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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居予定

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三年前のとても寒い日の夜

 

父から家族のグループLINEにメッセージが入った

 

 

「母が散歩に行ったきり帰ってきません」

 

 

 

時計を見ると夜の7時

外はもう真っ暗だった

 

 

 

その頃の母は、今よりもずっとしっかりしていて

よく一人で遠くまで散歩に行っていた

 

いつもは暗くなるまでには必ず帰ってきていたから

そんな遅くまで帰ってこないのはおかしい

 

それに実家の夕飯はいつも6時頃

その時間をすぎても連絡もないのは何かあったに違いない

 

 

 

事故!?それとも迷子!?

 

 

 

 

 

私は急いで母の携帯に電話した

すると母はすぐに出てくれた

不安で携帯を握りしめていたのかもしれない

 

 

 

私「お母さん今どこ?」

 

母「大通りから一本細い道に入ったら、何処だか分からなくなっちゃった

でも大丈夫よ。また大通りに出れば帰れるから」

 

 

 

その頃は、母自身が「自分が認知症」だと認めたくない時期で

自分の失敗や出来なくなったことを家族に隠そうとしていた

 

 

私「お母さん、もう暗くて危ないからお姉ちゃんが車で迎えに行ってくれるって!

周りに何がみえる?お店やマンションがあれば、それの名前教えて」

 

母「細い道だから何もないところなのよね」

 

私「なんでも良いよ!小さい会社でも良い。なにか看板はない?」

 

 

 

 

すると母は看板があったわ。と言って聞いたこともない会社の名前を言った

 

私はその場にいてねと言って一度電話を切り、母が言っていた会社を携帯で検索した

 

すると実家から5キロ程離れた場所にその会社があることが分かった

 

 

 

すぐさま家族のグループLINEにその会社の地図を送る

 

 

 

一番上の姉「今から車で迎えに行ってくる!15分ぐらいで着くと思う」

 

二番目の姉「私、お姉ちゃんがつくまで電話で母と話してるね!動かないように言っとく」

 

 

 

 

その15分後、姉から「母を見つけて車に乗せました」とLINEがきて

家族全員、ほっと胸をなでおろした

 

 

父からも「本当によかった。ありがとう」

とメッセージが来た

 

 

父も帰ってこない母をずっと心配しながら

一人で夕飯も食べずに帰りを待っていたのだろう

 

 

 

 

 

 

このとき私たち三姉妹は、みんな家庭を持っていて

それぞれ自分の家にいた

 

そんな中の母の迷子事件

今思えば、すごい良いチームワークだった


 

 

 

 

 

 

無事に母が帰ってきてよかった

 

 

 

 

そう安心したのも束の間

 

それからも何度か母は迷子になり

 

その度に姉が車で迎えにいくようになった

 

 

 

 

 

そこで私たちは作戦を考えることにした

 

 

 

 

 

(つづく)

 

 

 

 

 

現在、母に持たせているGPSがこちら↓

家族全員が携帯にGPSのアプリをいれて、つねに母が何処にいるか把握している

 

 

 

 

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