favourite music 2022 | CAHIER DE CHOCOLAT

favourite music 2022

今年はここ数年にはなかったくらいレコードやCDをほとんど購入していなかった。何を聴いていたんだろう……と改めて考えてみると、昨年入手したモンティ・パイソン関連のあれやこれやとオンラインにアップされるミックスやセット、あとはBBC Radio 2だった。お気に入りのプログラムは60年代しばりの“Sounds of the 60s with Tony Blackburn”。トニー・ブラックバーンのトークがなんせ楽しくて好き。


一番聴いたのは今年も“State of Rhythm”だと思う。今年11月にWorldWide FMのほとんどの番組が一時休止になったのと同時にお休みになってしまったけれど、そのあとはMixcloudのアーカイヴを最初からもう一度聴き始めたので、やっぱり一番聴いている。第1回は2017年、さすがに忘れてるところもあって新鮮に感じる。どの回を聴いても「そうそう、こんな良かったんだよ〜!」となっている。


State of Rhythm: Danilo Plessow // 09-09-22
棚からひとつかみ的な回は2時間全部ダニロのセレクトなのが嬉しい。


今年はインパクトある新たなものはなかったかなーと思っていたところ、12月に入ってからどーんときた。The Wombles! なぜ!今まで!知らなかったのか!私は! 1970年代の英国で知らない人はいないくらい売れていた、児童文学がもとになっている子供向け番組のキャラクターが結成したというていの着ぐるみバンド、人気だったからおもちゃもいっぱい出ている……どれもこれもどこかで出会っていても不思議ではない要素ばかりだというのに、まったく知らなかった。最初に耳にしたのは、BBC Radio2の番組内でかかった"Wombling Merry Christmas" というクリスマスソング。再生はレコードで、頭出しの間違いか何かで違う曲が流れちゃったりして、そういうのもひっくるめて良かった。それと、DJのダーモット・オレアリーとメッセージを送ってきたリスナーのはしゃぎっぷりが気になった。検索して出てきた画像の衝撃よ。とにかく可愛くて、楽しくて、最高だ。


The Wombles Collection - The Wombles
これからレコードを集めていこうと思っているけども、まずは焦らずベストCDを購入。2枚組で、ロイ・ウッドとのコラボ"I Wish It Could Be A Wombling Merry Christmas Every Day”も入っているというのが嬉しい。ジャケットもなんかシュールでラヴリー。


"Wombling Merry Christmas"
これと、


“I Wish It Could Be Christmas Everyday”
これを合わせると、


"I Wish It Could Be A Wombling Merry Christmas Every Day”
こうなる。2曲が交互になってるだけなんだけど、メドレーみたいなちょっと無理やりなメロディにみょうな中毒性ある。