さて、ニューヨークシティーから戻ってきました。
ヨガに毎日通ったり、
美術館へ行ったり、
友達に会ったり、
楽しい時間を過ごしてきました。
それにしてもマンハッタン、
本当に、ここ20年の間にものすごく変わったー!!!
いろんなものが小さな地域の中に
ぎゅうぎゅうにつまった、
楽しい街であることには変わりはないのですが、
アーティストのエネルギーがかなり薄くなってしまったことが
正直、ちょっと寂しいと感じる私です。
さて、今日は英語の勉強に関する
"Inspirational" な記事をと思います。
渡米から20年が過ぎて、
今では夢も英語で見るようになっている私ですが、
以前は私にとっても英語は使用困難な外国語でした。
その頃のことを思い出すと、
よくもあの自分がここまできたものだと、
自分自身でも感心してしまいます!
私は本当に心の底から英語をマスターしてよかったと思っています。
もしも私に英語がなかったら、
今の自分の90%くらいがなかっただろうと思います。
もちろん、そうだったらそうだったで、別の自分がいたことでしょうが、
とにかく!
英語を学んでよかった~~~!!!
・・・と強く、強く思うのです。
英語を学んでよかったと思う一番大きな理由は
日本の枠の中だけにとどまらず、
世界を見つめる、国際人として生きるようになれたことです!
日本の枠にとどまることが
よくないといっているわけではないですよ。
けれども私という人間は、もっともっといろんなことを
見たいし、知りたいし、感じたいと思う人なのです。
そんな好奇心旺盛な私には
やっぱり英語は必須だったと感じます。
英語を学び、アメリカを知ったことで、
日本というのが
いかに小さくて特殊な国であるかということに気づきました。
日本でいう「常識」 (Common sense) は
世界にはまったく通用しないし、
自分たちには理解できないこと、知らないことが
世界にはどれだけあるかということに
実体験を持って気づかさせられました。
そしてそれと同時に日本という国の
ユニーク (Unique) な素晴らしさにも
気づかさせられました。
小さな部分では、たとえば映画なども、
字幕 (Sub titles) とか吹き替え (dubbing) があれば
すべて理解できると昔は思っていたんですが、
まったくそうではないんですよね。
欧米と日本とでは言葉も、文化習慣も、
何もかもがあまりにも違い過ぎるので、
言語の翻訳さえもうまくいかないことが多いし、
言語だけ無理やり翻訳しても
伝わらない部分って、かなり大きいんです!
けれども実際にその言葉や文化習慣を理解できると
そういった部分まで楽しめるようになります。
また、英語を学んで、アメリカで暮らすことで
世界中の多くの人たちと知り合ったり友達になったりできました。
それは私の人生の中では
一番素晴らしい宝物のひとつだと思っています。
違う国の違う文化習慣の中で生きた人たちと友達になると、
人同士の違いを認められるようになって、
違う人と対立するよりも、受け入れ合い、理解し合っていけるような
より高い意識を持った人間へと自然と成長していけます。
そういう人こそ「国際人」と呼ぶのだと私は思っています。
国際人の意識を持って、国際人として生きることは
日本にいてもできると思います。
異国の言語や、文化習慣に興味を持ち、
人間たちに興味を持つということだけでも意識は変わり始めます。
逆に中にはアメリカで何十年も暮らしていても
外国人を嫌い、日本語放送ばかりを見て、
日本人ばかりと付き合う方たちというのもいます。
国際人への道は意識から!
そしてその基本的ツールはやっぱり「英語」!