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先週より、自分ヒストリーを書いています。
今回は
自分ヒストリー②転校生時代
よかったらお読みください。
私の転校歴は
幼稚園 岡山→東京(品川区)
小学校 東京(品川区)→福岡(北九州市)
中学校 神奈川(川崎市)→山口(下関市)
品川・川崎と、関門海峡付近を行ったり来たりした感じですが、
どの土地にも思い出があります。
幼稚園の岡山時代はさすがに
ノーメモリーですが
品川区大井町に引っ越した時、
アパートの窓から
大井町線(当時の名称は田園都市線)の電車がよく見えて
引っ越した当初
電車が通るたびに
窓にかじりついて見ていたのを覚えています。
1フロアに10軒×12階建てのアパートが 6棟あり
全720世帯が住む巨大コミュニティでした。
私たち家族は8階に住んでいました。
( 画像はお借りしました)
すぐ近くに「物資部」(ｽｰﾊﾟｰ)があり(現劇団四季シアターの場所)
遠足のおやつはいつもそこで買っていました。
予算内でたくさん買うにはどうしたらいいか、頭フル回転で計算していました
郷ひろみの両親が住んでいる、という噂があり、
それは本当で
小4の夏祭りには
郷ひろみ本人が
ゲストでお祭りに来たことがあります。
いつものお祭りより
たくさんのお姉さま達が来ていて
キャーキャー言っているのが 印象的でした。
大井町時代、
特別何かを頑張ったわけではないけど
たわいもない毎日がとても楽しくて、
5歳になる少し前から10歳(小4)まで過ごしたこの町は
私にとって心の実家のようなところです
大人になってからも
東京に行く機会があると
必ず足を運んでいました
でもそれがー
6年前、
息子が就職で上京したとき
大井町線から見えるアパートの 様子が違うんです、、、
どう見ても
人が住んでいない 
アパートの入り口まで行くと
高い塀に阻まれ
中に入れないようになっていて
巨大な建物は廃墟と化していました
ネットで調べると
耐震性の問題で、退去となったそうです。
何年かは廃墟のままになっていましたが
その後取り壊され
2018年にスポーツ施設ができました。
2019年の12月
東京に行く機会があり
(コロナ直前、行けてよかった♬)
やっぱり気になって
大井町に足を運びました。
アパートはすっかりなくなっていて
新しい施設ができていたけど
アパートにつながる 幅の広い階段はそのまま使われていました
物資部につながっていた坂道もそのまま
よかった〜
アパートはなくなってしまったけど
心の実家の思い出と面影は残っています
形はなくなっても
その当時
大きなコミュニティが確かにあった
私が大切に思っている場所は確実にあったんです
子どもの私を育ててくれた場所
その
思い出をずっと大切にしていきたいと思います
当時、仲の良かったTちゃんとは
今でも年賀状のやりとりをしています。
いつか
再会したい友達です。
日本人の原風景の主流？は
田舎の風景かもしれませんが
私の原風景はコンクリートとアスファルトで囲まれた町です。
小学校の校庭もアスファルトでした。
そんな町育ちでは感性が育たない？
そんなことはありません。
春になると
アパートの公園にチンチョウゲの花が咲き
甘くてとてもいい匂いがしました。
今でも
チンチョウゲの匂いがすると、大井町を思い出します。
5月には
公園にツツジがたくさん咲いて、
花をちぎっては色水を作って遊んでいました。
(ん？ちぎってよかったのかな？)
公園の松の木に登って遊んだり
友だちと、
立ち入り禁止の芝生の斜面に入って遊んだり
(見つかって、近所のおじさんによく怒られていました。でもなぜかやめなかった
)
厳しい親の目を盗み
けっこう楽しんでいたんだなあと思います
あれ？
転校も悪くない、ということを書こうと思っていたのに
大井町の話が長くなってしまいました
次回、小倉～編、書こうと思います。
ちょっとだけご紹介すると
小5で転校した 北九州市小倉北区は
小倉駅から当時は路面電車(今はバス)で
30分足らずの場所にあり
なんと
すぐ隣が動物園
夜になると 動物の遠吠え？がよく聞こえる場所でした。
次回に続きます
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