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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始
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5.救急隊員が到着する(アメトピ掲載)
↑つづき
総合病院に救急搬送されてから
私はずっと待合室だったので父に会えなかった
入院・手術だと決まって、気の小さい父は大丈夫だろうか
特に父は病院嫌いな人だ
と心配だったので、やっと父の顔を見れたことにホッとした
「大丈夫?痛い?」と聞くと
「もうお父さんバカやっちゃったよ〜」
と父は弱々しく情けない声で言う
相当ショックを受けているのが分かった
それはそうだろう
父は人にカッコ悪いところを見られるのが嫌いな人だから
つねに転んだり、失敗しないように気をつけている
40年以上運転していた車も事故を起こしたことは一度もないし
バイクや自転車でも転んだことはなかった
どちらも毎日のように乗っていたにもかかわらず
そんな父だったからこそ
今回の自転車で転んだということは父にとっても、家族にとっても
かなり驚きな事件だった
しかも骨折・手術という大怪我
私は何て声をかけて良いか分からず
一瞬、言葉が出てこなかったが
「で、でも先生がお父さん若いから歩けるようになるって言ってたよ!良かったね!」
と、なんとか明るい雰囲気にしようと絞り出す
「お父さんどのぐらい入院になるんだ?」
「1か月ぐらいだって」
「1か月かぁ。わたあめが同居した後で良かったよ」
私と同じで父も認知症の母のことが心配になったのだろう
「そうだね。それに同居してなかったらお父さん助けに行けなかったしね」
そう答えつつ、私も改めて同居しておいて良かったと思う
同居したことによって、母は生活環境が変わってしまい混乱はさせてしまっているし
それが原因で認知症も進行してしまった気がする
父も私たち家族が同居したことによって気疲れもするだろ
ほんとに同居して正解だったのかなぁと思うこともたまにあったけれど
今回の件で、同居して良かった!!!と心から思えた
そんな話をしつつ
父、看護師さんと一緒にエレベーターに乗り
5分もかからず入院病棟へ到着した
看護師さんが病室の準備が出来ているか確認に行っている間
私と父はナースステーションの前で待たされる
そして、そこに貼られていた張り紙を見た瞬間
私は嫌な予感がした
(明日につづく)
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