葬儀↓
やっと葬儀が終わると、
その瞬間からお金の問題が発生します。
ここまでにかかってるお金リストをまず、書き出します。
①ターミナルケア施設の部屋使用料(ベッドとかもう、入れてた。)
②ベッドや吸入機などの介護保険レンタル費
③ショートステイ利用費
④入院費
⑤火葬場使用料
⑥葬儀費
⑦個人で出す香典や供花代
⑧お寺へのお布施
⑨葬儀の時の車代、お茶代、お菓子代(諸々)
今のところ、こんなもん。
さっさと、払ってしまいましょう。
引き出した100万では、全然足りないけど。
①②③は請求書が振り込み用紙で届くように手配します。お義父さんの口座、凍結されてるし。引き落とし出来んからね。来たら引き出しておいた現金で払います。
④は、月末までに払う必要があるので、(病院の保険点数都合です)連絡来たら、現金で払いに行きます。診察券持っていけば払えます。高額医療請求とかにも対応できます。
⑤は葬儀社にお支払いずみ。現金でしたよ。
⑥は、計算終わり次第、振込先案内送りますって言われたけど、届いてから1週間以内に払え…って結構大変な金額。この分も凍結されるより先に下ろしておけば良かったわ。(ほんまはあかんのよ?)今回は建て替え無いとあかんね。
⑦これは、個人的に、我が家から出した物。これ、遺族は忘れがちだから、金額高い時もあるし、用意先にしようね。
⑧葬儀費用には、介護保険から補助が出たりするので、このお布施にも「領収書」が欲しい。が、一般的にお布施には領収書は出ないので、振り込みにしてもらいました。振り込みの明細は、領収書と同じ効力を持ちます。引き出した現金でお支払いしました。
⑨写真現像したり、お茶ペットボトル買ったり、従兄弟のお車代用意したり。細々したものは、建て替えてると後で精算大変なので、先に引き出した現金でお支払い済み。
さて、お支払いはできた!
これからやる事。
A 相続手続き
B 保険請求手続き
C 遺族年金手続き
D 確定申告(減税手続き)
F 遺族のこれから(住む場所、金額)
G すぐに来る、次の法要
こんな感じ?
※ちなみに、私は相続人ではないので、全ての手続きができません。手配だけです。
A 相続手続き
これは、他のサイトとかにも詳しく出てるでしょう。
なので簡単に書きます。
※ちなみに、故人の戸籍謄本を「除籍謄本」と言いますが、死亡届の提出から1週間〜10日、登録にかかります。すぐにはもらえません。
①故人の死亡から出生までの戸籍謄本を遡って取り寄せ。(※戸籍改訂がヤバい)義父は8冊ありましたよ。(現在。改訂前。戸籍引っ越し。婚姻独立。改訂前。戸籍引っ越し。筆頭変更。出生。)
②遺産分割協議書で済むのか、家裁まで頑張るのか。(遺産分割協議書ならば、自分達でパソコンとかで作れます。)
③誰か、遺産の相続分の放棄するのか、全員受け取るのか。
(※相続放棄=家裁、※相続分の放棄=遺産分割協議書。※この単語間違えるとヤバい。)
④遺産の相続分の放棄してもしなくても、相続人の、自筆署名、捺印、戸籍謄本、印鑑証明が必須。(相続人の人数分と、提出用。※提出先の数を先に確認。)
⑤不動産のある無し確認。←これ、真っ先にやらないとあかんかった。無いと楽。あると、相続登記が必須になる。亡くなってから3年以内。
⑥法務局(不動産登記)と、各金融機関に、手続き申請。手順がそれぞれ違うから、まず、最初に方法を問い合わせして。
⑦保険によっては、遺産分割協議書か、家裁調停書類がないと保険金請求できないものも。
↓という事で、
B 保険請求手続き
どこに注意が必要か、書いてみます。
まず、入院給付金の受取人が「生存時と死亡時で同じ本人」の場合。亡くなってるので、そのお金は銀行に入るものと同じ。本人のものなので、遺産分割協議書が要ります。
死亡保険金の受け取り相手が「妻」になっていない→例えば「本人」例えば「相続人」と書いてある場合。遺産分割協議書が要ります。
死亡時の受取人が「配偶者」とか、「第一子の〇〇」とか指定されている場合は、死亡確認だけで大丈夫なので、死亡診断書をみせるだけなのですが、保険金が高額で、支払い後に揉めることもあるらしいので、保険会社も慎重になり、「遺産分割協議書見せてください。」と言われたりします。おとなしく見せましょう。やましい事はありません。
手続きのときに「遺産放棄」「相続放棄」って言うと、家裁の調停書類を提出になります。
「遺産の相続分の放棄」と必ず伝えてください。
保険金の支払い前に、書類の確認がありますが、イマドキ?なのに、対面になる場合が多いです。家にコピー機無い場合は、先に渡す書類のコピーを取っておきましょう。(故人戸籍謄本死亡〜出生➕相続人戸籍謄本➕印鑑証明➕遺産分割協議書➕死亡診断書も)コピーだけで、ものすごいボリューム。
↑なかなか、入ってこないね?最短でも1ヶ月かかると思います。
全部終わるまで無理よ。なので、先に現金が手元にある、タンス預金、結構大事。
C 遺族年金手続き
①除籍謄本できるまで、手続きできません。
②年金事務所で手続きになります。(予約要ります)
③故人の未受け取り年金が受け取れます。
④遺族厚生年金が受け取れます。遺族になった日まで遡って受け取ります。手続きが遅れても大丈夫。(…だいじょばない。早よ寄越せ。)
⑤今までの年金口座と違う口座に変更できます。
実際に、受け取るまで、3か月くらい、かかります…それまでに現金が足らなくならないように、生活費があるかどうか、遺族の口座残高確認してください。(義母はこの通帳を無くしたので、即、再発行。2行も。カードもや!葬儀の翌日によ?)
D 確定申告(減税手続き)
まず、故人の確定申告
①2023年の確定申告をせずに、2024年2月までに亡くなった場合。
2023年の確定申告は、亡くなってから4か月以内にやれば良いです。ただし、eタックスは使えず、「準確定申告」という書式に変わります。医療費控除なとが有る方は、出来るだけたくさん取り戻しましょう。元々やらない方は必要ありません。
②2024年頭から、亡くなった日までの確定申告。
年金額が400万円以下のお義父さんは、必要ありません。
が、入院とか、手術とかで高額医療費の場合は、申請できます。目安は10万以上の医療費やオムツ代。
③遺産相続した人の相続税申告。3600万円以下の相続なら必要ありません。
配偶者なら3億まで要りません。
なので、今回はやらない。でも相続申告は確定申告の時期までまたずに、亡くなってから10か月以内に申告しないといけない。
やる場合は、相続した金額以外にも、使った金額(葬儀費用とか)の領収書を添付して出来るだけ節税しましょう。
義母はやりません。金額的に必要無いので。
F 遺族のこれから(住む場所、金額)
今まで、2人暮らしだったり、自宅だったり、これを機会に施設に入ったり…
決めることがたくさんですが、出来るだけ早く動きましょう。義母はケアハウスの2人部屋を継続利用できるように申請。
部屋の利用料は今までの半額(義父の分が無くなって)に、4万円をプラスすれば居続けられる制度を利用します。
そのうち、落ち着いたら移動も検討します。
※義父の入居補償金は残額が返却されます。
他にも
・スマホの契約が義父なので、義母に番号引き継ぎ。
・電気ガス水道などの引き落とし口座と名義を義母に変更。
・介護保険のレンタル品の引き落とし口座変更。
・不用品(粗大ゴミ)などの廃棄。死亡診断書と家族関係のわかるもの(例えば本人のマイナンバーなど)があれば、相続人で無くても、直接粗大ゴミ持ち込みに出しにいける。
手続きで一番使うのは、死亡診断書と、
義母の通帳の口座番号です。
この2つは持ち歩いてください。
G すぐに来る、次の法要
お仏壇をすぐに買いましょう。次の法要はすぐです。↓(義母の部屋にはデカいのがある。義両親が施設に入るときに持ち込んだ。みんなビビる。床の間占領するサイズ。)
ニナノカ 14日目
サンナノカ 21日目
ヨンナノカ 28日目
ゴナノカ 35日目
ロクナノカ 42日目
四九日=ナナナノカ
七日法要を全部やる、宗派と、四九日に全部まとめる宗派があります。
ウチ?全部やりますよ💢。そしてその都度法要代が要ります。
お坊さんが、ケアハウスの部屋まできて、南妙法蓮華経…てやります。
四九日には白木位牌は燃やすので、新しい位牌を用意します。(ウチはすでに有る。)
↓見つけた、位牌入れ。お札を納めるタイプ。
四九日に納骨するか、決めます。
その場合は「納骨堂」か「お墓」が必要になります。準備してください。(すでに納骨堂が用意されてる。)
四九日の、お布施がまた必要です。
法要後のお食事代は喪主もちです。お昼にやりたくないねー。
別の時間を指定しましょう。
百日
一回忌
三回忌
すぐですね。日付け、先に決めておくとスムーズです。
四九日か、百日までに相続手続きが終わってたら、終わりました報告と、相続人それぞれに遺産分割協議書を渡して、保管してもらってください。
ここまで、だいたい。ですが、必要な支払いと必要な手続きは拾えたと思っています。
…どう?
悲しまない人が、1人くらい居ないと、出来ないよね?
ドラマとかで、悪役っぽい人が、葬儀の直後に、
「早速、相続の話だが…」
「…‼️
亡くなったばかりなのに、良くもそんな酷いこと言えるわね‼️このヒトデナシ❗️」
いや、やらないと間に合わないんよ。
よーく、わかった。
我が家、
まだ四九日も来てませんが、頑張ります。
私が悲しむのは、きっと、全部が終わってからです。
その頃、やっと実感が沸くかも知れない。
年2回、恒例で入院してた義父。
また、居ないね。
くらいの感覚なのです、今。
今の感覚のうちに、手続き、頑張ってみます。
この記事を検索して見に来ている人は、
きっと同じようにバタバタされている事でしょう。
拙い覚え書きですが、一助になりますように。
さて、明日は四九日の信者の数を、住職とバトルぞ!気合いだ!(食事代が嵩む…💢)