最後にやる事パートⅡ (斎場到着からお通夜終了まで) | サボロー母の日常的記録(たまに謎解き)

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ダラダラ時間さいこー!
その為に仕事時間との線引きはしっかりやるよ!
そんなサボロー母「ちぃぱっぱ」とホンモノのサボロー子らとのバトルな日常。
出版社で教科書教材を作るお仕事の傍ら、猫を愛で、介護に行き、たまに謎解きで頭使って。そんなゆるい日常ブログ。

2024年1月18日。義父が亡くなりました。
葬儀社の斎場にたどり着いたところまでは、書きました。↓
私の代わりにお義姉さんがやってくれたことを書き出します。

まず、
参列者の人数の確認や、
祭壇の規模や、供花の数確認。
親族のどこまでを「家族葬」として呼ぶのか、判断は義姉がしてくれました。

少し前に叔父様を亡くされていらっしゃるため、経験に基づき、テキパキと親族に連絡をしてもらいます。

日程や時間は後でお知らせしますね。と、前置きし。
決まり次第ショートメッセージで通夜と告別式の案内のページリンクを送ります。
そのページに、供花や供物の購入リンクもあるので、私も実父に送りました。

あとは、その参列者のうち、着物の人が居ないか?着付けなどの必要性も含めて、義姉が手配を進めてくれます。

22時ごろ、斎場に義父を残し、一旦解散です。
義母をケアハウスに送迎し、私とパートナーは家へ。1時間くらいかな。
義兄と義姉は高速利用して2時間かかるので、本当にきてくださってありがたい…。


さぁ、お通夜まで時間がありません。
(これ、1日空き時間ができたから良いけど、無かったらどーすんの?)

翌日になりました。
まず、銀行へ
お義母さんに、現金がどれくらい要るかわかりませんが、とりあえず、100万用意します。
予想では、お布施50万、その他の手続きで10万、車代などで10万…てところかな?(宗派によります。)

市役所が開くと同時に死亡届の提出です。が、先にコピーを取ります。市役所の中にはコピーサービスが、必ずありますので、探してください。

死亡診断書の隣に、死亡届がついていますので、診断書部分には何も書かず、届け部分に記入して、住民課へ提出します。

受理までかなり時間がかかるので、
この間に、
年金課に問い合わせと、
介護保険の抹消手続きと、
税務課で確定申告の相談と、
障がい者手帳の返却に行きます。

年金課がクセモノでした。
遺族厚生年金などの、年金にかかる手続は、市役所ではなく、年金事務局での手続となりますが、予約制で、近くはすでに、3月アタマまで埋まっているとの事…遠くに行こう。そうしよう。
予約を取ったら、2月後半でした…ガーン😨

あとは、税務課で、「準確定申告」のやり方を聞いたり
亡くなった方が、確定申告前「1〜2月」に亡くなった場合、前年の確定申告も、年明けから亡くなるまでのその年の確定申告も、
「準確定申告」の名前になり、4ヶ月以内に申告すれば、大丈夫なようです。

ようやく受理された死亡届。
受理の証として、火葬許可証がもらえます
受付時に、どこの火葬場を何日の何時に予約してあるのか聞かれました。

昨夜、病院で電話したときの情報は、ちゃんとメモしておきましょう。

次にケアハウスに、写真を探しに行きます。
写真の場所を聞いて、勝手に出して、
付箋紙を貼りまくります。

食事の終わった義母を連れて、まくら回向へ
13:30には斎場に入ります。

お茶を出す準備をしながら、遺影を決めます。
なんと、私のスマホで撮った写真が一番柔らかく笑っている…との事。
スマホ写真を葬儀社に送り、加工可能か聞いてみます。
スマホ写真は現像しなくても、メール添付や、ネットサイト経由で提出が可能です。あまりサイズが小さいと、使えない(加工できない)可能性がありますので、早目に送りましょう。

加工、服の着替えや、背景の変更、余分な写り込みの消去…有料ですが、やってもらえます。
ジャージを着たお義父さんは、スーツ姿に変身して、遺影となりました

遺影以外の、スライドショー用写真も、一部はメール添付で送り、紙のアルバムに貼り付けてある分は、アルバムごと斎場に持ち込み、スタッフさんに加工してもらいます。


それ以外にも、義姉から「この写真を使って欲しい!」要望や、ハトコから「一緒に写った写真はお棺に入れられる?入れられないならかざってもらえる?」、義母から「お父さんが大事に飾ってる書を、お棺に入れてあげられないか相談したい」…要望増えてくなぁ。


こーゆー時、家族葬だから、身内である私がバタバタするけれど、家族葬じゃ無い場合は、スタッフさんがいて、そのスタッフさんがこーゆー話を調整するのかしら?


まぁ、バタバタしましたけど、やりますよ。

写真も、書も飾りまくりましたよ。

お通夜の朝までかかったわ…。

↓この書のうち3枚を、額から抜いて、お棺に納めました。



さて、時を戻そう。


19日の15時

仮通夜とまくら回向です。

服装は、喪服では無いけれど華美ではない、セミフォーマルくらい。

私は紺のスーツ。義母は黒のセーターアンサンブルで参加しました。


お寺から住職が1人で来られ、

お義父さんの前にある祭壇にご本尊を納めます。

ご本尊は、仏像の場合もありますが、うちの宗派日蓮宗本門佛立派の場合は、掛け軸のようなものに「南妙法蓮華経」が書かれたものを、吊り下げます。

祭壇の内側に吊り下げ金具があるので、一般的なんだと思います。


それが終わると、楽器を取り出し…(木琴とか、おりんとか)仏具って音が出るのは楽器だよね?

木魚とかも、吹奏楽でも使うし…


おもむろに、お経が始まります。

そばには、お義母さんだけ。

慌てて、私もそばに座ります。お茶の準備してたのよ。


お経が終わると、ご本尊はそのまま、告別式が終わるまで、ここにかけておきます。

楽器はまた持ってきます。


さて、打ち合わせ

普通はお坊さんの数だけ打ち合わせして終わります。

我が家の場合は、引き連れてくる信者の数をバトル…スタート!

「家族葬だから、ご遠慮ください!」

「いや、お役員サマの葬儀ですよ?5人は顔を出させてください!」

「おもてなしできかねます!」

「必要ありません!」

「人数増えたら、お布施も増えるでしょう?払えませんってば!」

「お気持ちですから、大丈夫です!」

「大丈夫だった事なんて無いじゃないですか!」


…義母が、「もうええで、住職の言われるとおりに…」


「(勝った!)」

「(…負けた…)」

誰の心の声かは、ご想像にお任せします。


信者さんの参加は、お通夜に5人、告別式に7人。火葬場まで同行4人。となりました。


お昼ごはんの数、カウントし直さないとな。

お経をあげるお坊さんの数は、まくら回向1、お通夜2、告別式2.、初七日1の延べ6人となりました。

…普通じゃないって大変。


ほら、めっちゃ遅くなってしまったやん。

17時まわってるやん。

17:30義母をケアハウスに、送り届けてから、

18:30自宅に到着!


私が夜ご飯の準備してる間に、

パートナーと息子は、紳士服のAOKIへ、急げ!


吊るしの喪服を買わねば!!


裾のお直しが、明日の朝10:30にしか出来ないらしい。ヤバいね?朝の打ち合わせに間に合わんよ?


2024年1月20日。

お通夜当日。

私が、10時にキタムラで写真現像して、10:30に斎場入りして、お弁当の数とか打ち合わせ、最終。


パートナーと息子と娘は、喪服を受け取りと同時に着替えて、その足で、コンビニで、私のお昼を買って、斎場へ。


遠方から義兄と義姉と従兄弟が、到着し、従兄弟を下ろして、すぐに義母を迎えに出て行きました。


義母は着替えに多分手伝いが要る

義姉は、義母のために、ヒートテックのインナーやタイツを調達してきたので、着替えのお手伝いを買って出てくれました。


14時、義母が到着

14:30 納棺師到着。湯灌開始。

15:30、義姉と私は受付の準備

…同時に住職到着。信者さん、もう来てて、ウロウロされて、邪魔。

16時、受付開始。

17時、お通夜開始。

18時、お通夜終了。

ご参加の皆様に、助六寿司とお茶を渡してお見送りし、明日の朝の打ち合わせをしてから、


19時、義母を送ります。


20時帰宅、先に帰宅した娘の習い事の送迎

↑こーゆーの、忘れがち。

ちゃんとやらないと。



1月21日告別式


朝7時私だけ出発。義母をお迎えに。

到着すると、疲れた顔の義母が、着替えを前に固まっています。昨夜ネックレスが外れなくて、お風呂に入れなかった…と。(何のためのケアハウス!スタッフに言えや!)

義姉にもらったタイツや、防寒対策をして、雨の中、斎場へ


斎場に9時到着。写真撮影?なんで?

地域によってやるらしいです。告別式での撮影。


9:30受付開始

10:00告別式開始(お棺に入れるものに金属がついていないか、昨日チェックした

11時出棺(乗る車の順番とか、昨日決めた

11:30火葬場、待ち時間に控え室でお弁当

お弁当の運ぶ車とか、ゴミの片付けとか、個数とか、昨日決めた。)

13:15 お骨拾い(骨壷の数が最大3つ。宗派によって使う数が異なる。うちは、3つ、お買い上げ。昨日決めた。)

14時 斎場戻り(骨壷をもつ人を指定される、これも昨日決めた。)


斎場に戻り、骨壷が祭壇におさまると。

初七日法要。(火葬場でお坊さんはご飯を食べない。ご不浄なので、そのまま初七日のお坊さんと交代。)


終わってから、相続手続きについて、パートナーは兄弟で話し合い。

お寺への入金は振り込みにしてもらった。(お布施は、領収書が出ないから。振り込み明細があると控除証明になる。という目論見。)


葬儀社への振り込みは計算が終わったら、振込用紙が届く。


義母をケアハウスへ送って

部屋でお着替えさせて、



ここから、相続の手続きなんだけど。

今後の話し合いは。またパート3にて。




一つ感想を。


葬式の祭壇のお花。そんなに要らん。

たくさんありすぎて、最後、束で植えたもん。

義姉と私で、縦に植えまくった。

おかげでせっかく着せたスーツ見えへんやん。


生花の祭壇、高かったのに。


(悲しいとか、涙の感想は、忙し過ぎて、無かったわ。)