中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

中央大学学友会体育連盟ラクロス部です!
選手やスタッフの熱き想いを是非ご覧下さい!

共に副将を務める抜田君とご近所さんの大けいより回ってきました。今年度副将兼フィジカルリーダーの加藤智也と申します。


はじめに、日頃より中央大学学友会体育連盟ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、御父母の皆様、OB・OGの皆様、学内外関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。


私はラストブログというコンテンツがとても好きで、お気に入りの先輩方のブログは常にモチベーション維持の1つとして読んでいました。
ただ、好きが故に下級生の頃から散々人のブログに好き勝手言ってきたため、自分のブログを書くハードルが高くなりすぎているような気もしますが...

まあそれはさておき、何を書こうか迷いましたが、4年間の振り返りをつらつらと書こうと思います。意識しないと変にかっこつけた文章を書いてしまう節があるので等身大の言葉で表現できるよう意識したいと思います。振り返ると私のラクロス人生は何度も壁にぶち当たっては挫折することの連続だったように思います。読みにくいかもしれませんが最後まで読んでいただけると嬉しいです。






【ラクロスを知り、楽しさと挫折を知った1年生】

大学入学後、すぐに軽音楽サークルに入った。
高校では野球をやっていましたが、高校野球最後の試合によって強いトラウマを植え付けられてしまい、大学ではもう野球を続けるつもりはありませんでした。何ならスポーツはもういいかなとすら思っていました。

サークルではすぐに仲のいい友達もできたし、ベースも買ってやる気は十分でした。
ただ何かが物足りなかった。大学生活中、この環境が中高6年間の野球部生活で体育会に染まっている自分を満足させてくれるとは思えなかった。

そんなもやもやを抱えた5月の頭ごろ、高校の先輩に誘われてラクロス部の体験会に行った。

そこには高校時代に野球部で触れていた、本気でスポーツをする仲間としか作ることのできない「空気」があったのを肌で感じました。サークルでは絶対に味わえない経験がこの環境にはあるとなんの根拠もなく確信したのを覚えています。入部を決断するまで時間を要しましたが、慈英と一瀬君のいろんな後押し(雑)もあり入部を決意しました。




毎日の練習は本当に楽しかった。
シュートを打てばみんなが速いとほめてくれるし、点を取れば何にも代えがたい喜びを感じることができた。ラグビー場に行けば同期の誰かしらがアフターをしていて授業を切りまくってシュート練習をしたのがとても懐かしいです。
しかし、そんな楽しいラクロスライフは2か月も持たないまま終わることになります。

左鎖骨骨折

一般フィールドに救急車が入ってきたのは史上初めてなのではないでしょうか。
サマーは間に合わないといわれ、とにかく絶望したのを覚えています。
この時はとにかく早くラクロスがしたい!の一心でリハビリをすると同時に、日に日に上達していく同期に焦っていました。今のフィジカルリーダーという立場でカミングアウトするのはあまりよくないかもしれませんが、実際は医者からサマー出場の許可は下りていませんでした。それだけ焦っていたのです。今考えると本当に危険で浅はかな行動だったと思います。
何とかサマーには出場しましたが結果は0得点。悔しかったですが、その後の関東ユースの選考会に「シュートが速い」という理由だけで呼ばれただけなのに慢心している自分もいました。
同期は、上級生のBチームに呼ばれる人もいて、いつか自分も呼ばれるだろうなんて考えている間にウィンターの出場時間もほとんどないまま終えてしまいます。呼ばれなくて当然なのです。このサマーからウィンターまでの期間は特に何も努力していないのに自分は周りよりも上手いと勘違いをしていました。もちろんユースの選考も落ち、ラクロス人生で初めての挫折を覚えました。





【常に自分と向き合い、悔しさを燃料として練習に励んだ2年生】

ウィンターが終わってからは何か変えなければ一生TOPチームに上がれないと考え、とにかく自主練の量を増やしました。私のインスタグラムの過去の投稿を漁れば出てくると思いますが、クロスワークドリル、壁当て、ダッジ練を毎日とにかく繰り返し行っていました。
そして何か新しい武器を身につけなければ、と模索して筋トレを必死で取り組み始めたのもこの時期です。3人組での剛千代さんと歩さんとのトレーニングは本当にきつかったですが、確実に身体はでかくなりました。今自分がフィジカルリーダーを務めることができているのは紛れもなく剛千代さん(歩さんも?)のおかげです。ありがとうございました。

この期間の努力量は誰にも負けていない自信があります。ただ、同期の俊介や滉士郎、慈英はAチームでどんどん評価されていき、一方の私はどれだけ試合で点を取ってアピールしてもAチームに上げてもらうどころか協会登録はBigBanditsにするよう言われる状況でした。このことを伝えられた時はいくら努力して結果を残しても評価すらしてもらえない現実に心が何度も折れかけていました。何度か辞めたいと嘆いたこともあります。
しかし、心が完全に折れることはありませんでした。負けず嫌いでプライドの高い私は「絶対に見返してやる」という復讐心にも似たような思いで日々練習に取り組みました。


そして自分の第一の武器であったシュートをどうしたら生かせるか、それだけを考えて試行錯誤を行い、夏ごろにはBチームのゴーリー相手にはリストレより下では大体のシュートが入るようになりました。この1年間は挫折と負けん気で自分のプレースタイルを確立させることができた期間だったと思います。








【結果を出すことの喜びと怪我との向き合い方を改めて思い知った3年生】

シーズン当初はとにかく先輩にアピールして気に入ってもらうために行動していました。パスメニュー、シュート練習、1on1すべてのポイントで増岡さんや凡さんの近くでプレーし、必ずコミュニケーションを取って質問攻めにしました。周囲からはイヤらしいと思われる行動でも一切気にせず、TOPチームに這い上がるためだけに考えつくことはすべて実行しました。

そんな不器用なアピールが実ったのか年明けのカテゴリー分けではTOPチーム帯同を勝ち取ることができました。そのまま迎えた春リーグでは3得点。それ以降の練習試合でも平均1得点は取っていたと思います。ウィンターから続けてきた努力が実を結び始めて、1年生の時以上にラクロスを楽しめていた期間だったかもしれません。凡さんに「今年のリーグ戦でチーム得点王を目指してほしい」と言われたときは本気で目指そうと思ったのと同時に、認めてもらえたような気がして嬉しかったのを覚えています。

しかし、そんな歓喜も束の間、今度は右鎖骨を骨折。
まさか鎖骨骨折を両肩コンプリートするとは思ってもいませんでした。また始まるユニバースに通ってのリハビリの日々。TOPチームの練習を見るのも辛くて1か月の休部をさせてもらいましたが、なんでこんなに自分は怪我をしてしまうのだろうかと自己嫌悪に陥っていました。

ただ、そんなリハビリの日々の中で、社会人トレーナーの植村さんに「強くなって復帰しよう」という言葉をかけてもらいました。その一言が当時の自分には大きな支えとなり、ただ元に戻るのではなく、以前よりも強くなって戻ることを目標に前を向くことができました。さらに、先輩方が私をBチームに落とさず、TOPチームの一員として居続けさせてくれたことも、何よりの励みでした。もしあの時チームから離れていたら、今の自分はなかったと思います。



復帰後はEMOの右45という限られた出番ではありましたが、試合に出場することができました。鎖骨を折る前の自分では考えられなかったほど、試合の一瞬一瞬がかけがえのないものに感じられ、グラウンドに立てる喜びを心の底から噛みしめました。怪我によって奪われた時間は大きかったですが、それ以上に支えてもらえるありがたさを実感できた期間だったと思います。





【副将としての立ち振る舞いと自分の実力不足に悩み続けた4年】

ラクロス人生で一番濃く、悩んだ1年間でした。

新チーム発足時のミーティングではまさか自分が副将とフィジカルリーダーを兼任すると思ってもいませんでしたが、推薦されたからにはどちらの役職も全うし、慈英を支えて日本一の組織を作り上げると意気込んでいました。それと同時にコーチ陣との面談の場では自分がチームのエースとして得点源になるとも宣言しました。

しかし、現実はそう上手くいかず新チームが発足してからは問題続きでした。
上級生の絶えない遅刻や問題行動、自分よりも実力のある後輩に対して強く発言できない幹部陣、一向に勝てない春リーグetc...

それに加えて自分自身の実力不足を改めて実感させられました。中大のエースになると宣言したものの、現実はそう甘くありませんでした。パスミスやキャッチミスを繰り返し、自己嫌悪の負のループに陥っていきました。次第にプレーに自信を持てなくなり、一種のイップスのような状態に。副将でありながら、チーム全体よりも自分のことばかりに囚われ、仲間に何の影響も及ぼせない人間になっていくのを感じていました。

そして、春リーグ最終戦の日体戦。新子さんからBチーム降格を告げられ、その場で何も考えられなくなり、気づけば人目もはばからず号泣していました。その後は体調も崩し、鬱っぽくなる日々。中立戦でも、ラストプレーの大事な場面で自分のパスミスが原因で負けてしまいました。その瞬間、「もうオフェンスは実力的にもメンタル的にも続けられない」と悟りました。

そんな私に与えられた道は、SSDMへの転向でした。オフェンスへの未練はありましたが、藁にもすがる思いで挑戦を決めました。1年生の夏以来ほとんど経験のないポジションでしたが、とにかくできること、特にグラボやクリアに全力を注ぎました。その中で少しずつ自信を取り戻していけたのは、私にとって大きな転機でした。

副将としての自分に何ができるのかも、常に考え続けました。行きついた答えは「凡事徹底」。誰にでもできることを、誰よりもやり続けること。そしてこれは今のチームに一番足りていないことでもあると思いました。当たり前すぎて恥ずかしいかもしれませんが、常に声を出して盛り上げ、仲間に指摘の声を送り続けること。それこそが、実力が伴っていない自分が副将として存在する意味だと考えている。

そして迎えたリーグ戦。気づけば結果は3敗1分。日本一という目標に到達するといことは叶わなくなってしまいました。ただ、それでもまだ私たち34期に残されているものがあります。それは「1部の舞台で何を起こせるか」ということです。日本一の夢は途絶えても、中央大学として1部に挑み続けることの価値は決して小さくありません。明日の一戦は、そのことを証明できる最後のチャンスであり、34期の存在意義を示す舞台だと思っています。全力を出し切れば絶対に勝てると自分は信じています。








まだまだ書き足りないですが、長くなると玉井君が途中で読むのを止めてしまうそうなのであと少し、後輩へのメッセージと感謝のコーナーへ移ろうと思います。

後輩たちへ(特に35期)

みんなは本当にラクロスが上手いと思います。目の前のプレーに全力で取り組み、負けん気が強いところも大きな武器です。
ただ一方で、凡事徹底の部分は大きく欠落している人が多いと感じます。そして、それが自分のことだなと自覚している人もいるはずです。
アップやダウン、ボール探し、荷物をきれいに並べるなど、正直これらは直接ラクロスのプレーに関係ないと思っている人も多いでしょう。

しかし、強いチームを見てください。必ず規律があり、やるべきところでしっかり声を出し、当たり前のことを徹底しています。そうした「一見ラクロスに関係ないように見える部分」が、試合の場面での集中力や雰囲気づくりにつながり、最終的に勝敗を分ける大きな要素になるのです。今シーズン、私はこのことを最後の最後まで徹底させることができなかった責任があると思っていますが、新チームではこういう細かなことまで徹底できるようになってほしいです。凡事徹底は、才能やセンスとは関係なく、誰でもできることです。だからこそ、そこに本気で取り組めるかどうかがチームの強さを決定づけます。35期のみんなには、ぜひ自分の「上手さ」に加えて、そうした当たり前を大切にしてほしいと思っています。


両親へ

いつもそばで支えてくれてありがとう。
学生の間、ずっとスポーツに打ち込んでこられたのも2人の支えがあったからです。感謝してもしきれません。社会人になったらたくさん恩返しさせてください。


高橋さん

ラクロス以前の人としての大切な部分を学ばせていただきました。本当に感謝しています。
「凡事徹底」「視座を変えて物事を考える」この2つの言葉は私の今後の人生の中でも大切にしていきたいと思います。


新子さん

日体戦後、号泣する私に向けて「一旦Bに落とすけど、智也が積み上げてきたことは知ってるから」と言っていただいたことがあの時、ただ一つの救いでした。
あの言葉があるから今ラクロスができているといっても過言ではないです。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。


植村さんへ

入部早々骨折をしてから怪我がちだった私は植村さんなしではラクロスできていません。4年間ずっとお世話になりました。
今シーズンは特にフィジカル部門として何度も相談させていただき、チームを引っ張るフィジカルリーダーとしての考え方を学ばせていただきました。明日は試合中、お世話にならないように頑張ります。


小澤先輩へ

ラクロス部に誘っていただきありがとうございます。
10番を譲っていただいたのにも関わらずOFとしてリーグ戦で戦う姿を見せられず本当に申し訳ないと思っています。あと1戦ですが、10番がDFで活躍する姿を見せられるように頑張ります。


一瀬君へ

出会ってから10年になりますね、高島君の次に腐れ縁です。
君はおそらくその場のノリでラクロス部の入部を決めたのだと思いますが、そのおかげで自分も今ラクロス部にいます。
そして❝ラクロスのプレー中は❞本当に頼りになるなとDFになってからは実感しております。そして君の素直で朗らかな性格に助けられた部分もあるので感謝しています。ありがとう。
ただ、君に何回イライラさせられたかわかりません。もう少し常識を学んでから社会人になってほしいと思います。


俊ちゃんへ

何度も約束を破ってはドタキャンしてきて本当にひどいと思っています。勘弁してください。
OF時代は一番のライバルだと思っていましたが、君はどう思っていたんでしょうか。おそらく君は「眼中にありませんでした」とか言うのかもしれませんが、ずっと僕を意識していたことを知ってるよ!
今度はドタキャンせずに焼肉行こうね~


桃子へ

今シーズンは特にフィジカルのことで一緒に悩んで話すことも多かったね。
いつもニコニコしていますが、その裏でとてつもない仕事量をこなしているのを尊敬しています。
そして文句の多いプレイヤーに対して物怖じせずにはっきり物申す姿は頼りになりました!フィジカル飲み、楽しみにしています。


こうしろうへ

早くバイクの免許取って下さい。また二郎食べに行きましょう。


たまひへ

まさか同じポジションをやるとは思ってもいませんでした。
いつも適当なダルがらみに反応してくれてとてもうれしいのですが、最近面倒だと思っていませんか????
いつもニコニコたまちゃんですが東大戦の後、一人で泣いている姿を見て実は熱い男なんだと僕は知っています。


小野君へ

上手すぎるので明日も期待しています。
ただ、時間にルーズすぎるところと練習でEMOになると怪我抜けするのは直しましょう。


カズへ

同じ副将として頑張ってきましたね。
気づいたらスタッフのもとへ行っているところをよく見ますが、彼女がいないのが本当に不思議です。顔はいいのに...話がつまらn...おっと、危ない。
明日はマジカルグラボでチームを勝利に導いてください、頼むよ!


たつるへ

今日も言いましたが、真に口が悪いのは君だと思っています。
でも、中大のゴールは安心して任せられます。明日もよろしく!


大雅へ

来シーズン、キャプテンやるかはわからないけど、大雅なら必ず日本一を達成できるチームを作れるよ。35期をまとめるのは大変だと思うけど、時には人を頼って、いろんな意見を聞きながら、疲れない程度にがんばれ!
困ったらいくらでも相談乗るので今度こそ飲みに行こう。


綾小路へ

口が達者で生意気な後輩だと思いますが、常に自分の意見を言えるのは綾小路の良いところ。ラクロスが好きなのが伝わってくるし来年は世代ナンバー1ロングになることを期待しています。

智忠へ

OF時代に1on1で何度心を折られたかわからない(笑)
ラクロスに関してはもう言うことないけどしっかりダウンはするように!


晄生へ

いつも騒がしいのでもう少し静かになったら落ち着きが出てくると思います。
ファミ会やりましょう。

たけるへ

何度体にシュートを当てたかわからないけど、そのたび「大丈夫っす」と言ってくれた優しい漢。来年以降の中大のゴールは安心して任せられると思ってる。頑張れ!


しゅんぽへ

2年生とは思えないくらい上手い!これからの中大DFを引っ張て行くのは確実に君なのでいつまでもへなへなしてないでビシっと威厳を持った人になれるよう、頑張ってください。


翔洋へ

圧倒的な身体能力は本当にうらやましい。将来はフィジカルリーダーになってほしいな。
2年生とは思えないくらい上手いと思っているので自信をもって頼ることができます。
来年以降SSDMやっているかはわからないけど頑張れ!


旭へ

今年で急速な成長を見せてくれて、メンターとしてとてもうれしいです。
堅実なDFの裏で実はおふざけな一面があるところはかわいいです(笑)
翔洋との絡みはほどほどに、これからも頑張れ!





さて、次のブログは主将の慈英君です。
私が紹介するまでもないくらいのスーパースターでありますが、最後に個人的なメッセージを送らせていただきます。


慈英へ

君のマシンガン勧誘LINEがなければ私は今頃軽音楽サークルでベースを弾いていたことでしょう。ラクロス部に誘ってくれたことを本気で感謝しています。
おそらく性格も考え方も真逆なタイプなので部活で出会わなければ一生仲良くなることもなかったかもしれません。
今シーズン、副将として君を支えるどころか君に支えられた部分が多かったように思います。主将として多方面の意見を汲み取り、チームを仕切っていく姿は本当に尊敬しています。
そしてこの1年間、特に厳しく君にはああだこうだ言った気がします。もう少し筋トレは頑張ってほしかったものです。それと怒ると破壊神になる癖は直してね。
あんまり一緒に飲みに行く機会もありませんが引退したらたまには飲みにでも行きましょう。




彼の波乱のラクロス人生から綴られるブログは後世に残る偉大なものとなることでしょう。乞うご期待!


「自称」伝説のロング、Mr.思わせぶり抜田君から回ってきました、4年DFの加藤慶悟と申します。端正な顔立ちを持つ抜田君、女の子とのデートで履くと意気込んで買ったAir Force 1は、いまだ真っ白のまま箱の中で埃をかぶっています。そんな彼も試合では雰囲気ががらりと変わり、華麗なパスカットやグラボで試合の流れを変えてくれます。明治戦も頼むよ。

 

 

 

はじめに、この場をお借りして、中央大学男子ラクロス部に日頃より多大なご支援・ご声援をいただいている保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

 

 

さて、ついに回ってきたラストブログ。私は正直、悩んでいる。このラストブログは1年生の頃から読んできた。4年生が引退を前に、4年間の「努力」や「裏側」を語る。過去には偉大な先輩たちが、このブログに想いを綴ってきた。果たして自分はそこに肩を並べるにふさわしいだろうか。読む人の心を動かす4年間の努力はあっただろうか。

 

 

 

否。

 

 

 

とはいえ、書かないわけにはいかない。この4年間で学ばせてもらったこと、伝えたいことはある。こんなに学びや刺激の多い4年間は今までも、今後もないだろう。このブログは後輩やお世話になった人に向けて、そして将来自分が息詰まったとき、ラクロス部に所属していた当時の自分が感じたことを思い出させるようなブログにしよう。

 

 

 

「ラクロス」――このスポーツは日本では現在、ほとんどの人が大学から始める。また中央大学では、先輩方の積み上げにより、大学公認の部活として活動することができる。大学から始めても、頑張れば日本代表も夢じゃない。私が入部した理由の一つもこれだ。一見ハードルの低いこの競技。しかし実際は、他のスポーツとは違った厳しさがある。多くの大学スポーツは競技人口が多く、幼少期からの経験や環境が物を言う。比べてラクロスは前述の通り、ほとんどが大学から始める。高校までの部活経験や身体能力の差など、スタートの差は少しあるものの、ほとんど同じ。その結果が4年後に顕著に現れる。つまり「どれだけ自分を律し、積み上げてきたか」がすぐにわかるスポーツである。

 

 

 

このことを4年生の今になって、毎日、痛いほど感じる。練習や試合では奇跡など起こらない。その場その場で対応できるほど私は器用ではないし、まずそんな簡単な競技ではない。小手先だけのものは、横で着々と積み上げてきた努力に一瞬で抜かされる。

 

 

 

私が学び、伝えたいこと。

「苦しい時に自分を律し、積み上げる」――偉そうに聞こえるかもしれない。しかし、これが部活、いや人生における鍵であり、成功への近道だと思う。筋トレやラン、練習はきついし、痛い。結果もすぐには出ない。誰もが辛いし、手を抜きたくなる。しかし、その辛い時に歯を食いしばって進み続けられるか。それが「成長」なのだろう。

 

 

 

私はこれができなかった。だから、これを読む後輩や未来の自分には、どうか同じ過ちを犯さないでほしい。辛い時に手を抜くことはとても簡単で圧倒的に楽だ。しかしその代償は4年後に確実に現れる。

 

 

 

頑張る人がどれだけかっこいいか。

努力する人がどれだけかっこいいか。

中央大学の名を背負い、Aチームとして試合に挑む同期の背中がどれだけかっこいいか。

 

 

 

私はこれに気付けず、4年間を終えようとしている。

 

 

 

しかし、そんな私でも、Companyのリーダーとして慕ってくれる仲間がいる。応援してくれる人がいる。その人たちのためにも「Bリーグ優勝」を果たしたい。4年間で蓄えすぎた力を最後に全て出し切る。愛する仲間たちと、少しでも長くラクロスを続けるために。

 

 

 

6年ぶりのBリーグFinal4進出。相手は立教。中立戦の借りを返そう。勝って関西に行こう。優勝して「’25 Company」の名を残そう。

 

 

 

さあ、やろう。






#37 加藤慶悟
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
以下お世話になった方々へ
 
 
家族
大学生活だけに限らず、今まで好きなことをやらせてくれて、ありがとう。これから少しずつ恩返しをしていきます。
 
34期
みんな大好きだぜ、これからもよろしく。
 
Company
私について来てくれてありがとう。慶應戦に勝ったときは、ラクロス人生で一番嬉しかった。35期、36期はみんな上手いから、自信を持って。みんなが来年、再来年とTopで活躍する姿を楽しみにしています。Final4の立教戦、しっかりと準備をして臨もう。勝って大阪の淡路家を荒そう。
 
増岡悠
仲間として、ライバルとして、まっすーの存在は大きかった。ありがとう。
 
井上、坂本、淡路、松井
来年、再来年と期待しています。君達とのDFは楽しかった(ミーティング以外)。立教戦、このDFユニットでチームを勝たせよう。
 
にしなファミの皆様
末吉はアルハラをやめよう。もっくんはFinal4で待ってるぜ。先輩の皆様には大変お世話になりました。もうすぐそちらへ行きます。また集まりたいです!!
 
慈英
間違いなく今までの人生で1番包容力がある人。君、やっぱ人生2周目だね?慈英が俺らのキャプテンでよかった。ありがとう。最後まで走り抜けよう。
 
 
 
さて、次のブログは同じ苗字、同じ地元の加藤智也君です。バイク、バンド、野球、pなど多趣味すぎる彼。さまざまなポジションを経験し、デカすぎる体と責任感。思うことがないわけがない。彼はどんなブログを書くのか、乞うご期待。
部内だけにとどまらず他の部活やバイト先でも大人気の桃子から回ってきました。4年LSM抜田胤亮と申します。
みんなから「ネイマール」や「オオカミ少年」と呼ばれる私ですが、慈英に押されてテントにぶつかったときは流石に心配したのか桃子が珍しくダッシュで寄ってきてくれて安心しました。
ありがとう。全然平気でした。

 はじめに、この場をお借りして、中央大学男子ラクロス部に日頃より多大なご支援・ご声援をいただいている保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。

何を書こうか考えた時に真っ先に思い付いたのが、2年生からリーグ戦でスタメンで出場したことなのでそれについて書きたいと思います。
受験の時から現代文は大の苦手だったので拙い文章かと思いますがお付き合いください。

先に入部していたもっくんと慈英からの勧誘があって体験会に行ってみた
(あのとき2人がいなかったら、もしかしたらサッカーサークルにいたかもね)

直感で自分はセンスがあると思った

「日本一を目指せる」

その言葉に惹かれて入部

運動神経には自信があり、すぐ上手くなった

しかし新人戦は特に活躍もなく予選敗退
(フレッシュマンカップで慈英より得点できた時は本当に嬉しかった)

長いオフシーズンが明け本格的にAB分け

Bチームの欄に自分の名前があった

心が折れた
誰よりもインターミッテントで走れたのに
1on1で先輩を何回も止めたのに

それからは土のグラウンドで練習に身が入らない日々

いつも通り土グラで練習してたある日

自分自身の武器がないからBチームにいることを知った

知らされるまではただ練習をこなすだけだったがどうやったらAチームに入れるか1つ1つのメニューで明確に考えて動画見たり練習したりするようになった
自分が上手くなるのを実感し、入部した時から憧れていた哲史さんに近づいてる気がした

2年の5月
Aチームに呼ばれた
次はどうやったら自分がAチームのスタメンになれるか考えて練習してみた
動画でしか見られなかったプレーを間近で見て
ディフェンスの仕方、ウイングの動きなど考えて、実際にやってみるその繰り返し
結果リーグ戦の途中からスタメンになれた






後輩たちに伝えたいことは「試行錯誤を楽しむ」ということ

ロングの持ち方、チェックの仕方、グラボの拾い方などなんでもいい
間違っててもいい
試合で使わないような事もとりあえずやってみればいい
もしかしたら意味なんて考えずにやってみてもいいかもしれない

考えてやってみるを繰り返す

その毎日の試行錯誤が気づいたら自分を大きく成長させ、最後の最後自分を支えてくれる大きな自信になると思う

そして中央大学悲願の日本一を達成してほしい

偉そうな事言ってしまいましたが、まだ何も成し遂げてないのでせめて残り2戦勝って後輩たちに1部の舞台を残して引退しようと思います

34期、底力を見せてやろう






まとまりのない文章に付き合っていただきありがとうございました。
感謝コーナーです

家族へ
中学から大学まで遠いところも応援に来てくれてありがとうございます
やっとスポーツも一区切りつくので恩返ししていきます


34期へ
みんな4年間ありがとう
酒癖悪すぎる奴、クラロワ弱すぎる奴、夜飯ベビースターだけの奴、車でエミネム流したら発狂する奴など、ここまで個性豊かなチームは初めてでとても楽しかった
引退しても定期的に集まろうね


慈英へ
慈英がキャプテンで本当に良かったと心から思ってる
キャプテンでエースで日本代表の慈英までボール持って行くから絶対決めてね
1回ぐらいはシュート撃たせて


哲史さんへ
哲史さんが引退してから長文を頂いて、自分なりに努力して参りました
14番は11番や55番ぐらい大きい番号になりましたでしょうか、?
14の方が大きくなりましたよね!ありがとうございます!


’25ディフェンス陣へ
頼もしい後輩が多くて来年は特に心配してないよ
みんな怪我がちだから身体のケアは怠らないように
4失点だと勝てなさそうだから無失点目標に残り頑張ろう


‘25オフェンス陣へ
そろそろビッグクォーター欲しいです
さもないと大雅も俺もそろそろ限界なのでシュート撃ちに行きます
八幡、わかるよ期待してるよ


次は中横ーずの1人加藤智也くんです!
なんと彼は初代タン、、、、いや何でもありません。彼はBチームキャプテン、フィジカルリーダー、副将と数々の役職を与えられ、AT、OMF、SSDMと様々なポジションを渡り歩いてきました。
そんな彼がどんなブログを書くか楽しみですね!!
乞うご期待!
部活に代表活動にバイトにプライベート、全てのことをきちんとこなすもっくんから回ってきました。切実に時間の使い方を学びたいです。
もっくんがプレーする姿を今見れていることが嬉しいです、topのBOXでASとして、Bリーグでプレイヤーとして、輝くもっくんにも是非ご注目ください!


はじめに、保護者・OB OGの皆様、関係者の皆様、日頃よりご支援・ご声援誠にありがとうございます。4年間の部活動生活を通して部内のみならず学内・学外たくさんの方々の支えがあって活動できていることを肌で感じてきました。この場をお借りして感謝申し上げるとともに、今後も変わらぬご支援・ご声援を何卒よろしくお願い致します。


自分の考えていることを言葉にすることがあまり得意ではありませんが、このラストブログでは、自分の想いを拙いなりにも残せればと思います。



ラクロス部での生活は、今までの人生の中で間違いなく、心を揺さぶられ続けた4年間。


3年前の春、ラクロス部に入部し、MGとTRで迷った結果、役職の人数比とテーピング楽しそう!を理由にTRを選んだ。あの時の選択が違ったら今のチームの実態も全然違ったと思うと感慨深い。


3年生まで、頼もしい先輩TRのもとで、たくさんのことを学び、思い切り好きなようにやらせてもらった。4年生になり、責任ある立場になってから、先輩の偉大さを改めて実感した。部内で飛び交う厳しい声を痛いほど耳にして、それが向き合わなければならないものでもあったから、正直苦しい瞬間も多々あった。

グラウンドでは、キツいトレーニング、自分はやらないのに仕切ったり、もっと出来ると追い込んだり、ちゃんとやっていないと判断したらやり直しさせた。選手からしたら融通の効かない面倒なTRだったかもしれない。自分の役目だと思って不器用なりにも心を鬼にして言い続けた。選手の納得いかない顔は家に帰っても思い出すし、もっと違う言い方したらよかったなって後悔した日もあった。


それでも、スタッフとしてTRとして、このラクロス部で嬉しい瞬間も多く経験した。

試合でみんなが活躍して勝利をつかむ瞬間は言うまでもなく嬉しいし、単純だけど「今日のテーピング良かった」、「試合は桃子に巻いてほしい」と言ってもらえたとき、自分の手が選手の力の一部になれている、少しでも安心を作れる存在になれたと実感できるその瞬間は誇りであり、前を向く原動力になった。

また、それと同じくらいに、大きな怪我を乗り越える選手、一つひとつの練習メニューやラントレ、筋トレを100%で必死に頑張る選手、自分のケアを怠らない選手、チームのために悩む選手、最善を考えるスタッフ――あげるとキリがないくらい、TRとして、幹部として、そうした多くの努力の姿を近くで見ていたら、下を向いてもいられない!と自分を奮い立たせることができた。

もっくんが素敵な紹介文でグラウンドではいつも笑顔でいると言ってくれましたが、笑顔でいれたのは間違いなくそんな仲間の存在があったからです。チームを支える立場であるはずが、私自身も様々な人に支えられた。


頑張っていれば絶対に誰かが見てくれている。それがどんな小さなものでも。だからこれを読んでくれてる後輩のみんな、どんなに辛いことがあっても自分で頑張ったと誇れる何かがあるのなら、諦めないで立ち上がって欲しいです!



そして今、もう1つ強く抱く想いは、


このチームで勝ちたい。


Final4への道は閉ざされましたが、中央大学の名を背負う私たちには、これから向き合うべき2戦が残っている。フィールドの中でポゼッションを取り、点を決めて、ゴールを守れるのは選手だけ。信じています。

でも、
私にも出来ること、やるべきこと、残さなきゃいけないものがある。一人ひとりと向き合い、たくさんテーピングを巻き、良いBOXをつくります。


想いをこめて。


#TR 悦喜桃子
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感謝を伝えたい人へ

家族、特にお母さん
この4年間部活を続ける環境を作り続けてくれてありがとう。たくさんお世話してもらったのでこれからは少しずつ恩返しできるよう頑張るね

高橋さん
中央大学ラクロス部に入部して、人としてのあり方を学び、確実に成長することができました。未熟な私たちを見捨てず側でいつも見守り、時には道を作ってくださりありがとうございました。

新子さん
大人の偉大さ、優しさを存分に注いでくださり、ありがとうございます。いつも気にかけて声をかけ、助けてくださったおかげで、たくさんの壁を乗り越えることができました。笑ってしまう癖はなかなか治りませんが、必要な場面でのみ出るよう、気をつけます。

植村さん
何も知らないところから色々な知識を教えてくださりありがとうございます。知識だけでなく、チームのTRとして、大切な考え方も学びました。このチームでTRとしての辛さ、喜びをたくさん経験することができました。TRになって良かったです。

33スタッフ
同期が少ないから練習や合宿帯同で1人になる機会があってもいつも桃子~って呼んでもらえて、寂しさを感じなかったです。たくさんの教えてもらったことが本当に力になりました。
春佳さん、理絵さんは特に、引退後も気にかけてくださって、ご飯いってくれたり、応援来てくれたり、落ち込んだ時も前を向く力になりました。大好きです泣

37スタッフ
これからの4年間、嬉しいことと同じくらい、悩むことにもぶつかるかもしれない。でも、どんな時でも最後に救ってくれるのは仲間と今までの自分の積み重ねです。みんなの可能性は羨ましいくらいに無限大!!

36スタッフ
36期は選手もだけど、本当にみんな素直で、元気で、可愛くて仕方がない!ニコニコしながら桃子さんって来てくれるみんなと練習のたびに話せるのが大きな癒しになってました。ありがとう。持ち前の明るさと優しさ、熱量でこれからもどんどん挑戦していってね!

35MG
4人には本当にお世話になりっぱなし!34にMGがいないという重圧の中、日々の練習から試合、スタッフ全体のことまで、たくさんのことに気づいて、サポートしてくれて本当にありがとう。みんながいなかったら確実にここまでやって来れていないです。一人ひとりに強みがあって補完し合う、責任感の強いみんなは確実に良いスタッフ組織を作って、チームを支える基盤になると思います。
みんなのテキパキmw も、ハキハキビデオも大好きだよー!
(モノレール中大24分着1両目、私の引退後は誰か乗って結菜を起こしてあげてください、心配はそれだけです笑)

碧渚
代で1人しかTRがいないことは、本当に不安と責任を感じると思います。でも、それを普段は周りには見せずにやるべきことをちゃんとやる。いつも笑顔で明るい碧渚はきっとみんなの安心と希望になると思います。大丈夫、碧渚ならどんな壁でも超えられる!

後輩スタッフたち、辛い事、悩み事がもし出てきて、もーむり!ってなったら、いつでも呼んでください。一人ひとり、みんなのいいところ、努力してるところを山ほど知ってるので必ず力になります。(もちろん会いたいとかでもいいよ^_^

34期
4年間ありがとう。本当に個性豊かで、この4年間で喜怒哀楽じゃ表しきれないたくさんのことがあったね。どのカテゴリも最後まで全力で走り抜けよう!

ゆあんちゃん
ゆあんちゃんと過ごした2年間もとっても濃かった。ビッグなサンキュー!
久しぶりに会いたいよ~、試合きてね!!

俊介、一瀬、玉ちゃん
さりげなくしてくれる俊介のフォロー、底抜けな一瀬の明るさと玉ちゃんの等身大おふざけトーク。この3人からは何度も元気をもらったよ、ありがとう。話すと元気が出る!本人たちは自覚ないかもだけどね笑

智也
アップやダウン、ボール探し等みんなが面倒くさがる選手への声掛け、細かいことでもしっかりやってくれる智也は本当に頼りになる男!!今シーズンは特に、お世話になりました。引退したらフィジ飲みしようね。

慈英
私の21年ちょっとの人生で出会った中で1番、色が豊かな人。背負ってるものが多いけれど、ほんの少しは肩を貸せているでしょうか。いつもありがとう。なんか結構言ってる気もするけど、残りの感謝は全部が終わってから、欲しがり慈英も、もういいよ~ってなるくらい伝えます。頑張ろうね。

どんちゃん
時に姉のように心強く引っ張ってくれて、時に他愛もない話で何時間も笑って過ごしたり、時には辛い現実にも向き合ったね。最近は胃の中身まで一緒な、全部を話した、言葉では表せない、貴重な存在です。最後は笑って。
この4年間を語り尽くすにはオールナイトじゃたりないよ^_^

その他にも、
選手スタッフ関係なくたくさん可愛がってくださった先輩方、背中を押してくれた後輩たち、ラクロス部の大量の書類を処理したり、要望を聞いてくださる学友会の方々、お忙しい中試合に来てくださる布施さんや中スポ、ラクロス部を応援してくださる全ての方に出会えたおかげで今の私がいます。本当にありがとうございます。

1人でも多くの方に恩返しができるよう、残りの日々を精一杯過ごします。


次は、色んな意味で伝説のロングを目指す抜田くんです。彼のプレーと整ったお顔は多くの人を魅了してしまうようで、最近は特に忙しいみたいです。爽やかな笑顔の奥にどんな想いを秘めているのか気になります。お楽しみに!
私のクロスでしか点が取れない俊介から回ってきました。4年の木村元紀です。

彼は私が怪我をし、部活を休部する期間に一番に私に声をかけ、パスタを奢ってくれました。あの時の彼の誘いがなかったら私は今もBANDITSにはいなかったかもしれません。あの時のカルボナーラの味は今でも忘れません。ありがとう。
(でも今年のリーグ戦ではまだ点を取れてないので、そろそろクロスとメッジ、アパレルは返してもらいたいなぁ。)

前置きが長くなりましたが、この場をお借りして、日頃より中央大学男子ラクロス部に多大なご支援・ご声援をいただいている保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。
リーグ戦も残り2戦です。今後も手厚いサポートをよろしくお願いいたします。

あっという間に自分の番まで回ってきて、非常に焦っております。長く拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけると幸いです。



「なんでこの部活に所属しているのだろう」
この4年間この問いに私は何度も向き合ってきた。


そんな私の4年間を振り返りたいと思う。

入学式の日、たまたま部室棟の窓ガラスに貼ってあったラクロス部のチラシを見て、体験会に足を運んだ。ただただラクロスが楽しく、そして自然と「日本一」という言葉に惹かれた。どこのサークルにも行かず、体験会のその日に入部届を出した。

自分は34期でも上手な方だった。試合でも点を取っていたし、うりぼうキャンプでも優秀選手に選出され、確かに自信はあった。

しかし、突きつけられる現実はそんなに甘くない。

サマー、ウィンターでは決勝リーグに進むこともなく、個人としてもユース練に呼ばれることはなかった。




2年生に上がり、レッドホワイト体制で先輩達との練習が始まった。挫折する奴や練習に行きたくない奴、辞めていった奴など悩んでいた同期を多く見てきた。練習メニューは地味だったが、私はどんどん上手くなる自分にワクワクしていた。練習が楽しかった。



だが、私のラクロス人生の悲劇はここから始まった。



2023/4/30明中戦、右大腿二頭筋断裂。

長い怪我人生活の始まりだ。
同期はAチームで活躍している中、自分はラグビー場の端っこでただ見てただけ。

"いつまでサボってるの?"
先輩、同期に言われる毎日。メンタルはボロボロだった。

「なんでこの部活に所属しているのだろう」と初めて考えさせられた。

でも諦めたくなかった。毎日壁と向き合った。
怪我する前よりも強くなる。植村さんに相談しながらリハビリを続けた。強くなってチームを勝たせる。そんな選手を目指した。

そしてALL OUTシーズンは、ほぼ試合に出ることなく、シーズンを終えた。とにかく悔しかった。


オフシーズンに入り、ジム班で一緒だったゴリさんとねぎたいさんと飲む機会が増えた。

"来年のエースはもっくんだ"
お世辞だとは思うが、当時の主将のゴリさんにふと言われた。このチームでの存在意義をくれたような気がして、嬉しかった。

対外試合や他大学との合同練でも確かな手応えはあった。
怪我する前よりも確実に強くなっていた自分がいた。
自信しかなかった。


しかし、悲劇は再び起きた。


2024/1/21練習中、中心性頚椎損傷。

"選手として復帰するのは難しいかもしれない"

医者からの言葉は今でも脳裏に焼き付いている。

手指の痺れが止まらない。めまいがする毎日。
視界がぼやける日もあった。
それ以上に選手としての自分の未来が見えなくなることが一番苦しかった。


「なんでこの部活に所属しているのだろう」
再び自分にこの問いが突き刺さる。


選手ではない自分はこのチームに必要なのか。


約半年間の休部期間。リハビリを続ける毎日。
諦めたくない。いつか復帰できるその時まで頑張ってやろうと。選手として復帰できることを願った。

でもこの期間は色んな人に救われた。

俊介
怪我をして1番に連絡をしてくれて、ご飯に誘ってくれた。

新子さん
"選手でなくても他の役割で勝利に貢献できる。力を貸して欲しい"と私にチームでの居場所を与えてくれた。

植村さん
日本代表活動に誘ってくれて、日本最高峰のラクロスを目の前にさらにラクロスを好きにさせてくれた。

ゴリさん、ねぎたいさん、滉士郎
怪我をした自分を何度も飲みに誘ってくれて、元気づけてくれた。

この人たちだけじゃない。他にもたくさんの人に助けられた。




体が回復し約半年間の休部を経て、選手からASに転向した。無知なことだらけで、たくさんの人に迷惑をかけた。女性社会のスタッフ組織に無能な自分は正直不必要で、邪魔者だったかもしれない。でも自分なりに苦手なパソコンの知識をつけたり、他大のやり方を真似したり、出来ることは全部やった。

そして今年は、
ASの取ったデータで、作ったスカ資料で、
少しでもチームの勝利に貢献できるように。
ASリーダーとして、AS組織を確立していった。



「なんでこの部活に所属しているのだろう」


今ならこの問いに答えられる。
"体験会のラクロスが楽しかったから?"
"スポーツを大学でも続けたいから?"
"サークルがつまらなかったから?"

初めはそうだったかもしれない。でも今は違う。BANDITS史上初の「日本一」を達成したいからだ。それだけ。これが私の4年間の『答え』だ。


しかし、TOPリーグも残り2試合。Final4の可能性は途絶えたが、残りの2戦に勝って、後輩達を1部の舞台に残して引退しよう。

34やるしかないよ。出し切ろう。

そして、この1部の舞台で後輩たちが「日本一」を達成してくれるのを信じてます。


追記
長々と書いてしまったので選手復帰に関してのエピソードは短めにします。2ヶ月前選手を諦めきれなかった自分に奇跡が起きた。怪我が治ったのだ。諦めずにリハビリ、筋トレを続けてきて良かった。突如復帰した自分を暖かく迎入れてくれたCOMPANY OFのみんな本当にありがとう。Bリーグで必ず日本一を獲ろう。礒井を胴上げしよう。




#13/AS 木村元紀 
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最後にお世話になった方への感謝を書かせていただきます。

両親
この4年間多くの心配をかけてごめんなさい。合宿費や防具代など色々支払ってくれてありがとうございました。社会人になったら少しずつ恩返しします。最後まで応援よろしく。

高橋さん
怪我をしていた期間中も、復帰後も私のことを心配していただき本当にありがとうございました。この4年間高橋さんにはラクロス以前に人として大切にすべき姿勢や考え方を学ばせていただきました。中央大学ラクロス部に入部して、心から良かったと感じています。

新子さん
新子さんはあまり覚えていないかもしれないが、あの時の電話に私はとても救われました。自分がプレーヤーの時からスタッフとなった現在まで、気にかけてくださって本当にありがとうございました。何気に新子さんとラクロスの話をする時間が1番楽しかったです。今後ともよろしくお願いします!

植村さん
2度の大きな怪我のリハビリから日本代表活動の誘いまで、植村さんには本当に感謝してもしきれません。日本最高峰で世界を相手にプレーする人々のラクロスへの想いに触れ、ラクロスがより一層好きになることができました。社会人でまたお世話になるかもしれません。その時はよろしくお願いします!

慈英
おそらく今シーズンは1番じえいのプレーを側で見てきました。日本代表にチャレンジする姿、主将としてチームをまとめる姿。本当に頼れるキャプテンになったなと思っています。
残り2戦でも大量得点期待してます。最後まで主将の意地をみせてくれ。

俊介
一体いつ点を決めるんだい?
そろそろ決めないと昨シーズンからのレンタル代取ります。
でも俊介には本当に感謝してます。「生パスタ専門店 麦と卵 新宿西口店」は忘れません。チェーン店だけどあの日に食べたパスタは人生のトップ3に入るくらい美味しかったです。
あと古着巡り楽しみにしてます。またドタキャンしないでね。

滉士郎
同じ学部学科ゼミを4年間過ごした滉士郎は何でも話せる仲で、二郎を食べたあとに愚痴りあった日々は4年間の大学生活で1番リラックスできた瞬間だったかもしれない。ラクロスで魅せるキレキレなダッジにはいつも魅了されてます。でももっと点を取ってほしいなぁとは思うけど。
二郎遠征旅楽しみにしてるので、残り2戦勝って美味い二郎を食べに行こう。

香西
1年生の時の香西くんは多分俺のプレーに憧れていた?と勝手に思っています。LINEでアドバイスを聞いてきたのが懐かしいです。今では俺よりも遥かに上手い選手に成長してくれてとても嬉しい。来年も受け継いでくれた13番を着てくれることを期待してます。頑張ってね。

礒井とだいけい
"Bリーグで復帰して、力になって欲しい"と2人の誘いがなければ選手として復帰しようと考えてませんでした。再び選手としての希望を与えてくれてありがとう。2人の期待に応えられるように。微力ではあるが、Final4で力になれるよう頑張ります。それまでえーきはシュー練に付き合ってくれよな。

AS
シーズン初めからたくさんのMTGに付き合わせて申し訳なかったです。結局できなかったことも多くて悔しいです。来年は今年確立したものをさらにブラッシュアップして、日本一のAS組織を作りあげてください。
また力になれることがあればいつでも頼ってください!

ファミリーG
社会人になっても飲みに誘ってくれる先輩、生意気な後輩、酒強同期と酒弱同期の2人。このファミリーで本当に良かったです。
コーチとしてのあゆむさんにもお世話になりました。坊主楽しみにしてます!
小倉くんは四ツ谷壁当てクラブ部長に任命します。頑張ってくれ。



これにて私のブログは終わります。長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次は先輩後輩から人気者の桃子です。彼女も今シーズン、幹部の一員としてとても苦悩した1人だと思います。それでもグラウンドではいつも笑顔でいる彼女の姿に救われた選手も少なくないでしょう。彼女の笑顔の裏にどのような想いが綴られるのか乞うご期待を!

メンタルの強さがチームNo.1の翠子からバトンを受け取りました。4年ATの伊東俊介と申します。


数少ない同期スタッフの一員として、非常に大切な存在ですが、彼女の七転び八起きの精神にはいつも驚かされます。
同じくお酒が弱い者同士ですが、彼女は飲めないのに飲ませてくるのでそこは勘弁してほしいところです。また私はいつもじえいくんと一緒にいるとの紹介をいただきましたが、彼が勝手に私に付いてきているだけなので、その点だけご承知おきください。



はじめに、この場をお借りして、日頃より中央大学男子ラクロス部に多大なご支援・ご声援をいただいている保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。
4年目となった今、この環境の有難みをより一層感じています。最後まで全力で戦って参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




中大ラクロス部で4年目を迎えた今、思うことを素直に綴らせていただきます。


『自信』



大学でもスポーツに打ち込みたい。12年間の野球人生に終わりを告げ、ラクロス部の門を叩いた。
自由にフィールドを走れる楽しさ、シュートや1on1などのスピード感に惹かれ、気づけばラクロスの沼にどっぷり浸かっていた。


2年生の頃からTOPチームに帯同させてもらって、先輩からは沢山のことを吸収した。リーグ戦で点を取って、32期の先輩に恩を返したかったが、それが叶わなかったことが唯一の心残りだ。


3年生ではたくさん試合に出させてもらって、リーグ戦では泥臭く3点取った。一橋戦のEMOの得点はこれまでの得点で特に印象に残っている。先輩からの期待に少し応えられた気がした。


ずっと上手い先輩たちを追いかけていた。「こうすればこうなるのか」と先輩のプレーを真似し、動画を繰り返し見て研究する日々。そのラクロス生活は本当に楽しく、そして徐々に自信を付けていった。


去年の10月頃、33期が引退して自分たちが最上級学年になるタイミングで、幹部を決めた。私はオフェンスリーダーとなった。

憧れだった。自分が見てきた直接見てきた先輩だと芳野さん、テルさん、増岡さん。そこに名を連ねると考えるとワクワクした。同時に「強いチームを作る」と決意した。


甘かった。


人の上に立つこと。組織を導くということ。


冬期間の練習は、夏期間に比べて地味だ。なかなか練習は盛り上がりにくい。そして、自分のことばかりに集中していた去年までとは訳が違う。ひとつひとつの行動に大きな責任が伴っている。オフェンスリーダーは練習メニューを作成して、メンバーを選んでカテゴリーを分ければ終わりという訳ではない。


リーダーとなった自分の行動を周りはよく見ている。私はチームメイトの信頼に足るリーダーにはなれなかった。


「このメニュー意味ある?」
「違うことした方が良くない?」


こんな声は何度も聞いた。


毎晩幹部でどんな練習をするかは相談していたし、自分なりにもチームがいい方向に進むように考えていたつもりだったが、それを自信を持って遂行しきれなかった。
文字通り、リーダーであるならばチームを引っ張らなくてはいけない。ただ、自分に自信がなくなっていることも気付いていた。3月頃にオフェンスリーダーの役職は主将に譲った。


悔しかった。


これまでラクロスには真面目に向き合ってきたつもりだった。他のメンバーよりラクロスに対しては真面目に取り組んでいて、ラクロスのことを知っていると思っていた。
だからこそ、この役職は自分にしか務まらないと本気で思っていた。
しかし、判断軸は自分ではなくチームでなくてはいけない。
チームが強くなるためにエゴを押し通すことは許されない。


でも腐る訳にはいかなかった。「勝ちたい」という思いは変わることはないし、自分たちで決めた学生日本一という目標を達成することが第一だ。


役職を降りてからはじえいのカリスマ性に関心しつつ、少し自分のことにフォーカスした。自分のプレーを研究するのはやはり楽しかった。得意ではなかった1on1に苦手意識はなくなったし、ランシューもちょっと上手くなったと思う。

そして滉士郎や孝晟と一緒にオフェンスユニットを作り上げていこうという意識も芽生えた。

それからオフェンス4人で話すことが増え、真剣な話から取るに足らない話まで共有してきた。今では賢信を加えて5人。この時間は価値のある時間だったと思うし、沢山点を取ってそれを証明したい。


そして現在までより良いオフェンスになるようにと、メニュー間の集まりでの発信やフィードバック、振り返りの書き込みなど、自分が価値を発揮できるところには責任を持ってやってきたつもりだ。どこからか湧き出てくるじえいには負けたくないといった感情も原動力の一つかもしれない。






次第に周りを見れるようになってきた。自分たちに付いてきてくれる後輩や全力でサポートしてくれる監督、コーチ。カテゴリーは別でもラクロス頑張ってる同期やプレイヤーの道を引退して、育成に専念している3人。


オフェンスリーダーは同期から任された役職だっただけにプライドはあったが、そんなものはある意味どうでも良くなった。それ以上にチームのために戦う義務がある。


脳震盪で倒れたときに寄り添ってくれるようなヤンチャだが優しくて頼もしいオフェンスユニットの後輩たち。苦楽を共にしてきた同期オフェンス。



自信がある。



春より格段に大きな自信が今はある。


怪我で居なくなりがちな主将を中心に、新子さんと二人三脚で積み重ねてきた自分たちのオフェンス。きっと上手くいく。


明日の獨協戦、等身大でぶつかろう。


ここから3連勝、やってみせよう。



#1 伊東俊介
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少しお世話になった方への感謝を書かせていただきます。


両親
学生時代はずっとスポーツに打ち込んできましたが、丈夫な身体に育てていただき感謝しています。スポーツからは沢山学ぶことがありました。
何十年先でもゴルフ行きましょう。ずっと元気でいてください。

高橋さん
 「中央大学ラクロス部」としての自覚や組織に所属するということ、組織を代表する人間であることなど、ラクロス以前の人間として大切な部分を沢山学ばせていただきました。本当に感謝しています。


新子さん
新子さんと共にオフェンスを作り上げる過程は非常に楽しくもあり、自らが成長する機会の連続でした。これだけの熱量を注いでいただき、それに応えたいという思いで最後まで走り切ります。今後ともよろしくお願いします!

増岡さん
増岡さんの偉大さを痛感する日々です。3年生の頃は沢山のことを教えていただき、今に活きています。背番号1の活躍もう少し待っててください。

じえい
この4年間は君なしでは語れません。入部当初から負けたくないと思ってましたが、なかなか追いつけません。でもやっぱりラクロスでは負けたくない。ここから得点巻き返します。真面目な話をしましたが、オフでも思い出が尽きません。色々なところに遊びに連れて行ってあげました。クリスマスイブを2人で過ごしたくらいなので、じえいくんの生活も私なしには語れないでしょう。終には手首にお揃いの傷を追うことになってしまうかもしれません。正直気持ち悪いですが、運命ですね。

こうしろう
ずっと最高の仲間であり最高のライバルだと思ってます。何回こうしろうの1on1を見て真似したかは分かりません。そんなこうしろうとも練習外の思い出が沢山あります。カメラロールにはこうしろうがいっぱい居てたまに見返して一人で笑ってます。2年生ではこうしろうが点取って、3年生では私が点取ってます。白黒つけましょう。

こうせい
ひたむきにラクロスに向き合い、量を積み重ね続ける姿勢に、最大限のリスペクトを持っています。やろうと決めたことはやり通す強さこそが、クリのシュートにつながってると本気で思ってます。クリとは6on6の中で意思疎通できることが多いし、一緒にプレーしてて楽しい。いいパス沢山供給するから沢山決めてください。

賢信
大怪我乗り越えてラストシーズン一緒にATやれて本当に嬉しい。入部当初の「なんなんだこいつは」という感情は今でもたまに抱くことがあるけど、ラクロスには一生懸命で信頼してます。Aリーグでもゴール決めて、品のあるパフォーマンスをお願いします。あとジム履きは綺麗に使うように。

一瀬
ポジションリーダーの悩みを語り合ってたらどちらもその座からは降りてましたね。でもチームの核を担っていることに変わりはありません。不器用でいつも変なこと言ってるけど、一瀬の明るさは沈んだ心を救ってくれてました(たまにイライラするけど)。オフ前に温泉行って快活行ってラーメン食べてという黄金ルートは永遠に続けていたいものです。まだまだ沢山遊ぼう!

礒井
似たような部分が多いと最近感じます。それはラクロスのプレーでも私生活でも。とにかく礒井とフラっといく古着屋巡りは一生忘れないでしょう。これからも沢山行こう。一瀬もいつも言ってるけど、礒井といるとなぜか元気が出てくる。その不思議なパワーは確実に魅力の1つです。はやくキャンプね。

かともくん
なぜか私にだけ厳しいかともくん。普段は怖そうな見た目してるのに、私にだけ見せてくるかまちょな一面。嫌いじゃないヨ。

TRの2人
数々の山を乗り越えてここまで支えてくれてありがとう。最後の最後で怪我人グルが活発に動き、テーピンググループにも入ってしまいました。最後まで走り切れるようにあとちょっとだけよろしく!

後輩オフェンスたち

じゅんや
小さい身体を100%使うダイナミックなラクロスは俺にはできません。いつも沢山走ってくれてありがとね。チビーズで試合勝たせよう。

隼人
日によって波がありすぎるんだよね。上振れ引いたらエースのポテンシャルあるんだから、愚直にやり続けるだけだ。期待してる!

こたろう
足遅いのにGB頑張るこたろうが大好きです。上手くいかないことがあっても、そこから逃げないこたろうなら乗り越えられる。頑張れ!

小倉
いいプレーLINEで送ってくるのに返信したら未読無視。ありえない後輩です。いいもの持ってるんだから調子に乗らないこと!

八幡
こんなに成長するとは思わなかったよ。同じATとして非常に生意気な事ばっか言ってくるけど、先輩のことが本当に好きなんだね。今シーズンまだまだよろしく頼むゾ。

晴一
シュート決めてニコニコしてる晴一は本当に可愛いです。決めるチャンスは出てくると思うからその時はゴールに突き刺してくれ!



これにて私のブログは終わります。拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

次はもっくんです!実は私はもっくんのクロスを借りることが多く、リーグ戦ではそのクロスでしか点を取ったことがありません。現在はASとプレイヤーの二刀流のハイスペック君です。どのようなブログを書いてくれるのか、乞うご期待!!
なぜか先輩・後輩スタッフとは仲が良い河原くんから回ってきました。4年TRの中井翠子です。

おそらくフォルムのせいで女性陣の警戒心を解いてしまうのでしょう。
どちらかというと全部口から出てしまうタイプなので、何を考えているかわからないと思われているのは心外でした。

はじめに、この場を借りて、平素から中央大学ラクロス部に多大なご支援・ご声援をいただいている保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。
特に今年度はYouTube配信における多くのご視聴や合宿での多くの差し入れをいただき、より目に見える形で皆様の応援を感じることができました。本当にありがとうございます。

バイト終わりに先輩方のブログを泣きながら読んで帰っていたことが鮮明に思い出せるのでまだ引退の実感が湧きません。
レポート科目を避けて履修するほど文章を書くことが不得意なので軽く流し読んでいただけると幸いです。




いつから日本一が目標になったのか考えることがある。

この部活に入部したきっかけは本当に軽い気持ちで、楽しそうだったから、だったと思う。

惹かれた言葉に「日本一」があったかもしれないがそれを目標にして入部したわけではなかった。

その言葉の重みもわからないままに部活を続け、いつからか当たり前のように日本一を意識するようになった。

最初から目標を意識していた人と比べて、この部活にふさわしくない態度や姿勢や失敗も、とても多かったように思う。
数々の失敗を思い出すと今でも心臓が握られる感覚がするし、動悸もする。


高校時代に運動部に所属しなかった私はいわゆる体育会系の考え方が理解できずにいたし、これは今現在もだが、とにかく要領が悪く、計画性もなく、不器用でスタッフ業に向いていなかった。
計画性なさすぎてこれも締め切りギリギリに出してごめん末吉くん。


そんな私がこうして引退ブログを書けるまで部活を続けられた理由を色々考えた。
当たり前に、周りの人の存在は一つの理由としてある。
こんな私を見捨てず優しい言葉も厳しい言葉もかけてくれた先輩、同期、コーチたち。
楽しそうにひたむきに頑張っている後輩たち。
 
でも、1番の理由は、自分がやりたいからだ。

日本一を目指すために何が必要か、自分はチームのためにいらないのではないか。
たくさん考えた。この部活に入ってから自分の短所とばかり向き合った。自分で長所だと思っていたことも、ここでは短所だった。
4年生になってから自分が積み上げてきたものの希薄さと向き合うのは辛かったし自分を信じられなくなった。自分の思いを話すのが怖くなった。

チームのために自分の存在が必要か自信がない中で、自分がこのチームのために働き続けたいという思いは自信を持って言えた。
チームのために様々な選択をした人がいる中でこの選択は自分勝手なものだ。
スタッフの仕事をしていると、プレイヤーのためを考えて働いていながらも、ひどいアップやトレーニングが一向に変わらないのを感じたり、試合中にできることの少なさを感じたりして無力感を感じ、存在意義がわからなくなることがある。
前者の場合、プレイヤーを責めたくなってしまうがそれは押し付けなのだと思う。
プレイヤーのためと考える気持ちも結局は私のエゴだったのかもしれない。



自分の気持ちを優先した結果、私はまだここにいる。
一般的に見ると、これは正解ではないのかもしれない。
それでも、私はこのチームの日本一になるという目標に貢献するためにここにいる。
最後までその覚悟を持ち、引退するその時までチームの一員でありたい。



お世話になった方々へ

監督・コーチ陣

こんなにも熱意のある方々に囲まれてラクロスに打ち込むことができて本当に幸せだと感じています。これからもどうかよろしくお願いいたします。


両親(主に母)

何不自由なく部活を続けられました。本当にありがとう。どんなに嫌なことがあっても肯定してくれて、話をきいてくれる安心があったから続けられたよ。34期の名前はもう完璧だよね。配信これからも見てね。
まずは無事に卒業します。


ゆあんちゃん

ゆあんちゃんが引退してしまってからゆあんちゃんの偉大さを思い知る日々でした。
やっぱり仏だと思います。私にもゆあんちゃんの心の広さが少しでもあればなって思ってます。34期として入部してくれてありがとう。試合絶対みにきてねー!


35期スタッフ

みんな芯があって行動していて本当に頼りにしています。来年が今から楽しみ!
本当に頼りない先輩で申し訳ないこともたくさんあったけど来年は自分たちの思う通りに行動できてやりやすさがあると思うのでやろうと思ったことは後悔ないよう挑戦してね!同期間でお互いに厳しく言い合えるのもすごく強みでなかなかできることじゃないと思う。最後は同期が1番の味方でいてあげてね



36期スタッフ

ほんとにみんないい子たちでこれまで誰1人欠けることなく続けてくれてまずはありがとう。
もっとみんなと一緒に部活やりたかったなあとそれだけが無念です。これまで特にスタッフ間でもプレイヤーとも揉め事もなくきているし大丈夫だと思うけどもし何かあれば揉め事は34期に相談してね^_^


37期スタッフ

入部してからサマー終わるまであっという間で、備品、ビデオアップとやることが多かったり先輩からたくさん色々言われたり大変なことが多かったと思う。私もやだなって思うことが多かったけどまずは先輩に従ってみてその気持ちを忘れずに上級生になってどんどん部活を良くしてくれるとうれしい!これからも一年練の楽しさを忘れずに部活を頑張ってほしいです!


34期

色んな人がいて毎日楽しかったです。
ウィンターブログではみんなかわいいとか書いたような気もするけどもうあまりかわいいとは思えないです。
Bリーグもリーグ戦も34期が活躍するのを期待しています!


じえい

最初は変だと思ってたけどなんか違う方向に変だった!
じえいが主将で本当に良かった。繊細なのにみんなの意見をきいてくれてありがとう。23歳の誕生日をずぶずぶの顔とのミーティングで迎えさせてしまったのがとても心残りです。
最後まで無事に試合出て、今が一番楽しいと思えますように!


桃子

やっぱり逆に書くことが難しいです!
桃子には全部を話しすぎてて友達でも家族でもない変な感じ。
現在進行形で伝えたい謝罪も感謝もたくさんあるので無事引退した暁にオールナイトで一方的に語るね。



私の次は、お酒弱い仲間の伊東俊介くんです。
彼はだいたいじえいくんと一緒にいるか電話しているかしています。数少ない34期の真面目な努力家枠なのでどんなことを語ってくれるか楽しみです!
お世話になっております。
小野君から紹介頂きました、4年Gの河原立です。
 
小野君は本当に不思議な人で、彼の言動には驚かされることも多いです。そんな彼もフィールド内では本当に頼もしく、ssdmとしてDFを支えてくれています。残りのリーグ戦でも、チームを引っ張ってくれると信じています。
 
はじめに、この場をお借りして、中央大学ラクロス部に日頃より多大なご支援・ご声援を頂いている保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
 
拙い文章ではありますが、ぜひ最後まで読んで頂けると幸いです。
 
今までのラクロス人生を振り返ると、なんだかんだ言って恵まれてきたと思います。
 
高校には偶然にもラクロス部が存在し、当時はGではなくロングとしてラクロスに励んでおりました。当時から大学ラクロスには強い憧れを抱いており、2020年に駒沢第一競技場で見た中央大学と早稲田大学の試合は今でもよく覚えています。
 
縁あって中央大学に入学後は、迷わずラクロス部への入部を決めました。Gが2枚必要だからという理由で何となくGを始め、悔しくもユースに選ばれることはありませんでしたが、summerとwinterでは1枚目として試合に出場しました。そして2年目、3年目と機会に恵まれて、出場時間は少なかったものの、中央大学topチームの2枚目のGとして戦いました。



 
そして迎えた4年目のラストシーズン。今まで通り、なるようになると思っていましたが、そんなことはありませんでした。これまでの何倍もの重さで降りかかってくる負けという結果。今までの自分は言ってしまえば、勝っても負けても他人事だったわけです。topチームに残れればいい。試合に出られればいい。そんな風に思ってしかラクロスをやっていなかったのだと、負けという事実に直面するたびに感じました。
 
「中央大学を背負ってゴールの前に立つ」
その覚悟が全く足りていなかった。
 
自分が後輩に伝えたいことは、
「チームを背負って戦っているか。」
ということです。
試合や練習だけでなく全ての行動が、今の中央大学ラクロス部をつくり、それが未来の中央大学ラクロス部を決める。大袈裟だと思われるかもしれませんが、自分は本気でそう思っています。プレイヤー・スタッフ関係なく全員が「自分がチームを勝たせる」と、覚悟を持って取り組んで欲しいと本気で思っています。
 




春リーグを1勝4敗で終え、現在リーグ戦も2連敗。まだ何も成し遂げられていない。このままでは終われない。
final4に進出するには、残りの3試合を勝ち抜く以外の道はありません。
自分が強い中大を取り戻す。
その覚悟で残り3試合戦って参ります。
 
次回の引退ブログは、4年TRの中井です。彼女は普段何を考えているのか全く見えない人です。不動のメンタルの裏にどのような覚悟を持っているのか、乞うご期待です。以上をもって自分のラストブログを終わらせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。
玉井裕翔からバトンを受け取りました、4年の小野晴登です。

崖っぷちな気持ちを抱えながらも、中立戦実行委員長やクリライリーダーとしてチームを引っ張ってくれている玉井、本当に頼もしい存在です。普段よくぼやいているけど、それも面白いのでぜひ続けてください(笑)。

まず初めに、この場をお借りして、御父母の皆様、OB・OGの皆様、並びに関係者の皆様に心より御礼申し上げます。日頃より中央大学男子ラクロス部の活動を温かくご支援いただき、誠にありがとうございます。

同期のブログが素晴らしい内容ばかりで、正直何を書こうか迷いました。面白いことは書けそうにないので、自分なりに4年間を振り返りながら、伝えたいことを書かせていただきます。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。



初めにラクロス部に入部したきっかけから少し振り返ってみたいと思います。

僕がラクロス部に入ったのは、今ASで活躍している仲野くんの存在が大きいです。学食で楽しそうに部の話をしている姿を見て、「なんかいいな」と思って体験会に参加しました。実際にやってみると難しかったけど楽しくて、「朝だけの活動」と聞いていたので運動不足解消になれば、くらいの軽い気持ちで入部を決めました。

ただ、実際には朝練だけでなく夕方はジムもあり、硬い棒で押されたり叩かれたり、シュートが体に飛んできたりと「思ってたのと違う!」の連続でした(笑)。それでも点を決めたり相手を止めたりするのが楽しくて、気づけば続けていました。

私のラクロス人生の中で転機となったのは大学2年生のシーズンです。
最初はロングを持っていましたが、当時のDFリーダー仁科さんに「一度ショートを持ってみないか」と言われ、その後すぐにAチームに参加することになりました。もちろん嬉しかったのですが、技術も戦術理解も追いつかず、失点に絡んだりミスを連発したりで本当に苦しかったです。それでも動画を見たり壁当てをしたりして必死に食らいつきました。輝さんに「パスキャ上手くなったね」と言われたときは、努力が報われた気がして嬉しかったです。最終的に怪我もありBチームに落ちましたが、この経験がなければ今の自分はなかったと思います。厳しく指導してくださった先輩方には本当に感謝しています。

怪我を治してBチームで復帰してからは、SSDMは怪我をしやすい自分には合っていないと思い、再びロングを持ちました。その時はのびのびと失敗を恐れず、たくさんのチャレンジを重ねながらラクロスを楽しむことができました。
萎縮しながら必死に食らいついた経験と、失敗を恐れず挑戦した経験。その両方があったからこそ、大きな怪我をしても続けられるくらいラクロスを好きになれたのだと思います。


前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
私が伝えたいことはひとつ「たくさん考えて挑戦し、失敗を楽しんでほしい」ということです。

この4年間を振り返ると、失敗を恐れて萎縮したプレーはその場は良くても楽しくもなく、成長にもつながず、失敗を恐れた時点で成長は止まるのだと思います。2年生の頃は基礎が未熟で、萎縮する環境が逆に自分にはちょうどよかったかもしれません。でも、挑戦して失敗を繰り返し、その先に成功をつかんだときが一番楽しく、一番成長を感じました。

3年生の頃を振り返ると、新しいことにほとんどチャレンジできていなかったように思います。しかし今は、日々自分のプレーの成長を感じ、これまでで一番ラクロスを楽しめています。考えて試したプレーで相手を誘導できたとき、ボールを奪えたとき、オフェンスの動きを予測して止めきれたとき、その瞬間は本当に気持ちがいいです。そして何より、挑戦してきたことが少しずつつながって成果を実感できるのが、今の大きな喜びです。

下級生にとっては挑戦が怖いこともあるでしょうし、上級生にとっては「失敗は許されない」と考える人もいるかもしれません。私自身も「今できるプレーだけで十分だ」と思って同じ道に戻ってしまったことが何度もあります。それでも模索を続ける中で、「自分にしかできないこと」に出会える瞬間がありました。その瞬間は苦しいけれど、同時にとても楽しい時間でもあります。

だからこそ、何年生になっても失敗を楽しんでほしいと思います。

もう一つ伝えたいのは「怪我との付き合い方」です。
小さな怪我でも放置すると取り返しのつかないことになります。怪我はラクロスを上達する上でも、楽しむ上でも大きな壁です。悔いの残らないラクロス人生を送るために、身体のケアを大切にし、無理をして急いで復帰しないこと。これを心に留めておいてほしいです。

いよいよ今週末は明学戦です!!
ここからの4試合は本当にあっという間に過ぎていくと思います。だからこそ後悔のないよう、全てを出し切って楽しみたい。

俺が守って、
観客を沸かして、
流れを持っていきます。

ぜひ期待してください。

#2 小野晴登

長々と書いてきましたが、最後にお世話になった方々に感謝を伝えたいと思います。

両親へ
小学校からいま現在まで野球、サッカー、バスケ、ラクロスと自分のやりたいことをなにひとつ否定せず、手厚いサポート、応援ほんとうにありがとうございます。スポーツを通して、たくさんの思い出と出会いがあり、毎日楽しいです。
たくさん怪我をして、その度に心配をかけてしまってごめんね。そして、どんなときも支えてくれて本当にありがとう。
部活が終わったらありったけの恩返し、約束します。おいしそうなお店たくさん調べておいてください!!

姉へ
いつも変わらないポジティブで明るい愛奈ちゃんにいつも元気をもらっています。
いつも応援にも来てくれてありがとう!!

同期へ
同期のみんなに恵まれたお陰で、最高の大学ラクロスライフを送れたと思っています。ありがとう!そしてこれからもよろしく!

TRの皆さんへ
約3年間毎練習テーピングありがとうございます。僕のラクロスはTRなしではできません。これからもめっちゃお世話になります!!

次は34期の中で一番冷静で同期のミーティングでは鋭い意見をずばずば言ってくれる頼れる我らがDFリーダー河原立君です。
普段は冷静な彼ですが胸の内にはどのような気持ちが眠っているのか期待大です!!
Bandits1の肉体美を誇るまっすーから回ってきました、4年玉井裕翔です。

合宿の食事の際には、必ず彼の「いただきます」の挨拶から始まり、疲れているみんなを笑顔にしてくれました。とても格好いい紹介文を書いてくれてありがたいですが、中立戦の後に号泣した記憶は全くないので、この場を借りて訂正させていただきます。




はじめに、この場をお借りして、中央大学男子ラクロス部に日頃より多大なご支援・ご声援をいただいている保護者の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。


「崖っぷち」

この4年間を振り返ってみると、苦しいことの方が多かった。

1年生の夏に兄に勧められて入部した自分は、とにかく周りに追いつくことに必死で、壁当てやシュー練など毎日自主練を欠かさず行っていた。

しかし運動神経も良くなく、不器用な自分は、同じ時期に入部したつっちーや礒井より上達が遅く毎朝の練習がしんどかった。

そんな時に22シーズン最終戦の学習院戦をみて、自分もたくさんの部員から応援され、チームを代表して戦い、勝利に貢献したいと思った。そんな思いを胸に、オフシーズンの練習をなんとか耐え抜くことができた。

2年生になってからは明中戦や、Bリーグに出ることを目標に練習をしていたが、4月頃にBチームから1年練に降格。

この時期が1番きつかった。自分の理想としているラクロス人生と現実が乖離しすぎていて、辞めたくなった。
1年練に入って最初の方は、すぐにB練に復帰できると思っていた。
しかし、そんな甘い考えはすぐに打ち砕かれ、いつの間にか35期に追い抜かれ、後輩の背中を追いかける自分がいた。

だんだんとラクロスに対するモチベーションが無くなって、練習にも身が入らなかった。

そんな時当時の学生コーチから、何か変えなきゃこの先プレーヤーを続けることさえ厳しくなると言われ、ロング転向を打診された。
また0からのスタートかと、正直思ったが、やるしかないと思いロングに転向した。

ロングに転向したものの、Bチームに上がることは出来ず、シーズンはあっという間に終わってしまった。


3年生になり、同期の多くがTopチーム入りする中、自分はもちろんCompanyスタートだった。

そしてBチームでポジリ決めをする際、ロングを持っていることもあり、クリライリーダーを担当するようになった。
最初は困惑したが、過去のリーグ戦の動画や、クリライの練習動画をたくさん見て、知識をつけた。

幸いなことに、カテゴリー分けされた当初は、4年生のロングが多かったこともあり、オンボールオフボール共に、たくさんのことを学ばせて貰った。
そして練習試合ではあったが、去年はできなかった、試合に出るという経験もできた。

けれども、大事な試合では技術不足なこともあり出場機会を得ることができなかった。このままだと、今年も何もできずに終わってしまう。

そんな危機感から、中立戦後にSSDMにポジションを転向した。

SSDMになってからは、2マン対応や、対人能力が成長し、Bリーグではあったが自分自身初めて公式戦に出場することができた。

そして、Bチームに長い期間いたあっきーさんが、最初で最後のリーグ戦ながら活躍している姿を見て、自分も来年はあの舞台に立ち、活躍したい。とより一層強く思った。


24シーズンが終わりラストシーズンが始まった。
シーズンの初めに行われた監督とHCとの面談では、リーグ戦に出てチームの勝利に貢献したいこと、また去年Companyのクリライリーダーを担当したことから、今年はTopチームのクリライリーダーを担いたいことを伝えた。

長期オフでもラグに行って練習もしたし、オフシーズンの練習ではとにかく幹部陣にアピールするために、1本1本の1on1にこだわって自分の強みを出すことを意識して取り組み、インスタで振り返りもやっていた。

春合宿前にカテゴリー分けが発表され、初めてAチームに入ることができた。素直に嬉しかった。今までの努力が実を結んだと思った。
しかし、合宿前最後の練習で怪我をしてしまい、春合宿は一度も練習に入れないまま終わってしまった。春合宿が終わり、春リーグのメンバーが発表されたが、自分の名前はなくCompanyで練習する日々が始まった。



このままラストシーズンを終えるのは絶対に嫌だ。

そんな中、学生コーチを決めるMTGが行われ、学生コーチに推薦された。

プレイヤーという道を諦め、未来のBanditsのために1年間学生コーチとしてチームに貢献する。

これまでチームに対して何も貢献することのできてない自分が、ラストイヤー、チームに対してどのように貢献するべきなのか悩み、新子さんに相談した。
「学生ラクロスは4年間で自分の才能をどのようにして使い切れるか。自身の苦手なことでもコツコツと諦めず続けられること。これが玉井の才能だと思う。そしてこれから、Topチームに入って活躍するには今以上に努力を重ねないと厳しい。」そんな答えが返ってきた。

途中入部で、運動神経も良くない、体格も恵まれているわけでもない、そんな自分がこれからTopチームに食い込めるように努力をして、リーグ戦に出る姿を後輩たちに見せることができれば、今うまく行かずに苦しんでる後輩にとって良い影響を与えることができるのではないか。そう思い、プレイヤーとしてチームに貢献するという決断を下した。

そして5月の最初のカテゴリー分けで再びTopチームに入ることができた。



Topチームに入ってからは、強度もスピード感も今までと全く違い、練習に着いていくことのできない苦しい日々が始まった。

毎週金曜日に発表されるカテゴリー分けは、自分の名前がTopに入っているのかドキドキしながら聞いていた。

なんとかTopチームに残り続け、迎えたリーグ戦初戦。

3日前の幹部MTGで出場機会が限られることを知らされたが、出番が回ってきたら全力でプレーする。そう心に決め臨んだ東大戦。結果は負け。
足を攣りながらも必死にDFをしてた智也やおのはる、2年生ながら体を張ってクリアをしてた旭。
一方で幹部からの信頼を勝ち取れずに、与えられた出場機会ですら、何もできなかった自分。

とにかく情けなかったし悔しかった。



東大戦が終わってからは翔洋がSSDMに転向した。

運動神経は良いし、クロスワークもあって対人も強い。自分はもうCompanyに落ちるかもしれない。そんな不安が大きくなるばかりの日々が最近続く。リーグ戦は2試合流れてしまったが、ボックスメンバーの話が幹部MTGで上がると毎回怖くなる。

今週末に迫った明学戦。

崖っぷちの自分。

東大戦同様出場機会は限られるかもしれない。それでも出番があれば、応援してくれるCompanyや1年生の皆、学生コーチの思いを背負って、チームの代表として恥じないプレーをしてチームの勝利に貢献する。

#15 玉井裕翔

最後にお世話になった方々へ
両親
今までたくさん迷惑をかけてきましたが、自分のやりたいと言った事は、嫌な顔ひとつせず応援し、サポートして頂き本当にありがとうございます。おかげさまでとても充実した4年間になりました。最後まで全力で頑張るので、残りの期間もサポートお願いします。

ラクロス部に入るきっかけを作ってくれて本当に感謝してます。試合に出れずモチベーションが上がらなかった時、最後入れ替え戦で勝利して喜んでる姿を見て勇気づけられました。少しでも活躍してる姿を見せられるように頑張ります。

毎日朝から晩まで受験勉強お疲れ様。これからしんどい事や悩み事が増えてくるかもしれない
けど、自分に自信を持って頑張って!もしよかったら息抜きに試合見に来てね。

同期
個性が強くて面白くて本当に最高の同期です。
練習の後にジュースじゃんけんをしたり、試合の後にご飯に行ったり、みんなと過ごした時間はかけがえのないものとなりました。最後は全員で笑って引退できるように、残りの期間頑張ろう。

途中入部組の礒井とつっちー
3人でユニバースの入り口に1番近いラックでトレーニングしてたのが懐かしいです。
2人の優しさには辛い時期本当に助けられました。3人ともカテゴリーが別々だけど、それぞれのカテゴリーで結果残せるように頑張ろう。


一瀬
特に今年は本当にお世話になりました。うまくいかないことがあると、1人モードになっちゃうけど、仲間想いで、任された仕事は必ず責任を持って成し遂げようとするところは、本当に尊敬してます。残り4戦必ず勝って飲み行こうね。

智也
2年生の時、金曜6限まで残って言語の再履受けてたの懐かしいね。
毎回レストの時は、自分のプレー見て声出してくれてるの嬉しいです笑。智也のグラボ参考にしてこれから頑張ります。

慈英
頼れるキャプテン。中立戦実行委員長を任され、初めて人をまとめる立場になって慈英の凄さが身に沁みて分かりました。慈英がいなかったら多分パンクしてたけど、お陰様で何とか終えることができて本当に感謝してます。
残り4戦大量得点してくれることを期待してます。

スタッフの方々
毎練習テーピングを巻いてくれるTRの皆さん。
本当にありがとうございます。皆さんのおかげで、痛みなく全力で練習に参加できています。残りの期間もテーピングやアイシングよろしくお願いします。
MGの皆さん。
クリライの動画の画角や、笛のタイミング、スカ動画の作成など、今年は色々注文してしまってすみません。文句を言わずにやり切ってくださり、ありがとうございます。これからもいろいろお願いするかもしれませんが、よろしくお願いします。

次は、圧倒的な対人能力とフィジカルでショートながら1人でOFを完封してしまう小野君です。彼がこの4年間どのような想いを持って、部活に打ち込んできたのか。ぜひ皆さんで見届けましょう。これにて、自分のラストブログを終わらせて頂きます。拙い文章ではありましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。