またまたずるずると更新出来ない日が続いてしまいました。。。すみません。
こういう時期が一年のうちに何度か訪れるので困ったものです(^_^;)
久しぶりの更新は、サム・クックの唱法を受け継ぐシンガーとして注目しているデショーン・ワシントン(DeShawn Washington)のその後から。
めでたくシャキーラ(Shakira)から選ばれたデショーンは、トップ画像のチーム・シャキーラの一員に加わることができた。次はこのメンバーの中で競い合い、再びシャキーラに選ばれた者がデビューできるようだ。
デショーンが対決するのはダニ・モズ(Dani Moz)という女性シンガー。
両者とも声量が持ち味としているシンガー対決となった。
Dani Moz vs DeShawn Washington on The Voice 2014 Season 6 Battle Rounds
与えられた課題曲をデュエット形式で、お互いの歌唱を披露して審査をうける。
Youtube動画は直ぐに削除されてしまうので貼り付けれないが、そのバトルは予想通り両者ともアピールしまくりの、およそデュエットとは呼べない激しいぶつかり合いの戦いとなった。
場内はその光景に圧倒され、全力を出し切り歌い終えた二人にシャキーラが審判を下す。
最初にシャキーラはデショーンに対して高い評価をして褒め称えた。
それに対してダニ・モズには改良点を指摘し、厳しい評価だった。
少し安堵した表情のデショーンと対照的に不安な表情を浮かべるダニ・モズ。
険しい表情でどちらを選ぶか悩んでいたシャキーラが発表した名前は。。。
ダニ・モズ。
不安な表情から一転、信じられないという驚きで喜びを爆発させるダニ・モズ。
落選したデショーンは口を真一文字にして頷き、その結果に自分を納得させようとしている。
テレビ番組の企画なので、多少の面白さも付加させているのか、出来レースだったのか、思わぬ形勢逆転の戦いとなった。
僕にはデショーンを応援していたせいもあるのか、彼の方がパフォーマンス的に優れていたように思えた。
しかしその評価は大げさなものではなく、視聴者が参加できる一般投票でも80%という高い支持を得ていたことも分かった。
VOTING
デショーンを支持していた視聴者は納得できない結果に不服ではあるものの、彼自身は仲の良かった同じチーム・シャキーラからの勝ちあがりとして、ダニ・モズにはお祝いの言葉をかけて互いに励まし合っていた。
しかしテレビの効果というものは大きいもので、正式なデビューが果たせず落ち込んでいたデショーンの元に、彼を支持する人々から様々なオファーが舞い込んできた。
まずは地元で行われているフェスへの出場依頼。
そこでデショーンは生のバックバンドを従え、お得意のサム・クックのカバーを披露して会場を沸かせていた
Wonderful World by DeShawn Washington
Bring it Home To Me by DeShawn Washington
Twistin the Night Away
ツイスティンの時はR.ケリーがサムのカバー・ライブをやっていた時のパフォーマンスを真似て、観客と一体となって楽しんでいる。
彼にとっては自分を必要としてくれる場所がここにもあるんだという確信と自信がもてたライブだったと思う。
更に、メンフィスに拠点をおくNBAのバスケット・チーム、メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)の司会者を務めるジョーイ・トーセン(Joey Thorsen)から、ツイッターで試合前の国歌斉唱のオファーをうけていた。
デショーンはその大役も見事につとめ、耳のこえたメンフィスの観客から喝さいを浴びていた。
Spangled Banner - Deshawn Washington
デショーンにとってあのヴォイスでの落選が終わりではなく、新たな音楽人生のスタートとなっているようだ。
これからもここで取り上げて彼を応援しながら活躍する姿を見守っていこうと思う。
マイケル・ジャクソンのポログラムには驚かされたが、サム・クックのホログラムが不可能であるなら、是非ともデショーン・ワシントンにサムの生まれ変わりと誰からも呼ばれるくらいに頑張ってもらいたいものだ。