ワインと食で！幸せ地中海マインド -14ページ目

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25Apr
- 旬の野菜と言えばこれ！
  ほんと野菜がおいしい季節ですね。大好きなのが、アスパラ。イチゴと一緒で気が付いたら時期が過ぎていて、もう八百屋にない！ということになりがちな野菜。今年はちゃんと食べられています。マヨネーズで食べちゃう人が多いかもしれないけど、おすすめはやっぱりEXオリーブオイル。さっと塩茹でして、たっぷりオイルをかけるだけ。ただし、いいオリーブオイルを使ってください。シンプルな味には食材の味が活きるから。写真の後ろにあるのが今使っているEXオリーブオイル。バレンシアの内陸部のワイナリーが作っています。昔は自給自足だったから、絶対必要なものとしてブドウの木とオリーブの木を一緒に植えていたそうです。だからワイナリーがオリーブオイルも作れてしまうんですね。
24Apr
- サンジョルディケーキ
  今日23日は、サンジョルディの日でした。カップルで女性は男性に本を、男性は女性にバラを贈ります。バルセロナではいくつかの通りがバラと本のスタンドで埋まります。そしていたる街角でバラを売っています。バルセロナで一番好きな日。街が笑顔と愛で溢れてる。人がいーっぱいなんですけど。パティスリーはサンジョルディケーキなるものを販売していました。義理で知り合いに配る人もいなくはないけれど、日本のバレンタインみたいではありません。基本カップル同士でプレゼントしあいっこなので、緊張感はなく。人込みは好きじゃないけれど、頑張って繰り出してみました。こういう幸せな日は、家に籠ってちゃだめ。みんな、犬まで連れ出してます。ぜーったいこんな所普段犬の散歩で来てないよねっていう大通りに。春だしね。ほんといい日でした。特に何もしてないけどっ。
23Apr
- サフランの危機
  写真はサフランの花（偽物）。サフランはパエリャなどに使われる調味料です。黄色やオレンジっぽく色がつきます。色だけじゃなくて香りも味も、サフランを使うと使わないでは随分違うはず。ここでも書きました。スペインの大事な調味料。料理に使う人もサフランを生産する人も少なくなってきていて、危機だよっていう話でした。でも私が訪れたスペインのサフランの地域には、政府が認定しているその地域のサフランの組織があって、サフランの普及に努めていると語られました。どんなことをしているかというと、サフランについての講演。人があまり集まらないのは、サフランに対する興味が薄い人ばかりだからだとか、料理人がサフランを使わないからだとかおっしゃっていました。が、食に興味満々な私でも、サフランについての講演会には行かないわ。この方の、サフランの衰退の嘆きも聞いているうちに眠くなってしまって…。1つの料理で（パエリャとか）サフランを使ったバージョンと使っていないバージョンを作って食べさせてみせたら、いいんじゃない？と真面目に意見を言ってみました。これだったら、行ってみたいかもと自分が思うから。なのに。自分は料理はしないし、それは料理学校などではあちらがすることだからこちらにはさせてくれない、とかなんやかんや…。で、多分この方は公務員という職に胡坐を組んで、行きたい街に出張してるだけじゃないの？（公務員を悪く言うつもりはないですが、スペインにはこういうパターンありありなので）別に人が集まらなくてもいいんだろうし。サフランの裏事情を知ってしまった気分。生産者にも会ってみないとね。
22Apr
- 花より団子
  ここ数日はいろんな方のブログが夜桜やお花見でいっぱい。うらやましい！ということで私もスペインのサクラの写真を掲げてみました。サクラっぽくないな…。スペインのサクラは、サクランボの収穫がしやすいように、木が大きくなりすぎないようにカットし、数年で抜いて植え替えてしまうそうです。ちょっとかわいそうですね。で、エストレマドゥーラという写真のサクラの産地では、日本に真似てお花見を流行らせようとしたらしいのです。が、うまくいかなかったと。さっと見てさっと帰り、近場のバルやレストランで食事をするというパターンの人が多いのでしょう。まあ確かに木がある程度大きくないと木の下に座れないし。ライトアップとかすればきれいでしょうけどね。早くサクランボの季節にならないかなー。花より団子！
21Apr
- スペインの生ハムとしいたけ占いさん
  しいたけ占いさんのブログ、読んでいますか？40歳にもなって占いを読んでいるとは思わなかった！けど、山羊座だから山羊座のことが書いてあって、素直に嬉しかった。そうそう、そういうところあるわね、私。（今日はこれから、生ハムの世界に暴走してしまいます）昔は、性格のこととか書いてあってもスっ飛ばしてた。私についてなんていいから、今日はいい日なのか悪い日なのか教えてよ。みたいな。さすがにそういうのは、もう全然興味がありません。さて前置きだけで終わっちゃいそうな今日のブログですが、写真の豚さんイベリコ豚です。知り合いの生ハムカットの職人さんが送ってくれました。エストレマドゥーラ州のデエサ・デ・エストレマドゥーラというところのイベリコ豚さんたち。訪れたとき大雨で草原に行けなかったので、気を利かせて写真を送ってくれました。イベリコ豚って、スペインの豚がみんなイベリコ豚というわけじゃないんです。限られた地方にしかいない貴重な豚。ハモン・イベリコ・デ・ベリョータという最高級の生ハムは、イベリコ豚っていう品種で最後の3か月くらいを放牧でどんぐりなどを食べて育つもの。160キロくらいまで増えてから、生ハムになります。このとき食べたものが、肉の味になり、香りになる。草原でも草原によって気候や温度や生えている草やどんぐりの木の種類が違いますよね？だから、味も微妙に違うのです。ほんと。
20Apr
- ア・オ・ベって何でしょう？
  スペインの南部に行ったら、やたらと皆ア・オ・ベア・オ・ベって言っていて、何のことですか？と聞いたら、なんと。エキストラ・バージン・オリーブオイルのことだった！スペイン語ではアセイテ・デ・オリバ・ビルヘン・エキストラというので、頭文字をとってA O V Eア・オ・ベでした。知らんがなって感じなので、やめたほうがいいと思うのですが、商品にもしっかり書いてあります。やっぱりね、この辺りが世界的に見たときにマーケティング負けしちゃう理由だと思います。世界で一番オリーブオイルを生産しているのは、スペイン。世界一の輸出国は、イタリア。スペインのオリーブオイルの輸出先ナンバー1はイタリア。これ、どういうことだと思いますか？イタリアでスペインのオイルはミックスされている場合があります。（もちろん全部じゃないです）
19Apr
- スペイン料理レシピ　簡単安上がり
  こんにちは。昨日のブログにはスペインとバルセロナが大好きで…って書きましたが、いっつもいっつもそんなこと思ってキラキラの毎日を過ごしているわけじゃないですよ～。人間なので、どんなところに住んでてもいいことも悪いこともあります。住みにくいなと思うことも、もちろんあります。そして、住んでみたらどんなところもなかなかいいところだと思える自信もあります。大事なのは場所じゃないんですよね。さて今日は久々のスペイン料理。サランゴ―リョという、南部ムルシア県の料理です。≪材料≫ズッキーニ　1本玉ねぎ　1個にんにく　1片卵　1個オリーブオイル　適量塩　少々ズッキーニを半分の薄切りにします。玉ねぎを細長いスライスにします。にんにくは細かいみじん切りに。大匙2くらいの多めのオリーブオイルを熱して、しっかり炒めます。※注意。先ににんにくだけ炒めないで、他の野菜と一緒に炒めて。にんにくが焦げると香り強すぎるので。野菜がくたくたになるまで、焦がさないように混ぜながら炒めます。写真のは失敗作。ほんとはズッキーニの形が崩れるくらいもっと炒めます。塩を少々加えて、溶いた卵を加えて混ぜて出来上がり。簡単で安上がりな1品です！
18Apr
- スペインコンプレックスだったこと
  食やワイン、時に観光情報について記事を書いたり、ワインの販売に携わったりしています。ライティングの仕事を始めたときは、スペイン在住という経歴がコンプレックスでした。もしパリに住んでたら、もっとブイブイ仕事できたのに！と本気で思ってた。で、パリ特集とか憎たらしくて（うらやましすぎてね）。見なかった！パリ特集は売れるんですよ～。なんて聞いたら、むかついてた。今は冷静に思います。環境のせいにしたりして、ほんとスペインやバルセロナに失礼だった。比べるってことが見当違い。パリに住んでたら…とか思うくらいなら、住んでみれば分かる。って今だから住まなくても分かるのだけど。バルセロナに住む前にパリに行きましたが、魅かれなかった。スペインとバルセロナはいまだにこんなにキラキラして見えるのに。パリは…訪れたとき風が強くて砂が舞っていて、ハードコンタクト使用のため、目があまり開けられなかったのです。痛すぎて！あのとき風がなければ、また違って見えたのかも。でもバルセロナだから出会えた人たち、出来たこと、全てに満足しています。私が初めてスペインに来たときは、ちょっとマイナーな国のイメージがあったのだけど、今は新婚旅行や卒業旅行で行くとか行ったとかよく聞いて、とても嬉しい♡人生の節目の旅先がスペインなんてね。世界にはいろんな国があって、人それぞれ好みも合う合わないも違うから面白い！
17Apr
- オリーブオイルとオイル差し
  写真のボトル、何だと思いますか？ブランデーみたいですが、エキストラバージンオリーブオイル。パッケージもみんなどんどん頑張ってる！のですが、使った後オイルがしたたってくる！（ありがちです）なので今オイル差しを探しています。 iwaki オイル差し 250ml KS522-SVON 1,944円 Amazon こんなのとか Anself 500ml オイルボトル油さし味噌瓶醤油入れオイルビネガーボトルキッ... 2,535円 Amazon こんなのとか、いろいろありますが、もう買うものは決まっています。お店で買うのが好きなので、あまりネットで買い物はしないほう。ほしいのは、したたった油がまた容器に流れ戻る構造のオイル差し。あるんですね～、オイルを無駄にしないオイル差しが。毎日使うものは、絶対見た目より機能を重視したほうがいいです。購入したらブログで紹介しますね。
16Apr
- 甘いものは薬だった
  昔昔、今は嗜好品の甘いものやお酒は、薬でした。だから修道院の僧侶たちもお菓子やリキュール、ワインを作ったりしていました。修道院の資金作りと人助けのために。写真は、1875年から続くパティスリーのお菓子。1875年ってすごくないですか？江戸時代が終わってすぐくらいです。当時からあるお菓子もまだ作られています。マサパンという、卵白、砂糖、アーモンド粉を混ぜたものがベースのお菓子。あ、甘い！相当な甘さ。でもやっぱりこれくらい甘くないと病気が治ったりしないのかも。自分でお菓子を作ると、どうしても砂糖を少な目にしてしまい、何を作っても自分の味になってしまうので、時々市販のお菓子を食べると勉強になります。
15Apr
- スペインのワイン産地紹介　ラマンチャ
  D.O.ラマンチャは、18万ヘクタールもの面積を誇るスペイン一広大な産地。スペイン一どころかヨーロッパ一。大量に作られるワインは多く輸出されているので、ヨーロッパのワイン畑と呼ばれています。3月後半に行ってみたのですが、日中はじりじり暑い！ところが朝、晩は寒い！なのでぶどうの成長も地中海側の地方と比べると、大分遅かったです。（ラマンチャ内でも場所によると思いますが）まだ芽がでていませんでした。バレンシア、カタルーニャは芽が出て結構伸びてたのですが。広い平野にどこまでもどこまでも、ブドウ畑とニンニク畑が続いていて…移動距離多し。ラマンチャワインというと、スペイン国内では評判よくないのです。安かろう、悪かろうということで。私も、おいしいワインを知らないし、詳しい人たちに聞いたら、平野の辺りのラマンチャじゃなくて、高台のトレド周辺のラマンチャなら…といった感じでいくつかワイナリーを教えてくれます。私はD.O.ラマンチャの全体的な向上を信じたいのです。で、訪れたラマンチャの大手のワイナリーで言ってみました。ラマンチャのワインはたくさん輸出されていて、日本でもネット通販のランキングとか見ると、よく売れているのはラマンチャのワイン。ラマンチャのワイン=スペインワイン。と思われておかしくないのです。なんとかなりませんか、もうちょっと。と。そしたら、いやー、そういうのは大量、大大量に輸出している○○ワイナリーとかに頑張ってもらわないとねー。あ、だめだ…。ラマンチャのワインも昔より品質はよくなっているとは聞きます。でもベースの部分はそのままに、ブランドイメージがよくないからと、D.O.認定外の品種のぶどうでワインを作ってD.O.を付けずに販売してみても、出来に大して代わりはないと思います。伝統の赤センシベル（テンプラニ―リョ）と白アイレンで、もっとおいしいワインを作るラマンチャワイナリーが増えてほしい。
14Apr
- 運を下げるあれ。ワイン編
  もうね、分かってます。これをやったら運がよくならないって。分かってるけど、ついついやってしまう貧乏性な私。それはおいしくないワインを捨てられない。いただいたワインを開けたのですが、どーしてもおいしくありません。ワインは、夜寝る前にボトルを開けて、おつまみと一緒に主人と1本飲み切る…という飲み方ではなくて、我が家の場合、昼と夜の食事中に1杯ずつ飲む。というちょびちょびした飲み方なので、どうしてもおいしいワインを飲みたいのです。高くないのでいいのですが、その価格なりのおいしいもの。勢いで飲むなら、多少おいしくなくても平気です。例えば大人数のパーティーとか。（年末の）誰も上等なワイン持って来ないし！なのですが、いただいたものということもあり、いらないワインも捨てられません。気を利かせて主人がグラスに注いでくれていたりすると、自分で入れるよりも量が多いのでうー。いらんことしてくれはった…。でもいつもより飲む量を減らすとなかなかなくならない！いらないものをいつまでも持っている。これ、絶対運気下がるよね。私にとって、ワインは気分を上げてくれるアイテム。ワインがあるから食事もおいしい。のに。飲むのがしんどいワインは困りもの。明日はなくします。以前書いた余ったワインの使い方を実践します。
13Apr
- 地中海の朝はこれで始まる！
  スペインのオレンジジュース。国中どこで飲んでももんのすごくおいしい、とは言えないけれど、おいしいところのは、この世のドリンクと思えないくらいおいしい。甘くて、濃くて。砂糖をつけて出してくるお店もあるけれど、加えたことはありません。ホテルの朝食にも必ずあるから、スペインに来られる方は絶対飲んでみてください。特にフルーツが好きじゃない方。これ1杯で、オレンジ数個分。体によくておいしいから。オレンジといえばバレンシアが有名かもしれませんが、ウエルバという南のほうもオレンジ畑がいっぱい。ポルトガルとの国境までずーっとオレンジ畑が続くそう。で、そのオレンジ畑の持ち主はバレンシアの人たちで、バレンシアオレンジとして出荷しているのだとか。名前はどうであってもおいしいからよし。オレンジの花がこれまた香りがいいのです。3月ごろかな。花が咲くのは。そういえばスペインのバルやカフェにはオレンジジュースマシーンが結構あります。オレンジがパチンコ玉のようにどんどん入れてあって、自動で絞り出してくれるもの。家庭には果汁絞り器？は大体あります。ジュース用のオレンジというのもあって、これは食べる用のものより若干小さい。のですが、おいしいオレンジジュースは、ジュース用のオレンジじゃないかもしれません。朝のビタミンC、とれる時はどんどんとりたいものですね。
12Apr
- 肉にもいろいろありますが、ラマンチャの子羊！
  ラム肉（子羊の肉）って好きですか？こーんなかわいい子羊たち。ごめんよー。ラム肉はあまり好きではなかったのです。なんとなく独特の臭いがあって。ところが、ラマンチャというスペイン内陸部の子羊の産地で食べたものが、ほんとに臭みがなくて驚きました。なんでもI.G.P.といって、政府で地元のマンチェゴ種の羊の品質を細かく管理しています。ワインのテイスティングみたいに、シートがあって、肉の香りや食感なども細かく審査もします。検査に合格しなければ、I.G.P.マンチェゴというブランド名が名乗れない、ということ。スペイにはラマンチャ以外にも羊の産地があり、それぞれブランドもあります。が、近年は輸入ものの安いラム肉もあって、それがやはり国内ほどに品質が管理されていないし、品種のせいもあり、臭いがきつめなのだそうです。だから、スペイン人でもラム肉は苦手。という人が増えていて、生産者は困っている、と。あー、それにしても今日の記事、ベジタリアンが見たら憤慨ものというか軽蔑されてしまいそう。こんなかわいい子羊の写真載せといて、肉の話かよっ！と。ほんと自分でもこんなかわいい子たち見たり触ったりしといて食べるなんてよくできるなと思います。神経どうかしてるかも。だからこそ感謝。動物たちにも野菜や果物にも、それに携わる人々にも。おいしいものを食べさせてもらって、幸せをいただいて、ありがとう。
11Apr
- 車で旅してワイン集め
  ヨーロッパは陸続きなのだから、車でぐるーっと旅をして、ワイナリーを巡って、各地のワインを集めたい…と、ふと思ったことがありました。実際やってみて。（スペイン国内だけだけど）とても楽しいのは楽しいのですが、なかなか大変。ヨーロッパ中を車で旅なんて、私たちにはしんどすぎるかも。街中は、車を停めるところがなかなかなかったり。旅も長くなれば荷物が増えるので、怪しいところに停めたら目をつけられて車ごと持っていかれちゃうかもしれない、という危険もあり。案外たくさん荷物も積めない。工事で通行止めとか案外多くてGPSは対応してくれないし。それでも旅をしてよかったと思います。どんな形であれ、旅の醍醐味はやっぱり人との出会い。その土地に住んでいたら、すれ違うだけだったかもしれません。でも旅人、訪問者としていろんな人が迎えてくれました。特にワインはいつもいろんな出会いをくれます。豪華なルクシュアリーワイナリーから、森の中に畑のあるワイナリーまで。機械化は定着しているけれど、ワインを作っているのは、まだまだ人。発展途上のワインを樽から味わうのは、ボトルを開けていただくのとまた違う楽しみでした。これから先のワインを想像させてくれる楽しみ。疲れも癒えたらきっとまたワインを求めて出かけたくなるのだと思います。
10Apr
- チーズの香り
  チーズは毎日食べています。基本的に夜はパンと生ハムなどの燻製と、チーズとスープやサラダ。なのですが、コレステロールが高くて、チーズや燻製を禁止された時期があって、もう夜何食べたらいいのかわかりませんでした。チーズとワインがあったら、毎日のご飯が楽しい！今は勝手にチーズも生ハムも解禁し、チーズの工房の見学もしたり。チーズの工房って、すごいにおいがします。牛の場合はそうでもないかな。先日行った山羊のチーズの工房は、青かび系のものも作っていて、かなりきつかったです。私は全然平気なのですが、以前日本の方と訪れたときは、その方たち、耐えられず工房の見学ができませんでした。においって、慣れですね。においで思い出しましたが、この間渋滞のエスカレーターで、子供がくさっ。おならのにおいがするっ！と叫んで、前に立っている人にとっても申し訳なかったです。その人のせいでほんとにくさかったのかもしれないですが。
09Apr
- 白ご飯。いろんな調理法
  日本に帰国したら、いつもしみじみ実感するのが、白いご飯のおいしさ。日本に住んでいるときは、佃煮やお漬物はあまりすきじゃなかったし、ご飯よりおかずが大好きでした。スペインもお米を食べるし、生産しているので家でお米を炊きます。あつあつの炊きたては、おかずでおいしく食べられるものの、冷めたときのご飯の味には愕然とします。日本のは、炊きたてにはかなわないとしても、冷めてもなかなかおいしく食べられますよね？スペインの冷えた白ご飯は、もうどうしようもない…。あ、でもバルセロナのような大きな街だったら、カリフォルニア産の日本米とか、日本産のものとか、お金を出せば購入できます。日本で食べる白ご飯とはくらべものにならないものの、こちらのスーパーのものよりは断然おいしいそうです。うちの子も白いご飯が大好き。ところがスペインのレストランで白いご飯を炊いてもらえますか？とお願いすると、これは、違う！と子供が怒って食べないものが出てきます。オリーブオイルがかかっている。水じゃなく、肉系のだしで炊いてある。塩がはいっている。などなど。にんにくと一緒に炊く。とか、ローレルの葉と炊く。ということもあります。私はどれもおいしいと思うのですが、やはり日本の白いご飯だと思って食べるとちょっと残念かも。
08Apr
- 落ち込んだときの薬
  先日は、子連れでレストランに行っても大丈夫的なことを書きましたが、大丈夫じゃない場合もあります。子供はどうしても無理なお店もあって、仕事の予定を大幅変更、ということがありました。仕事と家庭のバランス。仕事を持つお母さんなら、誰もがぶち当たる壁かもしれません。まだまだできるのに、もっといい仕事ができるのに、状況がそれを許してくれない…。子供のせいでもないし、取材お断りのお店のせいでもなく、オーガナイザーのせいでもないし、自分の努力で解決できないこともあることは分かっている年齢ですが、やっぱり落ち込み、やりたいようにできないフラストレーションを感じます。夫は私と違ってできた人なので、私も心の底では分かっているけれど認められない正論を語り、それでまたムカムカしてしまう、という仕事も家庭もダメダメな悪循環。（男性って、黙ってただ聞いていてほしいときでも、解決法とか第三者的な意見を言う人多くないですか？）このように気分的に落ちることはあります。でもきっとここに学べる教えがあるはず。そう思うことにしています。とにかく食べて寝る！落ち込んだ時の薬です。
07Apr
- スペインの大事な調味料
  サフランって言葉きいたことありますか？何か知っていて、使ったことがある方、どれくらいいるでしょう？パエリャの色付けに使う、花の雌しべを乾燥させたもの。私、使ったことあるかな？多分ありません。サフランを使わなくてもパエリャとか、煮物とかおいしいからわざわざ買わなくていい気がして、使っていませんでした。使い方もよくわからなくて。スペインはそのサフランの産地なのですが、私みたいな人が増えていて、このままでは絶滅の危機かも。有名シェフでも間違った使い方をしているのだとか。（スペインの政府認定地域のサフランは、軽くトーストしてあるのが、他国のものとの違いなので、使うときにはトーストしないでいいのです）サフランの花は、地面の低いところに咲くので、つむのは手作業。しかもそりゃー大変な作業。なので、昔からの家業をなくさないために、細々と続けている人が多くて、生産者でも家庭料理にサフランを使わないそうです。生産者は、サフランを貯める。昔は、たんすなどにしまっておいて、臨時の出費があるときにお金に返金していたので、今もその名残で使わない人が多いのだとか。急にサフランが心配になってきました。少量でも簡単に色づくことがわかったので、今度使ってみようと思います。ちなみに、使い方はぬるま湯にふやかして。お湯ごと使います。
06Apr
- 料理をさらにおいしくするもの
  レストランで食事をするとき、料理さえおいしければ大満足かというと、私の場合はそうでもありません。接客が雑だったり、事務的だったり、冷たかったりすると料理の味もかなりおちます。丁寧ならいいというものでもなく、ほどよい人間味のある応対が好きです。小さいやんちゃな子供がいるので、ちゃんとしなきゃだめそうなレストランにはプライベートでは行きませんが、私がライティング、主人が写真を撮るので、仕事としてレストランに子連れで行かなければならないことがあります。子供連れが行かなそうなレストランでも、いいお店は子供の応対が上手。適当にあやしてくれて、子供のお友達になってくれる人が多いです。ウェイター、ウェイトレスが接客に慣れていて、融通がきく感じ。結果、他のお客さんの迷惑になることはしないし、仕事を早くすませられます。こう書くとえらそうかもしれませんが、子供への対応で接客の質をちょっと計っているところはあります。別のアングルからレストランを見せてくれます。ウェイター、ウェイトレスの余裕。これが、料理の味をさらにおいしくしてくれると思います。