皆さんこんばんは、オータムスの松田です。
新譜出るって発表出来て、めちゃくちゃ嬉しいです。
音楽、捻り出したり、自然に生まれたり、いろんな形がありますが、35年ないし、それぞれの年月を暮らした自分を、しっかり外にお届け出来るように作ってます。
それが皆さんにお届けできるのが、とても嬉しいです。
ライブは瞬間瞬間の感動があり、音源は毎日寄り添える良さがある。
ありがたいです。
どっち用とかでなく、どちらでもしっかり、誰かの何かになれるような楽曲を作ってゆきたいです。
楽曲紹介ちらっと。
ティモあら各々で作って、各々でメインボーカル取ってる楽曲の詳細は、詳しくはご本人に。
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1.グルーヴィ
Co-op一発目のナンバー。
結構前からやってるけど、あまり演奏した機会は少ないのかもしれないです。
頭のドラムは丸ままThe CLASH。
突撃ーって感じで、楽しいです。
憂鬱な日も音楽かけて、特攻直行!なナンバーです。
ブリティッシュな楽曲をイメージして、コーラスワークス豪華な感じ。
メンバーでワイワイ歌える曲、楽しいです。
コールアルドレスポンスでは無いけど、是非ご一緒に歌って頂きたいナンバーです。
2.パラダイス
あなたが踊ればそれだけで、この空間はパラダイスだよって気持ちの楽曲。
サビで言ってるそのままです。
不幸な事が世の中には溢れてるし、嫌な事も辛い事も、色々あったとしても、ライブハウスっていう空間が、音楽で踊って笑える場所であり続けて欲しいなって思います。
Aメロ日常パートを盛り込む辺り、フォークソングが好きだなって思います。
3.通り道
こちらはティモンのナンバー。
シンプルな歌詞、空白を感じるな歌い回し、ティモンはこの辺、めちゃくちゃ強い。
トボトボって歌うところのトボトボ感とか、とても良いです。
4.寝落ち
完全実体験というか、よくやっちゃう、寝落ち。
変な時間に寝たら夜寝れへんよって、母さんに怒られてたハズやのにね。
タイトでクールなグルーヴ、ただの8ビートにならず、しっかり16でーとか、考えてはいるけど、知ったこっちゃないですよね。
ベースラインのグイグイ感、ギターソロのスカスカ感、めちゃくちゃ良いアレンジで決まって良かったです。
あまり悩まず作れました。
5.缶々
一昨年くらい、泥酔して帰って寝る事が多かった時期のナンバー。
日本橋に住んでいたので、生魂とか出てきます。
兄の結婚式で九州に行き、夜は友達に港のスナックに連れてってもらったのですが、その空気感が素敵で、スナックで歌って気持ちいいナンバーを作ろうと思って出来ました。
慕情とか。
デモ版に入ってる『お酒』というナンバーの姉妹分。
6.バードランド
セットリストにバッキバキのナンバーが欲しいと思い書きました。
ニューヨークはマンハッタンにあるジャズの名門、バードランド。
ライブハウスの総称として名前を借りてますが、ジャズ感は全然ないですよね、曲。
ライブハウスに限らず、どんな会場でも、もしかしたらどんな世界でもそうなのかもですが、誰かを傷つけたり悲しませたりしなければ、自由に楽しんで良いと思います。
あかんたれでも、はっちゃけても黙っても。
そういう場所であって欲しいと思ってます。
7.涙も出ない
あらたにえんのナンバー。
昔は全然違うグルーヴでやってましたが、中々ハマらずしばらくふわふわしてました。
あらた君より、こんなノリでやってみたらどうかと提案があり、生まれ変わった楽曲。
オールドな雰囲気がとても彼らしく、めっちゃ良いアレンジに仕上がったと思います。
モタって歌うあらたにえんの癖も、よく映えてる。
8.白シャツの似合う男になろう
ティモンのナンバー。
マイナーキーの曲、オータムスでは初なんです。
個人的に、音楽は娯楽であって欲しいので避けてたのですが、さすがティモンやなって感じです。
言葉も皮肉が効いてて良いです。
9.プラハ
いっときこんな調子の楽曲ばっかりになってしまってたので、しばらく避けてたのですが、良いメロディが生まれたので作ろうってなったナンバー。
リフのメロディ、とても好きです。
プラハやオーストリアあたりを旅した時の思い出。
自然なものはそこにあるだけで存在感があったり、目に見えなくても確かに在って、自分はそうなれてるんだろうか、みたいな感じです。
こういう楽曲は、言葉の言い方ひとつで意味が変わってしまいそうで、作るのがとても怖いです。
良い曲になりました。よかった。
10.踊って忘れた
ティモンの真骨頂なナンバー。
歌メロのリズム遊び、パッカーンとした明るさが底抜けで、とても彼が溢れてる気がします。
コーラスのシンガロンも、めっちゃ楽しい。
11.アロー
音楽を何のためにやってるのかとか、ライブをどういう気持ちでやってるのかとか、たまに聞かれる事があり、自分なりの答えとして書きました。
会話はキャッチボールとよく言うけど、あまりおしゃべりが得意ではないし、贈るとか、伝えるとかも、なんか相手が理解してくれる前提でおこがましいなって思って、それならいっそぶっ放して、突き刺さるまで撃ちまくる、みたいなムーブかな、という気持ち。
メッセージ性が強すぎたり、答えを明示するのは音楽としてナンセンスな気持ちなのですが、こちらは自問自答なので、気持ちでぐっと歌えます。
12.ぐでんぐでん
お酒辞めますのタイミングでなぜか産まれたナンバー。
距離を置いて、見つめ直したって言う事なんでしょうか。
見つめ直してもロクなもんじゃないけど、ロクでもないから好きなんですよね、お酒。
今後ともあんま飲まんとこうと思ってますが、ずっと大好きです、お酒。
飲んでる人も好きなので、どうぞ皆さんぐでんぐでんになるまで飲んで、踊って笑ってしてください。
グランジタイム♪グランジタイム♪
頭ぐわんぐわんして、全身痺れるあの感じ、ダメですが、クセになるよね。
そんな感じで、長々だらだら話してしまいすみません。
めちゃくちゃ良いアルバムになっております。
是非ご自宅で、表で、いろんな場面の暮らしのお供に、聴いていただけると幸いです。
長文失礼しました。
ありがとうー。