中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

中央大学学友会体育連盟ラクロス部です!
選手やスタッフの熱き想いを是非ご覧下さい!

ATからSSDM、そしてボトム。波乱万丈な4年間を過ごしてきた有光君から回って来ました。
 
彼はチーム1のおしゃべりで、朝6:30に備品を取りに行くと彼の綺麗な歌声が聞こえてきます。彼は非常に歌が上手ですが、ギリギリまで電車で寝ていた寝起きの私にとっては、騒音以外のなにものでもありませんでした(笑)。まあ、そんなのは嘘で、遼太の歌声に毎日元気もらっていたよ。
 
彼のブログを読んで、彼の1年間の行動からチームに対する熱い思いを読み取ることが出来ました。情熱と優しさを併せ持ち、みんなに好かれる遼太の人柄を私にも分けて欲しいものです。
 
ただ、麻雀でロンして煽り散らかすのだけはやめてね。ほんとにイラっとする(笑)
 
改めまして、33期主将の塚田啓生と申します。
 
まず初めに、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、OB・OGの皆様、保護者の皆様、そして高橋監督、新子コーチ、植村さんをはじめ、私たちの活動にご尽力頂いた皆様に厚く御礼を申し上げます。
主将として、この男子ラクロス部は本当に多くの方々に支えられて成り立っているのだと感じました。
 
このブログが流れるということは33期は引退したということですね。悲しいなあ。
 
高3の2月に大学受験を終え、それまで部活と受験と忙しい日々を過ごしていた私は、何もすることがなく、家でYou tubeを見て、友達と遊んでを繰り返していた。そんな日々に嫌気が刺して、飛び込むように入部したラクロス部での4年間は長いようで短く、私の人生の夏休みにとって大正解と言えるような日々でした。
 
書きたいことも、後輩に残せるものが何であるのかも、あまり定まっていませんが、私のラクロス人生を振り返り、後輩に何か残すことが出来たら良いなと思い綴ります。
最後までお付き合い頂けると幸いです。
 
 
入部したての6月、なんか主将になっていた。え?もう?俺主将なん?早くない?決めんの。って、主将決めのZoomを見ながら思ってた。でも、一丁前の責任感は持っていたので、主将となったからにはチームの役に立とうと思い、朝眠くても、チームを鼓舞するような声掛けをしようと決めて頑張ってみた。でも、サマーもウィンターもあすなろも全部予選負け。勝てないとつまらんなあと思い過ごした1年間。
 
フレッシュマンチーム解体からの上級練、主将という責任から解放され、自分の成長にフォーカスした2年間。毎日1時間越えのゴーリーアップ。増岡には本当にお世話になりました。今年の活躍すごいなって思います。11点だっけ?出来過ぎだよね。びっくり。でもあれもこれも僕とのゴーリーアップのお陰かもしれないよ?
歩くんもBチーム時代に僕と毎日ゴーリーアップしたのに点取ってなくない?まぁ、俺から決められないようじゃ、リーグ戦では無理だったかぁ。と思ったら、今日2点取ったね。ぜーんぶ俺のおかげだよ。
 


4年になって主将として活動する日々が始まった。
新チーム発足から鳴りやまないラインの通知でスマホが手放せない毎日。バイト中もラインを見て返信。新しく出来たライングループの数は数え切れないほど。1年生リーダーとは訳が違うなあ、歴代の主将の方々、そして一緒にチーム運営を行うスタッフの偉大さを主将になって強く感じた。

自分なりに10月から2月の間、チームが強くなるために、みんながラクロスが上手になるために環境整備をしたつもりだった。けれど、3月から始まった七大戦は1勝5敗。最悪の結果だった。最終戦の武蔵戦の後、このままだと入れ替え戦行きになる。FINAL4?日本一?そんなの目指すのだって恥ずかしいくらいだと本気で思った。自分が今まで取り組んできた半年間は不正解であったのかと自分もチームも責めてしまっていた。苦しかった。
 
なかなか苦しい時期は終わらない。練習試合で勝ったかと思えば、中立戦は負けるし、不安で仕方なかった獨協戦も完敗だった。今までやってきたこと、ぜーんぶ間違いだよと思ってしまう自分が嫌だった。
 
獨協に負けた後、同期で集まってミーティングをした。そこで私はみんなに「殻を破れ」と言った。まだまだ1人1人のチームへの貢献度が足りないと、
 
この発言は間違っていたとすぐに気づかされた。殻を1番破れていないのは自分であると。
 
自分は常に理性的であろうとしてしまう。勝ちたいという気持ちを全面に出すこと、不安を晒すこと、誰かに相談することすること、感情的になることがものすごく苦手である。感情を隠し、常に冷静でいようとしてしまった。みんな勝てなくて不安な中で、自分だけは冷静でいようと思い、保身に走り、空回りしていた。もっと、感情的にみんなとぶつかっていればよかった。勝ちたいという気持ちを自分は表現できていなかった。
 
ある時、社会人TRの植村さんと話し、「殻を破り、チームに対して感情的に、そして最後まで諦めない」と誓った。もっと早く気づきたかった。遅かった。けれど自分に残された時間でやるしかない、そう思った。
 
それから、チームは変わったのだろうか、分からない。正直、一橋に勝ったから、2点差も追いつけるようなチームになったから、負けていても諦めないチームになったから、結果が全て。それだとしたら、俺の取り組みは不正解。結果が全てなんだと思う。
けれど、なんかチームが強くなっている気がしたし、1つになった気がした。
 
リーグ戦を終えて、2勝2敗1分。3位でFINISH。ハッキリ言ってギリギリ。
目標である日本一なんて夢のまた夢、足元にも及ばない。
 
悔しい、ただただ悔しい。届きかけたFINAL4でも遠かった。
 
みんなで行ってみたかった。

近くて遠い、FINAL4。全然見えない日本一。
日本一になるチームはすごいなぁって思います。どんなスポーツでも。
 
この辺りで私のラストブログは終わります。33期の悔しかった思いを必ず、後輩たちが晴らしてくれると信じています。
 
チームを強くしよう、成長させようと意気込んでいた私ですが、いつしかチームのみんなに私が成長させてもらっていました。こんな自分に1年間ついてきてくれて本当にありがとう。
 


#22  塚田啓生
 
 
最後に
 
遼太へ
こんな自己中で頑固な自分を副将として支えてくれてありがとう。遼太が居なければ、2月にはパンクして頭がおかしくなっていたと思います。
遼太の明るさ、優しさ、チームに対する熱意、後輩の面倒見の良さ、自分にないものをたくさん持っていて羨ましいなと思っていました。
本当にありがとう。
 
33期のみんな
自分が主将で良かったんでしょうか。自分の不器用さから、たくさんの人を傷つけ、迷惑をかけてきたと思います。本当にごめんなさい。
みんなと過ごした4年間は本当に宝物です。
皆さん、卒業旅行はビーチです!最高の思い出を作ろう。
 
後輩へ
みんなにとって、自分はどんな主将でしたか?
自分は後輩のみんなにも迷惑をかけることが多かったと思います。精一杯やってみたけれど力不足でした。ごめんね。
主将として、少しでもみんなのモチベーションになるような話が届けることが出来ていたら嬉しいです。
 
家族へ
大学でも部活をさせて頂き本当にありがとうございました。
今はお金を吸い取っていくだけの人間ですが、半年もしたらお金を生み出す側に回ります。卒業できたらの話ですが、、、、
あと少しお世話して下さい。頼みます。
 
 
さあ、次は34期、みんなの番です!
 
みんなの課題は、殻に閉じこもっているどころか、地中深くに潜ってしまい、お互いの気持ちを分かり合えていないところです。ここから、じっくり話し合って、まずは地上に出てこよう!腹を割って本気で話しあえる関係になれ!そしたら、絶対日本一のチームになれる。少しづつでいい、みんなで正解を見つけていこう。



みんなのママであるりえママさんから回って来ました。

彼女はプレイヤーとかなり仲が良く、みんなから信頼されてるマネージャーです。

そんな彼女、実は一緒にご飯を食べに行った時はみんなが普通のカツ丼を頼む中1人だけ特別カツ丼を注文したり、回るお寿司を食べに行った時に割り勘にするとなった瞬間、一番高いお皿をプレイヤーの倍頼むような可愛げがあります。

その可愛げが選手に好かれる理由かもしれませんね。

改めまして4年DF有光遼太と申します。


まず初めに、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、OB・OGの皆様、保護者の皆様、そして監督、ヘッドコーチ、社会人TRの皆様に厚く御礼申し上げます。


ファイナル4、学生日本一、自分たちが目指していた目標にもう二度と挑戦できないこの状況で、外の気温もかなり過ごしやすくなり、後輩たちは来年のことを話すようになって、もう自分達の終わりを告げられているようで最近かなり寂しい気持ちでいっぱいです。

私は色々と物事を深く考えすぎる傾向があり、ラストブログで何を書こうかとすごく悩みましたが、単純に今思っている気持ちと自分が大事にしてきた想いを書きたいと思います。国語があまり得意ではなく拙い文章になると思いますがよろしくお願いします。


まだまだ引退したくない私ですが、少しラクロス人生について振り返りながら自分の今までの想いを書こうと思います。


1年生の時はラクロスが楽しかった思い出しかない。点をとってみんなが喜んでくれる。正直とても気持ちが良かった。

2年生に上がると、ATとしてTOPチームに呼ばれることが多くなり、少しピリついた日々を送るようになった。
31期の先輩方からありがたいご指導を受け、夜は次の日が来るのが怖くて眠れず3時に眠りにつき、朝の6:40に腹痛に襲われる日々は今となってはいい思い出だ。

3年生になるとポジションがATからSSDMになった。試合に出たいその一心でポジションを変えた。望んでいた形ではなかったけれど、リーグ戦に出て、チームの力になれたことは嬉しかった。
ここまでは割と順調にラクロス人生を歩めたと自分の中では思ってた。

しかし、4年生になると色んなことが大きく変わった。
1つ目はロングに転向したこと、2つ目はチームの副主将になったこと、3つ目はクリアリーダーを任されたことだ。
自分にとってはとても大きな変化だった。正直3年生までチームのことを思ってラクロスをしたことがない。全部自分のためだった。そのため、いざ副主将としてチームのために動こうとしても何をしたらいいのかわからない。
今まで触れたことのないロングの扱いに苦戦する毎日。クリアなんて、はるとが言ってたことをそのままやってただけで、正直何もわかっていなかった。しかしそれを言い訳にして何もやろうとしなかった自分がいた。

新チームが始まって数ヶ月経った頃にゴリから「しんどいのはわかるけどLINEに反応してほしい」とLINEが来た。この時ほんとに申し訳ないと思った。ゴリは色んな業務を1人でこなしていて、しんどそうな姿を見て見ぬ振りしていた。当事者意識のかけらもなかった。本来であれば自分もチームのために行動して、一緒にチームを作るべきだったと気づかされた。練習メニューを作るようになったのはその時からだった。少しでもチームの力にになろうとした。けれど自分はマネージャーと連携して色んな業務を行うほどのマルチタスクを得意としていないことは高校生の時からぼんやりと自覚していた。

そんな思いの中、自分にできることを探した。
それは練習を作ることだ。プレーの中でのミス、怠惰なプレーに対して指摘をし、時にはチームを鼓舞することだ。これは誰でもできることだが、多くの人がやりたがらないことである。みんな楽しくラクロスしたいし、人に指摘なんてしたくないから。でも強いチームにとってこの役割は必要だと思った。だから自分がその役割を担うことにした。それは副主将として自分が唯一できることと思った。ラクロスの知識や技術が乏しい自分ができることと言えば、練習に対する姿勢や態度、基本的なプレーについての指摘だけだったが、そこがラクロスというスポーツにおいて一番大切な部分だと思った。
今日は言いすぎたなーと思い、家に帰って反省する日々が続いたが言い続けた。それは支えてくれるスタッフ、プレイヤーを断念した選手、ボックスメンバーに選ばれなかった選手...多くの人の代表である自分たちが不甲斐ないプレーをして試合に負けることはあってはならないことだと思ったからだ。練習でどれだけ嫌な顔をされてもいい、それでこのチームが試合で勝つことができるなら。その一心でこの1年間取り組んできた。

そんな想いを胸に日本一を目指し挑んだリーグ戦の結果は1勝2敗1分。完全にやってしまった。とても不甲斐ない。獨協戦前に戻らせてくれと願い何回目を閉じたことでしょうか。

自分たちに残された道は試合に勝って引退をする、負けて入れ替え戦に進む、この2つしかない。うん、すごい残酷。引退しないために勝ち続けたいと思ってた自分からしたらほんとに悲しい現状だ。

このラストブログで東大戦勝って引退しようなんてほんとは書きたくない。けど自分たちに残された道はそれしかない、だから書きたくないけど書くことにする。



みんなで勝って引退しよう。自分たちの気持ちを見せよう。1部の舞台を後輩たちに残して、思いを託そう。



#51有光 遼太


最後にお世話になった人たちにメッセージを残そうと思う。

33期のみんな
毎朝うるさいと言われているが、テンションが高かったのは練習に行けばみんなに会えるからです。一人暮らしで寂しく過ごす自分にとって、みんなとの時間はとても楽しかった。みんなのおかげで大学生活が楽しかった。みんなとラクロスができてよかった。ほんとにありがとう。

両親へ
いつもお金を吸い取ってしまってすいません。
おかげさまで良い仲間にも恵まれ、高すぎる学費分に見合ってるかは分かりませんが、充実した大学生活を送れました。社会人になってお金が貯まればお父さんの行きたがっていた北海道旅行をプレゼントしようと思うのでしばらく待っててください。長い学生生活を支えてくれてありがとうございました。まだまだ頑張ります。

しょうたさん
家が近いことからよく壁あてに誘ってもらえるようになって、毎日壁あてに行く習慣がついたのはしょうたさんのおかげです。2年生の時にはよく話を聞いてくれてとても助かりました。ありがとうございました。また焼肉連れてってください!

天野さん
1年生の頃から僕たちにラクロスを教えていただきありがとうございました。ひと足先に選手を引退し、学生コーチを引き受けることの覚悟や辛さを4年生になって知りました。僕たちにラクロスを教えることを選んでくれたこと、ほんとに感謝しています。ありがとうございました。
たまにグランドに来てくださって僕たちの顔を見に来るあたり、相当僕たちのことが好きなんだなと思います。いつでも話し相手になりますよ!

なおすけ
たまに何を言ってるかほんとにわからない時があったけど、ロングについて1から教えてくれてありがとう。なおすけのおかげでディフェンスが楽しかった。なおすけのラクロスに向き合う姿勢に何回もいい刺激をもらってました。ありがとう。


感謝の気持ちはここまでにして、次のラストブログは塚田くんです。

塚田くんといい慣れてないのでゴリと呼ばせていただきます。

ゴリはみんなが知らない部分でチームのために選手たちのために動いてくれていました。ありがとうございました。
僕は副主将として役に立ちましたか?笑 その答えをいつか聞いてみたいものです。

いつも明るくチームを鼓舞し続け、うまくチームをまとめ上げるゴリにも色々考えることや、行き詰まることがあったのかなと思っています。そんな塚田ゴリくんのラストブログ楽しみにしてます。























みんなから愛されるOFリーダーである増岡くんから回って来ました。

彼は文字通り皆から愛されていて1.2年生の頃から先輩たちに愛されていて、最上級生になった今は後輩たちに愛されています。もし嫌われてたらごめんね^ ^
毎日部活があって勿論しんどい日もある中で、彼の(図々しさと)明るさに救われた人間は私だけじゃないと思います。

そんな彼ですが去年のリーグ戦で他大学のスカウティングに「キレ症」と書かれていたことだけは、一生笑えるネタです。


改めまして4年MGの遠藤理絵と申します。


まず初めに、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、OB・OGの皆様、保護者の皆様、そして監督、ヘッドコーチ、社会人TRの皆様に厚く御礼申し上げます。
そしてあまりお話しする機会はありませんでしたが、布施さんそして中大スポーツの皆さん、たまに応援の声をかけてくださる守衛さんの方々にもいつも感謝しております。
4年生になってどれだけの方々がこの部を応援してくださり支えてくださっているかを、身に染みて感じるようになりました。
これからも宜しくお願いいたします。


私は引退という言葉が頭をよぎり始めてからずっと、大切な後輩スタッフ達に向けて少しでも支えになるようなラストブログを書こうと心に決めていました。なのでかなり長くなるかもしれませんが、よければお付き合いください。



なぜ、大学生で部活を始めたのか

この言葉は就職活動や部活以外で出会う人達に幾度となく聞かれました。
私は中学高校時代は帰宅部で、学校の最寄りのショッピングモールに入り浸って遊び呆けていました。高校を卒業してしばらくした時に、私って今まで生きてきて頑張ったって言えることが何もないなと思いました。
そこで附属校の先輩からお誘いを受けてラクロス部の見学に行き、ここでなら自分が頑張ったって言えるもの・自分に誇れるものができると思い、入部を決めました。

最初は頑張ろう!って意気込んできた私ですが、スポーツに関しては全く無知、漫画でしか知らないような私が飛び込んだ「部活」という世界は、朝4:30に起きて休みがたったの週2日。正直地獄みたいな世界に入っちゃったなって後悔したりもしてました。
でもその中でもスタッフも選手もみんなが初心者スタートで始まったラクロス生活は毎日が新鮮でした。

それでも中高を内輪の友達世界で生きてきた私は、最初はみんなの輪の中に上手く馴染めてなかったと思います。笑
自分の思っていることや考えていることをなかなか人に言えない私が、どうしたらみんなと仲良くなれるのか悩んだりもしてました。

だけどみんなでパンフィーや試合で死ぬほど暑い夏を乗り越えて、死ぬほど寒い冬も乗り越えていくうちに気づいたらみんなのことが大好きになっていました。


こうしてラクロス部の中で、少しずつ自分を出せるようになってきて「スタッフリーダー」という存在になりたいと思うようになりました。
スタッフリーダーになりたいというよりは、私の憧れである31期の坂井くるみさんに近づきたくて同じ道を進んでみたかったっていうのが一番の理由です。くるさんみたいにその場にいてこの人がいたら大丈夫だってなるような存在になりたくて、がむしゃらに頑張りました。
実際こうして4年生になってスタッフリーダーを務めていく中で、全くくるさんには近づけてはいないと思うけど、それでも私になりに頑張って何度も壁にぶち当たってきました。
 

この部活に入って温室育ちの私には死ぬほど辛いことなんて山程あったし、もう逃げたいって思うこともたくさんありました。


それでも頑張ってこれたのは、自分が憧れて目指してきた先輩方のようになりたくて、また自分も後輩にそう思ってもらえるような存在になりたいっていう気持ちでここまで来ました。


そしてスタッフをやっていく中で、一つの転機だった試合があります。
それは去年のリーグ戦の一橋戦です。

2Qあたりで相手に得点されて追い越されてしまい、ボックスの雰囲気・後輩や先輩、同期の顔がどんどん暗くなっていき、レストの間がお通夜みたいになっていくのを「まだ2Qなのになんでこんな暗い顔をするんだろう。この雰囲気のままじゃ、負けるのに」と思っていたけど、実際に戦っているわけではない自分には何も言うことができず、負けてしまったあの試合。
今思えばチームの一員である自覚が足りなかったな、と思います。

もっと声を出せばよかった。クォーターの残りの時間の声だけではなく、他大学のマネージャーみたいにたくさん声を出せばよかった。


私ももっとチームのために頑張ろう。
そうしたら、初めて暗くなっていく選手たちに喝を入れる資格があると思うようになりました。

それから審判も私なりに頑張ったし、チーム運営もたくさん頑張ってきた。要領が悪い私なりに努力して、なんでも相談を聞いてくれる先輩方や同期や後輩スタッフにたくさん支えられて迎えた今年の一橋戦。

最初に得点されてしまって徐々に静かになっていくボックスの中で、クォーターの残り時間でも何でも必死で声を出しました。

そして最後追い越して勝つことができたあの瞬間は、私は一生忘れないと思います。


今日はついに明学戦です。
相手は確かに強いけど!私は絶対に勝てるって信じてます!!!!!!!!!!
絶対に勝ってファイナル4に行きましょう!!



ここまで大分長くなってしまいましたので、そろそろ終わります!

後輩スタッフたちに伝えたいのは、正直スタッフという立場でも、この部活は頑張ろうと思えば思うほどしんどい思いもたくさんするだろうし、たくさんの壁にぶつかると思います。
頑張ってる自分が馬鹿らしく思うこともあるかもしれない。

けど、絶対に絶対にその経験は無駄じゃないです。今私が思い返してそう思うから。

そしてその努力を見てくれている人は必ずいる、ということです。自分の努力見せびらかしたっていいと思う。

あと、たまには逃げたっていいです。
投げ捨てたっていいと思います。

特に34.35期に関してはたくさんのごめんねとありがとうがあります。
スタッフが少ない中で、どうしても私たち33期が引退した後のことを考えてしまって、たくさん厳しいことも言ってきたし、うざいと思うこともたくさんあったと思います。

上がめちゃくちゃ口うるさい33期の下で本当に頑張って踏ん張ってくれた34期。来年のことを考えると、2人は本当に不安だと思う。
自分たちで抱え込まず、同期選手や後輩スタッフを頼って欲しいな。助けてくれる人は必ずいるからなんでも相談して!

まだまだ教わるはずの立場なのにもう教える立場としての成長が求められてしまった35期。
特にMG陣は来年一番上の代になってしまうからオバさんはとても心配だけど、ここまで見てきてみんななら大丈夫だって思ってます!
34期の2人への尊敬を忘れず、みんなで乗り越えて欲しいなって思っています。みんなで仲良くやるんだよ!

36期スタッフもたくさん頑張ってくれてありがとう!みんなの成長がとっても楽しみ!

最後に
33期のみんな、出会ってから3年半?ここに来るまでたくさんのことがあったと思います。
これだけやってきたんだから、みんなでファイナル4行きたいです!

選手たちがホワイトデー返してくれるまで、33期はまだまだ終わらないからね^_^

絢音、彩水、梅ちゃん、やじま、ゆきの、えみてゃん、オカタニには感謝してもしきれません。
ここまで支えてくれて本当にありがとう。
そろそろ名古屋で33期スタッフ会をやろうね♡




このブログを絶対に見てないであろう両親にも本当に感謝を伝えたいです。

最初私にできるわけないって部活には猛反対してたのに、ここまで支えてくれて、好き勝手やらせてくれて本当にありがとう。
恩返し頑張りますのでもうしばらく応援お願いします!!


#MG 遠藤理絵



次のラストブログは副将の有光くんです。
彼にはいつも数々のイジりを受けていますが、なんだかんだで優しくてとっても頼りにしてます。

実はショートでOFだったという事実を後輩の皆さんはご存知でしょうか。

明るい彼にもたくさんの葛藤があったと思います。そんな有光くんのラストブログ、とっても楽しみです!
格闘技とちいかわをこよなく愛し、一人称が「オイラ」と漫画のキャラにいてもおかしくないようなキャラの濃さを持ち合わせる直輔から回って来ました、4年MF増岡陽大です。

直輔は、ラクロスもさることながら格闘技の技術も凄まじく、いまだにテイクダウンを奪うことが1度も出来ておりません。
卒業後の格闘技界での活躍を期待すると共に、今のうちに倒し、将来自慢します。


そんな直輔も、笑わない漢として入部したのを皆さんは覚えているでしょうか?
明学戦では、承認欲求モンスターとして暴れ回り、最高の笑顔で勝利を分かち合いましょう!



まず初めに、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、OB・OGの皆様、保護者の皆様、そして監督、ヘッドコーチ、社会人TRの皆様に厚く御礼申し上げます。


私のラクロス人生を語る上で欠かせない言葉を踏まえながらこの一年を振り返ろうと思います。執筆前から長編になる気がしているので、どうか1日で読破しようとせず、3日に分けて読んでいただければ幸いです。


「責任」
100人規模の部活の中で試合に出れるのは26人。選ばれた人は中央大学の代表としてプレーをしなくてはいけない。

自分の一挙手一投足には試合に出れない人の想いが乗り、責任が伴う。

チームスポーツをする以上当たり前の考え方で、今まで何度も耳にし、分かった気になっていた。

しかし、実際は微塵も理解できていなかった。
試合の時だけ一丁前に誰かの想いを背負ったつもりになってプレーして、それが重りになり空回る。

これが今までの自分の姿だった。


でも今なら分かる。


試合の時だけでは背負い切れるはずもなかったこと。普段の練習、日常生活、ミーティングその行動1つ1つに責任が伴っていたことに。

今年度、私は有難いことにOFリーダーを務めさせていただいた。
組織を支える立場になったことで、責任を感じる瞬間が増えた。

練習メニューの選定、チーム分け、スタメン選びそのどれもが目に見えて誰かの人生を変える決断であった。

自分の一言、LINE1つでその人の人生を大きく変えてしまうかもしれない。

部員1人1人に家族がいて、活躍を期待している。私の行動でその期待を裏切らせてしまうかもしれない。4年間の努力を水の泡にしてしまうかもしれない。

考えすぎと思われるかもしれないが、本気でこう考えている。

中でも、学生コーチを決める際は人生で1番悩んだ。今まで頑張っている姿をたくさん見てきたからこそ、誰の想いも無碍にしたくなかった。

同期全員が選手としてチームに貢献したい中で、誰かはプレイヤーを諦めなくてはいけない。

全員がプレイヤーを続けるという平和な解決をすると、5年後10年後の中央大学ラクロス部が廃れてしまうかもしれない。そんなジレンマに直面した。

例年通りいけば、OFの中から1人を学生コーチに選出する。そのため、自分の発言が他の人より意味を持つことは自分が1番感じていた。

しかし、誰がかけても日本一には届かない。本気でそう思い、OFから学生コーチを出さず、週替わりで練習に参加をする決断をした。

この決断は正しかったのかは今でも分からない。

それでも、この決断の責任を取れるのも自分の行動しかない。

プライドを持って学生コーチを務めている3人に恥じないような行動をし、日本一を達成すると心に誓った。(引退後は今まで負担をかけた分全力で指導します)

それからは、練習中の指摘、ミーティングの書き込み、アフターの量、どれも妥協するわけにはいかなかった。

生まれて初めて、自らの行動に責任感を覚えながら日々を過ごした。

誰かの想いを背負って行動すると自然と甘えた考えはなくなり身が引き締まった。

今まで、人にどう思われるかを気にして指摘が出来なかった自分が嘘のようだった。

『心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。』

まさにこの言葉通り、自分でも信じられないくらい考え方が変わり、行動が変わり、成長することができた。

あとは、運命を変えるだけ。

明学戦に勝利をしてfinal4に一歩近づこう。

最後に1つ後輩達に問いを立てます。


「あなたは今までの人生ついていましたか?」


そう尋ねられたらなんて答えるだろうか?

この問いは、今年のミーティングで監督から問われたもので、以降とても大切にしていた考え方だ。

私が今この問いに答えるなら間違いなく「めちゃくちゃついていた」と答える。

両親は、私がしたいことをなに不自由なくさせてくれ、特大の愛情を持って育ててくれた。

仲間にも恵まれ、信頼でき尊敬できる人に囲まれた。

日本一を本気で目指せる環境でラクロスができている。

これ以上に恵まれたことがあるだろうか。

私なりにこの問いには2つの意味があると解釈している。

1つ目は、自責思考であるかどうかだ。
例えば、構えていたところとは反対の場所にパスが来てそのボールを取ることが出来なかったとする。
その時に、自分の技術が足りなかったと捉えるか、相手のパスが悪く自分はついてなかったと捉えるかで成長曲線は大きく変わる。
上記の問いに「Yes」と答える人は物事の失敗に対して自分に焦点を当てて考えることができる人で、自らの能力向上だけではなく他者からの信頼を得やすい思う。

2つ目が、発想の転換ができるかどうかだ。
例えば、中央大学ラクロス部を日本一になったことがないからレベルが低い環境と捉えるのではなく、日本一になったことがないからこそ自らで考えて行動する必要があり、自己成長の機会が多い環境と捉える。そうすることで、どんな環境や困難でも楽しみややりがいを見つけ行動することができる。このような考え方を、「リフレーミング」と呼ぶと最近知った。

私は特に怪我が多く、その度にこの言葉を思い出し自らを鼓舞した。

・怪我をしたことで、後輩の出場機会が増えチーム力が上がった
・今まで気がつかなかった人のサポートに気がついた
・苦手にしていた左手のクロスワークが向上する機会になった

ラクロスをしていると、練習のたびに失敗をする。その失敗に対してどう向き合うかで得られるものは大きく変わる。

ぜひ1度この問いに対して真剣に考えて見てほしい。

もし、ついていなかったと感じるなら物事の捉え方を見直して見てほしい。きっと人生が好転するから。

この言葉を通して、1人でも多くの人が大輔監督教になることを願っています。


最後にお世話になった方々へ

OF陣へ
今までついてきてくれてありがとう。
怪我で沢山迷惑をかけたけど、最後のリーグ戦全員で戦えていることが嬉しくて仕方がありません。
ここ3年間で1番強いOFユニットが作れたと思ってます。
後は試合で出すだけ、誰かの想いを背負って全力でプレーしてください。必ず結果はついてきます。
もし、誰かが思いつかないなら、みんなの事を愛してやまない私のためにクロスを握ってください。
きっとそのショットは今までのショットよりも重く、強くなるから。



植村さんへ
3年から急に怪我が増え、シーズンの半分以上を怪我で過ごす特異体質の中、息子のように愛情を注いでいただき、大変感謝しています。
今、満足にプレー出来ているのも植村さん様々です。
残りの試合で、同じ名前をつけたことを誇りたくなるような結果を必ず残すのでアメリカから見守っていてください。

33期のみんなへ
今までありがとう。
皆さんなしでは私の大学生活は語れません。
青空の下、夏を感じながらアフターしたり、グーを出しただけなのに4000円飛ぶ人がいたり良い思い出でいっぱいです。
残り2戦マクって、全国行きましょう!

両親へ
今まで、愛情を持って育ててくれてありがとう。
肉巻きおにぎりで始まり、煮干し、ラクロスと嫌な顔1つせず協力してくれてありがとう。
2人のおかげで誰よりも充実した学生生活になりました。
これからは少しずつ恩返していきます、長生きしてね。
 


次は、頼れるスタッフリーダー遠藤理絵です。

普段話していると笑いが絶えませんが、一歩グラウンドに足を踏み入れるとシゴデキバリキャリに変身し、溢れんばかりの母性を降り注いでくれます。りえママと呼ばれる由縁だと感じております。

試合後はご褒美でしゃぶ葉、試合前にはゲン担ぎでカツ丼を食べようと誘ってくれる熱量を持ち合わせており、スタッフスローガンである、熱量(kcal)をまさに体現した良い思い出です。

そんな彼女の熱量と母性に溢れたラストブログが楽しみです!

#1 増岡陽大
今年度Company主将を務めます、根岸太一と申します。

まず初めに日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援をいただいております、御父母の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

Bリーグ最終戦、慶應戦に向けての意気込みを綴らせていただきます。



Companyみんなで、FINAL4に行くとミーティングで決めてから練習試合で勝ち負けを繰り返して来て、Bリーグを1勝2敗。遂に最終戦の大一番を迎えようとしています。

「5点差つけての勝利」

これしか僕たちに残された道がないですね。文字通り崖っぷちです。断崖絶壁ですね。
逆にやるべきことは明確です、5点差をお担保して勝てばいいのです、迷うことありません。担保することはCompanyのお担保ボーイの皆様にとっては簡単だと思います。まだまだこのチームで闘いたいので必ずマクろう。



自分が今季やってきたことを信じて、Topより先にFINAL4決めれるようチャレンジして、全員で自信もってKOしに闘おう。



Companyのほとんど選手は来年もまだキャリアがあります。最後にまたかと思いますが本当に大切なことなので何回でも言います。
備品や氷、声出し等全てを他人任せにする選手が多く見受けられます。自分にも当てはまりますが、文句を言わずにチームのことを考えて自主的に行動できる選手になりましょう。



#COMPANY主将 根岸太一
今年度のFOを迫害する雰囲気の中、1人FOの権威を守り切った剛千代から回ってきました、
4年DFの渡部直輔です。


たけぴよ、俺はそんなに練習中鬼になっているかなあ?
力一杯振り下ろすチェックに込められたみんなへの愛が届いて欲しい。
負けたら死ぬメンタル、もう残り2戦を全勝するしかない自分たちにぴったりだと思う。
ルールを大きく逸脱しない程度にぶちのめしてやろう。
あとちいかわだとうさぎが好き。




かわいい⤴︎


初めにこの場をお借りして、
中央大学ラクロス部を日頃より支えてくださっている保護者の皆様、OB・OGの皆様、指導してくださる監督・コーチ・社会人TRの皆様に深く御礼申し上げます。


まとまりのない文章ですが、暇な時に読んでいただけたら幸いです。





まず初めに、少し昔の話をしたいと思います。
あれは一年生の冬ごろ、レホワ期間のことでしょうか。



練習中に、肩幅の広い危なそうな人が自分に近づいてきて、
「このまま頑張れば2年後には全国のロングで5本の指には入れる」
という言葉を残していきました。




おそらく新子さんは微塵も覚えていないでしょう。




この新子さんが何気なく発した言葉。
 



当時の自分からすると印象に残る言葉ではありませんでした。




肩書きのようなものに興味はなく、楽しくラクロスが上手くなって自分が満足すればいいと考えていたので、ふーん程度で受け流しました。




思えばこの時ぐらいが、ラクロスが上手くなることを純粋に楽しんでいた時期なのかもしれません。




そして、4年生になり引退が近づくにつれて記憶から消えかけていたこの言葉の存在感が大きくなっていきました。




ふとした時に考えてしまうようになりました。




自分は人の期待に沿うような選手になることができたのか、
自分は何か実績を残したり、認められるような選手になれたのかと。





答えはノーです。



期待に応えられるような選手になっていないし、何も残していません。他大からの認知度もゼロです。



個人としてはユースにも代表にも選ばれず、
チームとしてはファイナル4にすらいけていないのが現状です。




ずっとAチームに置いてもらって他の人の分までも、懇切丁寧な指導を受けてきたにも関わらず、です。




そして、引退が近づいてくると同時に、自分が何も残さず、誰にも知られることなく消えていくのではないかという恐怖が頭をよぎるようになりました。



自分も何か残さなければ。



たった二つ、現在の自分が何か残すことができる手段があります。


現状のリーグ戦残り2試合を勝ち抜き次のステージに行くということ。


そして、その2試合で死ぬほど活躍すること。



やるしかない。    





幸い自分がラクロスをやる上でモチベーションとなる、怒りとフラストレーションが溜まりまくってます。



俺レベルの選手が他大に認知されることもなく、誰からも認められることもなく引退するなんて許されない。



今まで息を潜めていた俺の承認欲求モンスターが黙っちゃいない。



他大の奴らよ俺のことをもっといい評価をしたスカを見してくれ。




目の前に立つ奴ら全員ぶちのめして絶対に先に進んでやる。




自分がラクロスをしてきた軌跡を絶対に残す。







 
あとは残りのリーグ戦に向けて


今年のリーグ戦は今までよりもハラハラするような楽しい試合をしてきました。
一部の原因は初っ端に失点するDF陣にありますが。


残り2試合プレーしている人や応援している人の、心を揺さぶるような試合ができるよう目一杯暴れます。
みなさん楽しんでください。
明学と東大、絶対に仕留めます。


勝ち続けている明学にびびってる人がいるかもしれませんが、
勝ち負けは技術や知識がすべてじゃない。
(別に技術も知識もまけてるとは思わないけれど)
じゃなければ、鈴木千裕はパトリシオに勝ててないし、デュプレシはアデサニヤに勝ててないでしょう。


最後は気持ちと勢いでやったりましょう。
びびって引いたら負けです、びびったら詰めにいかないと。


#11 渡部直輔


あとお世話になった人たちに向けて



先輩方へ
育てていただきありがとうございました。
自分は先輩たちの期待に添えるような選手になれているでしょうか?
先輩たちが自分を育ててよかったと心から言えるように、
残り2試合、最高の試合を見せるので、応援お願いします。



後輩達へ
一度Xにいる格闘技オタクを見てみてほしい。
プロ格闘家に対して素人が技術指導を試みたり、しょうもない不祥事にたかってきたり、心無い言葉をかけたり、醜いレスバを始めたり、、、
(もちろんそれも人々の感情を動かす選手の魅力があるからという評価もできるけれど)
本当に情けない人間がいっぱいいるので、反面教師にしてみてください。
みんながなるべきは見られる側であり、言われる側であって欲しい。
自意識と責任感もって頑張れ。



33期へ
自分を受け入れられる度量があるのはこの代しかいないと思います。楽しい時間過ごせました。これからもよろしくお願いします。
特にdf幹部にはお世話になりました。自分が人を選ぶ覚悟を持てない時に後押ししてくれたり、いろいろ戦術相談したり。





次は中大が誇る絶対的エース陽大です。
普段は何かと自分が気を抜いた時にテイクダウンを狙いにくる陽大ですが、
試合では、最後の最後に、陽大なら点を決めてくれると、ボールを預けられる安心感があります。

残り2試合、このペースで点取りまくって得点王とってくれ。
感動する文章期待しています。

ファミリーにおいて常に話題の中心である矢嶋さんから回ってきました。4年FO板垣剛千代です。

自分の中の強みをしっかり明確化して言語化し実行している事に尊敬の念が絶えません!僕が4年間怪我がほとんど無かったのも矢嶋さんを筆頭にしたTRのケアのお陰ですね!

まずこの場をお借りして、
中央大学ラクロス部を日頃より支えてくださっているOB・OGの皆様、保護者の皆様、そして日頃からチームを支えてくださっている監督、ヘッドコーチ、社会人コーチ、TRの皆様に深く感謝申し上げます。



負けられない場面で一本取れるか
それまで勝っていてもそこで落としたら負け

早稲田のカズさんのラストブログに書いてあった言葉だ

読んだ当時は総ポゼッション率、オフェンス率が正義では?と思っていたが浅はかだったなと思う。

話は戻るが、

ただ、その瞬間こそがFOの醍醐味であり、最も恐ろしく、心の震える瞬間の1つだと思う。

その瞬間に喜びを手に入れる為に積み上げていると言っても過言ではないだろう。

もしこれが普通の個人競技ならただの個人の勝ち負けであって
正直、勝とうが負けようが喜びは個人の熱量の等倍だし負けも等倍である。全て自己責任という言葉で完結できる。

しかし、FOはラクロスというチームスポーツの中のあくまでも1つの行為に過ぎない。

1つのFOの勝敗が誰かの4年間、またはそれ以上のものを肯定する場合もあれば、破壊してしまう事も起こりうる。

正直めちゃくちゃ残酷だと思う。
なんで誰かの4年間も背負わねばならんのかと思ったこともある。

前回の法政戦の失点後

一橋との練習試合の時とケタ違いの絶望感だった。

カズさんの言葉がくっそ沁みた。

自分が積み重ねてきたものだけでなく、チームメイトやOB.OG達の希望を全て地獄に叩き落とした感覚

一生忘れる事はないだろう。

一挙手一投足、選択全てが、全てを肯定するか否定するか決まる一手になりうる。

誰かの4年間、またはそれ以上のものを肯定するか、破壊するか決めてしまう。
(別に負けたことで今までの積み重ねた行動や経験、それらの行動の元となる人間性を否定するとは思わないけど)

ただ一方でこんな感情は学生という限られた時間であり、明日終わるかもしれない中で、お金とかそんなしがらみなどないものだからこそ感じられる特別な価値があると思う。

だからこそ心から熱狂できるし、絶望できる。

自分1人以外の仲間の熱狂を背負える機会なんて一生のうちに何度ある?
フィールドにおいてプレーする選ばれた人間はそんな全てを背負い体感する権利がある。

この熱狂や絶望の感情のジェットコースターのような感覚は人生における宝だと思う。

なんて幸せなことだろうか

ぶち壊した人間が言うことではないかもしれないが、まだ熱狂を感じ続けたい。一橋戦の熱狂と喜びをまだ感じたい。

可能ならこれからの人生でもね

今自分のやるべき事はFOによってゲームを支配すること。

今年は頭から散々フィールドやってシュー練もコツコツやってきた。武者でもフィールドから入れてもらって色々学んできた。
千葉さんにコーチに入っていただき、振り返りの質も向上し昨年までは気づけなかった点にも沢山気づけた。だからこそ確実にウィングユニットとしても強くなった。

今こそ熱狂する時。

今までやるべき事をやると決めた事で数値も向上してきた。
ただそれだけじゃ足りないし、勝負師たるFOではない。
やるべき事をやるなんて理性的なものだけでなく狂気の沙汰とも呼べる本能的なもの。

ゆうせいさんがよく口にしてた
BEAST、負けたら死ぬメンタル。

これを再び。もう死ぬわけにはいかない。

勝利して熱狂する。

変に大人になったつもりで封印してましたが、やっと気づけました。

今からぶつかる皆さん。よろしくね^_^
ウィングユニットの皆様。やっちゃいましょう。




と、まぁ色々書きましたが誤解してほしくないのはFOはまじで面白いポジションです。(増岡は畳一畳あればできるやつとか言ってますが)

1つのポゼッションがチームに対してもたらす優位性であったり得点の可能性などチーム視点での面白い面も沢山あります。
ただシンプルにFOというあの一見倒してるだけの競技は実は複雑でとても面白いです。やってみたらマジでわかります。
人のFOを見ても十人十色で一人一人の考えが表現されてて見ててもめっちゃ面白いです。

また、コミュニティも大きな魅力です。
武者のおかげで色々な人やチームに出会い、価値観を知ることができた。
その中で大学は違えど目指すものは同じで競い合えるそんな仲間と出会えたのもFOのおかげだと思う。(一緒に飯行くと超楽しいよ!)
試合後連絡くれるの嬉しいです!励みになるので待ってるよ!

その繋がりで他大学の後輩にも関わらず、武者に連れて行って頂いたり、アドバイスを頂いたり、コーチに入って頂いたりなど、多くのものを享受させてもらった。

だからこそ今年はそれを還元する事も一つの目標に活動した。

いつかこの縁が巡り巡ってまた中央大学ラクロス部だったり、迷子になっちゃってるFOに還元されますように。

#91 板垣剛千代




大変話が長くなっておりますが中々会えなかったり、伝えることの難しい皆様へ感謝を

武者を受け入れてくださった大学、クラブチームの皆様、また、その先輩方、同期、後輩達へ、
他大学の武者の受け入れは自チームのノウハウが出てしまうリスクがあるにも関わらず受け入れて頂き本当にありがとうございます。僕もなんとか還元できるように努めましたが還元できたでしょうか?できてたら幸いです、また行かせてください!

また、僕のFO人生の中でも転機となり救って頂いたお二人。
畔さん、千葉さんには本当にお世話になりました。
他大学にも関わらず惜しみなくアドバイスを頂き、コーチに入って頂いて多くの事を教えてくださったことで一橋戦を含め大きな成長を感じています。僕から還元できることは少ないですが僕のプレーから読み取って頂いてこの熱狂を共有できたらと思います。

あといつもの君達
ひとまず、誰も欠けずにラクロスができてて嬉しいよ!君達との対人はマジで楽しいし勉強になるし、一緒に食べる飯は本当に幸せです。
どんだけ変な奴でもFOは真面目にやるし、どんだけ楽しい会でも最後はクソ真面目なFOの話が自然に出てくる君達が大好きです。


次は闘将直輔です!
普段はちいかわが好きだったりふにゃふにゃしてるけど、練習中時折鬼モードに入る直輔。
これはDF、チームにかける想いの表れだと思って見てるんだけど合ってるよね⁉︎笑
そんな想いの丈を綴った激アツブログ待ってるよ!


強靭なフィジカルの持ち主、沈くんから回ってきました、4年TRの矢嶋春佳です。


彼の圧倒的なフィジカルは4年間の努力の賜物です。そんなスーパーフィジカルを活かした最強プレー、次戦以降も期待してます!



この場をお借りして、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援をいただいております、御父母の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます

広報として活動する中で、多くの皆様に支えられていることを改めて実感しました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします!



感情が顔に出やすい私ですが、思っていることを言葉にして表現することは大の苦手です。それをみんなの前にさらけ出すことはもっと苦手です。なので、軽い気持ちで読んでいただけると幸いです!




あなたの武器はなんですか?


こう聞かれたら皆さんは何と答えるでしょうか。


絢音のブログにも書いてあった通り、スタッフは誰にでも出来ると思う。

でも、自分がチームに貢献できるという実感がなければ、続けていくのは難しい。

選手じゃないから、練習もラントレも筋トレも壁当てもしない。選手じゃないから、試合で点を獲ったり、ボールを奪ったり、ゴールを守ったりすることはできない。チームの勝利に直接貢献することはできない。

だから、みんながより良い環境で練習して、より良い状態で試合に挑めるようにサポートするのが私たちの仕事だし、貢献の仕方である。


私は、理絵みたいな対応能力も、絢音みたいな優れた先読み力も、彩みたいなテキパキさも、うめのような素早い決断力も、自分にはこれだ!っていう能力を何も持ち合わせていない。


じゃあ自分の武器は何か。

たくさん考えて出た結果は、話すこと、聞くこと。

どんなことでもいい。プレーに関係あること、ないこと、とにかく色んな人と話すこと。些細なことから得られるものだってあった。


例えば、最近右足に違和感があるとか、そこで分かれば、対策ができる。

これだって、TRとして、怪我を未然に防ぐという大きな貢献になる。


だから、先輩後輩関係なく誰とでも話すし、聞く。

よく話すから後輩には舐められてるけど、それでも、何かあった時に言いやすい、話しやすいって思ってもらえるならそれでいい。




3年生になってすぐ、その思いも途絶えた。

今までTRの仕事と思って責任をもってやってきたことを、選手がやることになって、TRとしてのチームへの存在意義がわからなくなったし、今まで自分がやってきたことが全部無意味だったんじゃないかって思った。


今まで色んな人と話せることが取り柄だと思っていたけど、それが裏目に出た。

建前じゃない選手の話とか、他のスタッフからの話とか色んな意見が耳に入ってきた。


自分の気持ちも整理できなくて、頭が追いつかなくて、考えれば考えるほど自分の無力さを痛感した。つらかった。自分なんていなくたっていいじゃんって思った。嫌なことも基本的に寝たら忘れる私だけど、その時は夜も眠れないくらい悩んだ。


それでも、受け入れないといけないこともある。

自分が嫌だと思っても、それがチームのためになるなら、そうするべきである。


だから、その状況の中で、自分に何が出来るかを考えることが大事だって気づいた。

自分に与えられた環境の中で、いかにチームのために力を発揮できるか、チームに貢献できるか。

それからは、TRとしてチームにできることを精一杯やった。

テーピングもたくさん練習したし、本を読んだり、インスタで動画を見たり、こういうのもあるんだーって知識が増えた。


悔しい気持ちもあったけど、成長できる機会になった。




ラストシーズンが始まった10月。

決め事が多くて大変だったけど、頑張ろうって気持ちが強かった。

でも自分がどれだけ他人に頼って過ごしてきたか改めて実感した。去年こんな思いを1人で背負っていた萌乃さんに対して、自分の気持ちだけで反抗しまくってた自分が情けないなと思った。ごめんなさい。



あれからもう11ヶ月。本当にあっという間だった。

色々考えている間に時間は過ぎて、リーグ戦も3試合も終わってしまった。


今でも会話は大事にしているし、誰かが言っている些細なこともちゃんと聞いて、観察するようにしている。

あの時こう言ってたから次はこうしてみよう。あの人はこう言ってたけどこの人は違う、チームにとってはどちらがいいのか。

誰かの言葉に左右されるのは良くないけど、自分が迷った時に挑戦してみる選択肢になる。


たまに、果たして自分はチームのためになっているのかって不安になる時もちょっとあるけど、チームのため、誰かのためにはなっているって思える。最後までみんなのために出来ることを探して、TRとして最大限のことをしたい。




次の明学戦、みんななら勝てる!!みんなで勝とう!マクレ!!


#TR 矢嶋春佳



最後に大好きな人たちへ

@理絵、絢音、彩水、ウメ

言葉じゃ表せないくらい4人のことも、4人と過ごす時間も大好き!ビッグラブです!



@姉さんズ

1年前、姉さんたちが引退して、これからやっていけるのか不安で不安で仕方なかったけど、何とかここまで来れたよ!いつも応援しに来てくれてありがとう!残りも来てね!待ってるよ!


@33期のみんな

話せば話すほど面白い人ばかりで、文句を言いながらもスタッフが大変な時は助けてくれるし、時にはムカつく時もあったけど何だかんだ優しくて、真剣にラクロスと向き合っているみんなが大好きです!!


@TRの後輩たち

周りをよく見て色々なことに気が付くし、TRとしてチームに出来ることをいつも考えているみんな、本当に素晴らしいです!

こんな頼りない私についてきてくれてありがとう。

みんななら大丈夫だから自信もって頑張ってね!


@中杉野球部ズ

メッセージを待っている子がいるので、4人に向けて!

BANDITSに仲間入りしたきっかけも、辛い時、悩んでいる時に話を聞いてくれたのもあなたたちでした。

何だかんだいつも一緒にいて、気にかけてくれて、気づいてくれて、本当に心の支えでした。

まさか7年間も同じ部活で頑張ってるなんて想像もしてなかったけど、本当に感謝でいっぱい!

スペシャルサンキュー!これからも末永くよろしく!



次は、熱血FOer板垣くんです。

彼が熱い想いを抱いていることは皆さんも十分承知していることだと思いますが、33期唯一のFOerとして彼はどんな気持ちで4年間を過ごしてきたのでしょうか。熱いブログよろしく!

下半身の筋肉日本代表の根岸君から回ってきました、4年ATの沈凡翔です。

 

この前彼の入学当初の写真を見ましたが、細すぎて別人のようでした。この4年間であそこまででかくなったのがすごいです。フィジカルリーダーとしてリスペクトしています。

また彼は33期のムードメーカー的存在でアドTや「バモ」など数々の流行を生み出した人でもあります。一同期として彼の将来が楽しみで仕方ありません。

 

 

まずこの場をお借りして、

中央大学ラクロス部を日頃より支えてくださっているOB・OGの皆様、保護者の皆様、そして日頃からチームを支えてくださっている監督、ヘッドコーチ、社会人TRの皆様に深く感謝申し上げます。

 

自分のラクロス人生をただ振り返るだけの退屈かもしれないラストブログですが、よければ最後まで読んでください。

 

 

入部当初、高校の友達が口をそろえてこう言った。

 

「お前体育会入ったの!?どうせ続かないでしょw」

 

1年も続かない、最後まで続けたらなんか奢ってやるよ。

みんな自分が体育会に合わない性格をしていると思っていた。なんなら自分も思っていた。

高校途中から帰宅部になってスポーツとはほぼ無縁だった自分が、週5日、朝7時から始まりジムがあるときは午後6時まで。入学してから一人暮らしも始め、本当に自分なんかが両立できるのか不安だったのを今でも覚えている。

 

けど最初の1年はそのセリフを見返すためにひたすら壁当てや増量、筋トレなんかも不思議と頑張れた。元々あった身長や運動神経も相まって、ユースに選ばれるくらいの選手になってやろうとも意気込んでいた。なんなら心のどこかでなれるっしょとも思っていた。

 

結果、サマーウィンター共に試合に出場したのにも関わらず、ユース選考会にすら呼ばれなかった。

 

 

正直、納得した。同期からはちらほら選考会に呼ばれて、他校にはもっとうまくて、でかくて、速い選手がいて、全部中途半端な自分が選ばれるわけないか。そう思った。

 

「中途半端」

この言葉は大学に入るまでの自分を最も良く表している言葉であり、最も嫌いな言葉。

 

必ず最後までやり遂げると誓って入部したのに、このままユースにも選ばれず、現状維持のままでいいのか、自分にも何か突出した何かを作らなきゃ、そんな気持ちで2年生を迎えた。

 

そこで最も力を入れたのはフィジカル。これは誰にも負けないくらい強くなってやろうと必死に取り組んだ。それが原因で怪我もしたけどおかげで2年生からAチームにも選ばれたし後悔はなかった

 

2年生でAチームなんてなかなかない、これでユースの借りは返せたと慢心していた。蓋を開けてみれば、リーグ初戦、同じ2年生が得点をし、それをスタンドで応援していた武蔵戦。自分のフライが原因で失点した一橋戦。エキメンに選ばれ出場したが情けないボールダウンでターンオーバーした学習戦。

 

悔しすぎるし、情けない。練習でも先輩ロングにボコボコにされる毎日だった。いつしか筋トレを頑張ったことなど忘れて、ラクロスがド下手でチームの足を引っ張る後輩だと思い始めた。

それでも練習に行って、アフターしてから筋トレもやって、ミーティングでホストをやる生活を耐えれたのは同期がいたから。33期という仲間がいたから。だから、万願寺で2.3時間も壁当てできたし、長期オフもグラウンドに行って自主練もやろうと思えた。ほんとに感謝しかありません。それまで抱え込んでいたものが仲間と過ごして、忘れることができた。

 

3年生か今にかけては徐々に自分のフィジカルを活かして練習試合でも得点できるようになってリーグ戦で幾分か活躍できるようになった。

 

でも1つ大きな心残りは「チームを勝たせられてない」

 

去年のリーグ戦も今年も、点は取る自分の得点でチームを勝たせたことはない。勝ってる時も負けてる時もボール持てば点を取ってくれるそんな99番に恥じないような頼れるプレイヤーになりたいし、なってみせる。

 

 

いよいよ明日は法政戦。

4年ぶりのファイナル4に向けた実質1番大事な試合1人じゃ絶対に勝てない。チームが一丸となって勝ちにいこう。

 

この試合に勝っその先の学生日本一を成し遂げたい。このチームを中途半端で終わりたくない。

日本一になってみんなと笑って引退したいです。

 

追記

大会直前に風邪をひいて申し訳ありません。明日は必ず治して出場します。1番休んだので誰よりも走って追いかけまわします。

 

#99 沈凡翔

 

 

最後にお世話になった方々へ

 

両親へ

未だに息子がトップなのかカンパニーなのかわかっていないのはさすがに寂しかったです。一応息子はトップでスタメン張ってます。ファイナル4はさすがに見に来てください。

 

同期へ

ほんとに33期で良かった。プレイヤーもマネージャーもみんな笑顔が絶えなくで、一緒にいてほんとに楽しいし引退したくないなって思います。だから、試合に勝ち続けてみんなと長くラクロスやりたいです。

 

先輩へ

今まで自分をしごいてくれた方々、可愛がってくれた方々、今になって自分のためになっていると実感しています。その恩返しは試合に勝ってしたいと思っているのでぜひ見に来てください。

 

後輩へ

ラクロス辛くなったら筋トレしてください。上がる重量が目に見えるしパワーもつくし、やりすぎて損なことは絶対にありません。ていうのは冗談で、1人で抱え込まずに仲間とラクロスを楽しんでください。楽しんで上手くなった先に勝利があるのが1番素晴らしいことだと思います。来年再来年さらに強くなった中央大学を見に行くので、頑張って。期待してる。

 

 

次はTRリーダーの矢嶋さんです。

いつも猫背で姿勢が悪く、走り方も忍者みたいとプレイヤーから言われています。何度も直したほうが良いと言っているのですが全然意識してくれません。ですが、彼女のテーピング技術は信頼していて、僕の両足も毎練習お世話になっています。そんなTRリーダーの彼女はどんな思いを秘めているのでしょうか。気になります。

 

同じ中大の看板学部である文学部仲間の小川君から回ってきました4年DFの根岸太一です。
 
 
彼は大学に入って初めての友人であり、Jリーグの観戦で日本を飛び回り共に罵声を飛ばし、サウナでととのう最高の仲間です。
グラボを必ず拾ってくれるし足で点の取れる頼もしいSSDMですが、無意識的にプラ1を集めたり、急に横持ちで「一戦」始めたり、何か変なことあるとニチャニチャしてこっち見ないで下さい。早く大人になりましょう。
 
 
まず初めに、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、御父母の皆様、OB・OGの皆様、学内外関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。


 
自分のブログの番が回ってくるにつれ何を書こうかと考えていましたが、ただ単純に思いを書き綴ろうと思います。日頃から読書をしているため拙い文章になる筈がありませんのでご安心して一読ください。
 
 
 
 
 
「勝利の神様は細部に宿る」
 
 
 
 
この言葉はサッカー元日本代表監督である岡田武史さんの言葉である。私自身も中学校の時の長藤正義監督に横浜市トレセンに落ちて腐りかけていた時に投げかけて頂いた言葉です。また私は今でも人の話を覚えていることが苦手で大体のことは忘れてしまいますがこの言葉だけははっきりと脳裏に叩き込まれていて今まで1番心に響いている言葉です。
 
当時、中学生の幼い根岸少年にとっては、理解し難いものでした。「細部」ってなんだと。さっぱり分かりませんでした。パスやシュートの精度?またはミスをしないこと?この言葉の意味を深く理解しようとしていなかったのかもしれません。答えを求めて父親、コーチに尋ねても自分で見つけてみろと。

それから高校で怪我に怪我を重ねてサッカーを辞めてしまい、大学でラクロスはじめました。そしてこの1番感銘の受けた言葉を3年のBリーグ戦まで忘れていました。
 


3年生になると同期が続々とAチームに呼ばれ、また最後の最後に32期のタカさんが呼ばれて、なんで、俺じゃないんだ、他のロングの選手よりミスは少ないし練習試合でもターンオーバーをして、また調子も安定していたのに、と。今から振り返ってみれば過信という名の自信でしたが去年の自分は本気で思っていた。本当に浅はかで情けないです。
 
そこでリーグ戦オフ期間にこの3年間を振り返り懺悔している時、またあの言葉を頭の片隅の端っこから思い出しました。他の人に比べてみれば動画を見る頻度も画面録画の数も少なかったし、自分が出ている時に失点しなきゃいいやっていうマインドで、3年のAB分けの時に初めてテルさんなどの先輩に相談するという典型的なガチBであると。
 
そこから少しでもプレイヤーとして高みを目指そうとこの「細部」ってのに拘ることにしました。日々のラントレやフィジカルDAYのトレイルランを必ず先頭で走ったり、ホームジムで追い込んで闘えるBMI27の体づくり、アップの声出し、1年の夏の時からやっていたラクロス反省メモの質をあげたり自分の思うラクロスにおける「細部」を磨き上げてみた。自分としてもこれ以上なく拘っていると感じていた。
 


4年の春合宿の中間くらいからTOPの方で練習を参加して1on1やグラウンドボールなど思ったより通用するじゃんと手応えを感じ、スクリメでも上手くいくと思っていた。
そんなものは儚く散り、companyキャプテンに任命される始末。またこっち側か。日々の細かい積み重ねがこのような大切な時に出るのだろう。自分はまだまだ未熟だった。
しかし、ここで折れたら漢が廃るので根岸太一という漢を見せるべくともう一度、一念発起。
 

そしてcompanyキャプテンとしてこの自分の哲学と言えるものを行動で示してどんな試合でも勝利を掴めるチームになるためにレスポンスの徹底であったり、指摘の声、練習の雰囲気を締めること、という「細部」を口酸っぱく下級生に対して求め続けた。

TOPチームとの入れ替えの時このようなチームに対する取り組みや姿勢というものが全く評価されることはなかったが七大戦に呼ばれることや中立戦、日体戦勝利の大きな要因になったと思う。しかし、まだもっと「細部」に対して拘れるし、勝利に必ずしも関係ないことでも積み上げなければ神様を振り向かすことが出来ないのです。
このとき、中学の時に分からなかった答えを7年間かけて見つけることができ何かが報われたような気もした。


残り3週間と切った慶應義塾大学戦。
 
幸いにもまだ時間はある。Company全員で「細部」に拘ろう。マウスピースを着用すること、綺麗に防具を並べること、ラントレのラインを誤魔化さないこと、アイシング、テーピングのゴミを放置しないこと、練習場とジムのゴミ拾いや挨拶の1つで結果は変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。試合の勝敗に関係ないと言って、当たり前のことを当たり前に1人でも出来ない人がいるチームは大事な場面でボロがでるし、強いチームにはならない。
そんなことはみんなも身に染みてわかっているはずです。

勝利を掴み目標であるFINAL4に全員で辿り着くには、Company全員が「細部」小さいこと、細かいことを、ごまかすことなく、積み重ねることで最高の結果を自分たちの日々の行動で手繰り寄せよう。
 
第3節の明治戦敗北を喫して、厳しい展開になっていますが、まだ何を終わっていないし、決して諦めてはいけない。個人としてもジェットコースターみたいに調子の上下がありますが、まだTOPでプレーすること諦めちゃない。慶應戦が最後のチャンスだと思っている。最後まで「細部」を積み重ねてワンチャンスを掴んで離さないように取組み続ける。その姿勢が4年でcompanyにいる存在意義であるし、同じポジションから学生コーチになった3人のためにも闘志灯して闘うことが使命だと思う。
 
Companyのみんなは夏前よりも格段に上手くなっています。頼もしい34のみんな、成長著しい35のみんな、応援してくれる33のみんな、一年生、そして多大なるサポートをして頂いているコーチ陣の方々、最後に力を貸してください。
 
 


俺は知っている。勝つ喜びも負ける悔しさも。そして君たちとなら成し遂げられることも。
 
 
 

大丈夫、いける。
 
 


次はリーグ戦でも最高に痺れるスタンシューを決める我らがフィジカルリーダーのぼんしょうくんです。大きな笑い声と笑顔はチームを和ませ、筋トレをより活性化させてくれる彼の秘められた想いはどのようなものなのでしょうか。超絶筋肥大されたブログに期待です。



#6  根岸太一