっとりと落ち着いた雰囲気が漂う。
お堀のある風景って好きだなぁ

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しっとり・・・それもそのはず
そうこうしているうちに
能登のオジサンの予報通り、雨がポツポツ降り出した雨
この後、市場のコロッケやさんで揚げ物を数種類購入し
洋書の品揃えもなかなかの本屋Libroにも立ち寄りながら
ホテル近くのコンビニでも飲み物食料品買い込み
今夜は簡単にお部屋で夕食、背後霊からも解放されてのんびりしました。
(ちゃぶ台と座布団のある畳スペースって寛げますね~)

明日は気合入れて一日観光だ!

ゲルトナー広場の新しいカフェ

旅日記作成の最中ですが、ちょっと一休み。

今日はやっとすっきり青空が広がり、なんとも爽やかなミュンヘンでした。
日本からのお土産&頼まれ物を渡すため町中で義妹と落ち合う。
水曜日は仕事が半ドンの彼女と待ち合わせしたのは
マリーエン広場からヴィクトゥアリエン市場を横切り
少し行ったところに位置するゲルトナー広場(Gärtnerplatz)

六本の通りが放射状に延びる円形広場の一角には
ゲルトナー劇場(Gärtnertheater)がちんまりと立っています。
ここも州立ですが、有名なオペラハウスを一回り小ぶりにしたサイズで
上演内容もそんな感じ。
でも、この界隈の雰囲気にしっくりくる愛すべき存在といえるかな。

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グロッケンバッハ地区(Glockenbach-viertel)と呼ばれるこの辺には
ちょっと一味変った面白いお店が立ち並び
働く人も住む人も自由な気風が溢れています。
レズ・ホモシーンもこの辺に多いとか。

さてさて、私たちはそのゲルトナー広場に面したCafe Interviewを指定したのですが
ちょっと行かないうちに、消えてるじゃないの~Interviewの看板が!跡形もなく!
外見はほぼ変らないけれどBoxって名前になっている。
まぁここも食べ物屋だし、表にイステーブルも出てるし、と席に着くと・・・
やけに可愛いギャルソン(と言いたくなる程カワイイじゃないか~)がオーダー取りに来た。

どんな風に可愛いかっていうとですね~
誰かさんも(ほらっ、そこの貴方!)ドキドキときめいちゃうくらいフィリップ・ジャルスキー君風恋の矢
いえ、あそこまで輝いてはいないかもしれないけれど
なかなか目の保養でございました。

遅れてきた義妹に、ほらほらあの子見てって言うと
「ふ~ん・・Schönling(仏Beau・英Pretty boy)って感じで好みじゃないけど。
あんたの趣味が分かるわ。A(=我が夫)もこの系統だもん。」だって(えっ?!)。
そうでしょうよ、彼女のパートナー(=夫の弟)はサバイバル男だもんね。
(注:フィリップ君と夫との共通点は全く見出せない私です。念のため)

そんなこんな話題で
真昼間から女二人でベチャクチャとおしゃべり楽しいな。
その間にも仕事に精を出す夫には申し訳ない・・・とは思わなかったが。

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おっと、肝心のお品書きは完全にイタリアン。
9時半から朝食、ランチやディナーも揃ってます。
次回は朝食しに来ようかな。
いえいえ、あの子目当てって訳じゃないですよ~~。ホント。

Box food & wine
Gärtnerplaz 1
80469 München

7日間で国内旅行 観光バスで能登から金沢に入る

朝起きてカーテンを開けたら
ちょっぴり日が差して晴れ七尾湾も明るい水色をしてる!
フロントで今日のお天気を聞くと
能登半島はお日様いっぱい・金沢は午後から雨っなんて
ちょっぴり冗談ぽく地元自慢してたのが可愛い得意げ

朝食も昨夜と同じ館内料理屋で。
まぁ~朝っぱらから、またあぶり焼きが私たちを待ち構えてる。
お給仕のオバちゃんに「昨夜はさっぱりご飯食べなかったのねぇ」と言われ
「ごめんなさ~い、今度はちゃんと食べまぁす」と謝るm(_ _ )m(なんでだっ)。
メインが美味しすぎてご飯まで至らなかったのよね。

今日は能登半島を回り午後に金沢に入るという観光バスを利用する。
そのバスが当地9時発とあっては、朝食するのが精一杯、
せっかくの温泉も朝湯でのんびりとできないのが残念だな~。
温泉玉子をお土産にもらってチェックアウトしてバス停に向かいます。
鉄道が充実していない能登半島では、レンタカーでも借りればいいのでしょうが
いきなり慣れない土地で左側通行では、いくら日本で免許を取った私も自信がない。
それにガイド&昼食付き観光バスなんて普段は絶対参加しなそうなもの
結構面白いかもしれません。(一人4600円也)

しかしな~もしかして乗客は私たちだけかも・・なんて思ったけれど
いるんですね、同じ日に同じ場所で同じこと考える人って。
こうして総勢7名を乗せた「ちりはま号」は和倉温泉を後にします。

バス バス バス バス バス バス

能登半島東側の穏やかな七尾湾を離れ内陸部に入ると
黒々と生い茂る針葉樹林が見えてくる。
これが石川県の県木でもあるあての木(別名あすなろ・能登ヒバ)で
その殺菌力のため小枝は生食物の保存に利用され
材木は虫食い防止作用から家屋建築家具の素材に好まれるという。
ああ、それで・・・昨夜のお皿にのってたのはあての木だったんだぁと納得ひらめき電球

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こんな素晴らしい大木もあり・・・             こういうのが昨夜お魚の下敷きになってた

そんな森と村落を通り抜け
いつしか太陽に輝く海と男性的な岩肌の海岸線が見えてきた。
この辺は能登金剛と呼ばれる景勝地。
このバスツアーのハイライトであります。
日本海の荒波が作り出した断崖絶壁が
朝鮮半島の金剛山に似ていることから命名されたそうです。

松本清張氏「ゼロの焦点」の舞台として有名です・・とガイド説明が入る。
そうだったな~またちゃんと読み直してみようと思った次第。

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機具岩(はたごいわ)                   遊覧船の船着場

巌門近くで30分程休憩時間。
ここから遊覧船に乗り込み海側からアプローチする。
お天気も良く、海も比較的穏やかな今日ですが
海水のあちこちに見え隠れする岩場を
船長さんは上手にすり抜け舵を取るのに感心グッド!

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天然の洞門、巌門は小さいボートなら通り抜けできるくらい。

この後
大国主命を祀り創建二千百年の由緒ある気多大社では
巫女さんのガイドが付き、祈祷までしてくれちゃうし
HPを見ると何やら縁結びの神様として売り出してる気配を感じる。

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時間はちょうどお昼近い。
バスは半島の付け根まで南下してきました。
この辺になると岸壁は姿を消し、延々と広い砂浜が続きます。
千里浜ドライブウェイに乗る前にドライブインで昼食休憩。
(貝が苦手なドイツ人にはお気の毒の貝尽くしランチ汗

大社でも思ったけれど
観光バスが観光客を観光地やお店に運び
客にお金を落とさせるシステムを目の当たりにしました。
いえ、それで普通なんだけどね。
いつもの休暇旅行では馴染みの無いものなので、それを強く感じた私であった。

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千里浜ドライブウェイは7キロに及ぶ砂浜を走る道路です。
きめ細かい砂が海水で湿り、バスやトラックも走れる程固い。
バスの運転手さんが「ほ~ら、波打ち際もこのくらい近くまで走れますよ~」なんて
サービスしてくれましたが、間違うと柔らかいところにはまって大変なことになりそう叫び

これで能登半島小回りツアーはお終い。
金沢には昼過ぎに到着したので
ホテルにチェックインする前に少し市内探訪といきましょう。

7日間で国内旅行 一日目 和倉温泉にて

昨日も書きましたが
今週は息子がず~っと修学旅行で不在ときたもんで
昼間は自由時間いっぱい・パソコン使いたい放題な私。

13日間という短い里帰りの半分を親子三人での国内旅行に充てたため
両親や姉弟・友達関係との時間がなかなか取れなかったのが玉に傷でしたが・・・。
それはそれで充実した日々ではありました。
次回は一人で帰って、ゆっくりみんなと交流したいものだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、そんなわけで国内旅行。

学生時代に訪れた当時の良い印象が残る
能登半島・金沢・飛騨高山をぐるっと回ることにしました。
なんでも金沢から高山に抜ける山道程は高速道路が貫通して
ぐっと時間短縮されたという。
ならば、途中にある世界文化遺跡白川郷は外せないでしょうなぁ。
あそこは凄い観光地じゃないか?と懸念する声もありましたが
日本人の郷愁誘うかの地へ外人さん連れて旗持って旗行ってみよう。
最後の2泊は学生・OL時代を過ごした東京で
友達に会いながら、ちょっぴり観光もしました。
これでタイムアップ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一日目の目的地は
能登半島は東側の静かな七尾湾に面する温泉地・和倉温泉
宿にお金をかけない(かけられない)主義でしたが
せめて1泊は温泉旅館に泊まりたい~と言う夫の希望をここで果たすことにする。
とある関東の田舎(=実家)を午前中に出て
上野から上越新幹線で1時間20分の越後湯沢まで行き
ここから北陸本線特急はくたか号で金沢までが約3時間。
さらに七尾線に乗り換えて1時間で能登半島の付け根部分に近い
和倉温泉に到着したのは夕方の4時半でした。
総計7時間も汽車に乗ってたわけで、今日はもうこれ以上は移動したくない~ショック!
温泉に浸かって、美味しいものを食べてのんびりしましょ。

ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

後で知ったのですが
和倉温泉の加賀屋って日本一の旅館と評判なんですってね?
我らが宿は七尾湾とその加賀屋さんが目の前に広がる能州いろは
去年リニューアルしたという内装の和モダンな感じが気にいっちゃったの。
海の無いミュンヘンから行くのでっと
海が一望できるお部屋を所望しておきました(1泊2食で一人1万5000円)。
露天風呂付きの部屋なんてのも写真を見るだけでもなかなか素敵ですが
私たちは貸切露天風呂にトライすることにする。

日本一の加賀屋旅館と                  湖みたいな海を眺められるいいお部屋
ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記    ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

駅から専用送迎バスにピックしてもらい5分程で旅館に到着すると
GWでも週末でもない今日は、宿泊客もかなり少なそう。
汚い恰好したドでかいお客に歓迎お琴演奏で気恥ずかしい。
(実はワタシは体格がドイツ人並みあせる

と、とにかく・・・期待の夕食まで一休み。

夕食は「あぶり焼き懐石」が売りものの館内料理屋に通される。
個室のテーブルにズラリっと並ぶご馳走の量はタダモノじゃあない。
あぶり焼き用には新鮮なお魚・貝類・海老・蟹・野菜・霜降り肉。
それに加えて前菜・刺身・炊き合わせ・椀物エトセトラ。
(デザートのフルーツは制覇できず、お持ち帰りして入浴後食べることにする)

露天風呂は一時間貸切で2500円でしたが
いやぁ~これが当たりでした。
シャワー・トイレ・洗面台から按摩器(これはいらんが・・)まで揃う脱衣所ならぬ畳のお部屋と
一面ガラス戸で仕切られた露天風呂。
ホンノリ明かりの中で、夜景を見ながら一日の疲れを癒したのでした。
おっと、ぬる湯好きなドイツ人はずいぶん長いこと足だけ入れるのがやっと。
あまりの熱さに卒倒寸前の彼を横目に、わざと波を立てる意地悪妻・・・あ~ロマンチック。

ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記    ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記
理想は露天風呂付きだけど・・・              貸切の方も素敵でしたぁ

後日談:
意識がはっきりしてから初めて(?)正しい旅館に泊まる息子は
何から何までこまやかなサービスがうっとおしく思えたそうだ。
「背後霊みたいでヤダ~」とな。
ふむ・・そんなもんかな?