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自分ヒストリー
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中高生の生徒さんと話していて
ちょっと気の毒に思うことがあります。
今日はそのことをシェアさせてください。
それは、ズバリ、スマホのこと。
元々使う時間などの約束はしてあるけれど
ときどき
親御さんから一方的にスマホを取り上げられるときがある
という話を聞きます。
ルールを破った場合は仕方ない面もあるけど
そうではないときに
急に親御さんが心配になったり機嫌が悪くなったりして
取り上げられてしまう
そういうこともあるそうです。
「そういうときどんな気持ちなの？」って生徒さんに聞いたら
「いつ取り上げられるかわからないから、いつも心配な気持ちです」
と言っていました。
結局、勉強などに集中ができなくなる、とも言っていました。
Being up 協会で学んだことは
「親子は対等の関係」であるということです。
立場の違いや、経験の量に違いはあるけど
人としては「対等」です。
だから
例えば、スマホやゲームの時間を、「何時まで」って決めるときも
親からの一方的な決めつけではなく
子どもの意見もちゃんと聴いてほしいです。
そうしないと
子どもは「親は、どうせ自分の意見なんてきいてくれない」
という気持ちになり
意見も言わなくなり、一方的に決まったことを守る気にもならない。
そういうことが、実際に起きています。
子どもが主張したルールが、とても実践できそうになくても
「それは無理だわー」と即却下するより
「あなたがそう言うのなら、1週間そのルールでやってみる？」
と、先ずは子どもの意見に乗ってみる、という方法もあります。
信頼された子どもは、案外やれるかもしれないし
もし、ルールを守れなかったら
1週間後にまた親子で話し合い
「今回のルールは守りにくかったね」
「じゃあ、どうすればいいかな？」
と、冷静に、対等に話し合うことができれば最高です。
そのときに
ただ方法を考えるだけでなく
親御さんが「なぜ、時間を決めた方がいいと思っているのか？」など
制限をする理由を、「あなたがダラダラしてるから」とかではなく
「〇〇の理由(目的)で制限をしたほうがいい」と伝えると子どもにも伝わりやすいと思います。
家族間って、お互いにどうしても甘えが出てしまうけど
感情論だけでなく、論理的に話し合う練習も社会で役に立つと思います。
そのときのポイントは
やはり子どもの意見にしっかりと耳を傾けること
子どもの意見や思いをしっかりと聴いて、子どもに全部吐き出させて、
それから親側の意見を伝えると、子どもも聞く耳を持つ傾向にあります。
私たち大人も
話を聴いてくれる人がいたら、その人のことはとても信頼できますよね。
なので
じれったい思いもあるかもしれませんが
「急がば回れ」で
どうか、頭ごなしに否定や命令をしたりしないで、
子どもの主張にぜひ耳を傾けてみてくださいね。
トライ＆エラーを繰り返し
子ども自身も自分で考える力を身につけることができます。
もしかしたら、驚くような名案が出てくるかもしれません。
ぜひ、試してみてくださいね！
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