(Norwegian) blue bird | CAHIER DE CHOCOLAT

(Norwegian) blue bird


2022年のふり返り。BBC Radio 2の大みそかのfestiveプログラムを聴きながら(良い曲がじゃんじゃん流れるので、しょっちゅう中断しながら)。

january
2022年1本目の記事は2021年のふり返り(書いていたら日付が変わった)。友人に転送を頼んでいた『At Last the 1948 Show』のレコードがようやく到着(嬉しい)。MacでプレイするCD-ROMのゲーム『Monty Python’s Complete Waste of Time』を入手して、シェル型iBookで遊ぶ(楽しい)。びみょうな映画を観てどんよりしそうになる(暗い作品というわけではない)。なんかしらんが疲れ気味。

february
年またぎになっていたトラブルがようやく一応解決(ブログには残していません)。数年前からぐずぐず何度も考えてはやめをくり返していたiPad、結局iPad miniを購入した。これは今年のベストバイのひとつ。パソコントラブルでかなりめんどうなことになり、久しぶりにデータの一部が失われるという事態に。Rainbow Disco ClubにMCDEがくると知って大喜び。ブログには書いていないけれども、驚きの「不思議な巡り合わせ」があった。

march
パソコン問題まだ終わらず。“iWork”が失われていることに気づいて、面倒な作業に時間を取られている。スケジュールを間違えて家を出る、これは要注意のサイン。でも、それで空いた時間にふらっと寄ったBOOK OFFでパイソンズとヌーヴェルヴァーグの本を見つけた。12月現在、まだ積読。

april
やたらと眠い期(不定期)。眠気が直接の原因ではないものの、とんでもないことやとんでもないこと未遂をやらかしている。

may
どしゃぶりだったけど、RDCはほんとうにほんとうに楽しかった。前後に会った人との会話やメッセージのやり取りも含めて。ただ、私の判断や行動があやしすぎて、人さまに迷惑をかけたり、お世話になったりした(反省)。その後は、小さいことだけど私にとってはとても嬉しいこともあった。そういう色々があって、リアルの自分とインターネットの自分について考えたりもしている。出してきたパールのネックレスは大活躍中。

june
映画とマイケルの近況の記事以外は、プラチナジュビリーのことしか書いていない。

july
ロンドンのPrintworksのクローズが決定というニュースが悲しい。「私を作った児童文学5冊」と「私を作ったマンガ5冊」について書いてみた。改めてこういうことについて書くのは楽しかったし、自分の好みの傾向を再認識した。「何かのまんが雑誌の別冊付録だった冊子」はあのあともう一度探してみたけど、やっぱりわからない。

august
オフィシャルサイトでパイソンズのTシャツがセールになっていたので購入。“Whizzo Chocolate”のチョコレート色のTシャツはサイズもちょうどよくて大のお気に入り。「galactic new year」ということで、『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』を観ながら飲んだり食べたり、真夏の大みそか気分。マイケルの日記本『The Python Years: Diaries 1969 – 1979, Volume 1』の記事を最後の年までアップし終えた。今回もまた車検がたいへん。

september
尻もちをついてお尻を打撲、痛みや不便で気力喪失気味(結局、完治まで丸4ヶ月かかった)。「絶対にがんばらないといけないこと」は自分なりにがんばった。エリザベス女王崩御。忘れ物、スケジュールや時間のミス、眠り病、買い物依存気味、もろもろタイミング悪い。Macのバッテリーが膨張して「Service Battery」に。その後なぜか「Normal」に戻っていたからそのまま放置していたのが、今見たらまた「Service Battery」になっている。どゆこと。ゴダールの訃報エリックがまさかのすい臓がんだったと知って驚く。治ってほんとうによかった。これはじょうだんじゃなく奇跡の生還。そういえば、「12月の私は9月のことをどんなふうに思い出すのだろう」とか書いているけど、正直あんまり覚えてない。

october
「弱っているときに決まって読みたくなる本」を読みたくなる。海外に行きたくてしかたがない。WorldWide FMの“State of Rhythm”が一旦終了。悲しすぎる。忘れ物をする、ハズレに当たる、タイミングが悪い、時間を間違える、といったことが再び頻発。でも、小さくてもすごく嬉しいこともあった。

november
今年のクリスマスミックスを作成。去年のに比べると地味目に聴こえるけど、今年はある意味そういう年だったということでしょう。3年ぶりに来日したHugoに再会、とても楽しかった。途中退出したくなる映画を観てしまい、ちょっとつらい。

december
映画の感想と今年の映画や音楽などのまとめ記事以外は1本だけ。回り道になったけどパーフェクトなものに出会えたので、悪くない。そのほかにも、ちょっとした悩みのようなことやしばらく問題だったことがいくつかぱたぱたっと解決した(こますぎる話なので記事には書いていませんが)。



こうしてふり返ってみると、極端に良いことがぽつぽつあって、それ以外の時は全体的に低い感じ。グラフにしたら、上下の差が激しいギザギザになりそう。でも、好きな映画やドラマにたくさん出会えて、新作も好きなものが割と多かったのが嬉しい。あとは、去年からあいもかわらずモンティ・パイソンの日々。去年はパイソンズと出会って、「探していたものはここにあったんだ……!」というような気持ちだったけど、今年はさらにそこから色々とぞろぞろつながってきて、今まで自分でもはっきりわかっていなかった自分の趣味嗜好というのがさらに明確になった。子どもの頃に好きだったものにもつながっていたので、「なんだ、結局は自分の中にあったってことなのか……」となっていた。さんざん探した青い鳥は家にいました、みたいな。自分のことなのになんでわからないのかよ、と思う人もいるかもしれないけど、私はそうだった。わかってるようでわかってなかった。それがわかって、すっきりしている。そういうこととも無関係ではなく、今、「叶えたいことは何ですか」と聞かれたら、はっきりと答えられることはふたつある。来年はそれを少しでも現実に近づけるために、やっぱり努力していくしかないのだと思う。今年、最後の最後にThe Womblesにも出会ったから、来年は彼らのレコードを少しずつ集めていくという楽しみもできた。グッズ(というかおもちゃ)もたくさんあるみたいで、ちょっと危険……! でもそういうのも原動力になるってものです(言い訳)。また書いているうちに日付が変わってしまった。イギリスだとまだ2022年12月31日16時43分(9時間ビハインド)なのでよしとする。今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。2023年がみなさまにとって素敵な年になりますように。

写真の小さいオウムは1970年代の前半に製造されたものだそう。(ノルウェイジャン)ブルーのオウムはちょっと恐いくらいストライクな時代からやってきたものだったよね。